JPS5878Y2 - 穀物貯蔵乾燥施設における排塵機構 - Google Patents

穀物貯蔵乾燥施設における排塵機構

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Publication number
JPS5878Y2
JPS5878Y2 JP1978028297U JP2829778U JPS5878Y2 JP S5878 Y2 JPS5878 Y2 JP S5878Y2 JP 1978028297 U JP1978028297 U JP 1978028297U JP 2829778 U JP2829778 U JP 2829778U JP S5878 Y2 JPS5878 Y2 JP S5878Y2
Authority
JP
Japan
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dust
dust collection
collection chamber
storage
grain storage
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Expired
Application number
JP1978028297U
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English (en)
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JPS54131163U (ja
Inventor
浩三 稲田
恒通 石堂
Original Assignee
井関農機株式会社
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Publication date
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Publication of JPS54131163U publication Critical patent/JPS54131163U/ja
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Publication of JPS5878Y2 publication Critical patent/JPS5878Y2/ja
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  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、米麦のような穀物を乾燥しながら貯蔵する施
設における排塵機構に関するものである。
従来この種の施設としては、第1図および第2図に示す
ようなドライストアと通称されるものがある。
第1図に示すドライストアは、方形の建物内の左右に貯
留室1,2を設け、その床面を通風フロアla、′L−
aで形成し、該通風フロアla、2aの下側に設けた風
路1b、2bを、建物の中央寄りに設けた風洞3.4と
連通させ、この風洞3,4に図示しない送風機を設け、
風洞3,4の上部には歩廊5が設けられ、この歩廊5と
風洞3,4との間には空間部6を形成したものである。
また、建物の屋根部7にはルーフファン8が設けられ、
貯留室1,2から発生する塵埃を吸引して建物外に排出
するようになっている。
このドライストアにおいては、空間部6が活用されずに
無駄なスペースとなる欠点があり、また、ルーフファン
8から排出される塵埃は屋根の上に堆積され、その処理
にも苦労する欠点が′あった。
第2図に示すドライストアは、その第1図と同一の部分
には同一の符号を付してその説明を省略するが、第1図
のものに比べて風洞を1つにし空間部6が省略されてい
るので無駄なスペースはなくなっているが、ルーフファ
ン8から排出される塵埃の処理については、第1図のド
ライストアと同様の欠点があった。
本考案は、前記の事情に鑑みなされたもので、前記貯留
室の中間部に集塵室(従来の空間部に相当する)を設け
、この集塵室の上部位置に前記貯留室と連通ずる集塵口
を設けると共に、貯蔵乾燥施設に排風装置を設けること
により、貯留室内で発生し集塵室に流入した塵埃のうち
、細くて軽い藁屑などの塵埃物は排風装置で、大きくて
重い藁切れのような茎稈状の塵埃物は、該集塵室の底部
に落下させてそこに設けたコンベヤなどの排出装置で、
それぞれ排出するようにして、従来のドライストアにお
ける空間部を有効に利用すると共に、排塵処理を、手軽
で簡単な構造のものにより行い、以て前記従来の欠点を
解消するようにした穀物貯蔵乾燥施設における排塵機構
を提供しようとするものである。
以下、第3図ないし第8図を参照して本考案の実施例を
具体的に説明する。
なお、これら実施例の説明に圭って、゛第゛1図および
第2図と同じ部分には同一の符号を付し説明を省略する
第3図において、第1図の空間部6に相当する部分に:
よ集塵室10が形成さiL、この集塵室10の底部に;
よ、堆積された塵埃の排出機構としてのベルトコンベヤ
11が設けられ、また、集塵室10の上部は打抜多孔板
12により形成されて貯留室]、2と連通しており、多
孔板]2の上側に歩廊5が設けられている。
さらに、集塵室10の建物外側に面する壁面・には、2
個の吸引ファン13が縦方向に配設されている。
なお、吸引ファン13の排出側には、筒体などを連結し
て排出される塵埃を集塵捕捉するようにしである。
第4図の実施例は、風洞3を1つにした点と、吸引ファ
ン13を1つにした点を除けは゛第3図の実施例と同様
のものである。
第5図の実施例は、集塵室10の底部を第3図の実施例
のものより上方に上げ、その下側に操作歩廊14を設け
、2つの吸引ファン13を横方向に配設した点を除けば
第3図の実施例と同様のものである。
第6図の実施例(よ、第4図の実施例の集票室10力底
部を上方に上(十、その下側に操作歩廊14そ設けた点
を除けj:、第4図の実施例と同様のものである。
第7図の実施例は、第3図ないし第6図の打抜多孔板1
2ソ山形に形成して吸入面積を拡大し、その両側に歩廊
5.5を設けたものである。
第8図の実施例は、第3図ないし第7図の打抜多孔板1
2を設けずに、これに代え開口部15を設けて集塵室1
0と貯留室1,2を連通させるようにし、開口部15の
両側に歩廊5.5を設けたものである。
なお、前記集塵室10の周壁は、パックフィルタにして
もよい。
このように構成された本考案の穀物貯蔵乾燥施設(ドラ
イストア)において、貯留室1,2内に所定量の穀粒を
張込んで風洞から風路1b、2bに圧力風を送ると、該
圧力風は、通風フロア1a、2aから、その上部に堆積
された穀粒間を通過して貯留室1,2の上方に吹上げら
れ、打抜多孔板12または開口部15から集塵室10内
にもたらされる。
集塵室10内では、吸引ファン13の作用で負圧となっ
ており、貯留室1.2から吹上げられ、穀粒中に含有す
る塵埃も一諸に含んだ圧力風を吸引する。
このとき集塵室10内でjよ、吸引ファン]3の吸引力
で集塵室]O内に導入された貯留室1,2からの圧力風
およびこれに含よれる塵埃のうち、比較的重量の重いも
のは集塵室]0の底面(即ちベルトコンベヤ11)上に
落下して堆積され、塵埃のうち比較的細かいものは吸引
ファン13から吸引されて建物の外に排出されて補集、
処理される。
前記ベルトコンベヤ11上に堆積された塵埃は、ベルト
コンベヤ11を駆動することによって建物外に排出され
て処理される。
このような集塵室10内での塵埃の動きは、ちょうとサ
イクロンと同様であり、また集塵室10の周壁をパック
フィルタにした場合には塵埃の補集効果はより高いもの
となる。
なお、第8図の実施例では、打抜多孔板を使用していな
いので1.塵埃による目詰りを生ずることがない。
以上刃説明から明らかなように、本考案の穀物貯蔵乾燥
施設における排塵機構によれば、貯留室間に集塵室を設
け、該施設に:よ、該集7塵室に流入した塵埃を吸引し
て該室外に排出する排風装置を設けると共に、集塵室の
底部に(よ、前記排風装置により吸引さiすることなく
該底部に落下して堆積する塵埃を乾岸施設外に排出する
コンベヤ等の排出装置を設けたので、従来の穀物貯蔵乾
燥施設に3ける空間部が集塵室および排出装置の室とし
て有効に活用され、しかも、該室内に集塵された塵埃は
、細くて軽い藁屑などが簡略な吸引ファンのような排風
装置により吸引され、大きくて重い藁切れのような茎稈
状の塵埃物は、集塵室の底部に落下して簡単なコンベヤ
などの排出装置により排出されるから、貯留室から舞い
上がる塵埃物の総てが簡略な構造の排風装置、排出装置
により乾燥施設外に搬出され、従って、藁切れなどの塵
埃物が集塵室底部に堆積することがないので、該施設は
常に清潔に保持されるなどの効果が期待される。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、穀物貯蔵乾燥施設の従来例を示
す概略側面図、第3図ないし第6図は、本考案を適用し
た穀物貯蔵乾燥施設のそれぞれ異った実施例を示す概略
側面図、第7図および第8図は集塵口の他の実施例を示
す部分側面図である。 1.2・・・・・・貯留室、la、2a・・・・・・通
風フロア、3゜4・・・・・・風洞、5・・・・・・歩
廊、6・・・・・・空間部、7・・・・・・屋根部、8
・・・・・・ルーフファン、10・・・・・・集塵室、
11・・・・・・ベルトコンベヤ、12・・・・・・打
抜多孔板、13・・・・・・吸引ファン、14・・・・
・・操作歩廊、]5・・・・・・開口部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 集塵室を中央にしてその両側に噴風フロアを有する貯留
    室を設け、この集塵室の上部と両貯留室の上部とを、貯
    留室で発生した塵埃が中央の集塵室に流入可能に流通さ
    せた穀物貯蔵乾燥施設において、該施設には、集塵室に
    流入した塵埃を吸引して該室外に排出する排風装置を設
    けると共に、集塵室の底部には、前記排風装置に吸引さ
    れることなく該底部に落下して堆積する塵埃を乾燥施設
    外に排出するコンベヤ等の排出装置を設けて成ることを
    特徴とする穀物貯蔵乾燥施設における排塵機構。
JP1978028297U 1978-03-06 1978-03-06 穀物貯蔵乾燥施設における排塵機構 Expired JPS5878Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978028297U JPS5878Y2 (ja) 1978-03-06 1978-03-06 穀物貯蔵乾燥施設における排塵機構

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JP1978028297U JPS5878Y2 (ja) 1978-03-06 1978-03-06 穀物貯蔵乾燥施設における排塵機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54131163U JPS54131163U (ja) 1979-09-11
JPS5878Y2 true JPS5878Y2 (ja) 1983-01-05

Family

ID=28874006

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978028297U Expired JPS5878Y2 (ja) 1978-03-06 1978-03-06 穀物貯蔵乾燥施設における排塵機構

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JP (1) JPS5878Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS535222A (en) * 1976-07-02 1978-01-18 Nippon Concrete Ind Co Ltd Utilization method of cement contained waste water

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS535222A (en) * 1976-07-02 1978-01-18 Nippon Concrete Ind Co Ltd Utilization method of cement contained waste water

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Publication number Publication date
JPS54131163U (ja) 1979-09-11

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