JPS5885768A

JPS5885768A - 自動二輪車等のシート開閉機構

Info

Publication number: JPS5885768A
Application number: JP18234481A
Authority: JP
Inventors: 森中　繁久; 斉藤　隆男
Original assignee: Honda Motor Co Ltd; Tokyo Sheet Co Ltd
Current assignee: Honda Motor Co Ltd; TS Tech Co Ltd
Priority date: 1981-11-16
Filing date: 1981-11-16
Publication date: 1983-05-23
Also published as: JPS6328833B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、自動二輪車、自動三輪車等における開閉自在
のシート装置に関するものである。

従来より使用されている開閉自在のシート装置では、開
閉枢支部が定位置に固定されているため、シートを開放
する際、シートの側方、（横開きタイプの場合）あるい
は前、後方（前後方向に開く場合）の垂下壁がサイドカ
バー等地の部材に干渉し易く、各部材の形状、およびレ
イアウトに多大の配慮がなされ、車体設計上の制約とな
っていた。

例えば、第１図に示されるように、シート底板０４に固
着されたブラケツ）　０３が、シートレールｏ１に固着
された枢支部材０２に、回転自在に枢支されたものでは
、前記枢支点を中心としてシートを開くとシートの側端
部０５が車体中心側に揺動変位し、サイドカバー０６等
の部材と干渉するため、好ましくない。

本発明は、前記の問題に対処したもσ入であり、その目
的とする処は、シート開閉の際に、同シート垂ド壁がセ
ット位置より外方へ移行し、サイドカバー等諸部材と干
渉する事の無いシート装置を提供するものである。

本発明の構成、および作用効果は、以下の実施例につい
ての説明によって明確にする。

第２図ないし第１Ｓ図に示された実施例において自動二
輪車のフレームボディを構成する左右一対のシートレー
ル１のうち、車体右側シートレール１の外側方にシート
ヒンジブラケット１０が溶着され、前記一対のシートレ
ール１に載置されたシート２のシート底板３にリンクブ
ラヶッ）２０が螺着され、両部材１０および加は、後記
第一、および第二リンク４．５によって連結されている
。

しかして、前記シートヒンジブラケット１ｏは、シート
レール１に対して溶着されたベースブレート１１と、同
プレート１１から直角方向に屈曲立役された一対のブラ
ケット１２と、同一対のプラ、ケット１２で挾まれた中
間位置において前記プレート１１に溶着立設されたブラ
ケッ）　１４と、前記一対のブラケット１２、および１
４に溶着突設された支点ビン１３．１５より形成されて
いる（第５図、第６図参照）。

なお、前記ブラケット１２は、シートレール１より略ぼ
水平方向に立設されているのに対し、ブラケット１４は
、テラケラト１２に対して若干上方へ偏位して立設され
ている（第７．８図参照）。

一方、リンクブラケット加は、開口２１　ａ　、　２１
　ｂスズレート２１から直角方向に屈曲立設された一対
へのブラケット２２と、同一対のブラケットρの中間部に
おいて同ブラケットρよりも車体外方位置でベースプレ
ート２１から直角方向に屈曲立設されたブラケット２４
と、前記一対のブラケット２２、およヒ−）’　ラケッ
ト２４に溶着突設された支点ビン２；３．５より形成さ
れている（第１１図ないし第１３図参照）。

なお、前記ブラケツ）２４に突設された支点ビン５は、
ブラケット２２に突設された支点ビン２：、（よりも上
方へ偏位して突設せられている。

そして、シートヒンジブラケット１０．およびリンクブ
ラケツ）２０の各支点ビン１３とｎ１２５と１５に亘っ
て、それぞれ、一対の第一リンク４、および第二リンク
５が回転自在に枢支装着され、支点ビン１３．１５、お
、５の開孔１３　ａ　、　１５　ａ　Ｘ２３　ａ　、　
２．５　ａに割りピンが嵌挿されて各リンク４．５の抜
けｄ−。

めかｔｆされている（第４図、第１２図、第１３図参照
）。

ｔｉｌＩ　ＭＥ！構成において、シート２のロックを外
してシート２を上方に持ち上げる様に開放すると、シー
ト２はシート底板３の側辺部３ａの若干外方にある仮想
点を中心として揺動するかの如き動き方で開放されるた
め、前記側辺部３ａは、当初のセット位置から車体外方
へ遠ざかる様に変位し、シルト２の回動け、第１、第２
リンク４．５の作用により、シート上面が略ぼ垂直とな
る位置にて自動的に停止する（第１４図ないし第１８図
参照）。この様な動きは、第二リンク５によって、支点
ピンｎ回りのシート２の動きが規制されて得られるもの
であり、各リンク４．５の長さ及び支点位置を選定する
ことにより、シート２の開き角（開放停止角）を自由に
設定することができる。

したがって、サイドカバー６上端を側辺部３ａの内側に
配置せしめても前記側辺部３ａがサイドカバー６と干渉
せず、サイドカバー６の形状選択の幅が広がり、車体設
計の自由度が増大する。

なお、前記実施例では、シートレール１の一箇所に前記
ヒンジ機構を付設したが、複数箇所に設けても良く、ま
た第一リンク４を二個用いたが、これを−個用いる様な
構成にしても良い。

なおまた、前記実施例では横開きタイプのシート装置に
ついて説明したが、前、後方向に開放するタイプのシー
ト装＠とじても本発明を使用し得ること勿論である。

以上、実施例の説明から明らかな様に、本発明は、開閉
自在のシートを有する自動二輪車等のシート装置におい
て、前記シートの開閉支点部を、一端でフレーム側に、
他端でシート側にそれぞれ稍支された少なくとも二個の
長、短リンクにて横町成した＼め、シート用放時、シートの垂下壁（（１１１
＋壁、または前、後方壁）等が、サイドカバー等諸部材
と干渉する惧れが無く、それら諸部材の形状選択、レイ
アウトが容易になり、車体設計の自由度が増大する。

【図面の簡単な説明】

第１図は自動二輪車における公知のシート開閉機構の概
略説明図、第２図は本発明の一実施例に係るシート装置
を有する自動二輪車フレームボディの゛概略平面図、第
３図は第２図におけるＩｌｌ　−ＩＩＩ線縦断図、第４
図は第２図における要部拡大説明図、第５図は同要部説
明図、第６図は第５図におけるＶｌ−Ｖｌ線矢視図、第
７図は第５図におけるＶｌｌ−Ｖｌｌ線一部切断矢視図
、第８図は第５図における■−■１線一部切断矢視図、
第９図は同要部説明図第１Ｏ図は第９図にｉけるＸ−Ｘ
線矢視図、第１１図は第９図におけるＸＩ−ＸＩＸ線矢
視図第１２図、第１３図は要部説明図、第１４図ないし
第１８図は第２図ないし第４図に示されたシート装置の
動作状態を示す説明図である。 ■・・・シートレール、２・・・シート、３・・・シー
ト底板、３ａ・・・側辺部、４・・・第一リンク、５・
・・第二リンク、６・・・サイドカバー、１０・・・シートヒンジブラケット、１１・・・ベース
プレート、１２・・・ブラケット、１３・・・支点ピン
、１３ａ・・・開孔、１４・・・ブラケット、１５・・
・支点ピン、１５ａ・・・開孔、加・・・リンクブラケ
ット、２１・・・ベースプレート、２１ａ。２１　ｂ・・・開口、２２・・・ブラケット、久・・・
支点ピン、２３ａ・・・開孔、２４・・・ブラケット、
５・・・支点ピン、２５ａ・・・開孔。代理人　弁理士　江　　原　　　　望外１名第１図〆１１１３図第４図第９図第１０図　　第１１図第１２図第１３図第１５図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）開閉自在のシートを有する自動二輪車等において
、前記シートの開閉支点部を°、一端でフレーム側に、
他端でシート側にそれぞれ枢支された少なくとも二個の
長、短リンクにて構成してなるシート装置。
（２）上記長、短リンクの各枢支点を、他方のリンクの
枢支点から相互に高低偏位させたことを特徴とする特許
請求の範囲第１項記載のシート装置。