JPS5878560A - 乾燥豆腐の製造法 - Google Patents

乾燥豆腐の製造法

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JPS5878560A
JPS5878560A JP57186726A JP18672682A JPS5878560A JP S5878560 A JPS5878560 A JP S5878560A JP 57186726 A JP57186726 A JP 57186726A JP 18672682 A JP18672682 A JP 18672682A JP S5878560 A JPS5878560 A JP S5878560A
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JP
Japan
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starch
tofu
emulsion
protein
frozen
Prior art date
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Pending
Application number
JP57186726A
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English (en)
Inventor
Takahiko Soeda
添田 孝彦
Keiko Baba
啓子 馬場
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Ajinomoto Co Inc
Original Assignee
Ajinomoto Co Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、水或いは湯戻しにより優れた食感を有する豆
腐となる乾燥豆腐を提供すること1こある。
豆腐は日本古来からの伝統食品として広く用いられてい
る蛋白食品であるが、含有水分が多いなどの理由からそ
の保存性は極めて悪い。豆腐の保存性を向上させるため
に種々の研究が行われ、たとえば包装方法の改善等が行
われたが、本質的な解決はなされていない。一般に食品
の保存性を向上させるためには凍結または乾燥などの手
段が用いられるが、豆腐にこの方法を適用した場合、凍
豆腐の如き別の食品rこ変化することは周知の事実であ
る。すなわち、豆腐を凍結すれば、豆腐の主成分の大豆
蛋白質が凍結変性を受け、層′状1こ組織化するため、
解凍しても凍結前の豆腐のなめらかな食感を与えない。
このことは凍豆腐の生産1こ逆tこ利用されている通り
、豆腐を凍結後乾燥したものを水戻ししても凍結前の状
態に戻らない事はよく知られている所である。
本発明者らは、水或いは湯戻しにより優れた食感を饗え
る乾燥豆腐を得ることを目的として種々検討を行った結
果、蛋白含量50%以上の大豆蛋白、水及び油脂を乳化
後、必要?こより加熱して豆腐を調製するtこ当り、当
該乳化物に澱粉類及び/又は炭酸塩を溶解した場合にあ
っては、−l−冷凍し、真空乾燥処理を施しても、水又
は湯戻しtこより同様に優れた豆腐となることを知見し
本発明を完成するに至った。
本発明方法を実施するに当り使用する澱粉類としては、
馬鈴薯澱粉、小麦澱粉、とうもろこし澱粉、ワキシーと
うもろこし澱粉等の生澱粉、或いはこれらの各種加工澱
粉、例えばα澱粉、酸化澱粉、デキス1−11ンの如き
澱粉分解物、及び澱粉エステル、澱粉エーテル、架橋澱
粉の如き澱粉誘導体等が用シコられる。これら澱粉類は
種類によらずはy同等の効果を亭えるが、特tこα澱粉
が良質の冷凍豆腐を学え好ましい。一方、炭酸塩として
は炭酸ソーダ、重炭酸ソーダ等の炭酸アルカリ金属塩が
有利tこ用いられる。これら添加剤の使用量は大量に用
いなくてもよく、又種類tこよっても若干異るが、豆乳
又は乳化物中の蛋白(純蛋白換算)1重量部(以下、全
て部は重量部を示す)に対し、澱粉類tこあっては0.
01〜1部、好ましくは0.1〜0.5部、炭酸塩tこ
あっては0.0001〜.0.05部、好ましくは0.
0005〜0.01部tこて効果は発現する。
又、両者を併用する場合には、特に各々を上記範囲内に
て使用すれば単独使用より効果が大てあり有利である。
勿論併用する場合には上記範囲以下の使用量であっても
よい。
本発明方法は、蛋白含量50%以上の大豆蛋白、水、油
脂及び前記添加剤を乳化後、必要?こより加熱して冷凍
処理用豆腐とすればよい。この場合、カルシウム塩、マ
グネシウム塩、グルコノデルタラクトン等公知の豆腐用
凝固剤を併用してもよい。
凝固剤の併用により食感、風味が強化され好ましい場合
がある。原料として使用する大豆蛋白としては、溶解性
、ゲル化性及び乳化性をよりよく備えたものが好適であ
る。分離大豆蛋白(酸沈澱大豆蛋白カードの中和物を含
めて)の如き高蛋白含量のものが好ましいが、必らずし
も高蛋白含量を有していなくとも目的を達成することが
でき、蛋白含量50%以上、好適には60%以上あれば
使用可能である。
庵 この方式による冷凍豆−を解凍したものの品質は凍結前
の乳化物の物性に大きく影響を受けるが、特に好ましい
乳化物を得るには、上述した通り溶解性、ゲル化性、お
よび乳化性のすぐれた蛋白質を用いることが重要である
。たとえば、溶解性は溶解窒素指数(N S I : 
Nitrogen 5olubilityIndex 
)を目安とすれば50以上、好ましくは80以上、ゲル
化性は3.5倍加水tこより試作したゲルが岡田式ゲル
強度測定機で5009/cn1以上、好ましくは7oo
t/cdであり、乳化性は70%以上、好ましくは9部
チ以上の特性をもつ蛋白質がよく、ま、たその水溶液の
pHは7付近のものがより好適である。
一方油脂としては、大豆油、パーム油、コーン油、なた
ね油、やし油などの植物性油脂および豚油、牛脂な゛ど
の動物性油脂等の食用油脂が使用出来るが、融点の低い
液体油が好適である。
本方式を実施するに当って使用する乳化物は、通常水3
部乃至14部、好ましくは4部乃至6部と油脂0.2部
乃至4部、好ましくは0.5部乃至2部の混合物に、大
豆蛋白1部(純蛋白換算)、本発明の添加剤及び必要1
こより凝固剤を加えサイレントカッター、播潰機あるい
はミキサー等で比較的温和に攪拌するか、もしくは高圧
ホモゲナイザーのような強制乳化機を用いて混練して製
造する。
乳化状態が製品の品質に影響を4えるので充分混合した
乳化物とすることが必要である。本乳化には必ずしも乳
化剤を使用しなくとも十分可能であるが、その添加も有
効である。乳化物は、50C乃至150C程度にて加熱
処理し、またはせずして冷凍用豆腐とすることになる。
さらに本方式につき研究を重ねたところ、冷凍豆腐を解
凍したときの食感、即ち豆腐独得のしなやかさ及び歯切
れの良さは、前記乳化物を、凍結する前に、加熱工程を
経る場合tこけその前に、−2C乃至10C1こ1〜1
0時間保存することにより増加することが認められた。
従って、この低温処理はより好ましい冷凍豆腐製造に有
利である。
斯くして得られた冷凍豆腐製造 エアープラストまたは液体窒素などtこより凍結するの
であるが、凍結温度としては一80C乃至−IOr、好
ましくは一6Or乃至−40Cがよく、凍結変性を抑え
、引いては高品質の冷凍豆腐を得るため急速瞬間凍結が
好ましい。
本発明者らは更に本発明を研究を行ったところ、本発明
にて使用する添加剤の他1こ、キサンタンガム、カラギ
ーナン、グアガム、ローカストビーンガム、アラビアン
ガム等のガム質;グリセリン、ソルビトール、プロピレ
ングリコール等の湿潤剤。
アスコルビン酸、エリソルビン酸、亜硫酸塩、システィ
ン、ホモシスティン、アルギン酸及びこれらの塩;力、
ルボキシメチルセルロース、特tこガム質を前記添加剤
と併用することtこより解凍後の豆腐の食感がより一層
向上することを知見した。例えば、ガム質にあっては、
その種類1こより効果は若干異るが、原料蛋白(純蛋白
換算)1部1こ対し0.001〜0.5部、好ましくは
0.01〜0.1部にて効果が発現する。
更tこ、この冷凍豆腐を真空下1こ乾燥した場合、得ら
れた乾燥品を水或いは湯戻しすることにより所謂凍豆腐
とはならず、優れた食感の豆腐が得られることが判明し
た。冷凍豆腐を保存上さらに有利な本発明の乾燥豆腐と
して利用する場合、前記第二の添加剤、特1こアスコル
ビン酸、エリソルビン酸またはそのアルカリ金属塩を併
用することにより、乾燥豆腐の戻り性が著しく改善され
、湿潤剤を併用すること1こより乾燥時及び乾燥状態に
てされる。これらの使用量は種類?こより異るが大量使
用する必要はなく、原料蛋白1部(純蛋白換算)Vこ対
シ例えばアスコルビン酸、エルソルビン酸又はその塩に
あっては0.001〜0.01部、湿潤剤にあっては0
.001〜0.5部の使用にて十分効果を得ることがで
きる。
以上の説明tこて明らかな通り、本発明は従来困難とさ
れていた乾燥豆腐を製造する方法を提供するものであり
、食品工業tこ大いに貢献するものである。
以下、実施例により本発明をより詳しく説明する。
実施例1 分離大豆蛋白(味の素■製「アジプロンS、」)200
tに水1400+/1大豆油100fと表1記載量のα
−ワキシ・コーンヘーチを加え分散後、サイレント・カ
ッターにて200 Orpm 15 分間乳化した。乳
化物をケーシングにつめ加熱したものを−400で凍結
し、冷凍豆腐を得た。
lO日日間40C1こて冷凍保存後解凍して・(ネル1
0名?こより評価した。表itこ官能評価結果を示す。
表     l 評価方法 0点:豆腐として不適 5〃:豆腐とほぼみなせる 10//://  と全く遜色なし 尚、実験扁3にて得られた冷凍豆腐を真空乾燥したとこ
ろ、乾燥豆腐が得られた。氷晶を湯加し−したところ、
すばやく戻り優れた風味、食感を有する豆腐を4えた。
実施例2 抽出大豆蛋白(味の素■製「アジプロンE2」)200
 frこ水100m1.パーム油1502、重炭酸ソー
ダ0.22を添加後、スピードニーダ−1ごて100 
Orpm 20分間攪拌乳化した。得られた豆腐を一2
5tl?で凍結し、冷凍豆腐を得た。
−25rtこて30日間保存後解凍したところ、なめら
かな絹ごし豆腐の食感を呈した。
実施例3 実施例2に於いて更に添加物としてカラギーナン2tを
使用し、同様の方法eこて冷凍豆腐を得た。
氷晶を一25rにて30日間保存後解凍したところ、実
施例2の解凍品よりより1なめらかな食感を呈した。
実施例4 濃縮大豆蛋白(味の素■製「アジプロン鮎」)2002
に水1500m/、大豆油2002、グルコノデルタラ
クトン22、馬鈴薯澱粉302、重炭酸ソーダ’0.1
Fを加え攪拌乳化した。乳化物をケーシングに詰めて、
70Cで50分加熱した後、−600にて凍結し、冷凍
豆腐を得た。
−250rこて30日間保存後解凍したところ、特別の
変化なく、木綿豆腐の食感を呈した。
特許出願人 味の素株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 澱粉類、及び/又は炭酸塩を、蛋白含量50%以上の大
    豆蛋白、水及び油脂と共tこ乳化後、゛必要により加熱
    することにより豆腐を調製後、冷凍し、真空乾燥するこ
    とを特徴とする乾燥豆腐の製造法。
JP57186726A 1982-10-26 1982-10-26 乾燥豆腐の製造法 Pending JPS5878560A (ja)

Priority Applications (1)

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JP57186726A JPS5878560A (ja) 1982-10-26 1982-10-26 乾燥豆腐の製造法

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JP57186726A JPS5878560A (ja) 1982-10-26 1982-10-26 乾燥豆腐の製造法

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JP2845778A Division JPS54122755A (en) 1978-03-13 1978-03-13 Production of frozen soybean curd

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JPS5878560A true JPS5878560A (ja) 1983-05-12

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ID=16193556

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JP57186726A Pending JPS5878560A (ja) 1982-10-26 1982-10-26 乾燥豆腐の製造法

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