JPS5870864A - コンクリ−トの表層処理法 - Google Patents
コンクリ−トの表層処理法Info
- Publication number
- JPS5870864A JPS5870864A JP16726981A JP16726981A JPS5870864A JP S5870864 A JPS5870864 A JP S5870864A JP 16726981 A JP16726981 A JP 16726981A JP 16726981 A JP16726981 A JP 16726981A JP S5870864 A JPS5870864 A JP S5870864A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concrete
- resin
- water
- aggregate
- denatured
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Aftertreatments Of Artificial And Natural Stones (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は防食塗膜、ライニング、防水等にか灸受水槽、
蓄熱槽および貯水槽等の既存のコンクリート表面が湿潤
状態にあるコンクリート表面に樹脂もしくは骨材配合の
樹脂モルタルを塗布して塗装下地、ライニング下地、防
水下地、ライニング層または防水層とするコンクリート
の表層処理に関するものである。
蓄熱槽および貯水槽等の既存のコンクリート表面が湿潤
状態にあるコンクリート表面に樹脂もしくは骨材配合の
樹脂モルタルを塗布して塗装下地、ライニング下地、防
水下地、ライニング層または防水層とするコンクリート
の表層処理に関するものである。
一般に防食塗料、ライニング材量たは防水材が性能を充
分に発揮するには前記材料と下地コンクリートが強固に
付着することが必要である。
分に発揮するには前記材料と下地コンクリートが強固に
付着することが必要である。
この付着性を得るため湿潤状態にあるコンクリート表面
に前記材料を施工する際には、コンクリートの充分な乾
燥と含水率の厳重な管理が行われている。
に前記材料を施工する際には、コンクリートの充分な乾
燥と含水率の厳重な管理が行われている。
従来、新設工事および補修工事にかかわりなく水にさら
されているコンクリート建家またはコンクリート槽を防
食塗装、ライニングまたは防水等を行う場合コンクリー
トの含水率が3〜10%になるまで乾燥させたのちにプ
ライマーを塗布し、ついで仕上げ施工を行っていた。し
かしこの方法ではコンクリートの乾燥に長期間を要する
ため工期的に非常に問題があった。
されているコンクリート建家またはコンクリート槽を防
食塗装、ライニングまたは防水等を行う場合コンクリー
トの含水率が3〜10%になるまで乾燥させたのちにプ
ライマーを塗布し、ついで仕上げ施工を行っていた。し
かしこの方法ではコンクリートの乾燥に長期間を要する
ため工期的に非常に問題があった。
本工法は上記の問題点を解決し工期的に早い−・コンク
リートの表層処理法を提供することを目的とするもので
ある。
リートの表層処理法を提供することを目的とするもので
ある。
本発明の要旨とするところは、既存のコンクリート表面
が湿潤状態にあるコンクリートの表面に樹脂もしくは骨
材配合の樹脂モルタルを塗布することを特徴とするコン
クリートの表層処理法である。
が湿潤状態にあるコンクリートの表面に樹脂もしくは骨
材配合の樹脂モルタルを塗布することを特徴とするコン
クリートの表層処理法である。
例へば今まで使用していたコンクリート製の貯水槽を樹
脂もしくは骨材配合の樹脂モルタルで補修する場合につ
いて述べれば、貯水槽の水を排出したのちコンクリート
表面の浮き水をウェス等で除去しまだ湿潤状態のコンク
+> −ト表面に耐水性、耐アルカリ性に優れしかも浸
透性を有する樹脂もしくは骨材を配合した樹脂モルタル
を刷毛、ローラー、ヘラ、コテもしくは吹き付は等で塗
布する。これらの樹脂はコンクリート中の水分が消失す
る際に生ずる減圧効果によってコンクリートの表層内に
自然に浸透し、樹脂の硬化と同時にコンクリート表層に
樹脂モルタル層、樹脂コンクリート層、樹脂層あるいは
骨材配合の樹脂モルタル層を形成する。その際コンクリ
ートへの樹脂の浸透性、コンクリートと樹脂および骨材
配合の樹脂モルタルとの付着性はこれらの材料を塗布す
る前にコンクリート表面をワイヤーブラシ等で目粗しす
ることで一層向上する。
脂もしくは骨材配合の樹脂モルタルで補修する場合につ
いて述べれば、貯水槽の水を排出したのちコンクリート
表面の浮き水をウェス等で除去しまだ湿潤状態のコンク
+> −ト表面に耐水性、耐アルカリ性に優れしかも浸
透性を有する樹脂もしくは骨材を配合した樹脂モルタル
を刷毛、ローラー、ヘラ、コテもしくは吹き付は等で塗
布する。これらの樹脂はコンクリート中の水分が消失す
る際に生ずる減圧効果によってコンクリートの表層内に
自然に浸透し、樹脂の硬化と同時にコンクリート表層に
樹脂モルタル層、樹脂コンクリート層、樹脂層あるいは
骨材配合の樹脂モルタル層を形成する。その際コンクリ
ートへの樹脂の浸透性、コンクリートと樹脂および骨材
配合の樹脂モルタルとの付着性はこれらの材料を塗布す
る前にコンクリート表面をワイヤーブラシ等で目粗しす
ることで一層向上する。
本発明は上記のような構成で、これに適用する樹脂と骨
材にはpH/λ〜/qという高アルカリ性および過剰の
水分の存在によっても硬化が妨げられず、また樹脂には
コンクリート内への良好な浸透性が要求され硬化後も耐
水性、耐アルカリ性、耐衝撃性、耐摩耗性ならびに耐薬
品性等を有することが要求される。これに適用する樹脂
としては二液反応型エポキシ樹脂等がある。
材にはpH/λ〜/qという高アルカリ性および過剰の
水分の存在によっても硬化が妨げられず、また樹脂には
コンクリート内への良好な浸透性が要求され硬化後も耐
水性、耐アルカリ性、耐衝撃性、耐摩耗性ならびに耐薬
品性等を有することが要求される。これに適用する樹脂
としては二液反応型エポキシ樹脂等がある。
この樹脂は樹脂と硬化剤との化学反応で硬化する。
本発明に適用するエポキシ樹脂では特に使用する硬化剤
と樹脂が重要である。硬化剤は特に耐アルカリ性、耐水
性を有する種類を厳選し、また浸透性に優れた樹脂との
配合を適正に行う必要がある。耐水性、耐アルカリ性を
有する硬化剤としては変性脂肪族ポリアミン、変性芳香
族ポリアミン、脂環式ポリアミン変性物、複素環状ジア
ミン変性物、ポリアミドおよびメルカプタン等である。
と樹脂が重要である。硬化剤は特に耐アルカリ性、耐水
性を有する種類を厳選し、また浸透性に優れた樹脂との
配合を適正に行う必要がある。耐水性、耐アルカリ性を
有する硬化剤としては変性脂肪族ポリアミン、変性芳香
族ポリアミン、脂環式ポリアミン変性物、複素環状ジア
ミン変性物、ポリアミドおよびメルカプタン等である。
次に本発明の効果を列記すると、
/)防食塗装、ライニング、防水等の下地処理が浮き水
を除去したのち、ただちに塗布できるので工期短縮がは
かれ、一般的には/S時間程度で硬化するので貯水槽等
をすぐ再使用することができる。
を除去したのち、ただちに塗布できるので工期短縮がは
かれ、一般的には/S時間程度で硬化するので貯水槽等
をすぐ再使用することができる。
2)コンクリート表層に形成した樹脂モルタル層と樹脂
層あるいは骨材配合の樹脂モルタル層は下地コンクリー
トと強固に一体化している0 3)塗布する樹脂量あるいは骨材配合の樹脂モルタルの
量をふやすことによって簡単に防食塗膜層、ライニング
層、防水層等が施工できる。
層あるいは骨材配合の樹脂モルタル層は下地コンクリー
トと強固に一体化している0 3)塗布する樹脂量あるいは骨材配合の樹脂モルタルの
量をふやすことによって簡単に防食塗膜層、ライニング
層、防水層等が施工できる。
グ)適用樹脂はPH12〜/ダという高アルカリ性およ
び過剰な水分の存在下でも硬化する。
び過剰な水分の存在下でも硬化する。
S)適用樹脂はコンクリート内への良好な浸透性を有す
る。
る。
6)−樹脂は極低温(真冬)から高温(真夏)まで適用
できる。
できる。
7)硬化後の樹脂および骨材配合の樹脂モルタルはエポ
キシ樹脂およびエポキシ樹脂モルタルとしての耐水性、
耐薬品性、耐衝撃性、耐摩耗性等を発揮できる。
キシ樹脂およびエポキシ樹脂モルタルとしての耐水性、
耐薬品性、耐衝撃性、耐摩耗性等を発揮できる。
以上のように本発明によるコンクリートの表層処理法は
多くの効果があるが、さらに明らかにするために以下に
実施例を示す。
多くの効果があるが、さらに明らかにするために以下に
実施例を示す。
本発明の方法で処理したエポキシ樹脂および骨材配合の
エポキシ樹脂モルタルとコンクリートとの付着性を表−
7に示す。同表には含水率g〜10%およびレイタンス
を除去しない条件で従来法で施工したエポキシ樹脂の付
着性を併記している。また表−3に耐水性、耐アルカリ
性を有する硬化剤を使用したエポキシ樹脂の配合例を適
用温度ごとに示す。さらに表−2に骨材の種類およびエ
ポキシ樹脂との配合例を示す。
エポキシ樹脂モルタルとコンクリートとの付着性を表−
7に示す。同表には含水率g〜10%およびレイタンス
を除去しない条件で従来法で施工したエポキシ樹脂の付
着性を併記している。また表−3に耐水性、耐アルカリ
性を有する硬化剤を使用したエポキシ樹脂の配合例を適
用温度ごとに示す。さらに表−2に骨材の種類およびエ
ポキシ樹脂との配合例を示す。
表−7から明らかなように本発明の方法で下地処理した
場合のエポキシ樹脂および骨材配合のエポキシ樹脂モル
タルとコンクリートトノ付着性は従来法のそれと同等で
ある。また本発明の方法で処理した骨材配合のエポキシ
樹脂モルタル層とコンクリートとの付着性およびエポキ
シ樹脂とコンクリートとのそれは同等である。
場合のエポキシ樹脂および骨材配合のエポキシ樹脂モル
タルとコンクリートトノ付着性は従来法のそれと同等で
ある。また本発明の方法で処理した骨材配合のエポキシ
樹脂モルタル層とコンクリートとの付着性およびエポキ
シ樹脂とコンクリートとのそれは同等である。
このことは本発明で下地処理し塗布した場合の塗膜付着
性が従来工法によるそれと同等であることを示している
。また本発明では下地処理までのコンクリートの乾燥期
間が不要なので大幅な工期短縮がはかれる。
性が従来工法によるそれと同等であることを示している
。また本発明では下地処理までのコンクリートの乾燥期
間が不要なので大幅な工期短縮がはかれる。
Claims (1)
- 既存のコンクリート表面が湿潤状態にあるコンクリート
の表面に樹脂もしくは骨材配合の樹脂モルタルを塗布す
ることを特徴とするコンクリートの表層処理法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16726981A JPS5870864A (ja) | 1981-10-21 | 1981-10-21 | コンクリ−トの表層処理法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16726981A JPS5870864A (ja) | 1981-10-21 | 1981-10-21 | コンクリ−トの表層処理法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5870864A true JPS5870864A (ja) | 1983-04-27 |
Family
ID=15846602
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16726981A Pending JPS5870864A (ja) | 1981-10-21 | 1981-10-21 | コンクリ−トの表層処理法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5870864A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04107251A (ja) * | 1990-08-29 | 1992-04-08 | Ohbayashi Corp | コンクリート表面への溶射方法 |
EP1162224A3 (en) * | 2000-06-05 | 2002-11-27 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Curable composition for tendon for prestressed concrete and tendon |
-
1981
- 1981-10-21 JP JP16726981A patent/JPS5870864A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04107251A (ja) * | 1990-08-29 | 1992-04-08 | Ohbayashi Corp | コンクリート表面への溶射方法 |
EP1162224A3 (en) * | 2000-06-05 | 2002-11-27 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Curable composition for tendon for prestressed concrete and tendon |
US6623558B2 (en) | 2000-06-05 | 2003-09-23 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Curable composition for tendon for prestressed concrete and tendon |
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