JPS5880426A - 高周波加熱装置 - Google Patents

高周波加熱装置

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JPS5880426A
JPS5880426A JP17883281A JP17883281A JPS5880426A JP S5880426 A JPS5880426 A JP S5880426A JP 17883281 A JP17883281 A JP 17883281A JP 17883281 A JP17883281 A JP 17883281A JP S5880426 A JPS5880426 A JP S5880426A
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JP
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temperature
humidity
heating
heating chamber
relative humidity
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JP17883281A
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Kenji Watanabe
賢治 渡辺
Mitsuo Akiyoshi
秋吉 光夫
Kiyoshige Watanabe
渡辺 清茂
Akihiko Ueno
上「野」 明彦
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to EP19820901429 priority patent/EP0093173A4/en
Publication of JPS5880426A publication Critical patent/JPS5880426A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/64Heating using microwaves
    • H05B6/642Cooling of the microwave components and related air circulation systems
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/64Heating using microwaves
    • H05B6/6402Aspects relating to the microwave cavity
    • H05B6/6405Self-cleaning cavity
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/64Heating using microwaves
    • H05B6/6447Method of operation or details of the microwave heating apparatus related to the use of detectors or sensors
    • H05B6/645Method of operation or details of the microwave heating apparatus related to the use of detectors or sensors using temperature sensors
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
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    • H05B6/64Heating using microwaves
    • H05B6/6447Method of operation or details of the microwave heating apparatus related to the use of detectors or sensors
    • H05B6/6458Method of operation or details of the microwave heating apparatus related to the use of detectors or sensors using humidity or vapor sensors

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は食品の加熱によって生ずる庫内雰囲気の湿度
変化を検出することによって自動的に加熱調理を行う高
周波加熱装置に関し特に相対湿度と温度を単一の検出器
により検知し、絶対湿度に変換して絶対湿度の変化を検
出することによって自動的に加熱時間を制御し力0熱調
理を行う高周波加熱装置に関するものである。
近年マイクロコンピュータの発展、低廉化や、各種セン
サの開発に伴ない自動調理を行なうことができる電子レ
ンジが出現し脚光を浴びている。なかでも食品からの蒸
気を検知して自動調理を行なうものでは、温度センサと
湿度センサを備え、加熱庫内あるいは排気部の雰囲気の
温度を温度センサによって検知しその検出信号により加
熱庫内への吸気温度を一定に保つ加熱ヒータを制御する
ことにより、加熱庫内の雰囲気を恒温化し、この状態に
おいて湿度センサにより食品から発せられる水蒸気の変
化量を検知し、その検出信号により、マグネトロンの発
振出力を制御する構成が考えられている。この構成にお
いてはセンサの精度、信頼性および耐久性が装置そのも
のの性能を大きく左右するものであるがセンサを別々に
設けていたため次の欠点があった。
(1)相対湿度と温度より湿度の変化量を求めるため、
それぞれのセンサは精度の高いものが要求され高価とな
っていた。
(2)センサ機能を持つ部品が二つ必要となり、センサ
部の部品故障率の増加を招いていた。
(3)相対湿度毎ンサと温度センサはそれぞれ経年変化
の進行は全く関連性がないため、長期間使用した後の絶
対湿度の検知が不正確となっていた。
(4)排気経路の空気の流れは乱流となっている −と
考えられる。したがって排気経路内の各部での温度差は
かなりあるため、温度センサと相対湿度センサのそれぞ
れの位置は同一ではないため、絶対湿度の検知に誤差が
生じていた。
本発明は排気温度および湿度を検知し、食品から発する
水蒸気の一定の湿度変化量に達するまでの時間を正確に
検出することができ、食品の自動調理や自動解凍を行な
うことを目的とする。
また本発明の他の目的は、温度センサと湿度センサとを
単一素子で形成することによp1故障発生の確率を低下
することにある。
さらに本発明の他の目的の一つは温度センサと湿度セン
サとの検出位置をごく近接することによってそれぞれの
検出誤差をなくシ、調理性能の高い高周波加熱装置を提
供することにある。
本発明の高周波加熱装置を制御する自動加熱制御方式の
原理につき、第1図a〜第2図に基づき説明する。
第1図(a) 、 (b) 、 (c)においてRhは
加熱にともなう相対湿度変化、Tは温度上昇、AhはR
hおよびTから求めた絶対湿度の変化、tは加熱時間で
ある。
一般に食品を加熱することによって生ずる水蒸気は加熱
にともない徐々に上昇する。そして食品が100℃に達
した後の発生蒸気量は加熱熱量によって定まる。これは
下記の理由による。
第2図において、0は加熱室、Yは容器、Wは水、Qは
風量、Pは加熱熱量、QEは潜熱、QCは放熱量である
。図中、風量Qを強制的に吸排気する加熱室0の内に水
Wを入れた容器Yを置き、加熱熱量Pを加えると、水W
はやがて沸騰する。
この時の熱量の関係は下記のように表わされる。
P=QE+QC 近似的にP # OE とすれば、水Wより発生する水蒸気量GはP[:KWa
tj〕X860[li]=100℃の潜熱〔−f〕xG
[Ky/h]、、G=860xP1539(Kg/h]
=860XP1539X60(Kp/min〕で表わさ
れる。例えば加熱熱量が700Wならば0 、0186
Ky/min 、 500 Wならば0.0133Kg
/minの蒸気量になる。故に加える熱量が一定ならば
、単位時間に発生する蒸気量も一定である。
故に第1図より、排気口付近の相対湿度センサと温度セ
ンサの値Rh  とTとから相対湿度Rh を絶対湿度
Ahに変換し加熱開始時の絶対湿度Ah′を記憶し、加
熱とともに変化する相対湿度Rh と温度Tとから同様
に相対湿度Rhを絶対湿度に変換し、加熱開始時との絶
対湿度の差が加熱熱量や食品の種類などによって定めら
れた絶対湿度の変化量である設定値ΔAhに達した時間
T1  を検出する。このΔAh を検出するまでの計
数時間T1に食品固有の加熱係数Kを乗じ、その積であ
る時間KT1  を時間T1 経過後から引き続き加熱
する。これは時間T1  がすでに食品の量に近似的に
比例すると考えられるので、食品の量に関係なく、自動
的に加熱することができる。この時間T1  の検出を
相対湿度のみで行なう場合、加熱熱量の供給にともなう
発熱(電子レンジではマグネトロン、高圧トランスなど
)によって検出誤差が生じやすい。
これは空気線図(図示せず)より明らかなように、同じ
蒸気量の増加でも、周囲温度の違いによって上昇相対湿
度値が大きく異なるからである。
以上述べたような原理により、絶対湿度を検知すること
によって自動加熱を行なう。
本発明の高周波加熱装置は、被加熱食品を収容する加熱
室と、前記加熱室内に高周波を給電する高周波発振器と
、前記高周波発振器を制御するマイクロコンピュータを
含む制御回路と、前記加熱室内あるいは前記加熱室内に
連通ずる位Iに設けられかつ温度と湿度とを検知する単
一の検知素子で構成された温度・湿度検出器とを備え、
前記温度・湿度検出器によシ前記加熱室内あるいは前記
加熱室内に連通ずる位置の温度および相対湿度を検出す
るとともに前記相対湿度を絶対湿度に変換しこの絶対湿
度が予め定められた−建つ変化量に達するまでの時間を
計測しこの時間を関数として前記制御回路により前記高
周波発振器を制御する構成であり、自動調理および自動
解凍が可能であるとともに調理性能にすぐれたものであ
る。
(第1実施例) 以下本発明の一実施例について図面に基づき説明する。
まず第1の実施例としてセンサ用材料としてチタン酸バ
リウム−ストロンチウム系の金属酸化物系である多孔質
誘電体セラミックを用いたものを説明する。
第3図において検知素子1は多孔質誘電体セラミック2
の両面に電極3が塗布され、電極3にはリード線4が接
着される構成である。
第4図において検知素子1の等価回路を示す。
Cはある一定温度における多孔質誘電体セラミック2の
バルクの静電容量でコンデンサ5に生じ、Rはある一定
相対湿度の雰囲気中での多孔質誘電体セラミック2の粒
子の表面での水分吸着によって生じる電気抵抗で抵抗体
6に生ずるものである。
第5図に温度と静電容量Cの関係す々わち感温特性を、
捷だ第6図に相対湿度と電気抵抗Hの関係すなわち感湿
特性を示す。これらの図示される関係より静電容量Cと
電気抵抗Rを検出する単一の検知素子1により庫内温度
と相対湿度とを求めることができる。
第7図はマイクロコンピュータを含む温度および相対湿
度検知回路の一例を示すブロック図である。検知素子1
と基準抵抗素子R,7の直列回路にパルス制御部8から
発生するパルス電圧が印加される。これより、分圧電圧
と時定数が求められる。
R8:  直列抵抗 R: 検知素子1の抵抗値 V  : 印加電圧 C となる。したがって分圧電圧v1  より検知素子1の
抵抗値Rが計測される。
時定数は分圧電圧v1  が所定の基準電圧Vrefに
達するまでの時間を計測することによって求められる。
つま9パルス電圧が印加されると同時にクロック源発振
部9からのクロック信号を時間計測部1oが計数を開始
し、分圧電圧v1 が基準電11   I 圧vhefに達したかどうかを電圧比較器11で判定信
号を時間計測部1oに入力し計数を停止する。
これにより時定数が求められ、検知素子1の静−寛容量
Cを計測することができる。
分圧電圧および時定数は演算器12に入力され相対湿度
と温度が求められる。
第8図に前述の温度・湿度計測システムを用いた電子レ
ンジを示す。13は加熱室、14は被加熱食品、15は
ファン、16はマグネトロン、17は温度・相対湿度検
知器、18は第7図に示す温度・相対湿度計測部、19
は絶対湿度変換器、2゜は初期値保持器、21は減算器
、22は設定値発生器、23は比較器、24は加熱時間
制御回路、26はマグネトロン駆動回路、26は排気部
である。
a、bにおいて、温度・時対湿度計測部18の出力を示
し、aに温度、bに相対湿度をそれぞれ示す。また同図
Cに絶対湿度変換器19の出力、dに初期値保持器2o
の出力、eに減算器21の出力、fに比較器23の出力
、qに加熱制御回路24の出力をそれぞれ示す。
次に動作を説明する。加熱開始信号を入力すると、加熱
時間制御回路24が作動し時間の計数を開始する。これ
により、マグネトロン駆動回路25を動作させ、マグネ
トロン16を発振させ加熱を開始する。同時に、その時
の温度と相対湿度とから相対湿度は絶対湿度に変換され
その値v55.h  を初期値保持器2oが保持する(
第9図−d)。加熱が進むに従い、温度および相対湿度
は徐々に変化しく第9図−a、b)、絶対湿度値vAh
に変換される(第9図−C)。相対湿度及び温度と絶対
湿度の関係を下記に示す。
φ:相対湿度(eIAP、;ある温度tの飽和水蒸気圧
(Ky/crA )  P : 榎敦旺(酩P = 1
 ) CKq/crtl ]変換後の絶対湿度値vAh
から初期値”Ahが減算器21により減算される(第9
図−e)。この減算器21の出力vAh  ”Ahは設
定値発生器22から出力される設定値ΔvAhと比較さ
れる。この時、設定値は加熱熱量、食品などにより複数
の数値から選ばれる。絶対湿度値の上昇分(vAh−■
′Ah)がΔvAhに達すると比較器23からvf が
出力される(第9図−f)。比較器23の信号を受け、
加熱時間制御回路24は加熱開始からV、が出力される
までの検出時間T1  とあらかじめ食品の種類、調理
の種類によって定められた加熱時間係数にとを乗じた時
間KT1を継続して加熱する(第9図−q)。KTl 
時間終了によってマグネトロン駆動回路25を停止する
1、これにより発振を停止し加熱を終了する。
以上のような動作により調理がなされるのであるが、本
実施例の温度・湿度検知器は、より検知を正確にするた
め次のような機能を備えている。
温度・相対湿度検知器17は常に加熱により被加熱食品
14より発生した蒸気、油、油煙にさらされるため検知
素子1の表面が汚れこれにより、感湿表面積が低下する
。これらの汚れは検知素子1を4oo℃以上に加熱すれ
ば汚れは分解され初期状態に回復する。このため本実施
例における温度・相対湿度検知器17は第10図に示す
ような構成である。1は検知素子、27はヒータ、28
はヒータ電極、29は検知素子1の電極である。
検知素子1を囲むようにヒータ27が設けられ1枚の支
持板3oに固定されている。この検知素子1の他の実施
例を第11図に示す。1は検知素子、31は面ヒータ、
32はヒータ電極、33は検知素子1の素子電極である
。検知素子1の片面に面ヒタ31が設けられている。ヒ
ータ電極32は検知素子1あ一方の電極を兼ね同様に1
枚の支持板34に固定される構成である。この支持板3
4はアース端子36によりアースされる。
以上のように上記実施例によれば次の効果を生ずる。
(1)温度・相対湿度検知器17を単一の検知素子1で
構成することから、検知位置による計測誤差を殆どなく
すことができ、より精度の高い加熱調理ができる。
(2)多孔質の誘電体セラミック2を用いることにより
、水蒸気は細孔を通して検知素子1内部まで吸着され短
い時間で吸脱着の平衡状態が得られる。このため極めて
鋭敏に電気伝導2が変化する。
(3)検知素子1の周囲にヒータ27を設は輻射熱によ
り加熱し450℃程度にすれば、検知素子1の表面の汚
れは二酸化炭素と水に分解される。これにより常に正確
な温度及び湿度検知ができる。
(4)検知素子1と一体に面ヒータ31を構成すること
により、伝導熱で検知素子1を加熱することができ、輻
射熱により加熱するより少ない電力で加熱することがで
きる。
(6)被加熱食品14から発生した蒸気は排気部26付
近に集まるためこの近傍に温度・相対湿度計測部17を
配置すれば被加熱食品14から発生した蒸気による相対
湿度の変化を正確にキャッチできる。
(6)温度・相対湿度検出器17を排気部26内に配置
することにより電磁波から十分遮へいできるとともに、
被加熱食品14から発生した蒸気は必ず、排気部26を
通って排気されるため被加熱食品14から発生した蒸気
による相対湿度の変化を確実にキャッチできる。
(7)被加熱食品14から発生する蒸気の量は、被加熱
食品14の種類や調理の種類に応じて制御される加熱熱
量によって変化する。したがって、設定値ΔvAhを被
加熱食品14の種類や調理の種類により変えることによ
り、より良好な調理を行うことができる。
(第2実施例) 次に本発明の他の実施例について第12図および第13
図a−qに基づき説明する。
この実施例では、加熱室内を所定温度に制御しながら絶
対湿度の変化量を検出し発振出力を制御するもので前記
所定温度に制御する構成が前述の実施例と違う点である
第12図において13は加熱室、14は被加熱食品、1
5はファン、16はマグネトロン、17は温度・相対湿
度検知器、18は温度・相対湿度計測部19は絶対湿度
変換器、2oは初期値保持器、21は減算器、22は設
定値発生器、23は比較器、24は加熱時間制御回路、
26はマグネトロン駆動回路、26は排気部、38は吸
気部、37は抵抗素子、36は抵抗素子制御部である。
第13図において第12図中の各々の出力波形を示す。
同図a、bは温度・相対湿度計測部18の出力であシ同
図aに温度、同図すに相対湿度をそれぞれ示す。同図C
は絶対湿度変換器19の出力、同図dは初期値保持器2
0の出力、同図eは減算器21の出力、同図fは比較器
23の出力、同図qは加熱時間制御回路24の出力を示
す。
この入力信号によって抵抗素子制御部36は抵抗素子3
7のオンオフ制御を行ない加熱室13内ひいては排気の
温度を設定温度にコントロールし始めるとともに、初期
値保持器20および加熱時間制御部24に信号が出力さ
れる。これにより加熱開始時の相対湿度はあらかじめ設
定された温度とともに絶対湿度変換器19により初期の
絶対湿度vih  が求められ、初期値保持器2oに保
持される(第13図d)。加熱が進むに従い相対温度は
徐々に変化し、遂次絶対温度値vAhに変換される(第
13図C)。変換後の絶対湿度値vAhから初期値vA
hが減算器21により減算される。減算器21の出力は
設定値発生器22から出力される設定値ΔvAhと比較
される(第13図e)。この時、設定値は加熱熱量、食
品などにより複数の数値の中から選ばれる。絶対湿度の
上昇分(vAh−v′Ah)がΔvAhに達すると比較
器23から信号vf が出力される(第13図f)。比
較23の信号vf を受け、加熱時間制御回路24は加
熱開始から信号vf が出力されるまでの検出時間T1
  と食品の種類、調理の種類によってあらかじめ定め
られた加熱時間係数にとを乗じた時間KT1 を継続し
て加熱する(第13図q)。KTl 時間終了によって
マグネトロン駆動回路25を停止する。これにより発振
を停止し自動加熱を終了する。
以上のように上記第2実施例においては次の効果を生ず
る。
(1)絶対湿度は前述のように温度及び相対湿度の関係
となっている。従って絶対湿度を算出するには各温度に
対応する飽和蒸気圧を求め公式に従って前記飽和蒸気圧
及び相対湿度を代入し計算する機能が要求される。この
ように、絶対湿度を算出するには各温度に対する飽和蒸
気圧を求める必要がありそれには、各温度に対する飽和
蒸気圧をすべて記憶させなければならない。
これには、大量の記憶素子が必要となることは明らかで
ある。そこで、温度・相対湿度検出器17の近傍の温度
をあらかじめ設定された一定の温度でコントロールすれ
ば、記憶しなければならない飽和蓋−気圧は前記のあら
かじめ設定された温度での飽和蒸気圧のみである。従っ
て、記憶素子の数は激減する。従って、非常に簡単な制
御回路構成にできる。
(2)抵抗素子を吸気部38内に配置することにより温
度・相対湿度検出器17近傍の温度がコントロールされ
るとともに当然加熱室13内の温度もコントロールされ
る。
一方、この高周波加熱装置の使用環境が非常に高湿で例
えば相対湿度95q6である場合、高周波加熱により被
加熱食品14から蒸気が発生すれば、短時間に飽和して
しまい、その後いかに被加熱食品14から蒸気が発生し
ても、加熱室13の壁面に結露するのみであり、温度・
相対湿度検出器17は相対湿度の変化をキャッチするこ
とが不可能となる。ところが、前述のように使用環境が
95チの相対湿度であっても加熱室13内は、より高い
温度にコントロールされるので相対湿度は低下する。従
って、被加熱食品14から蒸気発生しても飽和するまで
には十分余裕ができ、相対湿度の変化を十分にキャッチ
することができる。つまり天候あるいは使用環境に左右
されにくい装置を提供できる。
上記第2実施例のさらに展開として抵抗素子37を加熱
室13内に配置することにより被加熱食品14の表面を
輻射熱により直接加熱する構成としてもよい。これは被
加熱食品14の表面を適度に乾燥させたり、焦がしたり
することができ、ローストビーフなどにおいては高周波
加熱であシながらヒータ加熱と同様の調理性能が得られ
る。
まだ同様に抵抗素子37にかえて、赤外線ランプにより
温度コントロールする構成でもよい。これは加熱室13
内が十分間るくなり照明用のランプを省くことができる
。また、赤外線は食品に吸収され、食品を加熱すること
ができるため、上述のローストビーフなどにおいて同様
の効果も得られる。
さらに第2実施例において、マグネトロン16の冷却風
と高周波加熱装置外の空気の流量をコントロールするこ
とにより、温度・相対湿度検出器17近傍の温度を調節
することにより、従来、棄てていたエネルギーを活用す
ることが可能となり省エネルギーでしかも安価な構成と
することができる。
さらにまた、第2実施例において、検知素子1と抵抗素
子37とを近接して配置し、この抵抗素子37の発熱を
制御することにより温度を調節する構成とすれば小さな
電力で温度を制御できる一方、検知素子1を加熱してク
リーニングするヒータと共用でき、省エネルギーで安価
な構成とすることができる。
以上のように本発明の高周波加熱装置によれば次のよう
な効果が得られる。
(1)温度及び相対湿度が単一の検知素子により検出さ
れるので加熱室内の温度及び相対湿度がより正確に計測
できる。つまり、温度及び相対湿度を別々の検知素子で
計測する場合は、それぞれの検知素子の取付位置はでき
る限り近接するにしても限度があり、検知位置による測
定誤差は防ぐことができないが、同一の検知素子によれ
ば上記の測定誤差は殆ど発生することがない。
(2)温度及び相対湿度を別々の検知素子で計測する場
合、それぞれの検知素子の経年変化は固有の特性を示し
、これにより温度及び相対湿度を計測し絶対湿度に変換
した場合大きな測定誤差となって表われる。ところが、
同一の検知素子によれば経年変化の特性は一定の関係を
持って変化するため大きな誤差が表われ難い。
(3)センサ機能を持つ部品を単一とすることが23 でき、センサの部品故障率を低減することが可能であり
、非常に安価となる。
(4)温度・湿度検出器を電磁波から遮へいすることに
より、耐久性を向上することができるとともに、電磁波
による雑音がこの温度・湿度検出器を通して制御回路に
侵入しなくなり、より正確な計測が可能となる。
(6)加熱開始時の絶対湿度値と加熱にともなう絶対湿
度値の差が、設定値に達しだ時間で調理を完了する食品
もあるが、多くの食品は加熱不足の状態である。そこで
、この設定値に達するまでの時間に食品の種類及び調理
の種類によって定められた加熱時間係数を乗じた時間を
前述の設定値に達した時間に継続して加熱するように制
御することによって、あらゆる食品を自動的に調理する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図a、b、cは絶対湿度検知による自動力ロ熱制御
方式の原理を示すだめの各因子の特性図、第2図は同原
理を示すだめの説明用断面図、第3図は本発明の高周波
加熱装置に使用される検知素子の外観斜視図、第4図は
同検知素子の等価回路図、第6図は同検知素子の感温特
性図、第6図は同検知素子の感湿特性図、第7図は同検
知素子の感温特性および感湿特性から温度及び相対湿度
を計測する回路のブロック図、第8図は本発明の一実施
例である高周波加熱装置の制御回路のブロック図、第9
図は第8図に示される各ブロックの出力波形図、第10
図は同装置の温度・相対湿度検出器の外観斜視図、第1
1図は同検出器の他の実施例を示す外観斜視図、第12
図は本発明の他の実施例である高周波加熱装置の制御回
路のブロック図、第13図は第12図に示す各ブロック
の出力波形図である。 1・・・・・・検知素子、2−・・・・・・多孔質誘電
体セラミック、3・・・・・・素子電極、13・・・・
・・加熱室、14・・・・・・被加熱食品、16・・Φ
・・・マグネトロン(高周波発振器)、17・・・・・
温度・湿度検知器。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 If Ml        t(set)第3図 。 \。 第5図 温度C″の 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図 !

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被加熱食品を収容する加熱室と、前記加熱室内に
    高周波を給電する高周波発振器と、前記高周波発振器を
    制御するマイクロコンピュータを含む制御回路と、前記
    加熱室内あるいは前記加熱室内に連通ずる位置に設けら
    れかつ温度と湿度とを検知する単一の検知素子で構成さ
    れた温度・湿度検出器とを備え、前記温度・湿度検出器
    により前記加熱室内あるいは前記加熱室内に連通ずる位
    置の温度および相対湿度を検出するとともに前記相対湿
    度を絶対湿度に変換しこの絶対湿度が予め定められた変
    化量に達するまでの時間を計測しこの時間を関数として
    前記制御回路により前記高周波発振器を制御してなる高
    周波加熱装置。
  2. (2)加熱室内の温度を温度・湿度検出器の検出信号に
    より所定の一定温度に制御してなる特許請求の範囲第1
    項記載の高周波加熱装置。
  3. (3)温度・湿度検出器の検出信号により制御される抵
    抗素子を備え、前記抵抗素子により加熱室内の温度を所
    定の一定温度に加熱してなる特許請求の範囲第2項記載
    の高周波加熱装置。
  4. (4)相対湿度は検知素子の抵抗値により検出するとと
    もに温度は検知素子の静電容量により検出する温度・湿
    度検出器を備えてなる特許請求の範囲第1項〜第3項の
    いすか1つに記載の高周波加熱装置。
  5. (5)温度・湿度検出器の検知素子を金属酸化物系の多
    孔質誘電体セラミックで構成してなる特許請求の範囲第
    1項〜第3項のいずれか1つに記載の高周波加熱装置。
  6. (6)温度・湿度検出器の検知素子を加熱し検知素子の
    クリーニングを行なうヒータを近傍にあるいは一体的に
    設けてなる特許請求の範囲第1項〜第3項のいずれか1
    つに記載の高周波加熱装置。
  7. (7)温度・湿度検出器を加熱室内の排気部に配置して
    なる特許請求の範囲第1項または第2項記載の高周波加
    熱装置。 3
  8. (8)加熱開始時の絶対湿度値と加熱にともなう絶対湿
    度値の差が、あらかじめ定められた設定値に達する時間
    T1  と、食品の種類及び調理の種類によって定めら
    れた加熱時間係数Kを乗−じた時間KT1を前述の設定
    値に達した時間T1  に継続して加熱制御する構成と
    した特許請求の範囲第1項まだは第2項記載の高周波加
    熱装置。
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