JP2005223167A - 親水性処理方法及び配線パターンの形成方法 - Google Patents

親水性処理方法及び配線パターンの形成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】実質的に溶液を用いることなく樹脂から成る成形体に水に対する充分な濡れ性を付与できる親水性処理方法を提供する。
【解決手段】樹脂から成るポリイミドフィルムの一面側にプラズマ処理を施し、ポリイミドフィルムの一面側に親水性を付与する際に、該プラズマ処理を、噴霧した水が付着しているポリイミドフィルムの一面側に施すことを特徴とする。
【選択図】 なし

Description

本発明は親水性処理方法及び配線パターンの形成方法に関する。
従来、配線基板を製造する際には、先ず、図1(a)に示す様に、樹脂基板10の一面側の全面に形成した金属膜12上に、樹脂から成るマスク層14を形成した後、マスク層14にパターニングを施して、形成予定の配線パターンに倣って底面に金属膜12が露出する溝部16,16・・を形成する。
次いで、図1(b)に示す様に、金属膜12を給電層とする電解めっきによって、溝部16,16・・の各々に金属を充填して配線パターン18,18・・を形成する。
その後、図1(c)(d)に示す様に、マスク層14を除去して露出した金属膜12を除去することによって、樹脂基板10上に所望形状の配線パターン18,18・・を形成できる。
しかし、金属膜12を給電層とする電解めっきによって、溝部16,16・・の各々に金属を充填する際に、溝部16のマスク層14によって形成された内側面に気泡が付着することがある。かかる気泡が付着した状態で電解めっきを施すと、図2(a)に示す如く、気泡100,100・・が付着した状態で溝部16内に金属が充填される。このため、最終的に形成された配線パターン18は、図2(b)に示す如く、穴102,102・・が形成されたものとなる。
この様に、気泡100,100・・の付着に起因する穴102,102・・が形成された配線パターン18は、形成する配線パターン18が微細となるほど形成され易い。
しかも、微細な配線パターン18ほど、気泡100,100・・の付着に起因して形成された穴102,102・・の配線パターン18内に占める割合も大きくなって、その強度が低下する。このため、その後の工程で配線パターン18に加えられた応力によって断線するおそれがあり、断線しなくとも配線パターン18のインピーダンス等の電気特性が設計値と異なるものとなる。
ところで、金属膜12を給電層とする電解めっきによって、溝部16,16・・の各々に金属を充填する際に、溝部16のマスク層14によって形成された内側面に気泡が付着する原因の一つには、マスク層14のパターニング等によって、溝部16の内周面が汚れていることにある。
かかる汚れは、弱アルカリのアルカリ溶液やアルコール溶液に樹脂基板10を浸漬して脱脂処理を施すことによって除去可能であるが、この脱脂処理を施すと、マスク層14が剥離され易くなる。
このため、下記特許文献1に提案されている様に、電解めっきを施す樹脂基板10に対してプラズマ処理を施すことが検討されている。
特開2000−127407号公報(実施例2)
特許文献1に提案されている様に、電解めっきを施す樹脂基板10に対してプラズマ処理を施すことにより、マスク層14のパターニング等に因る、溝部16の内周面の汚れを除去できると共に、電解めっきの際に、マスク層14と金属膜12との接着力を高めることができる。
しかし、金属膜12を給電層とする電解めっきの際に、溝部16のマスク層14によって形成された内側面に気泡が付着する現象は減少したものの、依然として発生することが判明した。
かかる現象について本発明者が検討したところによれば、溝部16のマスク層14によって形成された内側面の電解めっき液に対する濡れ性が充分でなく、電解めっき液に混在した気泡100,100・・が溝部16の内側面に付着すると、気泡100,100・・が付着した状態で電解めっきが続行される。
このため、プラズマ処理によって、溝部16のマスク層14によって形成された内側面の電解めっき液に対する濡れ性の向上が求められている。
尚、この電解めっき液に対する濡れ性の向上は、電解めっき液の組成の大部分は水であるため、水に対する濡れ性の向上と同視できる。
また、図1(a)に示す樹脂基板10の一面側の全面に形成された金属膜12は、無電解めっきによって形成することが経済的であるが、無電解めっきによって金属膜12を形成する際には、弱アルカリのアルカリ溶液やアルコール溶液に樹脂基板10を浸漬して脱脂処理を施し、無電解めっき液との濡れ性を向上する必要がある。
しかし、かかる脱脂処理を施した溶液の処理等が問題となるため、実質的に溶液を用いることなく樹脂基板10と無電解めっき液との濡れ性の向上も求められている。この無電解めっき液に対する濡れ性の向上も、無電解めっき液の組成の大部分は水であるため、水に対する濡れ性の向上と同視できる。
そこで、本発明の課題は、実質的に溶液を用いることなく樹脂から成る成形体に水に対する充分な濡れ性を付与できる親水性処理方法、及び樹脂から成るマスク層に形成予定の配線パターンに倣って形成された溝部を少なくとも一面側に具備する樹脂基板に、実質的に溶液を用いることなく水に対する充分な濡れ性をプラズマ処理によって付与できる配線パターンの形成方法を提供することにある。
本発明者は、前記課題を解決すべく検討した結果、水を噴霧した樹脂基板に大気圧プラズマ処理を施したところ、水を噴霧することなく乾燥状態で大気圧プラズマ処理を施した樹脂基板に比較して、水の濡れ性を向上できることを見出し、本発明に到達した。
すなわち、本発明は、樹脂から成る成形体にプラズマ処理を施し、前記成形体に親水性を付与する際に、該プラズマ処理を、親水基を有する親水性ガスを含有する雰囲気中で施すことを特徴とする親水性処理方法にある。
かかる本発明において、成形体として、フィルム状又は板状の成形体を用い、前記フィルム状又は板状の成形体の少なくとも一面側にプラズマ処理を施すことによって、フィルム状又は板状の成形体の少なくとも一面側に充分な水に対する濡れ性を付与できる。
また、本発明は、樹脂基板の少なくとも一面側の全面に形成した金属膜上に、樹脂から成るマスク層を形成した後、前記マスク層にパターニングを施して、形成予定の配線パターンに倣って底面に前記金属膜が露出する溝部を形成し、次いで、前記金属膜を給電層とする電解めっきによって、前記溝部に金属を充填して配線パターンを形成する際に、該溝部を形成した樹脂基板の一面側に、親水基を有する親水性ガスを含有する雰囲気中でプラズマ処理を施した後、前記金属膜を給電層とする電解めっきを施すことを特徴とする配線パターンの形成方法にある。
これらの本発明において、プラズマ処理を、予めコロナ放電処理を施した成形体又は樹脂基板に施すことによって、プラズマ処理をのみを施した場合よりも、成形体又は樹脂基板の水に対する濡れ性を向上できる。このコロナ放電処理を大気圧下で施すことにより、コロナ放電処理設備を簡易化できる。
また、プラズマ処理を、水、アルコール及びカルボン酸基を有する有機物から選ばれた1種又は2種以上から成るガスを含有する雰囲気中で施すことが好ましく、水、アルコール及びカルボン酸基を有する有機物から選ばれた1種又は2種以上を含有する液体を付着した成形体又は樹脂基板にプラズマ処理を施すことによって、プラズマ処理する雰囲気中に親水基を有する親水性ガスを容易に含有させることができる。
更に、プラズマ処理を、大気圧下で施すことによって、プラズマ処理設備を簡易なものにできる。
本発明によれば、従来の乾燥状態下で成形体にプラズマ処理を施した場合に比較して、成形体の水に対する濡れ性を向上できる結果、実質的に溶液を用いることなく成形体と無電解めっき液等の液体との濡れ性の向上を図ることができ、脱脂処理等に用いた溶液の処理等を省略できる。
また、本発明によれば、従来の乾燥状態下で成形体にプラズマ処理を施した場合に比較して、樹脂から成るマスク層に形成予定の配線パターンに倣って形成された溝部を少なくとも一面側に具備する樹脂基板に、マスク層を剥離する溶液を用いることなく水に対する充分な濡れ性を付与できる結果、微細な配線パターンを電解めっきで形成する際に、気泡が付着した状態で電解めっきが進行することを防止できる。
この様に、本発明によれは、従来の乾燥状態下で成形体にプラズマ処理を施す場合に比較して、成形体又は樹脂基板に充分な濡れ性を付与できる理由は次のように考えられる。
つまり、親水基を有する親水性ガスを含有する雰囲気中でのプラズマ処理では、親水基を有する親水性ガスは、プラズマによって親水基がイオン化或いはラジカル化され、成形体又は樹脂基板を形成する樹脂の分子鎖に水素結合等によって結合し、成形体又は樹脂基板の表面を親水性とする。
かかる成形体又は樹脂基板の表面が親水性に改質されると共に、成形体又は樹脂基板の表面に付着した汚れがプラズマ処理によって除去されることと相俟って、成形体又は樹脂基板の表面の水に対する濡れ性を向上できる。
また、プラズマによってイオン化又はラジカル化された親水基は、樹脂基板の一面側に形成された溝部の内側面を形成するマスク層にも到達し、この内側面の親水性を向上して水に対する濡れ性を向上できる。
本発明においては、樹脂から成る成形体に、親水基を有する親水性ガスを含有する雰囲気中でプラズマ処理を施すことが必要である。
かかる樹脂から成る成形体としては、疎水性樹脂或いは親水性樹脂から成るフィルム又は板板であっても用いることができる。
ここで、親水性樹脂とは、その分子鎖中に親水基を有する樹脂であって、例えばポリアミド樹脂やポリイミド樹脂が該当する。
但し、かかる親水性樹脂から成る成形体であっても、電解めっき液や無電解めっき液に対する濡れ性は不充分であり、更に改善することが必要である。
また、親水基を有する親水性ガスとは、分子中に−OH、−COOHや−CO−を有する気体状の化合物を好適に用いることができる。かかる気体状の化合物は、単独でも用いることができ、2種以上を混合して用いてもよい。
気体状の化合物を含有する雰囲気を形成するには、気体状の親水性の化合物を、プラズマ処理を施す雰囲気中に他のガスと共に注入してもよいが、親水性の化合物を含有する液体を付着した成形体にプラズマ処理を施すことによっても、親水基を有する親水性ガスを含有する雰囲気中でプラズマ処理を施すことができる。
かかる親水性の化合物としては、常温で液体であって、プラズマ処理によって容易にガス化され得る、水、アルコール及びカルボン酸基を有する有機物を好適に用いることができる。カルボン酸基を有する有機物としては、酢酸を好適に用いることができる。
プラズマ処理としては、例えば特許文献1に用いられている減圧下でのプラズマ処理であってもよいが、大気圧下でプラズマ処理を施す大気圧プラズマ処理を好適に採用できる。
かかる大気圧プラズマ処理を施す大気圧プラズマ処理装置の一例を図3に示す。図3に示す大気圧プラズマ処理装置では、キャリアガスボンベ20からのキャリアガスと反応ガスボンベ22からの反応ガスとは、流量計24a,24bによる流量が所定量となるようにバルブ25a,25bによって調整され、混合器26により混合されて、高周波電源28に接続されている反応器30内に供給される。
反応器30内に供給されたキャリアガスと反応ガスとは、反応器30内でプラズマ化されて反応器30からプラズマジェット32として噴出し、矢印方向に移動するコンベアベルト34に載置された樹脂から成る成形体36に噴射される。
かかるプラズマジェット32が成形体36に向けて噴射される雰囲気を、親水基を有する親水性ガスを含有する雰囲気とするには、プラズマジェット32を成形体36に向けて噴射すると共に、成形体36に向けて水、アルコール及び酢酸等のカルボン酸基を有する有機物から選ばれた1種又は2種以上から成るガスをを噴き付けることによって可能である。特に、水、アルコール及び酢酸等のカルボン酸基を有する有機物から選ばれた1種又は2種以上を含有する液体を噴霧等で付着した成形体36をプラズマ処理に供することが好ましい。成形体36に付着した液体は、プラズマジェット32によってガス化して成形体36の周囲を親水性の雰囲気とすることができる。
図3に示す大気圧プラズマ処理装置で用いるキャリアガスとしては、窒素ガス又はヘリウムガスを用いることができ、反応ガスとしては、酸素ガスを用いることができる。
かかるプラズマ処理を施す成形体36には、予めコロナ放電処理を施しておくことが、プラズマ処理のみを施した成形体36に比較して、プラズマ処理後の成形体36の水に対する濡れ性を向上できる。
また、図3に示す大気圧プラズマ処理装置では、コンベアベルト34に載置された成形体36を移動させつつプラズマ処理を施すことができるため、成形体36としては、フィルム状又は板状の成形体を載置して、その一面側にプラズマ処理を連続して施すことができる。
尚、コロナ放電処理は、大気圧下で施すことにより、コロナ放電処理設備を簡易化でき好ましい。
かかるプラズマ処理を施した成形体36の表面は、水に対する濡れ性が向上されているため、めっき液に対する濡れ性も向上される。このため、成形体36を無電解めっき液に浸漬して無電解めっき施すことによって、成形体36の表面に均一にめっき層を形成できる。
但し、成形体36の表面の水に対する濡れ性が向上されている状態は、プラズマ処理された成形体36を大気中に放置すると1日程度で消失するため、成形体36に対するめっき等の処理を迅速に行なうことが必要である。
また、プラズマ処理された成形体36に対するめっき等の処理が遅れる場合には、プラズマ処理された成形体36をアルミ箔で包むことが好ましい。プラズマ処理された成形体36をアルミ箔で包むことによって、成形体36の表面の水に対する濡れ性が向上されている状態を、大気中に放置した場合に比較して延長できるからである。
以上、述べてきた成形体の表面を親水性とするプラズマ処理は、半導体装置に用いる配線基板に対して好適に施すことができる。特に、図1(a)に示す様に、樹脂基板10の一面側の全面を覆う金属膜12上に形成した、樹脂から成るマスク層14にパターニングを施して、形成予定の配線パターンに倣って底面に金属膜12が露出する溝部16,16・・を形成した状態で、金属膜12を給電層とする電解めっきを樹脂基板10の一面側に施す前処理として、樹脂基板10の一面側を親水性とするプラズマ処理を好適に採用できる。
すなわち、図1(a)に示す樹脂基板10の一面側に電解めっきを施す前処理として、樹脂基板10の一面側に付着した汚れを除去することが必要であるが、弱アルカリのアルカリ溶液やアルコール溶液に樹脂基板10を浸漬する脱脂処理では、マスク層14が剥離され易くなるからである。
この点、図1(a)に示す樹脂基板10の一面側に、図3に示す大気圧プラズマ処理装置によってプラズマ処理することにより、樹脂基板10の一面側を脱脂処理できる。
しかも、マスク層14によって形成される溝部16,16・・の内側面も、親水基を有する親水性ガスを含有する雰囲気下でのプラズマ処理によって、水に対する濡れ性を向上できる。このため、樹脂基板10を電解めっき液に浸漬して施す電解めっきの際に、溝部16,16・・の内側面に付着した気泡に起因する穴が配線パターンに形成される事態を防止できる。
図1(a)に示す樹脂基板10の一面側へのプラズマ処理を図3に示す大気圧プラズマ装置を用いて施す際には、水、アルコール及び酢酸等のカルボン酸基を有する有機物から選ばれた1種又は2種以上を含有する液体を噴霧等で付着した樹脂基板10の一面側に、プラズマジェット32を噴射することが好ましい。
この場合でも、樹脂基板10の一面側にコロナ放電処理を施した後、図3に示す大気圧プラズマ処理装置を用い、親水性ガスを含む雰囲気中でプラズマ処理することによって、プラズマ処理のみを施した場合よりも、樹脂基板10の一面側に水に対する濡れ性を向上できる。
また、図1(a)に示す樹脂基板10の一面側に、親水性ガスを含む雰囲気中でプラズマ処理を施した後、図1(b)に示す様に、配線パターン18,18・・を形成すべく、金属膜12を給電層とする電解めっきを迅速に行なうことが好ましい。プラズマ処理後の樹脂基板10を大気中に放置すると、水に対する濡れ性の向上効果が1日程度で消滅するからである。
プラズマ処理後の樹脂基板10に施す電解めっきが遅れる場合には、プラズマ処理後の樹脂基板10をアルミ箔等で包むことによって、水に対する濡れ性の向上効果の消滅速度を遅くできる。
厚さ50μmのポリイミドフィルムの一面側に、大気下で出力200Wのコロナ放電処理を施した。このコロナ放電処理は、ポリイミドフィルムを載置したコンベアの移動速度を2m/分に調整しつつ、ポリイミドフィルムの一面側に二回行なった。
次いで、かかるコロナ放電処理を施したポリイミドフィルムの一面側に、5%エタノール水溶液を噴霧し、水滴等をペパーで拭き取ってからプラズマ処理を施した。このプラズマ処理は、出力50Wであって、キャリアガスとして窒素ガスを用い、反応ガスとして酸素ガスの濃度を93ppm(vol)とした。
プラズマ処理を終了したポリイミドフィルムの一面側の濡れ性を、液滴法によって測定した接触角αは35.2°であった。
一方、コロナ放電処理及びプラズマ処理を施す前のポリイミドフィルムの一面側における接触角αは65.8°であった。
尚、液滴法は、図4に示す様に、ポリイミドフィルムの表面40に落とした水滴42の接触角αを測定するものであって、接触角αが小さい程、表面40の水に対する濡れ性が向上されていることを示す。
比較例1
実施例1において、ポリイミドフィルムの一面側に、5%エタノール水溶液を噴霧することなく乾燥した状態でプラズマ処理を施した他は、実施例1と同様にプラズマ処理を施した。プラズマ処理後のポリイミドフィルムの一面側における接触角αは38.8°であって、実施例1で施したプラズマ処理後のポリイミドフィルムの一面側における接触角αよりも大きい。
このことから、5%エタノール水溶液を噴霧したポリイミドフィルムの一面側にプラズマ処理を施すことによって、乾燥した状態でプラズマ処理を施した場合に比較して、ポリイミドフィルムの一面側の水に対する濡れ性を向上できる。
実施例1において、コロナ放電を施さなかった他は、実施例1と同様にプラズマ処理を施した。プラズマ処理後のポリイミドフィルムの一面側における接触角αは59.4°であった。
これに対し、実施例1において、コロナ放電を施さなかったポリイミドフィルムの一面側に、5%エタノール水溶液を噴霧することなく乾燥した状態でプラズマ処理を施した他は、実施例1と同様にプラズマ処理を施した。プラズマ処理後のポリイミドフィルムの一面側における接触角αは65.7°であり、5%エタノール水溶液を噴霧してプラズマ処理を施したポリイミドフィルムの一面側の接触角αよりも大きい。
このことからも、コロナ放電を施さなかったポリイミドフィルムでも、その一面側に5%エタノール水溶液を噴霧してプラズマ処理を施すことによって、乾燥した状態でプラズマ処理を施した場合に比較して、ポリイミドフィルムの一面側の水に対する濡れ性を向上できる。
実施例1において、プラズマ処理を、出力150Wであって、キャリアガスとしてヘリウムガスを用い、反応ガスとしての酸素ガスの濃度を123ppm(vol)とした他は、実施例1と同様にプラズマ処理を施した。プラズマ処理後のポリイミドフィルムの一面側における接触角αは24.5°であった。
実施例3において、コロナ放電処理を施さなかったポリイミドフィルムをプラズマ処理に供した他は、実施例3と同様にプラズマ処理を施した。プラズマ処理後のポリイミドフィルムの一面側における接触角αは28.7°であった。
これに対し、実施例3において、コロナ放電を施さなかったポリイミドフィルムの一面側に、5%エタノール水溶液を噴霧することなく乾燥した状態でプラズマ処理を施した他は、実施例3と同様にプラズマ処理を施した。プラズマ処理後のポリイミドフィルムの一面側における接触角αは35.3°であり、5%エタノール水溶液を噴霧してプラズマ処理を施したポリイミドフィルムの一面側の接触角αよりも大きい。
このことからも、コロナ放電を施さなかったポリイミドフィルムでも、その一面側に5%エタノール水溶液を噴霧してプラズマ処理を施すことによって、乾燥した状態でプラズマ処理を施した場合に比較して、ポリイミドフィルムの一面側の水に対する濡れ性を向上できる。
厚さ50μmのポリイミドフィルムを樹脂基板10として用い、図1(a)に示す様に、樹脂基板10の一面側の全面に無電解めっきによって形成した金属膜としての銅膜12上に、めっきレジストから成るマスク層14を形成した後、マスク層14にパターニングを施して、形成予定の配線パターンに倣って底面に金属膜12が露出する溝部16,16・・を形成した。この溝部16,16・・の間隔は10μmであった。
かかる樹脂基板10の一面側に、大気下で出力200Wのコロナ放電処理を施した。このコロナ放電処理は、樹脂基板10を載置したコンベアの移動速度を2m/分に調整しつつ、樹脂基板10の一面側に二回行なった。
次いで、かかるコロナ放電処理を施した樹脂基板10の一面側に、5%エタノール水溶液を噴霧し、水滴等をペパーで拭き取ってからプラズマ処理を施した。このプラズマ処理は、出力50Wであって、キャリアガスとして窒素ガスを用い、反応ガスとして酸素ガスの濃度を93ppm(vol)とした。
プラズマ処理を施した樹脂基板10の一面側に、図1(b)に示す様に、銅膜12を給電層とする電解銅めっきによって、溝部16,16・・の各々に銅を充填して配線パターン18,18・・を形成した。
更に、図1(c)(d)に示す様に、マスク層14を除去して露出した銅膜12を除去することによって、樹脂基板10上に所望形状の配線パターン18,18・・が形成された配線基板を得ることができた。
形成された配線パターン18,18・・を顕微鏡で観察したところ、形成した配線パターン18,18・・には、図2(b)に示す穴102等が形成されておらず、良好な形状のものであった。
配線基板の製造方法の一例を説明する工程図である。 図1に示す製造方法における問題点を説明する説明図である。 大気圧プラズマ処理装置の一例を説明する概略図である。 液滴法による接触角を説明する説明図である。
符号の説明
10 樹脂基板
12 金属膜(銅膜)
12 樹脂基板
14 マスク層
16 溝部
18 配線パターン
20 キャリアガスボンベ
22 反応ガスボンベ
26 混合器
28 高周波電源
30 反応器
32 プラズマジェット
34 コンベアベルト
36 成形体
40 表面
42 水滴
24a 流量計
25a バルブ
α 接触角

Claims (13)

  1. 樹脂から成る成形体にプラズマ処理を施し、前記成形体に親水性を付与する際に、該プラズマ処理を、親水基を有する親水性ガスを含有する雰囲気中で施すことを特徴とする親水性処理方法。
  2. プラズマ処理を、予めコロナ放電処理を施した成形体に施す請求項1記載の親水性処理方法。
  3. コロナ処理を、大気圧下で施す請求項2記載の親水性処理方法。
  4. プラズマ処理を、水、アルコール及びカルボン酸基を有する有機物から選ばれた1種又は2種以上から成るガスを含有する雰囲気中で施す請求項1〜3のいずれか一項記載の親水性処理方法。
  5. プラズマ処理を、水、アルコール及びカルボン酸基を有する有機物から選ばれた1種又は2種以上を含有する液体を付着した成形体に施す請求項1〜4のいずれか一項記載の親水性処理方法。
  6. プラズマ処理を、大気圧下で施す請求項1〜5のいずれか一項記載の親水性処理方法。
  7. 成形体として、フィルム状又は板状の成形体を用い、前記フィルム状又は板状の成形体の少なくとも一面側にプラズマ処理を施す請求項1〜6のいずれか一項記載の親水性処理方法。
  8. 樹脂基板の少なくとも一面側の全面に形成した金属膜上に、樹脂から成るマスク層を形成した後、前記マスク層にパターニングを施して、形成予定の配線パターンに倣って底面に前記金属膜が露出する溝部を形成し、
    次いで、前記金属膜を給電層とする電解めっきによって、前記溝部に金属を充填して配線パターンを形成する際に、
    該溝部を形成した樹脂基板の一面側に、親水基を有する親水性ガスを含有する雰囲気中でプラズマ処理を施した後、
    前記金属膜を給電層とする電解めっきを施すことを特徴とする配線パターンの形成方法。
  9. プラズマ処理を、予めコロナ放電処理を施した樹脂基板に施す請求項8記載の配線パターンの形成方法。
  10. コロナ処理を、大気圧下で施す請求項9記載の親水性処理方法。
  11. プラズマ処理を、水、アルコール及びカルボン酸基を有する有機物から選ばれた1種又は2種以上から成るガスを含有する雰囲気中で施す請求項8〜10のいずれか一項記載の配線パターンの形成方法。
  12. プラズマ処理を、水、アルコール及びカルボン酸基を有する有機物から選ばれた1種又は2種以上を含有する液体を付着した樹脂基板に施す請求項8〜11のいずれか一項記載の配線パターンの形成方法。
  13. プラズマ処理を、大気圧下で施す請求項8〜12のいずれか一項記載の配線パターンの形成方法。
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