JPS5883360A - テ−プ収納筐体着脱装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はテープ収納筐体の挿抜操作を容易に行い得るよ
うにしたテープ収納筐体着脱装置に関する。

周知のようにｖＴｌのフロントローディングタイプにお
けるテープ収納筐体紘モータを駆動源とするホルダー内
に挿入され、該ホルダーの移動によ〕自動的に装置内に
誘導装着され、排出時には挿入と逆の動作によシ自動的
に排屈さ゛れるようになっている。ことで、大事な事は
排出時におけるテープ収納筐体の装置からの飛び出し量
が、挿入時におけ、る飛び出し量に比較して大きくとる
必ｉがあるととで、仁の飛び出し量の差によシ挿入時に
おける挿入タイミングの確保および排出時におけるテー
プ収納筐体のつまみ出し量の確保を行っている。この飛
び出し量に差を設ける方法として控、従来から駆動源で
あるモータからの回転を減速する減速歯車群の１つに遊
びを有して連結した駆動部と被駆動部とからなる伝達手
段を備えたもの（ｖｎｓ方式）とか、クリック動作をす
るリンク機構によシテープ収納筐体の位置を急速に可変
するもの（ベータ方式）等が知られでいるが、前者にあ
って紘遊びを減速歯車に設けているので、負荷が大きく
、このためテープ収納筐体の挿入時の感触が必ずしも良
好でないという欠点がある。一方、後者の場合には装置
が複雑化する欠点があった。

本発明は上述したような点に鑑みてなされたもので、ホ
ルダー自体を第１および第２ホルダーとで分離構成し、
第２ホルダーを付勢手段によって第１ホルダーに連結し
、該第２ホルダーをテープＴ、：′・ 収納筐体の排出方向に付勢することによシ、挿入時と排
出時におけるテープ収納筐体の飛び出し量を変え、挿入
感触を秀れたものｋすると共に排出着脱装置を提供する
ものである。

以下、本発明を図ＮＫ示す実施例に基づいて詳細ｋＩ！
明する。

第１図は本発明に係るテープ収納筐体着脱装置の一実施
例を示す分解斜視図、第２図は同装置の正面から見た半
断面図、第３図は第２図ｌ−１９断爾図、第４図紘側断
面図である。これらの図において、全体を符号１０で示
すテープ収納筐体着脱義置社、金属板ｌＩＫよって略１
口、形に形成されるととによシ前後および下方に開放し
、装置本体１内に収納固定され喪フレーム１１を備えて
いる。

このフレーム１１の相対向する左右一対の側板１２゜Ｉ
ＢＫはそれぞれ一対からなる略逆り字状のガイド孔１４
．１５（但し１５は図示せず）シよび１６゜１Ｔが互い
に対応して形成されている。この場合、一対のガイド孔
１４．Ｉ％および１８．１Ｔのうちガイド孔１４，１１
１は第１図に示すように各側［１２，１３の略中央部に
設けられ、ガイド孔１５＃１７ａ各側板１２．Ｉｓの後
端部上方に設けられる。また、各側板１２，１ｓの外側
面には、例えば３個からなる減速歯車群１８．１９と、
リンク部材２０．２１がそれぞれ配設されている。

前記減速歯＄Ｗｓ１８．１９は図示しない七−タの回転
を減速し、各リンク部材２０．２１を回動させるもので
、そのため各減速歯車ｐ１Ｂ、１１を構成する夫々の減
速歯車１８＆〜１８ｅおよび１ｉ〜１９ｅｔｉ両側板１
２．１３間に回転自在に支架された駆動伝達シャフト２
２１〜２２ｅの軸端にそれぞれ固定され、中間歯車１８
ｂ、　ｌｌｂがモータの回転が直接伝達される減速歯車
１１１１．１９８のビニオン２３と常時噛合し、最終歯
車ｌｌｌ５．１”９Ｃが前記中間歯車１８ｂ、　１１１
ｂのビニオン２４と常時噛合している。各最終歯車１８
ｅ、　１９ｅの内側面でかつ外周寄シには係合突起２５
が一体に突設されておシ、この係合突起２５は各リンク
部材２０．２１の下端部に設けられた遊び用長孔２＠、
２Ｔにそれぞれ摺動自在に係入されている。一方、各リ
ンク部材２０．２１の上端部にはそれぞれ小孔２８，２
ＩＩが穿設されている。

前記フレーム１１の内部には前記ガイド孔１４゜１！、
Ｉｌ！、１７によって案内保持される第１ホルダー３０
が配設されている。この第１ホルダー３０紘ガイド孔１
４．１！、１８．１７に沿って水平シよび僑直方向に移
動されることにょシ、テープ収納筐体３１を挿入位置が
ら装着位置に装着するためのもので、そのため腋ホルダ
ー３０の両側ＪＩＳ２．３ＳＫ各ガ（）’孔１４．ＩＳ
お！び１６゜１７にそれぞれ挿通される一対のビン３４
．３５および３１１．３７が突設され、かつビン３４．
３６が各リンク部材２０．２１の小孔２８．２９に挿入
連結されている。

前記フレーム１１の内部にはさらに第２ホルダー４０が
摺動自在に配設されている。この第２ホルダー４０は前
記テープ収納筐体３１を挿抜自在に案内保持するもので
、前後方向に延在する左右一対のガイド側板部材４１．
４２と、これら一対のガイド側板部材４１．４２の上面
および下面にそれぞれ共通に一定された上板４３および
下板４４等によって構成され、各ガイド儒板部材４１．
４２の上端部と下端部間の間隔Ｄ１および両ガイド側板
部材４１．４２間の距離りはテープ収納筐体３１の高さ
ｈおよび巾ｔとは埋同−もしくは着干大きく設定されて
いる。また、各ガイド側板部材４１゜４２の底面部には
第３図に示すように前後一対からなる中空状のガイド用
ディスタンスロッド（係合部）４５．４６がそれぞれ下
方に向って突設されており、これらのディスタンスロッ
ド４５．４６を介して前記下板４４が止めねじ４Ｔにょ
サガイド側板部材４１．４２に共通に固定されている。

この場合、各ディスタンス四ツド４５，４１１ｔｒ記第
１ホルダー３０の底面板３８に穿設された合計４個の前
後方向に長い長孔４８，４９にそれぞれ貫通させること
によシ、第２ホルダー４０は第１ホルダー３０に対して
前記長孔４８．４ｓの範囲で前後移動自在に案内保持さ
れる。また、前記第２ホルダー４０は左右一対の付勢ス
プリング□。

（付勢手段）５０によって常時第２図矢印Ａ方向、すな
わちテープ収納筐体３１を排出する方向に付勢されてい
る。前記一対の付勢スプリング５０のられた左右一対の
掛止め用央起５１にそれぞれ係止され、他端紘前記下板
４４に設けられた左右一対の切起し片５２にそれぞれ係
止されている。そして、第２ホルダー４０ｄ下板４４の
先端が第１＊ル１−３ｏのストッＡ−？Ｉ５Ｓに当接す
ることによシ、矢印真方向の移動を規制されている〇前
記第１ホルダー３０と第２ホルダー４０との間に社左右
一対からなる四゛ツク機構５５．５６が介在されている
。これら一対のロック機構５５゜Ｓ６はそれぞれ合成樹
脂によって一体に形成されたロック部材ｓＴを有す石。

このロック部材５７拡平板状の基部Ｓｅｍと、この基部
ｓｙａの外側縁後端部より斜め前方に画布する付勢腕５
７ｂと、略半裁筒状のカム部ＳＴａおよび前記基部ＳＴ
息の先端部にて構成される係合部ＳＴｄとからなシ１．
前記基部Ｓｅｍが前記第１ホルダー３０の底面板３Ｂの
上面に突設された支持用ダぎ、Ｓ８によシ水平面内で回
動自在に支持さ糺、付勢腕ＳＴｂが第１ホルダー３００
各儒１［３２，３３の内側面に圧接している。このため
、ロック部材５Ｔはダボ５８を中心として常時第５図（
息）時計方向の回動習性が付勢される。

また、各ロック部材５Ｔのカム部Ｓｅｅはガイド側板部
材４１．４２に設けられた開口６０．６１よυ第２ホル
ダー４０内に臨み、保合部５７ｄは左右一対のディスタ
ンスロッド４５．４＠の各前方側ディスタンスロッド４
５，４Ｂの外周に係合しておシ、これによシ第２ホルダ
ー４０が意図的に手等で摺動されるのを阻止している。

この保合は第５図（ｂ）に示すようにテープ収納筐体３
１を第２ホルダー４０内に挿入して該筐体３１の両側面
で各ロック部材５Ｔのカム部５７ｅを押圧し、前記開口
６０．６１から各ガイド側板部材４１，４２の外部に退
避させることによシ解除される。

次に、よ記構成による動作を第６図（ａ）〜（ｃ）およ
び第７図に基づいて説明する。

第６図（１）はテープ収納筐体３１の挿入開始時の状態
を示すもので、骸筐体３１を第２ホルダー４０内に挿入
していくと、その後端面が各ガイド側板部材４１，４２
０後端に突設されたストッパーＴＯＫａＪ接する。また
、テープ収納筐体３１を挿入すると各賞ツク機構５５．
５６は前述した通シ解除される。さらに、テープ収納筐
体３１を押し込むと第６図（ロ）ｋ示すように第２ホル
ダー４０のみが付勢スプリングＳＯＫ抗して矢印Ｂ方向
に移動し、ｄ、移動した時テープ収納筐体３１の後端部
でスイッチＴ１を動作させる。このスイッチＴ１の動作
によシミ源がＯＮして図示しないモ゛−夕を駆動し、そ
の回転が第１図に示した各減速歯車群１８．１９に伝達
され所定の回転数に減速される。減速歯車群１１１，１
８の最終歯車１８ｅ、　１１１ｅは第７図に示すように
時計方向に回転する九め、保合突起２５と遊び用長孔２
６．２７を介して係合する各リンク部材２０，２１ｄ矢
印Ｃ，Ｄ方向に同時に移動して第１ホルダー３０を矢印
Ｃ方向に水平移動させ、ビン８４．８＠がガイド孔１４
．１６の垂直部に移行するととＫよシ第１ホルダー３０
を鎖線で示す如く下げ、テープ収納筐体３１を所定の装
着位置に竜ット疹る。尚、第１ホルダー３０が移動を開
始すると、付勢スプリング５０は徐々に復旧する。

装着位置にセットされているテープ収納筐体３１を取シ
出したい場合には、図示しないイジェクト釦を操作しイ
ジェクト機構を動作させればよい。

この場合、前述の駆動機構拡前述とは逆の駆動を行い、
第１ホルダー３０を第６図（ｅ）　Ｋ示すように初期位
置に復帰させる。この時、第２ホルダー４０も付勢スプ
リング５０の作用によシ第１ホルダー３０と一体的に復
帰する。したがって、第６図Φ）と第６図（ｅ）の状態
を比較し九場合、挿入するときと取り出すときとでは、
テープ収納筐体３１の先端の突出量にｄ、の差が生じ、
これＫよって誼筐体３１の取り出しを容易にし、挿入す
るときは誤って空テープのないように配慮されている。

尚、ｄｌは第１ホルダー３ＯＫ対する第２ホルダー４０
の遊び量ｄ、に相当するものである。この遊び量ｄ。

はテープ収納筐体３１の挿入操作を円滑な本のとし、挿
入感触を秀れたものにする。

尚、上記実施例はリンク部材２０，２１の遊び用長孔２
６．２７を減速歯車群１８．１９側端部に隈らず第１ホ
ルダー３０側端部に設けてもよいとと紘勿論である。

また、第２ホルダー４０は合成樹脂等によって一体に形
成されるものであってもよい。

以上説明したように本発明に係る嬰−プ収納筐体着脱装
置は、ホルダーを分離形成された第１および第２ホルダ
ーによって構成し、第２ホルダーを第１ホルダーに対し
そ前記第２ホルダーをテープ収納筐体を排出する方向に
付勢する付勢手段によって連結したので、構造簡易にし
て排出時におけるテープ収納筐体の飛び出し量を挿入時
に比較して大きくすることができ、排出操作を容易に行
うことができる。また、挿入時に紘付勢手段に抗して第
２ホルダーが一定距離摺動する如く遊びを設けてやるの
で、挿入感触“も秀れているなど、その効果は非常に大
である。

【図面の簡単な説明】

・ｇｉ図は本発明に係るテープ収納筐体着脱装置の一実
施例を示す分解斜視図、第２図は同装置の正面から見た
半断面図、第３図は第２図１−１線断面図、第４図は側
断面図、第５図（ａ）、φ）はロック機構部を示す側断
面図、第６図（ａ３〜（ｅ）および第７図は同装置の動
作説明図である。 １０・・・・テープ収納筐体着脱装置、１１・・・・フ
レーム、１４．１８．１７・・―・ガイド孔、１８，１
１１・・・・減速歯車群、２０．２１・・・・リンク部
材、２５・・・・係合突起、２６．２７・・・・遊び用
長孔、３ｏ・・・・第１ホルダー、３１・・・・テープ
収納筐体、４０・・・・第２ホルダー、４５．４６・・
・・ガイド用ディスタンスロッド（１１部）、５０・・
・付勢スプリング（付勢手段）、ｓｓ、ｓｓ・・・ロッ
ク機構、５Ｔ・・・・ロック部材、５Ｔｂ・・・・付勢
腕、５７ｅ・・・・カム部、５７ｄ・・・・係合部。 特許出願人　　　株式会社田村電機製作所代　理　人　
　　山　川　政　樹（ほか１名）第４図 第５図 （０）　　　　　　　　　　　　　　　　（ｂ）第６図 ／／ 第７図 手続補正書（自発） 特許庁長官殿　　　　　　　″′″　５７・５・１６“
１、事件の表示 昭和５６年特　許　願第１７８９７３号２、発明の名称 テープ収納筐体着脱装置 ３、補正をする者 事件との関係　　特　　許　　　　出願人名称（氏名）
（３６３）株式会社田村電機製作所明細書第３頁第７行
目および第９行目に記載のｒ（ｖｕｓ方式）」および「
（ベータ方式）」を削除する。 以　　上

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）モータを駆動源としてテープ収納筐体挿入位置と
   テープ収納筐体装着位置との間を往復移動する第１ホル
   ダーと、この第１ホルダーに対して摺動自在に配設され
   テープ収納筐体を挿抜自在に案内保持する第２ホルダー
   とを具備してなり、前記第２ホルダーを前記テープ収納
   筐体を排出する方向に付勢する付勢手段で前記第１ホル
   ダーに連結したことを特徴とするテープ収納筐体着脱装
   置。 （２１％−夕を駆動源としてテープ収納筐体挿入位置と
   テープ収納筐体装着位置との間を往復移動する第１ホル
   ダーと、この第１ホルダーに対して摺動自在に配設され
   テープ収納筐体を挿抜自在に案内保持する館２ホルダー
   と、前記第１ホルダーおよび第２ホルダー間に介在され
   、その係合部が常時前記第２ホルダーの保合部と係合す
   る方向に付勢されているロック部材とを具備してなシ、
   前記嬉２ホルダーは該ホルダーをテープ収納筐体を排出
   する方向に付勢する付勢手段によって前記第１ホルダー
   に連結され、前記ロック部材は前記テープ収納筐体の挿
   入によシ該筐体の側面にょシ抑圧され、第２ホルダー内
   から一時的に退避することによ〕、前記第２ホルダーの
   保合部との係合が解除されることを特徴とするテープ収
   納筐体着脱装置。