JPS5883361A - カセツト式テ−プレコ−ダ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明（よりセット式テープレコーダに関し、その目的
とするところはテープレコーダの操作性向上を図ること
にある。

従来のテープレコーダでは、磁気テープを内蔵したカセ
ット本体をカセットホルダに、挿入するにあたっては機
械的またはモータ等を使って吸い込み、カセットテープ
のイジェクトにあたっては前記磁気テープのエンドを検
出して電気的手段によって自動的にイジェクトするもの
がある。しかし、テープレコーダがプレー状態になって
いるか否かは、磁気テープが走行しているか、あるいは
再生音が出ているかをチェックしなければ確認できない
ものである。なお、テープレコーダがプレー状態になら
ない原因としては、次の２つの場合が考えられる。

Ｏカセット本体を正常にセットしたつもりが正常にセク
トされていない場合 Ｏテープレコーダメカニズムに異常が発生した場合 正常にカセット本体がセクトされていない場合には、磁
気テープの走行または再生音からプレー状態でないこと
を確認して、カセットテープのイジェクト操作を行ない
、再度カセットテープの正常なセット操作を行なうこと
で正常なプレー状態が得られる。またテープレコーダメ
カニズムに異常がある場合でも、一旦イジエクトして再
度プレー状態にセットすると正常なプレー状態に入る場
合がある。

このように従来のカセット式テープレコーダでは、磁気
テープの走行確認または再生音の確認をして、プレー状
態でない場合にはイジェクト操作をわざわざ行った後に
再度プレー状態にセットしなおす操作が必要であって、
このような操作は非常に煩わしいものである。

そこで本発明は、カセットホルダへのカセットテープの
挿入を検知して一定時間内にテープレコーダがプレー動
作しない場合に自動的にイジェクトされるようにして、
上記問題点を回・避したものであって、以下本発明の一
実施例を第１図〜９８図に基づいて説明する。

（１）は磁気テープを内蔵し・たカセット本体〔図示せ
ず〕がカセットホルダに挿入されたことを検出する第１
のスイッチで、例えばここではカセットホルダにカセッ
ト本体が挿入された際に繰入されたカセット本体に当接
するカセット検出アームの移動を検出してメイク状態に
なる。（２）は前記カセ、トホルダがプレー状態〔テー
プ走行駆動位置〕に、セットされたことを検出する第２
のスイッチでカセットホルダの移動経路中に配設されて
おり、カセットホルダがプレー状態にセットされた時に
のみメイク状態となる。（３）は前記第１．第２のスイ
ッチ（υＱ）の状態に応じてイジェクト信号（Ａ）を出
力するマイクロコンピュータで、入カポ−）（１）（厘
）はそれぞれ抵抗Ｒ，、Ｒ，を介して論理レベル“′Ｌ
”に接続されると共に第１のスイッチ（１）、第２のス
イッチ（２）を介して論理レベル″Ｈ”に接続され、出
力ポート（■）に適宜前記イジェクト信号（Ａ）が発生
する。なお、図示されていないがこのカセット式テープ
レコーダには手動操作によるイジェクト指示によって発
生するイジェクト信号を検出して、カセット本体の着脱
が可能な位置まで前記カセットホルダを自動“的に移動
させるイジェクト手段が設けられており、ここでは手動
操作によって発生するイジェクト指示と前記イジェクト
信号（Ａ）との論理和がイジェクト手段にイジェクト指
示入力として接続されている。

第２図は第１図の要部波形図である。（イ）は入力ポー
ト（１）の波形を表わし時刻ｔ１は第１のスイッチ（１
）がメイク状態に反転したタイミングを示す。

（ロ）（口′）は第２のスイッチ（２）がメイク状態に
反転した場合と反転しない場合をそれぞれ表わし、時刻
ｔ２は第２のスイッチ（！）がメイク状態に反転したタ
イミングを示す。（ハ）は第２図（０′）の場合の出力
ポート（曹）を表わし、時間Ｔは前記マイクロコンピュ
ータ（３）のプログラムで決まる規定時間である。

第８図のフロチャートに基づいてマイクロコンピュータ
（３）と第２図を詳細に説明する。

先ず、マイクロコンピュータ（３）は入力ポート（１）
をモニタして第１のスイッチ（１）の状態からカセット
本体がカセットホルダに挿入されたか否かをチェック（
ａ−１）Ｌ／、第１のスイッチ（１）がメイク状態でカ
セット本体がカセットホルダに挿入されたことを検出す
ると、次いでタイマ一手段をセット（ａ−２）Ｌ／て計
時を開始（ａ−８）Ｌｔ、次いで（ａ−４）でセットさ
れたタイマ一手段の計時内容が第２図ＱＸ）で云う規定
時間Ｔｉｍ達したか否かをチェック（ａ−４）し、時刻
ｔ１から規定時間Ｔが経過する前の時刻ｔ。

においては（ａ−４）で規定時間Ｔに達していないと判
定されて次いで１１１２の入力ポート（１）をモニタし
て第２のスイッチ儲）の状態をチェック（ａ−５）Ｌ／
、時ｊｉｌ　ｔｓの場合には（ａ−５）で第２のスイッ
チ（２）オフと判定されて（ａ−４）にリターンして再
度（ａ−４）でタイマ一手段の内容がチェックされる。

第２図（ロ）のように時刻ｔ１から規定時間Ｔ以内の時
刻１．に第２のスイッチ（幻がメイク状態に反転した場
合には〔鳳−５〕で＠２のスイッチオンと判定されて（
ａ−８）で計時を開始したタイマ一手段をスタンバイ状
態〔鳳−６〕にしてタイマ一手段の計時を（ａ−８）以
前の状態にしたり、または計時を（ａ−１５）に移っ声
時刻に中断する。第２図（ゴ）のように時刻１．から規
定時ｇ’ｒまでに第２のスイッチ（２）がメイク状態に
反転しない場合〔プレー状態にならない場合〕には（ａ
−４）において規定時間Ｔが経過したと判定されて出力
ｌ−ト（′Ｉ）を第２図（ハ）のように論理レベルＶに
反転させる（＠−７）。従って、第２図（口′）の場合
には出力ポート（璽）出力のイジェクト信号によって自
動的にイジェクトがかかる。

このように構成したため、カセットホルダに挿入された
カセットが、挿入された時刻ｔ１から規定時間Ｔ以内に
カセットホルダと共に移動してプレー状態にセットされ
ない場合には、（ａ−７）によって自動的にイジェクト
がかかり、扱者に対して再度挿入操作を行うように働き
かけるため、カセット本体がカセットホルダに正常にセ
ットされていない時ならびにメカニズムの異常発生時に
は、わざわざ磁気テープの走行状態や再生音を確認せず
ともこれを認識することができる。また、このような場
合には、自動的にイジェクトがかけられるため、再度プ
レー状態にセットするに際して扱者が自らイジェクト操
作する必要もなく、操作性が大幅に向上する。

なお、上記実施例においてタイマ一手段はマイクロコン
ピュータ（３）によって構成されたが、これはハードロ
ジックまたは別の構成でもって構成しても同様、である
。また上記実施例において第２のスイッチ（２）はカセ
ットホルダに挿入されたカセットがプレー状態にセット
された場合にメイク状態になるものとしたが、プレー状
態にセットされた艷に自動的にテープ演奏が開始される
場合には、磁気テープの走行でもってオンあるいはオフ
になるスイッチをこれにしてもよく、このようなスイッ
チとしては磁気テープのエンド検出用スイッチを挙げる
ことができる。

以上説明のように本発明によると、イジェクト信号を検
出してカセット本体をイジェクトする手段と、カセット
本体がカセットホルダに挿入されたことを検知して計時
を開始し前記カセット本体がプレー状態にセットされた
ことを検出するかまたは磁気テープの走行開始を検出し
た時に前記計時の継続を中止するタイマ一手段とを設け
、このタイマ一手段の規定時間経過検出信号を前記イジ
ェクト信号としたため、プレー状態にならない場合には
自動的にイジェクトがかかり、扱者に対し再度挿入操作
を行うよう働きかけることができ、また、この際に扱者
が自らイジェクト操作を行う必要がないため、テープレ
コーダの操作性が大幅に向上するものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示し、第１図はイジェクト信
号発生回路、第２図は第１図の要部波形図、第８図は第
１図の要部フローチャート図である。 （１）・・・・・・第１のスイッチ、（２）・・・・・
・第２のスイッチ。 （３）・・・・・・マイクロコンピュータ〔タイマ一手
段〕（Ａ）・・・・・・イジェクト信号＝　（Ｒｔ）（
Ｒｔ）・・・・・・抵抗、（１）（１）・・・・・・入
力ポート、（厘）・−・・・・出カポ−）、（Ｔ）・・
・・・・規定時間 代理人　森本義弘

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、　イジェクト信号を検出してカセット本体をイジェ
   クトする手段と、カセット本体がカセットホルダに挿入
   されたことを検知して計時を開始し前記カセット本体が
   プレー状態にセットされたことを検出するかまたは磁気
   テ、−プの走行開始を検出した時に前記計時の継続を中
   止するタイマ一手段とを設け、このタイマ一手段の規定
   時間経過検出信号を前記イジェクト信号としたカセット
   式テープレコーダ。