JPS587654B2 - 塩化ビニル系樹脂成形品の表面処理方法 - Google Patents
塩化ビニル系樹脂成形品の表面処理方法Info
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- JPS587654B2 JPS587654B2 JP53148545A JP14854578A JPS587654B2 JP S587654 B2 JPS587654 B2 JP S587654B2 JP 53148545 A JP53148545 A JP 53148545A JP 14854578 A JP14854578 A JP 14854578A JP S587654 B2 JPS587654 B2 JP S587654B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J7/00—Chemical treatment or coating of shaped articles made of macromolecular substances
- C08J7/12—Chemical modification
- C08J7/123—Treatment by wave energy or particle radiation
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C59/00—Surface shaping of articles, e.g. embossing; Apparatus therefor
- B29C59/14—Surface shaping of articles, e.g. embossing; Apparatus therefor by plasma treatment
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B3/00—Recording by mechanical cutting, deforming or pressing, e.g. of grooves or pits; Reproducing by mechanical sensing; Record carriers therefor
- G11B3/68—Record carriers
- G11B3/70—Record carriers characterised by the selection of material or structure; Processes or apparatus specially adapted for manufacturing record carriers
- G11B3/705—Record carriers characterised by the selection of material or structure; Processes or apparatus specially adapted for manufacturing record carriers characterised by the selection of the material only
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J2327/00—Characterised by the use of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Derivatives of such polymers
- C08J2327/02—Characterised by the use of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
- C08J2327/04—Characterised by the use of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment containing chlorine atoms
- C08J2327/06—Homopolymers or copolymers of vinyl chloride
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は塩化ビニル系脂成形品の表面処理方法に関する
ものであり、特には耐久性にすぐれた帯電防止性、印刷
適性、防曇性、耐汚染性を有する塩化ビニル系樹脂成形
品を得ることを目的とする。
ものであり、特には耐久性にすぐれた帯電防止性、印刷
適性、防曇性、耐汚染性を有する塩化ビニル系樹脂成形
品を得ることを目的とする。
塩化ビニル系樹脂成形品は、著し《帯電し易いためじん
あいの付着による外観の汚れがもたらされ、また蓄積し
た静電気による人体への影響(電撃ショック)、火花放
電、さらにはレコード盤等におけるノイズの発生などの
問題点を有する。
あいの付着による外観の汚れがもたらされ、また蓄積し
た静電気による人体への影響(電撃ショック)、火花放
電、さらにはレコード盤等におけるノイズの発生などの
問題点を有する。
この帯電(静電気の蓄積)を防止するための方法として
は、成形品の表面に帯電防止剤を塗布するとかあるいは
成形品製造の際に帯電防止剤を練り込むなどの方法が知
られているが、前者の塗布する方法には速効的な効果が
得られるが耐久性に乏しく、また塗布面がベトツクとか
プロツキングの問題点がある。
は、成形品の表面に帯電防止剤を塗布するとかあるいは
成形品製造の際に帯電防止剤を練り込むなどの方法が知
られているが、前者の塗布する方法には速効的な効果が
得られるが耐久性に乏しく、また塗布面がベトツクとか
プロツキングの問題点がある。
他方後者の方法による場合は成形品表面の電気抵抗はあ
る程度低下されるが、表面の親水化が不十分であるため
、耐久性はあるとしてもその帯電防止の効果が低いので
実用的でなく、この帯電防止効果を向上させるために帯
電防止剤の添加量を増加すると成形品表面にベトソキ感
が現れ、ブルーミング、プロツキングの問題点を生じる
ほか、耐熱性が低下し、加工性が悪くなり、成形品表面
が着色し汚れ易くなるという不利がある。
る程度低下されるが、表面の親水化が不十分であるため
、耐久性はあるとしてもその帯電防止の効果が低いので
実用的でなく、この帯電防止効果を向上させるために帯
電防止剤の添加量を増加すると成形品表面にベトソキ感
が現れ、ブルーミング、プロツキングの問題点を生じる
ほか、耐熱性が低下し、加工性が悪くなり、成形品表面
が着色し汚れ易くなるという不利がある。
他方、塩化ビニル系樹脂成形品については、この表面を
プラズマ処理することにより親水性を向上させ、これに
より帯電を抑制する試みがなされているが、いまだ十分
な効果を得るにいたっていない。
プラズマ処理することにより親水性を向上させ、これに
より帯電を抑制する試みがなされているが、いまだ十分
な効果を得るにいたっていない。
本発明者らはかかる技術的課題について鋭意研究を重ね
た結果、塩化ビニル系樹脂成形品を、0.01〜10ト
ルの圧力下においてプラズマ重合性を有しないガスの低
温プラズマに曝した後、界面活性剤含有水性液または該
成形品に対して不活性な溶媒で処理すると、予想外に顕
著なしかも耐久性にすぐれた帯電防止効果が得られ、印
刷適性、防曇性、耐汚染性等の性質が改良されることを
見出し、本発明を完成した。
た結果、塩化ビニル系樹脂成形品を、0.01〜10ト
ルの圧力下においてプラズマ重合性を有しないガスの低
温プラズマに曝した後、界面活性剤含有水性液または該
成形品に対して不活性な溶媒で処理すると、予想外に顕
著なしかも耐久性にすぐれた帯電防止効果が得られ、印
刷適性、防曇性、耐汚染性等の性質が改良されることを
見出し、本発明を完成した。
以下本発明の方法を詳細に説明する。
まず、本発明の方法が実施される塩化ビニル系樹脂成形
品は、硬質、軟質等いずれの種類でもよく、原料塩化ビ
ニル系樹脂としてはポリ塩化ビニルのほか塩化ビニルを
主体とする共重合体が使用され、この共重合体としては
塩化ビニルー酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル〜エチレ
ン共重合体、塩化ビニループロピレン共重合体、塩化ビ
ニルー.エチレンー酢酸ビニル共重合体、塩化ビニルー
アクリロニトリル共重合体、塩化ビニルースチレンープ
タジエン共重合体、塩化ビニルースチレン共重合体、塩
化ビニルー塩化ビニリデン共重合体ならびにポリ塩化ビ
ニルを主体とするグラフト共重合体が例示される。
品は、硬質、軟質等いずれの種類でもよく、原料塩化ビ
ニル系樹脂としてはポリ塩化ビニルのほか塩化ビニルを
主体とする共重合体が使用され、この共重合体としては
塩化ビニルー酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル〜エチレ
ン共重合体、塩化ビニループロピレン共重合体、塩化ビ
ニルー.エチレンー酢酸ビニル共重合体、塩化ビニルー
アクリロニトリル共重合体、塩化ビニルースチレンープ
タジエン共重合体、塩化ビニルースチレン共重合体、塩
化ビニルー塩化ビニリデン共重合体ならびにポリ塩化ビ
ニルを主体とするグラフト共重合体が例示される。
これらの塩化ビニル系樹脂は1種類に限られず、2種以
上のブレンドとして使用してもよく、また成形品の機械
的強度等を改良する目的で他の合成樹脂が配合されても
よく、この合成樹脂としてはエチレンー酢酸ビニル共重
合体、アクリロニトリルーブタジエン共重合体、スチレ
ンーアクリロニトリル共重合体、メチルメタクリレート
ースチレンーブタジエン共重合体、アクリロニトリルー
スチレンーブタジエン共重合体、ポリアミド樹脂、カブ
ロラクタム重合体、エポキシ変性ポリブタジエン、エポ
キシ変性ポリオール、オルガノポリシロキサン等が例示
される。
上のブレンドとして使用してもよく、また成形品の機械
的強度等を改良する目的で他の合成樹脂が配合されても
よく、この合成樹脂としてはエチレンー酢酸ビニル共重
合体、アクリロニトリルーブタジエン共重合体、スチレ
ンーアクリロニトリル共重合体、メチルメタクリレート
ースチレンーブタジエン共重合体、アクリロニトリルー
スチレンーブタジエン共重合体、ポリアミド樹脂、カブ
ロラクタム重合体、エポキシ変性ポリブタジエン、エポ
キシ変性ポリオール、オルガノポリシロキサン等が例示
される。
このほか、塩化ビニル系樹脂から成形品を得るにあたっ
ては、通常、各種添加剤たとえば可塑剤、安定剤、滑剤
、充てん剤、顔料、染料、紫外線吸収剤、抗酸化剤、架
橋剤、架硫促進剤、各種界面活性剤(カチオン、アニオ
ン、ノニオン、両性)が適宜に配合されるが、本発明に
おいてもこれら添加剤が配合されることは任意であり、
制限はない。
ては、通常、各種添加剤たとえば可塑剤、安定剤、滑剤
、充てん剤、顔料、染料、紫外線吸収剤、抗酸化剤、架
橋剤、架硫促進剤、各種界面活性剤(カチオン、アニオ
ン、ノニオン、両性)が適宜に配合されるが、本発明に
おいてもこれら添加剤が配合されることは任意であり、
制限はない。
本発明の方法は、このような塩化ビニル系樹脂成形品に
ついて、まず低温プラズマ処理するが、この処理方法と
しては0.01〜10トルの圧力下においてプラズマ重
合性を有しないガスの低温プラズマに該成形品を曝する
手段によればよく、この際のプラズマ発生条件としては
たとえば電極間に1 3.5 6MHz , 1 0
〜5 0 0Wの電力を印加すればよく、放電は有極放
電、無電極放電のいずれでも十分な結果が得られる。
ついて、まず低温プラズマ処理するが、この処理方法と
しては0.01〜10トルの圧力下においてプラズマ重
合性を有しないガスの低温プラズマに該成形品を曝する
手段によればよく、この際のプラズマ発生条件としては
たとえば電極間に1 3.5 6MHz , 1 0
〜5 0 0Wの電力を印加すればよく、放電は有極放
電、無電極放電のいずれでも十分な結果が得られる。
プラズマ処理時間は印加電圧によっても相違するが、一
般には数秒から数十分とすることで十分である。
般には数秒から数十分とすることで十分である。
なお、プラズマ処理には上記の方法以外にも種種あり、
たとえば放電周波数帯としては低周波、マイクロ波、直
流などを用いることができ、プラズマ発生様式もグロー
放電のほかコロナ放電、火花放電、無声放電などを選ぶ
ことができる。
たとえば放電周波数帯としては低周波、マイクロ波、直
流などを用いることができ、プラズマ発生様式もグロー
放電のほかコロナ放電、火花放電、無声放電などを選ぶ
ことができる。
また、電極も外部電極のほか内部電極、コイル型など容
量結合、誘導結合のいずれでもよい。
量結合、誘導結合のいずれでもよい。
しかし、どのような方法をとっても放電熱により材料表
面が変質しないようにしなげればならない。
面が変質しないようにしなげればならない。
プラズマ重合性を有しないガスとしてはヘリウム、ネオ
ン、アルゴン、窒素、亜酸化窒素、二酸化窒素、酸素、
空気、一酸化炭素、二酸化炭素、水素、塩素、さらには
塩化水素、シアン化臭素、臭化すずなどのハロゲン化物
、硫黄、亜硫酸ガス、硫化水素などの硫化物などが例示
され、これらのガスは単独または混合して使用される。
ン、アルゴン、窒素、亜酸化窒素、二酸化窒素、酸素、
空気、一酸化炭素、二酸化炭素、水素、塩素、さらには
塩化水素、シアン化臭素、臭化すずなどのハロゲン化物
、硫黄、亜硫酸ガス、硫化水素などの硫化物などが例示
され、これらのガスは単独または混合して使用される。
これらガスのプラズマ発生装置内におけるガス圧力は0
.01〜10トルとすることにより目的のプラズマを良
好に発生させることができる。
.01〜10トルとすることにより目的のプラズマを良
好に発生させることができる。
このようにして低温プラズマ処理された成形品をつぎに
界面活性剤含有水性液または該成形品に対して不活性な
溶媒で処理するのであるが、この処理の具体的方法は一
般的方法たとえば浸漬法、刷毛塗り法、スプレー法、ス
チーミング法等によればよく、この処理後風乾等により
乾燥することによりきわめてすぐれた耐久性のある帯電
防止効果が達成される。
界面活性剤含有水性液または該成形品に対して不活性な
溶媒で処理するのであるが、この処理の具体的方法は一
般的方法たとえば浸漬法、刷毛塗り法、スプレー法、ス
チーミング法等によればよく、この処理後風乾等により
乾燥することによりきわめてすぐれた耐久性のある帯電
防止効果が達成される。
ここに使用される界面活性剤含有水性液は、界面活性剤
が水あるいは水とアルコール等との混合溶媒に溶解、分
散または乳化した形のもの(濃度おおむね0.01〜5
0%であればよく、また不活性な溶媒としては水、メチ
ルアルコール、エチルアルコール、ジオキサンなどが例
示される。
が水あるいは水とアルコール等との混合溶媒に溶解、分
散または乳化した形のもの(濃度おおむね0.01〜5
0%であればよく、また不活性な溶媒としては水、メチ
ルアルコール、エチルアルコール、ジオキサンなどが例
示される。
界面活性剤含有水溶液を使用する場合の界面活性剤とし
ては、第一級アミン塩、第二級アミン塩、第三級アミン
塩、第四級アンモニウム塩ビリジニウム塩等のカチオン
系活性剤、硫酸化油、石ケン、硫酸化エステル油、硫酸
化アミド油、オレフインの硫酸エステル塩類、脂肪アル
コール硫酸エステル塩、アルキル硫酸エステル塩、脂肪
酸エチルスルホン酸塩、アルキルスルホン酸塩、アルキ
ルナフタレンスルホン酸塩、アルキルベンゼンスルホン
酸塩、コハク酸エステルスルホン酸塩、リン酸エステル
塩等よりなるアニオン系活性剤、多価アルコールの脂肪
酸エステル、脂肪族アルコールのエチレンオキサイド付
加物、脂肪酸のエチレンオキサイド付加物、脂肪族アミ
ンまたは脂肪族アミドのエチレンオキサイド付加物、ア
ルキルフェノールのエチレンオキサイド付加物、アルキ
ルナフトールのエチレンオキサイド付加物、多価アルコ
ールの部分的脂肪酸エステルのエチレンオキサイド付加
物、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイドーブロ
ツクポリマー等のノニオン系活性剤、カルボン酸誘導体
、イミダゾリン誘導体等の両性活性剤が例示される。
ては、第一級アミン塩、第二級アミン塩、第三級アミン
塩、第四級アンモニウム塩ビリジニウム塩等のカチオン
系活性剤、硫酸化油、石ケン、硫酸化エステル油、硫酸
化アミド油、オレフインの硫酸エステル塩類、脂肪アル
コール硫酸エステル塩、アルキル硫酸エステル塩、脂肪
酸エチルスルホン酸塩、アルキルスルホン酸塩、アルキ
ルナフタレンスルホン酸塩、アルキルベンゼンスルホン
酸塩、コハク酸エステルスルホン酸塩、リン酸エステル
塩等よりなるアニオン系活性剤、多価アルコールの脂肪
酸エステル、脂肪族アルコールのエチレンオキサイド付
加物、脂肪酸のエチレンオキサイド付加物、脂肪族アミ
ンまたは脂肪族アミドのエチレンオキサイド付加物、ア
ルキルフェノールのエチレンオキサイド付加物、アルキ
ルナフトールのエチレンオキサイド付加物、多価アルコ
ールの部分的脂肪酸エステルのエチレンオキサイド付加
物、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイドーブロ
ツクポリマー等のノニオン系活性剤、カルボン酸誘導体
、イミダゾリン誘導体等の両性活性剤が例示される。
本発明の方法による帯電防止性を付与された塩化ビニル
系樹脂加工品は、外観上の変化がなく、かつまた効果の
耐久性、持続性にすぐれているので、種々の用途に有用
であり、特にレコード盤、コンピューターカード、磁気
テープ等の硬質フィルム分野、農業用フイルム等の軟質
シート等、従来帯電性に悩まされて来た分野に有用であ
る。
系樹脂加工品は、外観上の変化がなく、かつまた効果の
耐久性、持続性にすぐれているので、種々の用途に有用
であり、特にレコード盤、コンピューターカード、磁気
テープ等の硬質フィルム分野、農業用フイルム等の軟質
シート等、従来帯電性に悩まされて来た分野に有用であ
る。
つぎに、本発明の実施例をあげるが、各例中において単
に部とあるのはいずれも重量部を示す。
に部とあるのはいずれも重量部を示す。
実施例 1
塩化ビニル樹脂(TK−1000:信越化学工.業製商
品名)100部、ステアリン酸カルシウム2部およびス
テアリン酸亜鉛2部よりなる配合物を180℃で10分
間ロール混練し、これを185℃でプレス成形して厚さ
0. 5 mmのシートを作成した。
品名)100部、ステアリン酸カルシウム2部およびス
テアリン酸亜鉛2部よりなる配合物を180℃で10分
間ロール混練し、これを185℃でプレス成形して厚さ
0. 5 mmのシートを作成した。
このシートをプラズマ発生装置内にセットし、減圧下ア
ルゴンガスを通気しながら圧力を0.3トルに調整保持
し、50Wの高周波電力を与えて放電させることにより
プラズマを発生させてシート両面を10分間処理し、つ
いでこれを水中に3秒間浸漬した後風乾した。
ルゴンガスを通気しながら圧力を0.3トルに調整保持
し、50Wの高周波電力を与えて放電させることにより
プラズマを発生させてシート両面を10分間処理し、つ
いでこれを水中に3秒間浸漬した後風乾した。
このプラズマおよび水で処理したシートを試料1とし、
他方プラズマ処理を行ったが水処理を行わなかったシー
トを試料2として処理終了直後および6カ月経過後の諸
物性を測定したところ、第1表に示すとおりの結果が得
られた。
他方プラズマ処理を行ったが水処理を行わなかったシー
トを試料2として処理終了直後および6カ月経過後の諸
物性を測定したところ、第1表に示すとおりの結果が得
られた。
実施例 2
塩化ビニル樹脂(TK−1000)100部、ステアリ
ン酸カドミウム1.5部およびステアリン酸バリウム0
.5部よりなる配合物を180℃で10分間ロール混練
し、これを185℃でプレス成形して厚さ0.5mmの
シートを作成した。
ン酸カドミウム1.5部およびステアリン酸バリウム0
.5部よりなる配合物を180℃で10分間ロール混練
し、これを185℃でプレス成形して厚さ0.5mmの
シートを作成した。
このシートをプラズマ発生装置内にセットし、減圧下ア
ルゴン一一酸化炭素(90:10)混合ガスを通気しな
がら圧力を0.2トルに調整保持し、100Wの高周波
電力を与えて放電させることによりプラズマを発生させ
てシート両面を5分間処理し、ついでこれをアニオン界
面活性剤( T B −160:松本油脂社製商品名)
の1%水溶液中に3秒間浸漬した後風乾した。
ルゴン一一酸化炭素(90:10)混合ガスを通気しな
がら圧力を0.2トルに調整保持し、100Wの高周波
電力を与えて放電させることによりプラズマを発生させ
てシート両面を5分間処理し、ついでこれをアニオン界
面活性剤( T B −160:松本油脂社製商品名)
の1%水溶液中に3秒間浸漬した後風乾した。
このプラズマおよび水溶液で処理したシートを試料1と
し、他方プラズマ処理を行ったが水溶液処理を行わなか
ったシートを試料2として諸物性を測定したところ、第
2表に示すとおりの結果が得られた。
し、他方プラズマ処理を行ったが水溶液処理を行わなか
ったシートを試料2として諸物性を測定したところ、第
2表に示すとおりの結果が得られた。
実施例 3
塩化ビニル樹脂(TK−1ooo)100部、ステアリ
ン酸亜鉛2部、ステアリン酸カルシウム2部およびカチ
オン系界面活性剤(キャタナックSN:アメリカンシア
ナミド社製商品名)0.2部よりなる配合物を180℃
で10分間ロール混練し、これを185℃でプレス成形
して厚さ0. 5 ynmのシートを作成した。
ン酸亜鉛2部、ステアリン酸カルシウム2部およびカチ
オン系界面活性剤(キャタナックSN:アメリカンシア
ナミド社製商品名)0.2部よりなる配合物を180℃
で10分間ロール混練し、これを185℃でプレス成形
して厚さ0. 5 ynmのシートを作成した。
このシートをプラズマ発生装置内にセットし、減圧下ア
ルゴンガスを通気しながら圧力を0.2トルに調整保持
し、50Wの高周波電力を与えて放〉巧電させることに
よりプラズマを発生させてシート両面を10分間処理し
、これをついでアニオン系界面活性剤(ネオペレックス
F−60:花王7}ラス社製商品名)の1%水溶液に3
秒間浸漬した後風乾した。
ルゴンガスを通気しながら圧力を0.2トルに調整保持
し、50Wの高周波電力を与えて放〉巧電させることに
よりプラズマを発生させてシート両面を10分間処理し
、これをついでアニオン系界面活性剤(ネオペレックス
F−60:花王7}ラス社製商品名)の1%水溶液に3
秒間浸漬した後風乾した。
このプラズマおよび水溶液で処理したシートを試料lと
し、プラズマ処理を行うたが水溶液処理を行わなかった
シートを試料2として諸物性を測定したところ、第3表
に示すとおりの結果が得られた。
し、プラズマ処理を行うたが水溶液処理を行わなかった
シートを試料2として諸物性を測定したところ、第3表
に示すとおりの結果が得られた。
実施例 4
つぎの組成よりなるコンパウンドを製造し、レコード成
型機により、プレヒート140℃、プレス温度165℃
でレコード盤を作成した。
型機により、プレヒート140℃、プレス温度165℃
でレコード盤を作成した。
(コンパウンド)
塩化ビニルー酢酸ビニル共重合体 100 部(SC
−400G、信越化学社製 商品名) 0−130P 1.0部キャタナ
ツクS N 0. 2部ジブチ
ルすずメルカプタイド 1.0部ステアリン
酸カルシウム 0. 3 部上記レコー
ド盤をプラズマ発生装置内にセットし、減圧下アルゴン
ガスを通気しながら、圧力を0.2トルに調整保持し、
100Wの高周波電力を与えて放電させることにより、
プラズマを発生させてレコード盤の両面を5分間処理、
ついで、このレコード盤をノニオン系界面活性剤(デノ
ン シ1886:丸菱油化工業製商品名)0.1%水溶
液中に3秒間浸漬風乾した。
−400G、信越化学社製 商品名) 0−130P 1.0部キャタナ
ツクS N 0. 2部ジブチ
ルすずメルカプタイド 1.0部ステアリン
酸カルシウム 0. 3 部上記レコー
ド盤をプラズマ発生装置内にセットし、減圧下アルゴン
ガスを通気しながら、圧力を0.2トルに調整保持し、
100Wの高周波電力を与えて放電させることにより、
プラズマを発生させてレコード盤の両面を5分間処理、
ついで、このレコード盤をノニオン系界面活性剤(デノ
ン シ1886:丸菱油化工業製商品名)0.1%水溶
液中に3秒間浸漬風乾した。
このプラズマおよび水溶液で処理したレコード盤を試料
1とし、プラズマ処理を行ったが水溶液処理を行わなか
ったものを試料2として初期のSN比と100回摩耗後
のSN比およびタバコ灰吸着距離の測定によりその帯電
性を調べたところ、結果は第4表に示すとおりであった
。
1とし、プラズマ処理を行ったが水溶液処理を行わなか
ったものを試料2として初期のSN比と100回摩耗後
のSN比およびタバコ灰吸着距離の測定によりその帯電
性を調べたところ、結果は第4表に示すとおりであった
。
第4表の結果から、本発明の方法により処理したレコー
ド盤は、SN比の変化が少なく耐摩耗性が改良されてい
ると共に、帯電防止性においては試料2に比べて著しく
すぐれていることが認められた。
ド盤は、SN比の変化が少なく耐摩耗性が改良されてい
ると共に、帯電防止性においては試料2に比べて著しく
すぐれていることが認められた。
実施例 5
塩化ビニル樹脂(TK−1000)100部、ステアリ
ン酸カドミウム1.5部、ステアリン酸バリウム0.5
部よりなる配合物を180℃で10分間ロール混練りし
た後、これを185℃でプレス成形を行い、厚さ0.
5 1171lのシートを得た。
ン酸カドミウム1.5部、ステアリン酸バリウム0.5
部よりなる配合物を180℃で10分間ロール混練りし
た後、これを185℃でプレス成形を行い、厚さ0.
5 1171lのシートを得た。
このシートをプラズマ発生装置内にセットし、減圧下ア
ルゴンガスを通気しながら、圧力を0.3トルに調整保
持し、50Wの高周波電力を与えて放電させることによ
り、プラズマを発生させてシート両面を10分間処理し
、ついでこのものを流水中に浸漬し、十分に洗浄した後
、1日風乾を行った。
ルゴンガスを通気しながら、圧力を0.3トルに調整保
持し、50Wの高周波電力を与えて放電させることによ
り、プラズマを発生させてシート両面を10分間処理し
、ついでこのものを流水中に浸漬し、十分に洗浄した後
、1日風乾を行った。
これを試料1とし、他方プラズマ処理しないシートを同
様の方法で、水処理したものを試料2として、距離3c
rfLでタバコ灰を吸着するまでの摩擦回数を調べたと
ころ、結果は第5表に示すとおりであった。
様の方法で、水処理したものを試料2として、距離3c
rfLでタバコ灰を吸着するまでの摩擦回数を調べたと
ころ、結果は第5表に示すとおりであった。
実施例 6
塩化ビニルー酢酸ビニル共重合体(SC〜400G:信
越化学社製商品名)50部、塩化ビニル樹脂(TK−1
000)50部、ステアリン酸カルシウム1.5部およ
びステアリン酸亜鉛1.5部よりなる配合物を170℃
でロール混練した後、これを175℃でプレス成形を行
い厚さ0.5mのシートを得た。
越化学社製商品名)50部、塩化ビニル樹脂(TK−1
000)50部、ステアリン酸カルシウム1.5部およ
びステアリン酸亜鉛1.5部よりなる配合物を170℃
でロール混練した後、これを175℃でプレス成形を行
い厚さ0.5mのシートを得た。
このシートをプラズマ発生装置内にセットし、減圧下で
窒素ガスを通気しながら圧力を3,0トルに調整保持し
、300Wの高周波電力を与えて放電させることにより
シート両面を30秒間処理し、ついでこのシートの両者
をアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムと高級アルコ
ールとの混合系界面活性剤の5%水溶液中に5秒間浸漬
した後水洗し風乾した。
窒素ガスを通気しながら圧力を3,0トルに調整保持し
、300Wの高周波電力を与えて放電させることにより
シート両面を30秒間処理し、ついでこのシートの両者
をアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムと高級アルコ
ールとの混合系界面活性剤の5%水溶液中に5秒間浸漬
した後水洗し風乾した。
このシートを試料1とし、他方プラズマ処理しないシー
トを同様の方法で界面活性剤処理および水洗風乾したも
のを試料2として距離3Cr/Lでタバコ灰を吸着する
までの摩擦回数を調べたところ、結果は第6表に示すと
おりであった。
トを同様の方法で界面活性剤処理および水洗風乾したも
のを試料2として距離3Cr/Lでタバコ灰を吸着する
までの摩擦回数を調べたところ、結果は第6表に示すと
おりであった。
実施例 7
塩化ヒニルー酢酸ビニル共重合体(SC一400G)1
00部、ステアリン酸カルシウム1.5部、ステアリン
酸亜鉛1.5部、カチオン系界面活性剤(キャタナソク
SN)0.1部およびカーボンブランク0.1部よりな
る配合物を1 6 0 ℃で10分間ロール混練した後
、これを165℃でプレス成形を行い、厚さ0. 5
mmのシートを得た。
00部、ステアリン酸カルシウム1.5部、ステアリン
酸亜鉛1.5部、カチオン系界面活性剤(キャタナソク
SN)0.1部およびカーボンブランク0.1部よりな
る配合物を1 6 0 ℃で10分間ロール混練した後
、これを165℃でプレス成形を行い、厚さ0. 5
mmのシートを得た。
このシートをプラズマ発生装置内にセットし、減圧下ア
ルゴン一一酸化炭素(90:10)混合ガスを通気しな
がら圧力を0.3トルに調整保持し、150Wの高周波
電力を与えて放電させることにより、プラズマを発生さ
せてシート両面を2分間処理し、ついでこのシートの両
面にアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムと高級アル
コールとの混合系界面活性剤の40%水溶液を刷毛ぬり
しだ後直ちに水洗し風乾した。
ルゴン一一酸化炭素(90:10)混合ガスを通気しな
がら圧力を0.3トルに調整保持し、150Wの高周波
電力を与えて放電させることにより、プラズマを発生さ
せてシート両面を2分間処理し、ついでこのシートの両
面にアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムと高級アル
コールとの混合系界面活性剤の40%水溶液を刷毛ぬり
しだ後直ちに水洗し風乾した。
このシートを試料1とし、他方プラズマ処理しヨてない
シートを同様の方法で界面活性剤処理したものを試料2
として距離3CrfLでタバコ灰を吸着するまでの摩擦
回数を調べたところ、結果は第7表に示すとおりであっ
た。
シートを同様の方法で界面活性剤処理したものを試料2
として距離3CrfLでタバコ灰を吸着するまでの摩擦
回数を調べたところ、結果は第7表に示すとおりであっ
た。
実施例 8
塩化ビニル樹脂(TK−700:信越化学工業製商品名
)100部、エポキシ化大豆油(0−130p:アデカ
アーガス社製商品名)1.0部、シフチルすずメルカプ
タイド(T−17MJ:m田化工製商品名)1.0部、
ステアリン酸カルシウム0.3部、カーボンプラック0
.1部よりなる配合物を170℃で10分間ロール混練
した後、180℃でプレス成型して厚さ0.5朋のシー
1・を作成した。
)100部、エポキシ化大豆油(0−130p:アデカ
アーガス社製商品名)1.0部、シフチルすずメルカプ
タイド(T−17MJ:m田化工製商品名)1.0部、
ステアリン酸カルシウム0.3部、カーボンプラック0
.1部よりなる配合物を170℃で10分間ロール混練
した後、180℃でプレス成型して厚さ0.5朋のシー
1・を作成した。
このシートをプラズマ発生装置内にセットし、減圧下ア
ルゴンガスを通気しながら圧力を0.4トルに調整保持
し、100Wの高周波電力を与えて放電させることによ
りプラズマを発生させて、シート両面を5分間処理し、
ついでこれにカチオン系界面活性剤(アミート105:
花王アトラス社製商品名)の0.03%水溶液をスプレ
ー塗布した後、風乾した。
ルゴンガスを通気しながら圧力を0.4トルに調整保持
し、100Wの高周波電力を与えて放電させることによ
りプラズマを発生させて、シート両面を5分間処理し、
ついでこれにカチオン系界面活性剤(アミート105:
花王アトラス社製商品名)の0.03%水溶液をスプレ
ー塗布した後、風乾した。
このようにしてプラズマおよび界面活性剤水溶液で処理
したシートを試料1とし、他方プラズマ処理を行ったが
界面活性剤水溶液処理を行わなかったシートを試料2と
して、処理終了直後および6カ月経過後の諸物性を測定
したところ、第8表に示すとおりの結果が得られた。
したシートを試料1とし、他方プラズマ処理を行ったが
界面活性剤水溶液処理を行わなかったシートを試料2と
して、処理終了直後および6カ月経過後の諸物性を測定
したところ、第8表に示すとおりの結果が得られた。
実施例 9
塩化ビニル樹脂(TK−700)50部、塩化ビニルー
酢酸ビニル共重合体(SC−500T:信越化学工業製
商品名)50部、エポキシ化大豆油(0−130p)1
.0部、ジブチルすずメルカプタイド( T−1 7M
J ) 1.0部、ステアリン酸カルシウム0.3部よ
りなる配合物を160℃で10分間ロール混練した後、
170℃でプレス成型して厚さ0. 5 mmのシート
を作成した。
酢酸ビニル共重合体(SC−500T:信越化学工業製
商品名)50部、エポキシ化大豆油(0−130p)1
.0部、ジブチルすずメルカプタイド( T−1 7M
J ) 1.0部、ステアリン酸カルシウム0.3部よ
りなる配合物を160℃で10分間ロール混練した後、
170℃でプレス成型して厚さ0. 5 mmのシート
を作成した。
このシートをプラズマ発生装置内にセットし、減圧下ア
ルゴンガスを通気しながら圧力を0.2トルに調整保持
し、250Wの高周波電力を与えて放電させることによ
りプラズマを発生させて、シート両面を2分間処理し、
ついでこれにカチオン系界面活性剤(エマールTD:花
王アトラス社製商品名)の0.1%水溶液をスプレー塗
布した後、風乾した。
ルゴンガスを通気しながら圧力を0.2トルに調整保持
し、250Wの高周波電力を与えて放電させることによ
りプラズマを発生させて、シート両面を2分間処理し、
ついでこれにカチオン系界面活性剤(エマールTD:花
王アトラス社製商品名)の0.1%水溶液をスプレー塗
布した後、風乾した。
このようにしてプラズマおよび界面活性剤水溶液で処理
したシートを試料1とし、プラズマ処理を行ったが界面
活性剤水溶液処理を行わなかったシートを試料2として
、処理終了直後および6カ月経過後の諸物性を測定した
ところ、第9表に示すとおりの結果が得られた。
したシートを試料1とし、プラズマ処理を行ったが界面
活性剤水溶液処理を行わなかったシートを試料2として
、処理終了直後および6カ月経過後の諸物性を測定した
ところ、第9表に示すとおりの結果が得られた。
Claims (1)
- 1 塩化ビニル系樹脂成形品を、0.01〜10トルの
圧力下においてプラズマ重合性を有しないガスの低温プ
ラズマに曝した後、界面活性剤含有水性液または該成形
品に対して不活性な溶媒で処理することを特徴とする塩
化ビニル系樹脂成形品の表面処理方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53148545A JPS587654B2 (ja) | 1978-11-30 | 1978-11-30 | 塩化ビニル系樹脂成形品の表面処理方法 |
DE2947967A DE2947967C2 (de) | 1978-11-30 | 1979-11-28 | Verfahren zur Verbesserung der Oberflächeneigenschaften von Formteilen aus Vinylchlorid-Polymerisaten |
FR7929366A FR2442710A1 (fr) | 1978-11-30 | 1979-11-29 | Traitement antistatique (plasma) de surfaces en pvc |
GB7941321A GB2037297B (en) | 1978-11-30 | 1979-11-29 | Method for surface properties ofshaped articles of polyvinyl chloride resins |
US06/276,485 US4364970A (en) | 1978-11-30 | 1981-06-23 | Method for improving surface properties of shaped articles of polyvinyl chloride resins |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53148545A JPS587654B2 (ja) | 1978-11-30 | 1978-11-30 | 塩化ビニル系樹脂成形品の表面処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5575429A JPS5575429A (en) | 1980-06-06 |
JPS587654B2 true JPS587654B2 (ja) | 1983-02-10 |
Family
ID=15455153
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53148545A Expired JPS587654B2 (ja) | 1978-11-30 | 1978-11-30 | 塩化ビニル系樹脂成形品の表面処理方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4364970A (ja) |
JP (1) | JPS587654B2 (ja) |
DE (1) | DE2947967C2 (ja) |
FR (1) | FR2442710A1 (ja) |
GB (1) | GB2037297B (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56830A (en) * | 1979-06-18 | 1981-01-07 | Shin Etsu Chem Co Ltd | Surface treatment of acrylic resin molded product |
JPS57212234A (en) * | 1981-06-22 | 1982-12-27 | Shin Etsu Chem Co Ltd | Surface treatment of vinyl chloride resin molded article |
JPS58138735A (ja) * | 1982-02-12 | 1983-08-17 | Tokuyama Soda Co Ltd | プラスチツク成型品の表面改質方法 |
US4508781A (en) * | 1982-06-07 | 1985-04-02 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of Agriculture | Fluorination by inorganic fluorides in glow discharge |
US4557945A (en) * | 1982-06-07 | 1985-12-10 | Toshiharu Yagi | Process for fluorination by inorganic fluorides in glow discharge |
US4613517A (en) * | 1983-04-27 | 1986-09-23 | Becton, Dickinson And Company | Heparinization of plasma treated surfaces |
US4822632A (en) * | 1985-05-16 | 1989-04-18 | Becton, Dickinson And Company | Ionizing plasma lubricant method |
US4767414A (en) * | 1985-05-16 | 1988-08-30 | Becton, Dickinson And Company | Ionizing plasma lubricant method |
US4933060A (en) * | 1987-03-02 | 1990-06-12 | The Standard Oil Company | Surface modification of fluoropolymers by reactive gas plasmas |
US5671967A (en) * | 1995-04-28 | 1997-09-30 | Gencorp Inc. | Coextruded vehicle sill cover article |
US6130277A (en) * | 1997-03-31 | 2000-10-10 | Bridgestone Corporation | Rubber composition improved in anti-static property and pneumatic tire using the same |
JP2005223167A (ja) * | 2004-02-06 | 2005-08-18 | Shinko Electric Ind Co Ltd | 親水性処理方法及び配線パターンの形成方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5127878A (ja) * | 1974-09-02 | 1976-03-09 | Sumitomo Chemical Co | Butsushitsubunryonohakumakuo seizosuruhoho |
JPS5129383A (ja) * | 1974-09-05 | 1976-03-12 | Sumitomo Chemical Co | |
JPS53114875A (en) * | 1977-03-18 | 1978-10-06 | Agency Of Ind Science & Technol | Method for preventing elusion of plasticizer from polyvinyl chloride medical material |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3761299A (en) * | 1970-10-13 | 1973-09-25 | Eastman Kodak Co | Treating polymeric surfaces |
US3870610A (en) * | 1972-03-09 | 1975-03-11 | Grace W R & Co | Cold plasma treatment of materials |
US3944709A (en) * | 1974-05-13 | 1976-03-16 | Polaroid Corporation | Surface modification by electrical discharge in a mixture of gases |
US3959104A (en) * | 1974-09-30 | 1976-05-25 | Surface Activation Corporation | Electrode structure for generating electrical discharge plasma |
JPS5812578B2 (ja) * | 1976-03-01 | 1983-03-09 | コニカ株式会社 | 写真感光材料用疎水性フイルムの下引加工方法 |
-
1978
- 1978-11-30 JP JP53148545A patent/JPS587654B2/ja not_active Expired
-
1979
- 1979-11-28 DE DE2947967A patent/DE2947967C2/de not_active Expired
- 1979-11-29 FR FR7929366A patent/FR2442710A1/fr active Granted
- 1979-11-29 GB GB7941321A patent/GB2037297B/en not_active Expired
-
1981
- 1981-06-23 US US06/276,485 patent/US4364970A/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5127878A (ja) * | 1974-09-02 | 1976-03-09 | Sumitomo Chemical Co | Butsushitsubunryonohakumakuo seizosuruhoho |
JPS5129383A (ja) * | 1974-09-05 | 1976-03-12 | Sumitomo Chemical Co | |
JPS53114875A (en) * | 1977-03-18 | 1978-10-06 | Agency Of Ind Science & Technol | Method for preventing elusion of plasticizer from polyvinyl chloride medical material |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE2947967A1 (de) | 1980-06-12 |
US4364970A (en) | 1982-12-21 |
GB2037297B (en) | 1983-01-19 |
JPS5575429A (en) | 1980-06-06 |
DE2947967C2 (de) | 1986-10-30 |
FR2442710B1 (ja) | 1982-10-08 |
GB2037297A (en) | 1980-07-09 |
FR2442710A1 (fr) | 1980-06-27 |
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