JPS58814A - 脱穀機のストロ−ラツク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、脱＠ｆ８のストロ−ラックに関するもので
ある。

従来の脱穀機のストロ−ラックは、扱胴の下方に揺動目
在に支架されていて、このストロ−ラックは穀粒を選別
する選別部の−Ｆ方に位置していて、このストロ−ラッ
クから切断された桿切れか下刃に落ちないようにするた
めに、ストロ−ラックを構成するストロ−ラック板の下
端部に、後手カへ向けて固疋状憩のササリ防止板が設け
られていた。

この従来装置にあっては、切断された桿切れがストロ−
ラック板の間隔部に詰ったり、この間隔部から下方へ落
下するのは防止するが、選別風がストロ−ラック板の間
隔部を通って上方へ吹き抜けないため、ストロ−ラック
の部分での選別作用は揺動運動をするストロ−ラック板
による摺動作用だけとなり、選別効率を阻害していた。

この発明は、上述のような欠点を解消しようとするもの
であって、ストロ−ラックのストロ−ラック板の間隔部
から切断された袢切れの詰りゃ落下を防止するとともに
、ストロ−ラック板の間隔部から上方へも風が吹き抜け
るようにし選別効率をも高めようとするものである。

以′下、図面に示すこの発明の実施例について説明する
。

構成について説明すると、ｌは扱胴室であり、この扱胴
室１内には横軸にまり扱胴２が軸装されている。８は、
扱胴２の外周面に植設されている扱歯、４は扱胴２の下
半分を包囲するように張設されているクリンプ網である
。そして、扱胴室１の正面側には穀稈挿入口５か、また
、扱胴室１の終端部には穀稈排出口６が、また、扱胴室
１の前部には扱胴２に沿って殻稈供給口がそれぞれ構成
されている。

また、選別室７内には、選別風の流れる方向に沿って往
復揺動する選別棚８が往復揺動自在に装架されている。

そして、この選別棚８は扱胴２の０り部下方に位置して
いて穀粒を流下案内する選別板９、選別板９により送ら
れた穀粒を選別する選別網１０、選別網１０の上方に位
置しているストロ−ラック１１により構成されている。

そして、このストロ−ラック１１の部分は、選別風の浣
れる方向に対して直交状恕で、かつ前方が上位で後方が
下位に位置するように傾斜させた状態のストロ−ラック
板１１ａ、　ｌｌａ、・・・　を多数配置し、該ストロ
−ラック板１１ａ、　１ｌａ１・・　の士都には、スト
ロ−ラック１１の往復揺動連動によりＩｉ４接するスト
ロ−ラック板月ａ１１１ａの間隔部を開閉することので
きる可動ササリ防止板１２．１２、・・を取付けている
。なお、この可動ササリ防止板１２は、この実施例では
ゴム板により構成している。なお、１３は唐箕、１４は
一番螺にコンベア、１５は二番螺旋コンベアであ一ラッ
ク板１１ａに各々取りつけることなく、２つのストロ−
ラック板１１ａに１個の割合で取りつけてもよい。

つぎに、作用について説明すると、扱胴室ｌの穀稈挿入
占・ら殻稈を挿入し、殻稈供給口に沿・て順次排出側へ
移送する。すると、扱胴２の扱歯も巨澁」脱粒された穀
粒は、選別棚８の選別板９を通って選別網１０に落下し
、この選別網１０上で選別風による選別作用を受けなが
ら下方の一杏機内に落下し、一番螺旋コンベア１４で機
外へ排出される。また、扱胴室１からストロ−ラックｌ
ｌ上に落手した集切れや穀粒等の混合物は、ストロ−ラ
ック１１の往復揺動運動により揺られながら選別作用を
受け、穀粒はストロ−ラック板１１ａ、ｌｌａの間から
下方の選別網ｌＯに落下し、切断された稈切れや藁屑な
どはストロ−ラック板１１ａ　１１１ａ、・・・上を順
次後方へ送られ、機外へ直接あるいは吸引排塵機（回向
省略）で機外へ排出される。

このようにしてストロ−ラック１１の部分で選別作用を
受けるのであるが、ストローラ、：）り板１１ａ１１ａ
、・・・・　の下方に取付けられているｋ」動すサリ防
止板１２．１２、・・・は、ストロ−ラック１１が前方
鉤、すなわち、第８図の矢印Ａの方向へ揺動したときに
は、可動ササリ防止板１２．１２、・・・・は慣性力に
より第３図のＡ′の位置にあって、ストロ−ラック板１
１ａ、１１８の間を開口して選別風がストローラ、ツク
板１１ａ、　ｌｌａ　　の間を通って上方へ吹き抜ける
状態となり、ストロ−ラック１１の部分にある被選別物
をストロ−ラック１１の揺動運動および断続して吹き上
げられた風の双方で選別し、またストローラ７り１１か
第８図の矢印Ｂ方向に揺動した場合には、用動すサリ防
止板１２．１２はＢ′の状態となって、ストロ−ラック
板１２．１２の間隔部を閉鎖した状態となり、切断され
た稈切れなどがストロ−ラック板１１ａ、　ｌｌａの間
を通って下方へ落下しようとするのを上方へ押し出し、
選別網１０上の穀粒に切断穀稈が落下するのを防止し、
選別性能を向上させるものである。

この発明は、選別風路の送風方向に沿って往復揺動自在
にストロ−ラック（１１）を装架し、ストロ−ラック（
１１）のストロ−ラック板（ｌｌａ）　（ｉｌ　ａ　）
　−・・を揺動方向に対して直交し、かつ前方が上位に
後方が下位に位置するように傾斜させた状態で多数配置
し、ストロ−ラック板（ｌｌａ）の下部には隣接するス
トロ−ラック板（ｌｌａ）との間隔部をストロ−ラック
（１１）の往復揺動により開閉することのできる可動サ
サリ防止板（１２）　（１２）・・・・を配設してなる
脱穀機のストロ−ラック、であるので、揺動運動。

により可動ササリ板１２．１２が移動してストロ−ラッ
ク板１１ａ１１１ａの間を開口したり閉鎖したりするた
め、可動ササリ防止板１２がストロ−ラック板１１ａ１
１１ａ　　の間隔部を開口状態にしているときには、選
別風がストロ−ラック板１１ａ１１１ａの間隔部を通っ
て上方へ吹き抜け、しかもこの吹き抜ける風がｉｌ勤サ
すリ板１２の開閉により断続し、ストロ−ラック板１１
ａ　、　１１ａ％・・上の被選別物にストロ−ラック１
１の揺動運動および断続する風の吹き抜けにより振動を
与えて選別効率を高め、また、閉鎖状態に復帰する可動
ササリ防止板１２．１２によりストロ−ラック板１１ａ
、　ｌｌａの間隔部から切断殻稈が下方へ落下するのを
防止し、選別性能を向上させることかできるものである
。

【図面の簡単な説明】

図面は、この発明の実施例を示すもので、第１図は、切
断側面図、第２図は、要部の平面図および切断側面図、
第８図は、作用状態を示す側面図、第４図は、斜視図で
ある。 符号の説明 ７　　選別室 ８　　選別棚 １１　　　ストロ−ラック １１ａ　　ストロ−ラック板 特許出願人の名称 井関農機株式会社 代表者　井　関　昌　孝

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）選別風路の送風方向に沿って往復態動自在にスト
   ロ−ラック（１１）を装架し、ストロ−ラック（１１）
   のストロ−ラック板（ｌｌａ）　（ｌｌａ）・・・を揺
   動方向に対して直交し、かつ前方が上位に後方が下位に
   位置するように紬斜させた状態で多数配置し、ストロ−
   ラック板（１１ａ）の下部には隣接するストロ−ラック
   板（ｌｌａ）との間隔部をストロ−ラック（１１）の往
   復揺動により開閉することのできる旬動すサリ防止板（
   １２）　（１２）・・・・を配設してなる脱穀機のスト
   ロ−ラック。