JPS588424Y2 - リ−マ - Google Patents

リ−マ

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Publication number
JPS588424Y2
JPS588424Y2 JP2611177U JP2611177U JPS588424Y2 JP S588424 Y2 JPS588424 Y2 JP S588424Y2 JP 2611177 U JP2611177 U JP 2611177U JP 2611177 U JP2611177 U JP 2611177U JP S588424 Y2 JPS588424 Y2 JP S588424Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting
blade
blades
burnishing
reamer
Prior art date
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Expired
Application number
JP2611177U
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English (en)
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JPS53121578U (ja
Inventor
秀之 藤原
Original Assignee
株式会社神戸製鋼所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社神戸製鋼所 filed Critical 株式会社神戸製鋼所
Priority to JP2611177U priority Critical patent/JPS588424Y2/ja
Publication of JPS53121578U publication Critical patent/JPS53121578U/ja
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Publication of JPS588424Y2 publication Critical patent/JPS588424Y2/ja
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  • Milling, Broaching, Filing, Reaming, And Others (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はリーマ、詳しくは噴材部を改良したバニッシュ
刃と切削切刃とを有するリーマに関する。
従来からドリル等で穿設された孔内周面を精密仕上げ加
工する切削工具の一つとしてリーマはよく知られており
、その使用目的に応じて種々の構造を有するものが提案
されている。
一般的には、第1図に示されるように、リーマ1はシャ
ンク2と、平行切刃部3と、この平行切刃部3に連続し
、外径が直線的に漸減する噴材刃部4を有するよう形成
されており、各切刃の前記平行切刃部3には丸ランドが
設けられている。
ところで、このような従来のリーマにおける切削作用を
考察した場合、ドリル等により加工された孔に倣い、該
孔を所要寸法となるように拡張するための切削は、90
%以上が平行切刃部3に先行する噴材刃部4によって行
なわれ、平行切刃部3は噴材刃部4によって切削された
孔内周面に対し、ごくわずかな切削作用と大きなバニッ
シュ作用を行ない、前記孔の内周面を高精度に仕上加工
するものであり、従って、その切削作用の大半は噴材刃
部4による。
かかる関係から、特に平行切刃部3と噴材刃部4とによ
って形成されるコーナ一部5におけるエッヂ効果と相乗
して噴材刃部コーナ一部5に第2図に示すように著しい
摩耗Wを生じ、このコーナ一部5の摩耗Wがバニッシュ
トルクを著しく増大させ、それゆえ、その切削作用時に
おいて切削抵抗が大きくなり、且つリーマにおける切削
が片持ち支持による切削を余儀なくされることと相俟っ
て、リーマの曲げ、歪、および捩れに起因する切削能率
の低下並びにまたリーマ振動現象を誘起し、切刃の損傷
を招来するのみならず、孔内周面の仕上げ精度をも低下
せしめる原因となる。
本考案は、かかる上記従来例における問題点を解決する
ため、切削作用とバニッシュ作用を完全に分離せしめ、
切削作用は切削切刃で、バニッシュ作用はバニッシュ刃
で行なうようにし、もってバニッシュ刃を摩耗から保護
し、リーマのバニッシュトルクの増大を抑制し、安定し
た加工をなさしめ、孔の仕上精度を向上させ、工具寿命
の長いり−マを提供しようとするものである。
而して、この目的を実現するために、丸ランド部を具備
しない複数の切削切刃と該切削切刃と同一外径の九ラン
ド部を具備した複数のバニッシュ刃とを外周に交互に配
設するとともに、前記バニッシュ刃の噴材刃部を切削切
刃のそれより後退せしめた構成とした点がこの考案にな
るリーマの特徴である。
以下本考案になるリーマを図示の実施例について詳述す
る。
第3図に示されるリーマ10は、シャンク部11に続い
て刃部12が形成されており、該刃部12は第4,5図
に示すように切削切刃13a、b、C,dとバニッシュ
刃14a、b、C,dとが交互に配設されている。
前記切削切刃13a、b、C,dはバニッシュ作用を回
避し、切削性をよくするため鋭利な切刃とするためにマ
ージンを設けず二番面15a、b、C,dでたち切り状
態とした平行切刃部13 a’、 b’、 C’。
d′に連接して、噴材刃部13 a ”、 b 、 b
、 d ”が形成されている。
一方、バニッシュ刃14a、b、C,dはより完全な
ニッシュ作用をなすべく、前記平行切刃部13a’、
l)’、 c’、 d’と同径の丸ランド部16a、b
、C。
dを有した平行バニッシュ刃部14 a’、 b’、
C’、 d’に連接して、前記切削切刃の噴材刃部13
a ”、 b ”。
C″、d″より後退せしめた位置に、第6,7図に示す
如く、噴材刃部13 a ”、 b ”、 C”、 d
“と平行にもしくは角度をかえて噴材刃部14 a ”
、 b ”、 C”、 d ”が形成されている。
上記構成をもつり−マ10を用いて実際の切削を行なう
場合は、工具中心軸Xを中心にY方向に回転させると同
時にZ方向に適当に縦送りしながら切削を行なう。
この切削に当っては、前記したように先行する切刃すな
わち、切削切刃13a、13b、13C,13d(7)
噴材刃部13 a ”、 b ”、 C”、 d ”が
大部分を切削し、工作機械のガタ、振動等によりわずか
の量を平行切刃部13a’、b’、C’、d’で切削し
、その後バニッシュ刃14 a 、14 b 、14
C,14dの平行バニッシュ刃部14a’、b’、C’
、d’でバニッシュ作用せしめ、これを仕上げるもので
ある。
加工の進行とともに前記せる切削切刃13a。
b、C9dノ喰付刃部13 a ”、 b ”、 C”
、 d ”(7)切削作用並びにエッヂ効果に伴うコー
ナー摩耗がある程度上じても、バニッシュ刃14a、b
、C,dの噴材刃部14 a ”、 b ”、 C”、
d ”は切削に関与しなイヨう後退せしめているため
バニッシュ刃14abCdのコーナ一部は健全であり、
従って、バニッシュトルクも増大せず、安定した加工が
なされ、精度の高い孔が継続して加工できるものである
さらに本考案によれば、従来、その低速切削領域におけ
る耐チッピング性の悪さから使用することのできなかっ
た超硬合金、サーメット、セラミックスなどを、耐摩耗
性のみ要求されるバニッシュ作用を専門的に行なうバニ
ッシュ刃14a、b、C,dに用いることができ、飛躍
的な寿命の増大を遠戚することができる。
上記せるようにバニッシュ刃に超硬合金、サーメット、
セラミックスを用いる場合は、第8図に示すように合金
取付段部17を設け、該段部17に前記合金チップ18
をロー付するか、機械的に固定すればよい。
上述したように本考案は複数の切削切刃と該切削切刃と
同一外径の複数のバニッシュ刃を外周に交互に配設する
とともに、バニッシュ刃の噴材刃部を切削切刃のそれよ
り後退せしめ、切削に関与しないようにし、切刃に切削
作用とバニッシュ作用とを完全に分担させることにより
、工具外径の補償を行ない、バニッシュトルクの軽減を
はかり、高精度の加工を維持し、工具寿命を著しく延長
することができ、その奏する効果大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のリーマを示す正面図、第2図はコーナー
摩耗部拡大説明図、第3図は本考案に係わる一実施例を
示す正面図、第4図は第3図におけるA−A断面拡大図
、第5図は第3図喰付刃部拡大図、第6,7図はバニッ
シュ刃の噴材刃部説明図、第8図は他の実施例における
A−A断面拡大図である。 1.10・・・・・・リーマ2,11・・・・・・シャ
ンク部、3,12・・・・・・刃部、4・・・・・・噴
材刃部、13a、b、C,d・・・・・・バニッシュ刃
、14a、b、C,d・・・−切削切刃、14a’、b
’。 c ’、 d ’・・・・・・平行切刃部、13 a’
、b’、C’、d’・・・・・・平行バニッシュ刃部、
13a”、b”、C”、d”、14a”、b”。 C″、d″・・・・・・噴材刃部、15・・・・・・二
番面、16・・・・・・丸ランド部、17・・・・・・
段部、1B10.−9−合金チップ。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)丸ランド部を具備しない複数の切削切刃と該切削
    切刃と同一外径の丸ランド部を具備した複数のバニッシ
    ュ刃とを外周に交互に配設するとともに、前記バニッシ
    ュ刃の噴材刃部を切削切刃のそれより後退せしめたこと
    を特徴とするり−マ。
  2. (2)バニッシュ刃を超硬合金、セラミックス、サーメ
    ット等で形成したことを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項記載のリーマ。
JP2611177U 1977-03-03 1977-03-03 リ−マ Expired JPS588424Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2611177U JPS588424Y2 (ja) 1977-03-03 1977-03-03 リ−マ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2611177U JPS588424Y2 (ja) 1977-03-03 1977-03-03 リ−マ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53121578U JPS53121578U (ja) 1978-09-27
JPS588424Y2 true JPS588424Y2 (ja) 1983-02-15

Family

ID=28867750

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2611177U Expired JPS588424Y2 (ja) 1977-03-03 1977-03-03 リ−マ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017087373A (ja) * 2015-11-13 2017-05-25 株式会社アライドマテリアル 回転切削工具

Also Published As

Publication number Publication date
JPS53121578U (ja) 1978-09-27

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