JPS587298Y2 - 電極保持器 - Google Patents
電極保持器Info
- Publication number
- JPS587298Y2 JPS587298Y2 JP14013378U JP14013378U JPS587298Y2 JP S587298 Y2 JPS587298 Y2 JP S587298Y2 JP 14013378 U JP14013378 U JP 14013378U JP 14013378 U JP14013378 U JP 14013378U JP S587298 Y2 JPS587298 Y2 JP S587298Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- mounting bracket
- electrode
- electrode holder
- screw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Control Of Non-Electrical Variables (AREA)
- Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は液面制御に用いる電極保持器の改良に関する。
一般に、たとえば、ボイラのタンク等における液面レベ
ルを検出するには、所定電圧を印加する一対の電極棒を
タンク内の所定位置に高さを異ならしめて配設し、液面
の所定レベルへの上昇を両電極枠の導通により検出する
ものである。
ルを検出するには、所定電圧を印加する一対の電極棒を
タンク内の所定位置に高さを異ならしめて配設し、液面
の所定レベルへの上昇を両電極枠の導通により検出する
ものである。
そして、前記電極棒のタンク等への取付けは、電極棒を
電極保持器に装着し、この電極保持器を介してタンク等
に取付けるものである。
電極保持器に装着し、この電極保持器を介してタンク等
に取付けるものである。
ところで、この種の電極保持器としては種々のものが提
供されているが、一般に、電極は棒状の合成樹脂からな
る保持器本体内に密着状態で取付け、この保持器本体の
外周部に取付けた取付金具を介してタンク等に装着する
ものである。
供されているが、一般に、電極は棒状の合成樹脂からな
る保持器本体内に密着状態で取付け、この保持器本体の
外周部に取付けた取付金具を介してタンク等に装着する
ものである。
しかしながら、前記従来の電極保持器においては、経時
変化あるいは使用中における熱膨張等により保持器本体
と取付金具との密着が不確実となり、ボイラのタンク等
に取付けた場合、蒸気漏れ等が発生するという欠点があ
った。
変化あるいは使用中における熱膨張等により保持器本体
と取付金具との密着が不確実となり、ボイラのタンク等
に取付けた場合、蒸気漏れ等が発生するという欠点があ
った。
本考案は前記従来の欠点を除去するためになされたもの
で、前記保持器本体の外周面に取付金具を環状の彎曲片
で機械的に取付けることにより、保持器本体と取付金具
との密閉状態を確実にした電極保持器を提供することを
目的とする。
で、前記保持器本体の外周面に取付金具を環状の彎曲片
で機械的に取付けることにより、保持器本体と取付金具
との密閉状態を確実にした電極保持器を提供することを
目的とする。
つぎに、本考案を一実施例である図面にしたがって説明
する。
する。
図面において、1は、たとえばステンレス棒鋼からなり
、電極の一部を構成する軸部材で、両端部分にはねじ2
,3を有するとともに、前記ねじ2の近傍に鍔部4を有
する。
、電極の一部を構成する軸部材で、両端部分にはねじ2
,3を有するとともに、前記ねじ2の近傍に鍔部4を有
する。
5は、たとえば、テフロン(商品名)等の合成樹脂から
なる保持器本体で、前記軸部材1の外周部に、前記鍔部
4からねじ3の一部に至るように一体成形され、両部材
1,5はねじ3の存在により良好に密着状態となってい
る。
なる保持器本体で、前記軸部材1の外周部に、前記鍔部
4からねじ3の一部に至るように一体成形され、両部材
1,5はねじ3の存在により良好に密着状態となってい
る。
したがって、保持器本体5が位置するねじ3部分は限ら
ずしもねじでなく、軸部材1のこの部分のみを多数の環
状溝としてもよい。
ずしもねじでなく、軸部材1のこの部分のみを多数の環
状溝としてもよい。
また、保持器本体5のほぼ中央部には環状突出部6が設
けられ、この突出部6上に取付金具8が固着されている
。
けられ、この突出部6上に取付金具8が固着されている
。
前記取付金具8はその外周部にナツト部9とねじ10を
有するとともに、内方に前記ねじ10と反対側に彎曲し
た第1環状彎曲片11を有する。
有するとともに、内方に前記ねじ10と反対側に彎曲し
た第1環状彎曲片11を有する。
そして、この取付金具8は保持器本体5の成形時に前記
第1環状彎曲片11をインサートして一体成形したのち
、取付金具8の端部筒状部12を保持参本体5の突出部
6側面の段部7で絞り加工して保持器本体5内に喰い込
ませて第2環状彎曲片13を形成し、すなわち、端部筒
状部12を前記第1環状彎曲片11と対向するように彎
曲させて保持器本体5を抱持するごとくして固着したも
のである。
第1環状彎曲片11をインサートして一体成形したのち
、取付金具8の端部筒状部12を保持参本体5の突出部
6側面の段部7で絞り加工して保持器本体5内に喰い込
ませて第2環状彎曲片13を形成し、すなわち、端部筒
状部12を前記第1環状彎曲片11と対向するように彎
曲させて保持器本体5を抱持するごとくして固着したも
のである。
なお、14,15は外部リード線を接続するために、軸
部材1のねじ3に螺合したナツト、16は戻り止め用ナ
ツト、17は座金、18は軸部材1のねじ2に螺合し、
ビス19により固着された電極保持筒で、図示しない電
極を挿入したのち、ビス20により固着し、軸部材1と
接続するものである。
部材1のねじ3に螺合したナツト、16は戻り止め用ナ
ツト、17は座金、18は軸部材1のねじ2に螺合し、
ビス19により固着された電極保持筒で、図示しない電
極を挿入したのち、ビス20により固着し、軸部材1と
接続するものである。
前記構成からなる電極保持器は、ボイラのタンク等の取
付壁21に設けたねじ孔22にバッキング23を介して
ねじ10によって取付けるものである。
付壁21に設けたねじ孔22にバッキング23を介して
ねじ10によって取付けるものである。
そして、このように、電極保持器をタンク等に取付けた
場合、保持器本体5と取付金具8との間から蒸気が漏れ
ようとするが、この部分は第1環状彎曲片11と対向す
る第2環状彎曲片13とが保持器本体5を抱持していて
気密状態となっており、かつ、保持器本体5が経時変化
しても両前曲片11.13により取付金具8との間に間
隙は生じず、タンク内の蒸気圧が電極保持器を通じて漏
れることはない。
場合、保持器本体5と取付金具8との間から蒸気が漏れ
ようとするが、この部分は第1環状彎曲片11と対向す
る第2環状彎曲片13とが保持器本体5を抱持していて
気密状態となっており、かつ、保持器本体5が経時変化
しても両前曲片11.13により取付金具8との間に間
隙は生じず、タンク内の蒸気圧が電極保持器を通じて漏
れることはない。
以上の説明で明らかなように、本考案によれば、保持器
本体と取付金具とは対向する環状彎曲片で結合している
ため、経時変化等によっても両部材が離間せず、かつ離
間しようとすると逆に彎曲片での密着力として作用する
ため密封性の向上となる。
本体と取付金具とは対向する環状彎曲片で結合している
ため、経時変化等によっても両部材が離間せず、かつ離
間しようとすると逆に彎曲片での密着力として作用する
ため密封性の向上となる。
また、漏れ通路は彎曲片の分だけ長くなるため、それだ
け蒸気漏れは防止されることになる。
け蒸気漏れは防止されることになる。
図面は本考案の一実施例を示す一部断面正面図である。
1・・・軸部材(電極の一部)、5・・・本体、8・・
・取付金具、9・・・ナツト部、10・・・ねじ、11
,13・・・第1、第2環状彎曲片。
・取付金具、9・・・ナツト部、10・・・ねじ、11
,13・・・第1、第2環状彎曲片。
Claims (1)
- 合成樹脂からなる本体と、該本体から両端が突出するよ
うに本体中心に密着保持された軸部材と、外周に取付ね
じ部を有する一方、内方に互いに対向する2つの環状彎
曲片を有し、該彎曲片を前記本体外面から内部に位置さ
せて本体外周に取付けた取付金具とから構成したことを
特徴とする電極保持器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14013378U JPS587298Y2 (ja) | 1978-10-11 | 1978-10-11 | 電極保持器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14013378U JPS587298Y2 (ja) | 1978-10-11 | 1978-10-11 | 電極保持器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5555722U JPS5555722U (ja) | 1980-04-15 |
JPS587298Y2 true JPS587298Y2 (ja) | 1983-02-08 |
Family
ID=29114808
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14013378U Expired JPS587298Y2 (ja) | 1978-10-11 | 1978-10-11 | 電極保持器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS587298Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-10-11 JP JP14013378U patent/JPS587298Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5555722U (ja) | 1980-04-15 |
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