JPS5883008A - スチレン系樹脂の製造方法 - Google Patents

スチレン系樹脂の製造方法

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JPS5883008A
JPS5883008A JP18110081A JP18110081A JPS5883008A JP S5883008 A JPS5883008 A JP S5883008A JP 18110081 A JP18110081 A JP 18110081A JP 18110081 A JP18110081 A JP 18110081A JP S5883008 A JPS5883008 A JP S5883008A
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柿沢 保利
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Nagaro Ariga
有賀 長郎
Kyotaro Shimazu
島津 京太郎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はスチレン系樹脂の製造方法に関し、さらに詳細
には、特定の三官能性遊離基開始剤を用いてスチ・レン
系単量体を主体とする単量体を(共)m合させることか
らなる、流動性と強度とが改筈された樹脂を製造する方
法に関する。
スチレン系樹脂は一般に、成形加工性、寸法安定性、着
色性、電気的特性ならびに安全性などにすぐれているた
め、そうした特長を生かして多岐の分野Kffi、つて
利用されているが、他面において、傾度の不足という欠
点があって耐久消費材や工業部品などの成る程度の耐久
強度が要求される分野ではその改善の必要性が大きな課
題となっている。
こうしたスチレン系樹脂の強度改を策の一つとして、樹
脂の分子量を増大せしめることが提案されている〔藤井
、プラスチック材料講座12「スチロールm脂J、p、
15:]。
しかしながら、樹脂の5!l[向上のために分子量を増
大させるときは樹脂の流動性が著しく悪化するという事
実す遣察されることであり、一般K、強度と流動性とは
相反する特性であるためKこれら両方の特性を良好なら
しめることは至難の業とも言える。
たとえば、機械的強度を重視するのあまり、流動性を犠
牲にしようものなら、成形時には一層の高温が必要とな
って、高温成形に伴なうエネルギーの消費もさることな
がら、成形物の残留歪の増加による強度の低下、成形物
における透明性の低下や分解促進などの原因ともなり、
さらには成形サイクルの延長とか、複雑な成形物を得る
場合においては成形性の不良などといった原因ともなる
。その結果は、樹脂の高分子量化にも拘らず、実際には
成形物の強度がそれはと改善されずに、所期のすぐれた
品質の成形物を得ることは不可能であった。
また、1M脂の調製という観点からしても、高分子量化
には低温反応が不可欠であって、重合時間が異常に長く
なったり、製品中の残存未反応拳量体が著しく増加した
り、あるいはこの高分子量化に応じて樹脂の粘度が高く
なって攪拌動力や輸送ポンプに負荷がかかりすぎて樹脂
の製造が困難になるなど、実際上は多大の困難な要素が
あって、かかる高分子量化は極めて難事であった。
さらK、高粘度の樹脂にあっては熱伝導度が著しく低下
するために効率的な重合熱の移動ないしは除去かできな
くなり、その結果は重合熱が部分的に蓄熱されて暴走反
応につながる虞れがあって、一般には、かかる高分子量
化のプロセスは非常に困難なものとされてきた。
こうした種々の理由により、すぐれた夾用強度を保持し
たスチレン系樹脂を得るために分子菫を増大せしめると
いう手段は技術的にも、製造プロセス的にも制約があっ
て、工業的には実現しえなかった。
しかるに、高分子量で、かつ、流動性のすぐれた樹脂を
得ることは大きな工業的価値を持つもので、かかる樹脂
が得られれば、まことに応用面からみても新しい用途が
期待できるものである。
たとえば、従来の一般的なスチレン樹脂は衡撃強度や靭
性にすぐれるものであっても、耐クリープ特性や耐疲労
特性などといった耐久性能では依然として不満足な性能
しか具備してはおらず、いわゆるエンジニアリング・グ
ラスチックスの使用されている耐久消費材、弱電部品、
工業用資材および産業用資iなどの如く耐久性能が要求
される分野0   には、その利用は大幅に制限されて
いた。
しかるに、汎用のスチレン系樹脂に特有の、すぐれた成
か 形加工性をそのままγつつ、加5るに耐久性能をも付与
し5ることかできれば、上艷した各分野への用途開発も
大いに期待できるものである。
他方、前記した流動性については、星形分岐ポリスチレ
ンが同分子量の直鎖ポリスチレンに比べて流動性がすぐ
れていることはよく知られている〔水沢、■化誌73 
(7)P、1264(1970))。
ところが、一般に、かかる星形分岐ポリスチレンの製造
はイオン重合によって合成された直鎖ポリスチレンの末
端を化学的に結合させる方法が採られているけれども、
工業的KfR品化するとなると至極困難であった。
しかるに、本発明者らはこうした星形分岐ポリスチレン
系樹脂を工業的に合成すべく種々検討した結果、一般式
なる構造を有する遊離基開始剤を用いて合成されたスチ
レン系樹脂は非常に高分子量物であるにも拘らず、流動
性も良好で、しかも実用強度も著しくすぐれたも働であ
ることを見出して、本発明を完成させるに到った。
すなわち、本発明は前掲の一般式[[1で示される三官
能性の遊離基開始剤を用い、ゴム状物質の存在下また&
を不存在下に、スチレン、置換スチレンおよび/または
これらのスチレン系単量体と共重合性を有する他の単量
体を重合せしめることからなるスチレン系樹脂の製造方
法を提供するものであり、本発明方法に従うときは、従
来公知の一官能および/または二官能性の遊離基開始剤
を用いて合成されたいずれの樹脂に比較しても、流動性
がよく、高強度を有し、しかも成形温度領域が広いため
に;透明性にすぐれた高品質の製造を提供することがで
きる。
以下に1本発明方法を詳述するが、スチレンおよび置換
スチレン(以下、これらをスチレン系単量体という。)
ならびにこれらのスチレン系単量体と共重合性を有する
他の単量体よりなる群から選ばれる一種以上の単量体を
用い、必要に応じて、さらにゴム状物質をも存在させ、
前記一般式CI)で示される遊離開始剤を用いて、溶剤
の存在下または不存在下に、50〜180℃なる温度で
1合を行なって樹脂を得るというものであり、必要に応
じて、この樹脂を脱水、乾燥、脱モノマーおよび/また
は脱溶剤の如き後処理工程を経て、ベレット化せしめて
目的とする製品が得られる。
ここにおいて、上記の遊離基開始剤として代表的なもの
には、トリス(アルキルパーオキシ)トリアジンまたは
トリス(アルカノイルパーオキシ)トリアジンなどがあ
り、これらは単独で、あるいは従来のビニル単蓋体の重
合用遊離基開始剤と組み合わせて使用される。
このように組み合わせて用いられる従来慣用の開始剤と
して代表的なものを挙げれば過酸化ベンゾイル、1,1
−ビス(t−ブチルパーオキシ)−3,5,5−)リメ
チルシクロヘキサン、t−ブチルハイドロパーオキサイ
ド、1−ブチルパーベンゾエート、t−ブチルパーオキ
サイド、t−ブチルパーピバレート、クメンハイドロパ
ーオキサイド、p−メンタンハイドロパーオキサイド、
ジクミルノく−オキサイド、2ウロイルパーオキサイド
、t−スチレンく−オキシーl−プロピルカーボネート
、ジ−ブチル・シーツ(−オキシイソフタレート、t−
ブチルパーオキシラウレート、t−ブチルパーオキシ−
3,5*5=)リメチルヘキサノエ−)、t−ブチルパ
ーオキシ−2−エチルヘキサノエート、t−ブチルパー
オキシアセテート、3,5−ジメチル−2,5−ジ(1
−ブチルパーオキシ)ヘキシン−3、オクタノイルパー
オキサイド、デカノイルノく−オキサイドまたはステア
ロイルパーオキサイドなとである。
また、前記した置換スチレンとして代表的なものとして
は、ベンゼン核の水素原子がノ・ロゲン原子や1〜4個
の炭素原子をもったアルキル基などで置換されたスチレ
ンなどがあり、たとえばO−クロルスチレン、p−クロ
ルスチレン、p−ifルスチレン、2.4−ジメチルス
fV7、t−プチルスチレンまたはα−メチルスチレン
などであり、前記した共重合性を有する他の単量体とし
て代表的なものには(メタ)アクリロニトリル、α−ク
ロロアクリロニトリルもしくはシアン化ビニリゾ/の如
きアクリロニトリル系単量体;(メタ)アクリル酸、(
メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、
(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸グリシ
ジル、(メタ)アクリル酸−2−エチルヘキシルもしく
は(メタ)アクリル酸ヒドロキシエチルの如き(メタ)
アクリル酸およびそれらのエスチル類:酢酸ビニル、塩
化ビニル、塩化ビニリデン、ビニルピロリドン、(メタ
)アクリルアミド、ジメチル(メタ)アクリルアミド、
無水マレイン酸、無水イタコン酸、マレイミドまたはビ
ニルケトン類もしくはビニルエーテル類の如き各種ビニ
ル単量体などがある。
さらに、前記したゴム状物質として代表的なものには、
ポリブタジェンゴム、SBR,8BSゴム、EPDM系
ゴム;イソプレンもしくはりシロプレンの如き共役1,
3−ジエン系単量体から得られるゴム;ブタジェン−ア
クリロニトリ、ルゴム、イソプレン−アクリル酸エステ
ル系共重合体ゴム、ブチルゴム、アクリル系ゴムもしく
はスチレンーイソプヂレンーブタジエンゴムなどがある
が、これらは単独であるいは2種以上の組み合わせで用
いられる。
さらにまた、前記した溶剤として代表的なものはベンゼ
ン、トルエン、キシレンまたはエチルベンぞンなどの如
き芳香族炭化水素である。
なお、前記した遊離基開始剤の使用蓋は1含湿度や単量
体の組み合わせや重合方法などによっても異なるので一
様ではないが、前記した単量体に対してlppm〜6重
量%、好ましくは50ppm−o、s重量%の範囲内が
適当であΦ。
重合温度にしても重合方法や単量体の絹本合わせなどに
よって異なり一様ではないが、前述したように、50〜
180℃、好ましくは100〜160℃の範囲が適当で
ある。
また、本発明方法を実施するにさいしては、得られるス
チレン系樹脂の使用目的に従って種々の重合方法が用い
られ、炭酸マグネシウム、炭酸カルシラ看、第三燐酸カ
ルシウム、ポリビニルアルコール、メチルセルローズま
たはカルボキシメチルセルローズの如き分散安定剤や各
種界面活性剤などを適宜使用して行なう@濁1合法のは
か、塊状重合、溶液重合または乳化重合法などの如き公
知の方法が採用できるが、このさい分子量a#l11剤
または着色剤などを添加せしめて行なうこともできる。
かくして1本発明の方法により得られるスチレン系樹脂
はそのままで、あるいは必要に応じて、分子量調整剤、
可畿剤、内部滑剤、・変性削、難燃剤、充填剤、発泡剤
、発泡助剤または着色剤などの如き、通常、スチレン系
樹脂に用いられている添加剤を添加せしめた形で用いて
もよい。
次に、本発明な爽施例および比較例により具体的に説明
する。
なお、樹脂の物性評価は下記に示す如#試験方法によっ
たものである。
機(山域精機製作新製)を使用し、成形温度24゛0℃
または260℃、射出時間10秒間、冷却時間20秒間
、射出圧力590 kg/cxs” (ラム圧40ゆ/
億ジ、金型温度60’Cおよび金型のスパイラル断面積
982閣2 なる条件で行なった。
押し込み強度試験−−1225MVXL−20型三菱ナ
トコ」射出成形機(三菱重工業銖製)を使用し、成形温
度240℃または260℃、射出時間7〜10秒、冷却
時間40秒問および金型温度60℃なる条件で成形した
なお、射出圧力は成形物重量が208Iになるように適
宜調節した。成形物は215mX323■×25閣なる
寸法をもった厚さ2絽なる7タ型容器であって、この成
形物を23℃の恒温状態に4日間放置後、押し込み強度
の試験に供した。
ここで、この押し込み強度試験は「オートグラフlS−
2000J[:■島津製作所製〕を用いて、断面槓45
0Iの丸棒を、50■/minなる速度で、水平なる平
面上に置かれた成形物の中央のゲート部に押し込んで、
そのさいの成形物の破壊時の荷重を以て、この押し込み
強度とした。
実施例1 攪拌機および温度針を装備した2001反応器に、水8
0ゆ、スチレン80ゆ、第三燐酸カルシウム1ゆおよび
トリス(S−ブチルパーオキシ)トリアジン8011を
仕込んで攪拌しながら昇温し、重合温度を110℃とし
て10時間、さらに130℃で5時間の懸濁重合を行な
った。
かくして得られたパール状のスチレン樹脂を希塩酸で洗
浄して脱水させたのも、60℃で一昼夜乾燥させ九次い
で、このパール状樹脂をシリンダ一温度260℃で50
■貞なる押出機でペレット化せしめた。
得られた樹脂の性状値を測定した結果、メルトフローレ
ートが(130で、重量平均分子量が570,000で
あった。
また、この樹脂の流動特性を知るために、スパイラル長
さと実用強度としての押し込み強度とを測定しtムさら
に、上記と同様の反応装置を用い、かつ、上記した重合
条件で、ただトリス(t−ブチルパーオキシ)トリアジ
ンの量をそれぞれ240,9,190,9,140.9
および110Iiと変更させることによりM讐平均分子
量が36Q、000.410,000.43へ000お
よび500,000なる樹脂を得、これらの各樹脂につ
いても同様にスパイラル長さと押し込み強度とを測定し
た。それらの結果はまとめて第1表および第1図に示す
比較例1 トリス(t−ブチルパーオキシ)トリアジンに替えて、
−官能性の遊離基開始剤としての過酸化ベンゾイルを二
官能性遊離基開始剤としての1,1−ジ(t−ブチルパ
ーオキシ)−3,3,5−)リメチルシクロヘキサンに
適宜混合させて、あるいは組み合わせずに70〜500
IIの範囲で用い、かつ、重合条件を80〜110℃で
15時間に変更させた以外は、実施例1と同様の操作を
繰り返して重量平均分子量が3QQ、000〜56Q、
000なる樹脂を得、スパイラル長さと押し込み強度と
を測定した。それらの結果はまとめて第1表に示す。
実施例2 実施例1と同様の反応器に水100時、スチレン80に
#、第三燐酸カルシウムt2眠鉱油18時およびトリス
(t−ブチルパーオキシ)トリアジン144Nを仕込ん
で攪拌しながら昇温し、110℃で8時間、さらに15
0℃で5時間、懸濁重合を行なってノ(−ル状のスチレ
ン樹脂を得た。
以後は実施例1と同様の操作を繰り返してペレツHヒせ
しめた。
得られた樹脂を240℃と260℃で成形し、押し込み
強度とスパイラル長さとを測定した。それらの結果はま
とめて第2表に示す。
比較例2 トリス(1−ブチルパーオキシ)トリアジンに替えて1
.1−ジ(t−ブチルパーオキシ)−3,5,5−)リ
メチルシロキサンを192g用い、かつ、85℃で15
時間、さらに120℃で6時間という条件に変更させた
以外は、実施例2と同様にして樹脂を得、その樹脂につ
いてめ押し込み強度とスパイラル長さとを測定した。そ
れらの結果は第2表に示す。
実施例3 実施例1と同様の反応器を用い、水90に1F、スチレ
ン70ゆ、メタクリル酸メチル10に9、第三燐酸カル
シウム2に51およびトリス(1−ブチルパーオキシ)
トリアジン112Iを仕込んで攪拌しながら昇温し、9
5℃で10時間、さらに125℃で5時間懸濁重合を行
なってパール状のスチレン樹脂を得た。以後は実施例1
と同様の操作を繰り返して、押し込み強度とスパイラル
長さとを測定した。
それらの結果はまとめて第3表に示す。
比較例3 トリス(i−ブチルパーオキシ)トリアジンに替えてパ
ーオキシヘキサヒドロテレフタル酸ジーt−ブチルを6
01用い、かつ、重合条件を85℃で10時間、次いで
120℃で5時間に変更させた以外は、実施例5と同様
にして樹脂を得、その樹脂について押し込み強度とスパ
イラル長さとを測定した。それらの結果はまとめて第3
表に示す。
実施例4 攪拌機および温度針を装備した5jの反応器を三つ並べ
て連続塊状重合を行なった。まず、スチレンにその5重
蓋%の[NF−35J (旭化成工業haブタジェンゴ
ム)を溶解して、これを2kp/hr、で第一の反応器
に供給した。
これと並行して、ト1Jス(t−ブチルパーオキシ)ト
リアシyノ)ルーr−ン溶液[該) IJアジン/トル
エン= 10/90(重量比)なるスラリー溶液〕を2
に#/hr、で第一反応器に供給した。
これらの供給液は第一反応器で12°0℃に1時間、第
二反応器で130℃に1時間、続いて第三反応器で17
0℃に15時間連続的に重合させ、得られた樹脂は連続
的に種型脱揮槽に送られ、100mHJijの減圧下に
190℃で未反応モノマーおよび低沸点物を脱挿し、次
いで5yuxH9まで減圧にされている押出機で脱揮し
ながらペレット化を行ない、ts5kIF/hr、で樹
脂ペレットを得た。
得られた樹脂について押し込み強度とスパイラル長さと
を測定した処を、第4表に示す。
比較例4 トリス(1−ブチルパーオキシ)トリアジンのトルエン
溶液の代わりに、ジ(t−ブチル)パーオキサイドのト
ルエン溶液〔ジ(t−ブチル)パーオキサイド/トルエ
ン=10/90(重量比)なる溶液〕を用いた以外は、
実施例4と同様の操作を繰り返して、170に#/hr
、なる樹脂ペレットを得ら 得られた樹脂につい七押し込み強度とスパイラル長さと
以上の結果から、トリス(t−ブチルパーオキシ)トリ
アジンを用いて得られた本発明製品は、従来より一般的
に用いられている一官能性および二官能性の遊離基開始
剤を使って得られたものよりも樹脂の流動性が良好な上
に、実用強度も非常にすぐれていることが知れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法により得られた樹脂の流動特性を
説明するためのもので、スパイラル長さと押し込み強度
との関係を示すものであり、図中の実線は実施例1で得
られた樹脂についてのものであり1点線は比較例1で得
られた樹脂についてのものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. で示される遊離基開始剤を用い、ゴム状物質の存在下ま
    たは不存在下に、スチレン、置換スチレンおよび/また
    &末これらのスチレン系単量体と共重合性を有する他の
    単量体を重合せしめることを特徴とする、スチレン系梃
    脂の製造方法。
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