JPS5878871A - 自動二輪車等のサイドカバ−取付装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 の改良に関するものである。

従来のこの種のサイド力バー取付装置においては、サイ
１カバーの内面にこれと直角な方向に指向する突起を突
設し、車体側のフレームまたはフューエルタンク等にこ
れと嵌合する何方へ開口した孔部を形成し、同孔部に前
記突起を押込んで係合することによりサイド力バーを固
定していた。

このような構造のサイド力バー取付装置においては、サ
イド力バーの自重は前記突起と孔部との係合で支持され
るもの＼、サイド力バーの面に対して直角な外側方の力
に対しては、前記突起と孔部との間に生ずる摩擦力によ
りサイド力バーは保持されているため、簡単に外れ易く
、サイド力バーおよびその内側にある物の盗難が避けら
れなかった。

本発明はこのような不都合を解消した自動二輪車等のサ
イド力バー取付装置の改良に係り、その目的とする処は
、サイド力バーを容易に取付けることができると＼もに
ロック装置をアンロックしない限りサイド力バーを取外
すことができないサイド力バー取付装置゛・を供する点
にある。

以下図面に図示された本発明の一実施例について説明す
る。

１は自動二輪車の燃料タンクで、同燃料タンク１の後方
にシート２が配設されている。

また前記燃料タンク１の下方にはフレーム３が配設され
、同フレーム３の下部から斜後上方に指向してバックス
テー４が設けられており、燃料タンク１の後部、シート
２、フレーム３およびバックステー４で囲まれた車体側
面部が、後記サイドカバー５により覆われるようになっ
ている。

さらにサイドカバー５は略逆梯形状に形成され、同サイ
ドカバー５の下辺部略中央にロック装置６のキー操作ボ
ディ７が一体に設けられ、同キー操作ボディ７にキー操
作部材８が旋回自在に嵌装されている。

しかして前記キー操作部材８には図示されないキーが挿
入されうるキ一孔９が設けられ、第９図および第１１図
に図示されるように、前記キー操作ボディ７とキー操作
部材８との間隙にコイルスプリングＩＯが介装されてお
り、同コイルスプリング１０のばね力によりキー操作部
材８は第１１図において一反時計方向へ旋回賦勢される
ようになっている。

また前記キー操作部材８の先端にビン１１が直角に突設
さ、、；ｈている。

さらに前記フレーム３には、ステー１２がビス１３によ
り装着され、同ステー１２に円筒状軸受部１４が予め一
体に固着され、同円筒状軸受部１４には、案内切欠き１
５が形成され、同案内切欠き１５は、時計回り螺旋方向
に指向した案内縁１６と同案内縁１６の基端側に反時計
方向へ指向した係止縁１７とを備えており、前記キー操
作部材８を円筒状軸受部１４に挿入した際に、前記ビン
１１が前記案内縁１６に案内されながら、コイルスプリ
ング１０のばね力に抗して時計方向へ旋回された後、同
コイルスプリング１０のばね力により係止縁１７にビン
１１が係合されるようになっている。

さらにまたキー操作ボディ７の切欠き７ａには第９図に
図示されるようにＵ字状に切欠かれた波状スプリング１
８が上方から下方へ嵌装され、サイドカバー５の孔にキ
ー操作ボディ７は旋回しないように固定される。また円
筒状軸受部１４の底部にはゴム等の弾性部Ｊｒ設けられ
ており、ロック装置６のセット時（ビン１１が係止縁１
７に係合された時）にキー操作ボディ７およびキー操作
部材８のがたが防止されるようになっている。

また前記サイドカバー５の上方後端には、前記ロック装
置６を中心とした放射方向に指向する突起１９が突設さ
れ、バックステー４の後方上端には、後部係止片部が一
体に固着され、同係止片加の孔唄 ２１にはゴム等の弾性体グロメッ）２２が嵌装されてお
り、前記突起１９は係止片頭の孔２１にグロメット２２
を介して嵌脱自在に嵌合されるようになっている。

さらに前記サイドカバー５の上方前部内面には前部係止
片凶が水平面に沿って一体に設けられ、同係止片ｎの孔
潤にゴム等の弾性グロメットδが嵌装され、燃料タンク
１の後部下端の側面に下方へ指向する突起部が設けられ
ており、同突起部に係止片るの孔潤はグロメット５を介
して嵌脱自在に嵌合されるようになっている。。

しかして前記突起部の内側面上方に係止片ｎが突設され
ると＼もに、前記突起あの下方には球面状係止部路が外
方へ隆設されており、前記係止汁器の孔々がグロメット
６を介して突起部に嵌合された状態では、同グロメット
５は係止片ごと係止部３とで挾持されてサイドカバー５
の上下位置決めがなされるようになっている。

図示の実施例は前記したように構成されているので、突
起１９を後部係止片ｍのグロメッ）２２に嵌挿し、次に
突起部に前部係止片ｎのグロメット５を嵌挿し、最後に
キー操作部材８の先端を円筒状軸受部１４に押込めば、
同キー操作部材８の先端のビン１１が円筒状軸受部１４
の案内縁１６に案内されなカラ、コイルスプリング１０
のばね力に抗して旋回され、係止縁１７に達した時にコ
イルスプリング１０のばね力によりビン１１が係止縁１
７に係合されてロック装置６がロックされ、かくしてサ
イドカバー５が車体に一体に取付けられる。

またサイドカバー５が車体に装着された状態に′おいて
、図示されないキーをロック装置６のキ一孔９に挿入し
、コイルスプリング１０のばね力に抗して時計方向へ旋
回した後、サイドカバー５の下端を外方へ引出すと、ロ
ック装置６がアンロックされる。

そしてロック装置６がアンロックされ足状態において、
サイドカバー５の前部を下方へ引下すと、前部係止片ｎ
のグロメット５が突起がより外される。その後、さらに
サイドカバー５を前方へ移動させると、突起１９が後部
係止片加のグロメットρより外され、かくしてサイドカ
バー５を車体から取外すことができる。

このようにサイドカバー５を装着する場合には、キーを
全く必要とせず、サイドカバー５を前記した順序に応じ
て移動させることにより、サイドカバー５を車体に容易
に取付けることができる。

またサイドカバー５を取外す場合には、キーを必要とし
、このキーをキ一孔９に挿入して旋回しなければ、ロッ
ク装置６のロックをアンロックすることができないため
、サイドカバー５およびこのサイドカバー５で覆われる
空間内の物の俗離が未然に防止される。

さらに突起部には、係止片ごと球面状係止部器とが形成
され、前部係止片ｎのグロメット５がこれら係止片ｎと
球面状係止部器とで挾持されるため、サイドカバー５の
上下位置決めが遂行される。

本発明は、前記したように車体側面部を覆うサイドカバ
ーの一個所を車体に固定するロック装置を設け、同ロッ
ク装置を中心にした放射線方向に略沿って嵌脱自在に係
合させる突起と孔のいずれか一方を車体に他方を前記サ
イドカバーに設けたため、サイドカバーの一個所をロッ
クするだけで、他の嵌合部を取外すことができず、その
結果、サイドカバーおよびその内側に存在する物の盗難
を確実に阻止することができる。

以上本発明を図面に図示された実施例について詳細に説
明したが、本発明はこのような実施例に限定されること
なく、本発明の精神を逸脱しない範囲内で必要に応じて
適宜自由に設計の改変を施しうるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る自動二輪車等のサイドカバー取付
装置の一実施例を図示した分解斜視図、第２図はその取
付は状態における側面図、第３図は第２図の■−■線に
沿って１断した縦断正面図、第４図は第２図の背面図、
第５図は第２図の前方上部の縦断側面図、第６図は第５
図のＩＶ−ＩＶ線に沿って截断した縦断面図、第７図は
ロック装置における円筒状軸受部の斜視図、第８図はそ
の展開図、第９図はロック装置の縦断正面図、第１０図
は第９図の一部平面図、第１１図は第９図のｘｔ−ｘＩ
、ｗに沿って截断した横断面図である。 １・・・燃料タンク、２・・・シート、３・・・フレー
ム、４・・・バックステー、５・・・サイドカバー、６
・・・ロック装置、７・・・キー操作ボディ、８・・・
キー操作部材、９・・・キ一孔、１０・・・コイルスプ
リング、１１・・・ピン、１２・・・ステー、１３・・
・ビス、１４・・・円筒状軸受部、１５・・・案内切欠
き、１６・・・案内縁、１７・・・係止縁、１８・・・
波状スプリング、１９・・・突起、加・・・後部係止片
、２１・・・孔、ｎ・・・弾性体グロメット、ｎ・・・
前部係止片、Ｕ−・・孔、５・・・弾性体グロメット、
あ・・・突起、ｎ・・・係止片、路・・・球面状係止部
、四・・・弾性部材。 代理人　弁理士　江　　原　　　　望 外１名 第９図 １４１４８

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 車体側面部を覆うサイド力バーの一個所を車体に固定す
   るロック装置を設け、同ロック装置を中心にした放射線
   方向に略沿って嵌脱自在に係合させる突−起と孔のいず
   れか一方を車体に他方を前記サイド力バーに設けたこと
   を特徴とする自動二輪車等のサイド力バー取付装置。