JPS5879807A - 非晶質の炭素質薄膜 - Google Patents
非晶質の炭素質薄膜Info
- Publication number
- JPS5879807A JPS5879807A JP57185348A JP18534882A JPS5879807A JP S5879807 A JPS5879807 A JP S5879807A JP 57185348 A JP57185348 A JP 57185348A JP 18534882 A JP18534882 A JP 18534882A JP S5879807 A JPS5879807 A JP S5879807A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thin film
- diamond
- stress
- thin films
- carbonaceous
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C17/00—Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating
- C03C17/22—Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating with other inorganic material
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C16/00—Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes
- C23C16/22—Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the deposition of inorganic material, other than metallic material
- C23C16/26—Deposition of carbon only
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C2217/00—Coatings on glass
- C03C2217/20—Materials for coating a single layer on glass
- C03C2217/28—Other inorganic materials
- C03C2217/282—Carbides, silicides
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C2218/00—Methods for coating glass
- C03C2218/10—Deposition methods
- C03C2218/15—Deposition methods from the vapour phase
- C03C2218/152—Deposition methods from the vapour phase by cvd
- C03C2218/153—Deposition methods from the vapour phase by cvd by plasma-enhanced cvd
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、改良された非晶質の炭素質ダイヤモンド様
(ダイヤモンドのような特性を持った)薄膜に関する。
(ダイヤモンドのような特性を持った)薄膜に関する。
〈発明の背景〉
例えばこの発明の薄膜のような炭素質のダイヤモンド様
薄膜すなわちダイヤモンドの様な特性を有する薄膜は、
従来技術において周知である。これらの薄膜は、光学レ
ンズの光透過性を増すためのレンズの被覆、鏡の光反射
性を改良するための鏡の被覆等において特に有効である
。さらに、このような薄膜は、例えば筆記用具の被覆の
ような摩耗するようなものに対する保護被覆、一般的な
反射防止被覆及びシリコン装置又はシリコンを含む装置
に対する誘電体被覆又は保護被検等にも有効に応用でき
ることがわかっている。事実、この発明によるダイヤモ
ンド様の薄膜は透明で、非常に硬く、非常に付着力があ
シ、耐摩耗性と耐腐食性を有し、かつ光学的特性が優れ
た薄膜を必要とする商工業分野において、そのほかにも
数多くの有効な用途がある。
薄膜すなわちダイヤモンドの様な特性を有する薄膜は、
従来技術において周知である。これらの薄膜は、光学レ
ンズの光透過性を増すためのレンズの被覆、鏡の光反射
性を改良するための鏡の被覆等において特に有効である
。さらに、このような薄膜は、例えば筆記用具の被覆の
ような摩耗するようなものに対する保護被覆、一般的な
反射防止被覆及びシリコン装置又はシリコンを含む装置
に対する誘電体被覆又は保護被検等にも有効に応用でき
ることがわかっている。事実、この発明によるダイヤモ
ンド様の薄膜は透明で、非常に硬く、非常に付着力があ
シ、耐摩耗性と耐腐食性を有し、かつ光学的特性が優れ
た薄膜を必要とする商工業分野において、そのほかにも
数多くの有効な用途がある。
従来技術の非晶質の炭素質ダイヤモンド様薄膜は優れた
点を多く持っているか、ダイヤモンドの様な特性を有す
るさらに改良された非晶質の炭素質薄膜を得るための研
究が続けられてきた。特に、さらに硬く、種々の基板に
対してさらに付着力のあるような薄膜が、そのような薄
膜の製法とともに探求し続けられてきた°。
点を多く持っているか、ダイヤモンドの様な特性を有す
るさらに改良された非晶質の炭素質薄膜を得るための研
究が続けられてきた。特に、さらに硬く、種々の基板に
対してさらに付着力のあるような薄膜が、そのような薄
膜の製法とともに探求し続けられてきた°。
この発明による新しい改良されたダイヤモンド様炭素質
薄膜は、応力が非常に低く、多種多様の基板に対する強
固な付着力を持ち、水素の含有量が非常に低く、さらに
、非常に硬いという点で、現在知られている薄膜よシも
優れている。
薄膜は、応力が非常に低く、多種多様の基板に対する強
固な付着力を持ち、水素の含有量が非常に低く、さらに
、非常に硬いという点で、現在知られている薄膜よシも
優れている。
くこの発明の要約〉
この発明の発明者は、水素の含有量が非常に低くかつ応
力が非常に低い、新しい改良された非晶質の炭素質ダイ
ヤモンド様薄膜を作った。この薄膜は、酸とアルカリの
両方に対して耐性を持ち、ダイヤモンドと同様の硬度を
持っている。また、この薄膜は、ダイヤモンドと同様の
屈折率、誘電定数及び熱膨張係数を持っている。さらに
、この薄膜は、例えばガラス、プラスチック、金属、半
導体等の種々の基板に対して優れた付着性を持っている
。
力が非常に低い、新しい改良された非晶質の炭素質ダイ
ヤモンド様薄膜を作った。この薄膜は、酸とアルカリの
両方に対して耐性を持ち、ダイヤモンドと同様の硬度を
持っている。また、この薄膜は、ダイヤモンドと同様の
屈折率、誘電定数及び熱膨張係数を持っている。さらに
、この薄膜は、例えばガラス、プラスチック、金属、半
導体等の種々の基板に対して優れた付着性を持っている
。
〈発明の詳細な説明〉
この発明による改良された非晶質の炭素質ダイヤモンド
様薄膜Ifi、先に列挙した特質及び特性を有するほか
に、水素の含有量が非常に低く、約1原子係あるいはそ
れ以乍である点においても他の現在知られている炭素質
薄膜と異なる。従来技術の炭素質の薄膜は、約25原子
チあるいはそt以上の水素を含んでいる。
様薄膜Ifi、先に列挙した特質及び特性を有するほか
に、水素の含有量が非常に低く、約1原子係あるいはそ
れ以乍である点においても他の現在知られている炭素質
薄膜と異なる。従来技術の炭素質の薄膜は、約25原子
チあるいはそt以上の水素を含んでいる。
この発明によるダイヤモンド様薄膜Fi、更に、圧縮応
力であれ引張応力であれ、応力が非常に低いという点に
おいても、従来技術の炭素質薄膜と異なる。従来技術の
薄膜がlO″1ゲイン/cd程度の応力を呈す息のに対
して、この発明による薄膜は107〜10 ダイン/
d程度の応力を呈する。これらの炭素質の薄膜の応力は
、その水素含有量に関係しておシ、その薄膜の水素の含
有量が低くなればその薄膜の応力もそれだけ低くなるも
のと考えられる。この発明による薄膜は、非常に応力が
低いために非常に付着力があシ、多種多様な基板に強固
に付着する。
力であれ引張応力であれ、応力が非常に低いという点に
おいても、従来技術の炭素質薄膜と異なる。従来技術の
薄膜がlO″1ゲイン/cd程度の応力を呈す息のに対
して、この発明による薄膜は107〜10 ダイン/
d程度の応力を呈する。これらの炭素質の薄膜の応力は
、その水素含有量に関係しておシ、その薄膜の水素の含
有量が低くなればその薄膜の応力もそれだけ低くなるも
のと考えられる。この発明による薄膜は、非常に応力が
低いために非常に付着力があシ、多種多様な基板に強固
に付着する。
この発明による炭素質のダイヤモンド様薄膜は、H2S
O4、HF 、 HCl、及びHCl:HNO3等の酸
と。
O4、HF 、 HCl、及びHCl:HNO3等の酸
と。
NaOH、KOH%RbOH及びCsOH等のアルカリ
とに対して著しい耐性を持っている。
とに対して著しい耐性を持っている。
この発明の非晶質の炭素質ダイヤモンド様薄膜は、一対
の互に離れた、はぼ平行なカーボン電極、好ましくは超
高純度のカーボン電極を用い、被着室中で例えば、n−
ブタンの−ようなアルカンを高周波プラズマ分解するハ
イブリッド(hybrid )手や 法によって作ることができる。この発明のほとんの薄膜
は、ノルマルブタンを使用して被着形成したが1例えば
メタン、エタン、プロパン、ペンタン及びヘキサンのよ
うな他のアルカンを用いてこの発明の改良された炭素を
含有するダイヤモンド様の薄膜を作ることができる。
の互に離れた、はぼ平行なカーボン電極、好ましくは超
高純度のカーボン電極を用い、被着室中で例えば、n−
ブタンの−ようなアルカンを高周波プラズマ分解するハ
イブリッド(hybrid )手や 法によって作ることができる。この発明のほとんの薄膜
は、ノルマルブタンを使用して被着形成したが1例えば
メタン、エタン、プロパン、ペンタン及びヘキサンのよ
うな他のアルカンを用いてこの発明の改良された炭素を
含有するダイヤモンド様の薄膜を作ることができる。
例えばステンレス鋼製の被着室Ktd、一対の高純度カ
ーボン電極が垂直方向に間隔を置いて互いにほぼ平行に
配置されておシ、被覆されるべき基板が下側のカーボン
電極上に配置される。これら電極は、代表的には、約2
〜8c11、好ましくは、約2.51の間隔を置いて配
置されている。被着室は1通常約10トル程1度の極限
圧力まで排気した後s n−ブタンのようなアルカンを
注入して約8XIO−’)ルの圧力にする。その後、真
空装置を作動させて約25〜100ミリトルの圧力にす
る。圧力を安定させた後、高周波電力を一対の高純度カ
ーボン電極に供給する。下側の電極(基板ターゲラ))
t’約0〜−100ボルトにバイアスし、上側の電極は
約−’ 200〜−3500ボルトにノ(イアスする。
ーボン電極が垂直方向に間隔を置いて互いにほぼ平行に
配置されておシ、被覆されるべき基板が下側のカーボン
電極上に配置される。これら電極は、代表的には、約2
〜8c11、好ましくは、約2.51の間隔を置いて配
置されている。被着室は1通常約10トル程1度の極限
圧力まで排気した後s n−ブタンのようなアルカンを
注入して約8XIO−’)ルの圧力にする。その後、真
空装置を作動させて約25〜100ミリトルの圧力にす
る。圧力を安定させた後、高周波電力を一対の高純度カ
ーボン電極に供給する。下側の電極(基板ターゲラ))
t’約0〜−100ボルトにバイアスし、上側の電極は
約−’ 200〜−3500ボルトにノ(イアスする。
このようにすると、高周波プラズマ分解が始まり、非晶
質の炭素質ダイヤモンド様薄膜が、約8A/分〜約35
λ/分の間の割合で基板上に被着されて、厚さが約5ミ
クロンの薄膜ができ上がる。
質の炭素質ダイヤモンド様薄膜が、約8A/分〜約35
λ/分の間の割合で基板上に被着されて、厚さが約5ミ
クロンの薄膜ができ上がる。
上記方法によって作られた薄膜は、非常に低い応力を有
する。この方法によって作られた薄膜の応力は、測定の
結果、約10 〜10 ダイン/iの範囲内にあると
−とがわかった。先に述べたように、この応力には、圧
縮応力と引張シ応力とがある。
する。この方法によって作られた薄膜の応力は、測定の
結果、約10 〜10 ダイン/iの範囲内にあると
−とがわかった。先に述べたように、この応力には、圧
縮応力と引張シ応力とがある。
この手法によって作られる薄膜の応力は、圧縮あるいは
引張シ応力の如何んに係わらず、上側のカーボン電極に
供給される電位に依存することがわかった。
引張シ応力の如何んに係わらず、上側のカーボン電極に
供給される電位に依存することがわかった。
次に示す例は、この発明とこの発明による改良点とを詳
しく説明するために示したものであるが、この発明はこ
れらの例によって如何なる点においても限定されるちの
ではない。
しく説明するために示したものであるが、この発明はこ
れらの例によって如何なる点においても限定されるちの
ではない。
例 1
この例においては、この発明の改良された炭素質ダイヤ
モンド様薄膜の被着のために、前記したtうに、ステン
レス鋼製の被着室を準備した。この被着室に一対の超高
純度のカーボン電極を垂直方向に約63の間隔を置いて
水平に配置し、被着シー 室をn−ブタンよシ約50ミリトルの被着圧力で安定さ
せた。薄膜を被着するガラス基板を下側のカーボン電極
上に配置した。下側の電極(基板ターゲット)を−50
ボルトの電位に維持し、上側の電極を一500ボルトの
電位に維持した。
モンド様薄膜の被着のために、前記したtうに、ステン
レス鋼製の被着室を準備した。この被着室に一対の超高
純度のカーボン電極を垂直方向に約63の間隔を置いて
水平に配置し、被着シー 室をn−ブタンよシ約50ミリトルの被着圧力で安定さ
せた。薄膜を被着するガラス基板を下側のカーボン電極
上に配置した。下側の電極(基板ターゲット)を−50
ボルトの電位に維持し、上側の電極を一500ボルトの
電位に維持した。
上述の条件下で、n−ブタンの高周波プラズマ分解によ
って、薄膜がガラス基板上に毎分約10人の割合で、約
1.45 ミクロンの厚さに被着された。
って、薄膜がガラス基板上に毎分約10人の割合で、約
1.45 ミクロンの厚さに被着された。
このようにし・てできた薄膜の応力は、測定の結果約7
×lOダイン/iの引張シ応力であることが確認された
。また、この薄膜の水素の含有量は、1.0原子係以下
であった。
×lOダイン/iの引張シ応力であることが確認された
。また、この薄膜の水素の含有量は、1.0原子係以下
であった。
上記と同様の実験で、上側の電極の電位を高くして、−
300ボルトに維持し、一方、下側の電極(基板ターゲ
ット)の電位は一50ボルトのままに。
300ボルトに維持し、一方、下側の電極(基板ターゲ
ット)の電位は一50ボルトのままに。
維持すると、このような条件の下で毎分10人の率で1
.5ミク゛ロンの厚さに被着した薄膜は圧縮応力を呈す
ることが確認された。この実験による薄膜の応力を測定
すると、約8×10 ダイン/−の圧縮応力であった。
.5ミク゛ロンの厚さに被着した薄膜は圧縮応力を呈す
ることが確認された。この実験による薄膜の応力を測定
すると、約8×10 ダイン/−の圧縮応力であった。
また、この薄膜の水素の含有蓋を測定すると、1原子係
以下であった。
以下であった。
また上記の実験と同じような一連の実験を行って、上記
と同様の改良されたに素質ダイヤモンド様薄膜が他の基
板に被着された。それらの基板には、例えばボリカーボ
1−ト樹脂、スチレン樹脂、アクリル樹脂、スチレン/
アクリル共重合体及びその他の樹脂のプラスチックの他
に、例えばステンレス鋼、モリブデン、タングステン及
びタンタルのような金属、色々なガラス、シリコン、二
酸化シリコン及び酸化アルミニウムが含まれる。
と同様の改良されたに素質ダイヤモンド様薄膜が他の基
板に被着された。それらの基板には、例えばボリカーボ
1−ト樹脂、スチレン樹脂、アクリル樹脂、スチレン/
アクリル共重合体及びその他の樹脂のプラスチックの他
に、例えばステンレス鋼、モリブデン、タングステン及
びタンタルのような金属、色々なガラス、シリコン、二
酸化シリコン及び酸化アルミニウムが含まれる。
例 2
この例においても第1の例と同様に、一連の実験を行っ
て、この発明の改良された炭素質のダイヤモンド様の薄
膜を、上側の電極と下側の電極即ち基板ターゲットに種
々の電位を供給して被着した。これらの実験において用
いた電圧とそれによって得られた結″果を次の表に示す
。
て、この発明の改良された炭素質のダイヤモンド様の薄
膜を、上側の電極と下側の電極即ち基板ターゲットに種
々の電位を供給して被着した。これらの実験において用
いた電圧とそれによって得られた結″果を次の表に示す
。
上記の表に示された各薄膜の水素の含有量は。
測定の結果1.0原子優以下であった。
例 3
この例においては、多数の高品質プラスチック2oレン
ズを、例1で述べた同じ方法とステンレス鋼被着室を用
いて、この発明の改良された炭素質のダイヤモンド様の
薄膜で被覆した。被着室を排気シタ後、ノルマルブタン
を注入し、約80ミリトルの被着圧力で安定させた。一
対の超高純度のカーボン電極を互に約2.5 ff離し
て配置し、下側の電極上に、被覆すべきプラスチックレ
ンズを置いた。
ズを、例1で述べた同じ方法とステンレス鋼被着室を用
いて、この発明の改良された炭素質のダイヤモンド様の
薄膜で被覆した。被着室を排気シタ後、ノルマルブタン
を注入し、約80ミリトルの被着圧力で安定させた。一
対の超高純度のカーボン電極を互に約2.5 ff離し
て配置し、下側の電極上に、被覆すべきプラスチックレ
ンズを置いた。
この下側電極(基板ターゲラ))ij−50ボルトの電
位に維持し、上側電極1j−2500ボルトの電位に維
持した。この条件下で、薄膜がプラスチックレンズ上に
、約25λ/分の率で1100人の厚さに、高周波プラ
ズマ被着された。別のレンズでは、その両面をこの発明
の薄膜で被覆したが、その両面上の薄膜の厚さI/11
100人であった。第3番目のレンズでは、その片面だ
けを、11.ooo人の厚さのこの発明の薄膜で被覆し
た。全ての場合において、この例3の薄膜は、先に述べ
た例で作られた薄膜と同じように低い応力と低い水素含
有率を呈した。
位に維持し、上側電極1j−2500ボルトの電位に維
持した。この条件下で、薄膜がプラスチックレンズ上に
、約25λ/分の率で1100人の厚さに、高周波プラ
ズマ被着された。別のレンズでは、その両面をこの発明
の薄膜で被覆したが、その両面上の薄膜の厚さI/11
100人であった。第3番目のレンズでは、その片面だ
けを、11.ooo人の厚さのこの発明の薄膜で被覆し
た。全ての場合において、この例3の薄膜は、先に述べ
た例で作られた薄膜と同じように低い応力と低い水素含
有率を呈した。
さらに、これらの被覆されたプラスチックレンズの光学
的な特性(光吸収性、透過性及び反射性)は、はぼ同じ
レベルに維持され、また多くの場合。
的な特性(光吸収性、透過性及び反射性)は、はぼ同じ
レベルに維持され、また多くの場合。
これらの光学的な特性はレンズの表面に被着されたこの
発明の薄膜によって改良された。
発明の薄膜によって改良された。
Claims (1)
- (1) ダイヤモンドと同様の特性と1010ダイン
/ Cj以下の応力とを有する非晶質の炭素質薄膜。
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB8131794 | 1981-10-21 | ||
GB8131794 | 1981-10-21 | ||
US34802182A | 1982-02-11 | 1982-02-11 | |
US348021 | 1982-02-11 | ||
US8131794 | 1982-02-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5879807A true JPS5879807A (ja) | 1983-05-13 |
JPH0699807B2 JPH0699807B2 (ja) | 1994-12-07 |
Family
ID=26281036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18534882A Expired - Lifetime JPH0699807B2 (ja) | 1981-10-21 | 1982-10-20 | 非晶質の炭素質薄膜の付着法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0699807B2 (ja) |
CA (1) | CA1202598A (ja) |
DE (1) | DE3237851A1 (ja) |
FR (1) | FR2514743B1 (ja) |
GB (1) | GB2109012B (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01103310A (ja) * | 1987-10-16 | 1989-04-20 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 表面弾性波素子 |
JP2003035707A (ja) * | 2001-06-18 | 2003-02-07 | Doko Cho | 遺伝子又は蛋白質を着床した生物チップの基板及びその製造方法 |
WO2019059054A1 (ja) * | 2017-09-25 | 2019-03-28 | 住友電気工業株式会社 | 硬質炭素系被膜の製造方法、及び被膜付き部材 |
WO2019065225A1 (ja) * | 2017-09-26 | 2019-04-04 | 住友電気工業株式会社 | 硬質炭素系被膜の製造方法、及び被膜付き部材 |
JP2019521253A (ja) * | 2016-06-28 | 2019-07-25 | アプライド マテリアルズ インコーポレイテッドApplied Materials,Incorporated | 電子ビームプラズマプロセスにより形成されるダイヤモンドライクカーボン層 |
Families Citing this family (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4640744A (en) * | 1984-01-23 | 1987-02-03 | Standard Oil Company (Indiana) | Amorphous carbon electrodes and their use in electrochemical cells |
DE3442208C3 (de) * | 1984-11-19 | 1998-06-10 | Leybold Ag | Verfahren und Vorrichtung zum Herstellen harter Kohlenstoffschichten |
DE3608887A1 (de) * | 1985-03-22 | 1986-10-02 | Canon K.K., Tokio/Tokyo | Waermeerzeugungs-widerstandselement und waermeerzeugungs-widerstandsvorrichtung unter verwendung des waermeerzeugungs-widerstandselements |
DE3609503A1 (de) * | 1985-03-22 | 1986-10-02 | Canon K.K., Tokio/Tokyo | Heizwiderstandselement und heizwiderstand unter verwendung desselben |
US4845513A (en) * | 1985-03-23 | 1989-07-04 | Canon Kabushiki Kaisha | Thermal recording head |
GB2174877B (en) * | 1985-03-23 | 1989-03-15 | Canon Kk | Thermal recording head |
DE3609456A1 (de) * | 1985-03-23 | 1986-10-02 | Canon K.K., Tokio/Tokyo | Waermeerzeugender widerstand und waermeerzeugendes widerstandselement unter benutzung desselben |
DE3609975A1 (de) * | 1985-03-25 | 1986-10-02 | Canon K.K., Tokio/Tokyo | Thermoaufzeichnungskopf |
GB2176443B (en) * | 1985-06-10 | 1990-11-14 | Canon Kk | Liquid jet recording head and recording system incorporating the same |
JPS62202899A (ja) * | 1986-03-03 | 1987-09-07 | Nippon Gakki Seizo Kk | 装飾品の製法 |
JPH0676666B2 (ja) * | 1987-02-10 | 1994-09-28 | 株式会社半導体エネルギ−研究所 | 炭素膜作製方法 |
DE3706340A1 (de) * | 1987-02-27 | 1988-09-08 | Winter & Sohn Ernst | Verfahren zum auftragen einer verschleissschutzschicht und danach hergestelltes erzeugnis |
DE3815457A1 (de) * | 1988-05-06 | 1989-11-16 | Sipra Patent Beteiligung | Strickmaschine |
GB2240114B (en) * | 1990-01-18 | 1993-03-24 | Stc Plc | Film nucleation process |
KR930003300A (ko) * | 1991-07-23 | 1993-02-24 | 스탠 게이어 | 다이아몬드가 피복된 캐리어 |
JP2574934Y2 (ja) * | 1993-03-02 | 1998-06-18 | シチズン時計株式会社 | 編機用部品 |
JPH0676383U (ja) * | 1993-04-06 | 1994-10-28 | シチズン時計株式会社 | 繊維関連機械部品 |
GB2286347B (en) * | 1994-02-10 | 1998-04-29 | Atomic Energy Authority Uk | Improved load-bearing polymeric materials |
WO2007057478A1 (es) * | 2005-11-15 | 2007-05-24 | Fundacion Tekniker | Pieza con superficie exterior polimérica con acabado metálico, procedimiento para su fabricación y usos de la misma |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5290281A (en) * | 1976-01-22 | 1977-07-29 | Nec Corp | Semiconductor laser device |
JPS53143206A (en) * | 1977-05-18 | 1978-12-13 | Nec Corp | Magnetic disc |
JPS5622616A (en) * | 1979-08-03 | 1981-03-03 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Manufacture of diamondlike carbon film |
JPS5687002A (en) * | 1979-11-20 | 1981-07-15 | Nat Res Dev | Infrared reflector |
JPS56108876A (en) * | 1980-02-04 | 1981-08-28 | Citizen Watch Co Ltd | Silver plated exterior decorative parts for watch and their manufacture |
JPS57106513A (en) * | 1980-12-22 | 1982-07-02 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Formation of carbon film |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3961103A (en) * | 1972-07-12 | 1976-06-01 | Space Sciences, Inc. | Film deposition |
US4060660A (en) * | 1976-01-15 | 1977-11-29 | Rca Corporation | Deposition of transparent amorphous carbon films |
GB1582231A (en) * | 1976-08-13 | 1981-01-07 | Nat Res Dev | Application of a layer of carbonaceous material to a surface |
DE3167761D1 (en) * | 1980-01-16 | 1985-01-31 | Nat Res Dev | Method and apparatus for depositing coatings in a glow discharge |
GB2082562B (en) * | 1980-08-21 | 1983-12-14 | Secr Defence | Coating germanium of silicon with carbon |
DE3172609D1 (en) * | 1980-08-21 | 1985-11-14 | Nat Res Dev | Coating infra red transparent semiconductor material |
EP0049032B1 (en) * | 1980-08-21 | 1986-09-17 | National Research Development Corporation | Coating insulating materials by glow discharge |
GB2083841B (en) * | 1980-08-21 | 1985-03-13 | Secr Defence | Glow discharge coating |
-
1982
- 1982-10-04 FR FR8216600A patent/FR2514743B1/fr not_active Expired
- 1982-10-12 CA CA000413200A patent/CA1202598A/en not_active Expired
- 1982-10-13 DE DE19823237851 patent/DE3237851A1/de active Granted
- 1982-10-19 GB GB08229792A patent/GB2109012B/en not_active Expired
- 1982-10-20 JP JP18534882A patent/JPH0699807B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5290281A (en) * | 1976-01-22 | 1977-07-29 | Nec Corp | Semiconductor laser device |
JPS53143206A (en) * | 1977-05-18 | 1978-12-13 | Nec Corp | Magnetic disc |
JPS5622616A (en) * | 1979-08-03 | 1981-03-03 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Manufacture of diamondlike carbon film |
JPS5687002A (en) * | 1979-11-20 | 1981-07-15 | Nat Res Dev | Infrared reflector |
JPS56108876A (en) * | 1980-02-04 | 1981-08-28 | Citizen Watch Co Ltd | Silver plated exterior decorative parts for watch and their manufacture |
JPS57106513A (en) * | 1980-12-22 | 1982-07-02 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Formation of carbon film |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01103310A (ja) * | 1987-10-16 | 1989-04-20 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 表面弾性波素子 |
JP2003035707A (ja) * | 2001-06-18 | 2003-02-07 | Doko Cho | 遺伝子又は蛋白質を着床した生物チップの基板及びその製造方法 |
JP2019521253A (ja) * | 2016-06-28 | 2019-07-25 | アプライド マテリアルズ インコーポレイテッドApplied Materials,Incorporated | 電子ビームプラズマプロセスにより形成されるダイヤモンドライクカーボン層 |
WO2019059054A1 (ja) * | 2017-09-25 | 2019-03-28 | 住友電気工業株式会社 | 硬質炭素系被膜の製造方法、及び被膜付き部材 |
JPWO2019059054A1 (ja) * | 2017-09-25 | 2020-10-15 | 住友電気工業株式会社 | 硬質炭素系被膜の製造方法、及び被膜付き部材 |
WO2019065225A1 (ja) * | 2017-09-26 | 2019-04-04 | 住友電気工業株式会社 | 硬質炭素系被膜の製造方法、及び被膜付き部材 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FR2514743B1 (fr) | 1986-05-09 |
CA1202598A (en) | 1986-04-01 |
GB2109012A (en) | 1983-05-25 |
JPH0699807B2 (ja) | 1994-12-07 |
GB2109012B (en) | 1986-09-03 |
FR2514743A1 (fr) | 1983-04-22 |
DE3237851A1 (de) | 1983-04-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS5879807A (ja) | 非晶質の炭素質薄膜 | |
US4504519A (en) | Diamond-like film and process for producing same | |
US6086796A (en) | Diamond-like carbon over-coats for optical recording media devices and method thereof | |
US4778721A (en) | Method of forming abrasion-resistant plasma coatings and resulting articles | |
EP0157212B1 (en) | Articles coated with adherent diamondlike carbon films | |
US5474816A (en) | Fabrication of amorphous diamond films | |
CA1191477A (en) | X-ray mask substrate and method of fabrication thereof | |
Iyer et al. | Buckling patterns in diamond-like carbon films | |
US4252848A (en) | Perfluorinated polymer thin films | |
EP0974615B1 (en) | Aliphatic polyester film and gas barrier film | |
EP0748260B1 (en) | Ion beam process for deposition of highly abrasion-resistant coatings | |
US4603082A (en) | Diamond-like film | |
JPH0416853B2 (ja) | ||
US5573864A (en) | Transparent carbon nitride films and compositions of matter comprising transparent carbon nitride films | |
CN110922064A (zh) | 一种抗磨损玻璃及其制备方法 | |
JPH03130363A (ja) | ダイヤモンド状炭素膜被覆プラスチツック物品 | |
US4056457A (en) | Method of depositing low stress hafnium thin films | |
JP2005533171A (ja) | 非晶質水添炭素膜 | |
JPH05202477A (ja) | 硬質炭素膜とその製造方法 | |
KR100639982B1 (ko) | 다이아몬드상 카본코팅 박막 및 그 제조방법 | |
Franks et al. | Preparation and characteristics of diamond-like carbon films | |
JP2003527278A (ja) | 硬さおよび耐磨耗性の付加のための非金属製品上のダイヤモンド様炭素コーティング | |
US4339471A (en) | Method of coating substrates with an abrasive layer | |
CA1246370A (en) | Method of producing an optical component, and components formed thereby | |
KR102244873B1 (ko) | 디스플레이 기판용 기능성 코팅막 및 그 제조방법 |