JPH078616Y2 - 便器における温度センサの取付構造 - Google Patents

便器における温度センサの取付構造

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JPH078616Y2
JPH078616Y2 JP10977188U JP10977188U JPH078616Y2 JP H078616 Y2 JPH078616 Y2 JP H078616Y2 JP 10977188 U JP10977188 U JP 10977188U JP 10977188 U JP10977188 U JP 10977188U JP H078616 Y2 JPH078616 Y2 JP H078616Y2
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JP
Japan
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temperature sensor
hole
sensor
ball
nut member
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JP10977188U
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JPH0233867U (ja
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俊文 重松
靖二 平野
泰雄 山本
雅敏 谷田
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東陶機器株式会社
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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は尿温を測定する温度センサの便器への取付構
造に関する。
(従来の技術及び考案が解決しようとする課題) 便器のボール部に温度センサを取り付け、該温度センサ
により尿温を測定するようにした便器は知られている。
かかる便器における温度センサの取付け構造において
は、便器の施工後において当該便器のボール部内側より
温度センサの交換等、そのメンテナンスが容易に行い得
る構造が要望される。
そこでこの考案は、かかる要望に応ずるべくなされたも
のでその目的とする処は、便器のボール内側より温度セ
ンサの交換が行え、もってそのメンテナンスが容易に行
い得る便器における温度センサの取付構造を提供するに
ある。
(課題を解決するための手段及び作用) 上記課題を解決するためこの考案に係る便器における温
度センサの取付構造は、便器3のボール部壁面1に貫通
孔4を設け、該貫通孔4にセンサ取付具5を装着し、該
センサ取付具5に前記ボール部の内側1aより挿入された
温度センサの支持部材6を固定支持せしめる取付部を設
けてなる。
このような構成によれば、温度センサを支持した支持部
材を便器のボール部内側から取り扱うことにより温度セ
ンサの交換を行い得る。
(実施例) 以下にこの考案の実施例を添付図面に従って説明する。
第1図はこの考案の第1実施例に係る便器における温度
センサの取付構造を示す縦断面図、第2図は同平面図で
ある。
図において、1は便器のボール部の壁面を示し、2は温
度センサを示している。この温度センサ2は例えばサー
ミスタが使用され、第7図に示すように便器3のボール
部内側1aの放尿が当たる部分に取り付けられる。そして
第1図において、4はボール部1の壁面に穿設された貫
通孔、5はこの貫通孔4に温度センサ2を固定させるた
めのセンサ取付具、6は温度センサ2を支持し、前記セ
ンサ取付具5に固定支持される温度センサの支持部材で
ある。
前記貫通孔4は2つの異なる径の孔と、これらの接続面
に形成される段部4aからなり、ボール部内側1aがボール
部裏側1bよりも大きな径となっている。
前記センサ取付具5は、ボール部裏側1bに位置するナッ
ト部材7にボール部内側より挿入されたスペース8のネ
ジ部8aを螺合せしめてなり、このスペーサ8の上端部に
形成されたフランジ状係止部8bとナット部材7間で前記
貫通孔の段部4aを締め付けることにより該貫通孔4に固
着される。そしてこのスペーサ8にはその中心軸を同軸
とするネジ穴8cが貫設され、このネジ穴8cに温度センサ
の支持部材6が螺着される。
前記支持部材6は、その中心軸上に温度センサ2を嵌挿
支持させるための挿通孔6aを有し、その上部には温度セ
ンサ2の円盤状に形成されたセンサ部2aを支持し、その
外周下端6bが前記スペーサ8のフランジ状係止部8bの上
端面に当接するセンサ支持部6cが形成され、又その下部
には温度センサ2の筒状の端子部2b及びそのリード線2c
を挿通せしめ、その外周部が前記スペーサ8のネジ穴8c
に締結されるネジ部6dが形成されてなる。そして前記セ
ンサ支持部6cの上端部には当該支持部材6をスペーサ8
のネジ穴8cに対して締結するための工具用の溝6eが設け
られている。
以上の構成において前記センサ支持部6cとスペーサ8の
フランジ状係止部8bの外径は共に貫通孔4の内径よりも
小さく、これらの隙間にはシリコン等の固定材9が充填
され、又センサ支持部6cと係止部8b間、及び貫通孔4の
段部4aと係止部8b間にはシール材10,11が夫々設けら
れ、更にスペーサ8とナット部材7間にはネジロックが
施される。
次に第3図に従ってこの考案の第2実施例について説明
する。尚、以下の説明において、第1図において示した
と同様の対象には同一の符号を付すこととなる。
第2実施例は、第1図と比較しても容易に把握されるよ
うに、スペーサ8の外周端部を上方に起立せしめ、当該
起立部8dの内周部8eで前記センサ支持部6cの外周部を囲
周するようにしたもので、かかる構成によればセンサの
支持部材6と固定材9が直接接触することはなく、従っ
て固定材9に何ら影響を与えることなく温度センサ2の
交換が行い得る。
又、第4図に示す第3実施例においては、ナット部材7
とボール部裏側1bとの間にバネ菊座金12を開設するよう
にしたもので、かかる実施例によればボール部裏側1bを
何ら傷つけることなくセンサ取付具5を確実に固着せし
めることができる。
第5図はこの考案の第4実施例を示す図であり、この第
4実施例においては、前述してきたスペーサ8とナット
部材7とからなるセンサ取付具5を、貫通孔4下方に突
出したアーム13の先端部にナット部材7を取り付けて構
成するようにしたもので、該ナット部材7に貫通孔4を
挿通した支持部材6のネジ部6dを螺合せしめ、このとき
ナット部材7がネジ部6dの基部6f方向に呼び込まれる
際、それに伴ってアーム13が図示のように変形し、その
抵抗力でナット部材7とネジ部6dとの締結が行われるよ
うにしたものである。
尚、前記アーム13の上端部には貫通孔4の段部4aに係止
される係止部13aが設けられており、該係止部13aがシー
ル材14を介して段部4aに固着されている。
そしてかかる第4実施例によれば、温度センサの交換時
はもちろん、最初の組立時においてもボール部内側より
取付けを行い得るという利点を有し、又シール箇所が少
なく漏水防止が容易であるという利点も有する。
第6図はこの考案の第5実施例を示す図であり、これは
例えば第2実施例におけるナット部材7とスペーサ8と
の間にゴムチューブ15を介在させるようにしたものであ
り、このゴムチューブ15としては例えばニトルゴム又は
エチレンプロピレンゴム等が使用される。そしてこのゴ
ムチューブ15はその上端部がゴムにおおわれた座金16を
介して貫通孔4の段部4aに係止支持され、その下端には
ナット部材7が固着され、それらの間には外径方向に膨
出した膨出部15aが形成されている。
一方、前記スペーサ8はそのネジ部8aが下方へ長く延出
され、その先端部がゴムチューブ15を挿通してナット部
材7に螺合される。そしてかかる状態において、スペー
サ8の溝8fに工具をあてがってスペーサ8を回転せしめ
るとナット部材7がそのネジ部8aの基部8g側に呼び込ま
れる一方、それに伴ってゴムチューブ15の膨出部15がナ
ット部材7とボール部裏側1bとの間で押圧されてつぶ
れ、該押圧力でスペーサ8、即ちセンサ取付具5は貫通
孔4に固着されることとなる。
かくしてこの第5実施例によれば第4実施例と同様、温
度センサ2の交換時はもちろん、その最初の取付時にお
いてもボール部内側よりセンサ取付具5の取付けをなし
得、又、第2実施例と同様、固定部材に何ら影響を与え
ることなく温度センサの交換(支持部材6の交換)をな
し得るという利点を有する。更に又ゴムチューブ15はそ
の膨出部15aがつぶれることにより、それ自体がシール
材としても機能し得る。
(考案の効果) 以上の説明より明らかなようにこの考案に係る温度セン
サの取付構造によれば、貫通孔にセンサ取付具を固着
し、このセンサ取付具に貫通孔のボール部内側より挿入
された温度センサを固定支持せしめる取付部を設けるよ
うにしたため、温度センサの交換等、そのメンテナンス
をボール部内側より行うことができ、その作業が極めて
容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1実施例に係る温度センサの取付
構造を示す縦断面図、第2図は同平面図、第3図はこの
考案の第2実施例を示す図、第4図はこの考案の第3実
施例を示す図、第5図はこの考案の第4実施例を示す
図、第6図はこの考案の第5実施例を示す図、第7図は
便器における温度センサの取付を示す図である。 そして図面中、1はボール部壁面、1aはボール部内側、
2は温度センサ、4は貫通孔、5はセンサ取付具、6は
温度センサの支持部材である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 谷田 雅敏 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】便器のボール部壁面に貫通孔を設け、該貫
    通孔にセンサ取付具を装着し、該センサ取付具に前記ボ
    ール部の内側より挿入された温度センサの支持部材を固
    定支持せしめる取付部を設けてなる便器における温度セ
    ンサの取付構造。
  2. 【請求項2】前記センサ取付具は、貫通孔のボール裏面
    側に設けられるナット部材と、ボール部の内側より挿入
    されてナット部材に螺着され、その中心軸上に前記温度
    センサの支持部材を螺着せしめるネジ穴が設けられたス
    ペーサとからなる請求項1記載の便器における温度セン
    サの取付構造。
  3. 【請求項3】前記センサ取付具は、貫通孔よりボール裏
    面側に突出するアーム先端部にナット部材を備え、前記
    温度センサの支持部材は前記貫通孔を挿通して前記ナッ
    ト部材に螺合されるネジ部を備え、前記アームは前記ナ
    ット部材が前記支持部材の回転にて呼び込まれる際にナ
    ット部材のネジ面を前記支持部材のネジ面に押圧せしめ
    る押圧部材である請求項1記載の便器における温度セン
    サの取付構造。
  4. 【請求項4】前記センサ取付具は、貫通孔よりボール裏
    面側に突出するゴムチューブ先端部にナット部材を備え
    てなり、一方前記温度センサの支持部材は前記ボール部
    の内側より前記貫通孔及びこのゴムチューブ内に挿通さ
    れ前記ナット部材に螺合されるネジ部を備えてなる請求
    項1記載の便器における温度センサの取付構造。
JP10977188U 1988-08-22 1988-08-22 便器における温度センサの取付構造 Expired - Lifetime JPH078616Y2 (ja)

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JPH0233867U JPH0233867U (ja) 1990-03-02
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JP5312271B2 (ja) * 2009-09-18 2013-10-09 株式会社初田製作所 感知素子の固定具及びアセンブリ、並びに感知素子の施工方法及び保守方法
JP5492102B2 (ja) * 2011-01-21 2014-05-14 パナソニック株式会社 便器装置

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