JPS586729B2 - 熱互変性アルキル芳香族コポリエステル - Google Patents

熱互変性アルキル芳香族コポリエステル

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JPS586729B2
JPS586729B2 JP54127406A JP12740679A JPS586729B2 JP S586729 B2 JPS586729 B2 JP S586729B2 JP 54127406 A JP54127406 A JP 54127406A JP 12740679 A JP12740679 A JP 12740679A JP S586729 B2 JPS586729 B2 JP S586729B2
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methyl
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Rhone Poulenc Industries SA
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、高分子量の熱互変性アルキル芳香族コポリエ
ステルに係わる。
フランス国特許1547346に従えば、ノロゲン含有
ジフェノールと脂肪族、脂環式および(又は)芳香族ジ
カルボン酸クロリドとから熱安定性の高いポリエステル
が製造されること、而して該ポリエステルは、ラッカー
、塗料、絶縁材料および成形材料として使用しうろこと
が既に知られている。
しかしながら、上記特許の「例」で製造された重合体は
全て、2・2−ビス(p−ヒドロキシフエニル)プロパ
ンの・ロゲン誘導体を出発物質とするもので、熱互変性
溶融物を形成することができない。
また、フランス国出願2270282に従えば、ジフェ
ノールの1種又は2種以上と芳香族および(又は)脂環
式ジ酸の1種又は2種以上とを出発物質とするとき、異
方性溶融物を形成することのできるポリエステルが形成
されること、而して該溶融物からは、その溶融状態での
押出成形によってフィラメントを形成しうろことが知ら
れている。
しかしながら、このポリエステル群は限定されている。
而して、これらは、かかる環状ポリエステルを特徴づげ
また異方性に必要な剛性を損うことなく有利な融点に達
するように有利に変性される。
企図された変性の一つは、例えばエーテル結合および(
又は)限られた長さの脂肪族鎖によって核と核との間に
或る有限度の可撓性を導入することにある。
フランス国出願2270282および同 2270074に上記鎖の数例が示されている。
フランス国出願2270282には、脂肪族鎖含有化合
物の例として、芳香族核が4原子鎖(−0CH2−CH
2−0−)によって結合された1・2−(p”P’−ジ
カルボキシジフエノキシ)エタンの化合物のみが示され
ており、またその使用は三元重合体および四元重合体に
限定されている。
しかしながら、Kamide,Miyazaki&Ko
bayashi(Polymer J.、1977、9
(3)、317〜27)に従えば、このジ酸を、エチレ
ングリコールとのホモポリエステルの形で、テレフタル
酸と比較するとき、実際に前者が後者よりも剛性が高い
ように思われる。
フランス国出願2270074では、同種のポリエステ
ルに導入されたアクリル鎖が2原子鎖(−O−CH2−
)ないし3原子鎖 (−0−CH2−0−)を含有する更に短い鎖を有しう
る。
このアクリル鎖の限られた長さは、ジフェノールと脂肪
族ジ酸とのポリエステルが異方性溶融物を形成しないと
いう事実によって説明することができる。
然るに、少くとも7原子を含有する非環式鎖により分子
鎖に比較的高度の可撓性を導入することによって、環状
ポリエステルの、溶融状態における異方性を保持しつつ
その剛性を低めることのできることを見出した。
これは、該コポリエステルの融点を不当に低めることな
《なしうる。
本発明は、造形することのできる高分子量熱互変性コポ
リエステルであって、少《とも0.5の固有粘度〔該G
ステルをp−クロルフェノール/1・2−ジクロルエタ
ン(容量比50/50)の溶剤混合物中0.5f/10
0cm3の量で溶かしてなる溶液について測定したとき
の値〕を示すこと、150℃より高いか又はそれに等し
い流動点を有すること、そして式 (−O−X1−0−)a、 (−0−X2−0−)b、(一〇−X3−0−)c、−
CO−Y−C0一又は−co−z−coの単位よりなる
ことを特徴とするコポリエステルに係わる。
〔式中、X1は、メチル若しくはエチル基又は塩素若し
《は臭素原子によってモノ置換されたp−フエニレン基
を表わし、X2は未置換1・4−フエニレン基を表わし
、X3は、2個のメチル若し《はエチル基又は2個の塩
素若し《は臭素原子によってジ置換された1・4−フエ
ニレン基か或は、各芳香族核がメチル若しくはエチル基
又は塩素若し《は臭素原子によって置換されていてもよ
い4・4−ジフエニレン又はp ” p’−ジフエニレ
ンエーテル基を表わし、また 但し、a十b+c=1とし、 Yは、1・4−フエニレン又は1・4−シクロヘキシレ
ン基、 単結合か又は、8個までの炭素原子と随意1個若し《は
2個の異原子(特に酸素)を含有しうる非環式鎖(列挙
することのできる非環式鎖の例はメチレン、エチレン、
1・3−プロピレン、■・4−ブチレンおよび1・8−
オクチレンの如きアルキレン基で、これらは随意、酸素
の如き異原子を介しフエニレン基に結合)によって互い
に結合することのできる2個の4・4′−ジフエニレン
基を含有する基、或は 2・6−ナフチレン、■・5−ナフチレンおよび1・4
−ナフチレン基の如き少くとも2個の融合フエ=ル核を
含有する二価の芳香族基にして、該基中カルボニル基に
結びついた結合が反対の位置にありしかも平行している
芳香族基 を表わし、 2が基一(ci2)n(ここで3<n<10)を表わす
但し、Z/Y十Zのモル比は0.2〜0,5とする。
なお、本明細書中で使用せる記号X1〜X3並びにYお
よび2は上記意味を有するとともに、本コポリエステル
の構成成分の組合せ順位、結合順位それ故またコポリエ
ステルの骨格、構造そのものをも示唆している。
換言するに、本コポリエステルは次式構造を有すること
になる: 而して式中石、7、g,h、Tおよび丁は、上記a,b
およびC並びにZ/Y+Z比が上記特定の値になるよう
な数値であり、 Kは、本コポリエステルが少くとも0.5の固有粘度を
有する如き値となる。
式一〇−X1−O一の単位は、単独か又は相互の混合物
として用いられるヒドロキノンのモノ置換誘導体を給源
とする。
このヒドロキノンのモノ置換誘導体は、ジフェノールの
全量に対し60モル%までのヒドロキノンとの混合物と
して或は、下記化合物よりなる群から選ばれる10モル
%までのジフェノールとの混合物として用いることもで
きる: (a)メチル若しくはエチル基並びに(又は)塩素およ
び(若しくは)臭素原子を含有するヒドロキノンのジ置
換誘導体、 (b)芳香族核1個につき1個のメチル若し《はエチル
基又は1個の塩素若し《は臭素原子を随意含有する4・
4′−ジヒドロキシビフエニル、(c)芳香族核1個に
つき1個のメチル若しくはエチル基又は1個の塩素若し
《は臭素原子を随意含有する4・4′−ジヒドロキシジ
フエニルエーテル。
式(−O−X1−O−)の単位を生ずるジフェノールに
ついて列挙することのできる特定例に36−ジヒドロキ
シトルエン、3・6−ジヒドロキシエチルベンゼンおよ
び3・6−ジヒドロキシシクロベンゼンがある。
式(−0−X3−0−)の単位を生ずることのできるジ
フェノールの例として、3・6−ジヒドロキシ−1・2
−ジクロルベンゼン、3・6−ジヒドロキシ−1・4−
ジクロルベンゼン、3・6−ジヒドロキシーo−キシレ
ン、3・4−ジヒドロキシーp−キシレン、2・5−ジ
ヒドロキシ−3−クロルトルエン、4・4′−ジヒドロ
キシビフエニル、2−メチル−4・4′ージヒドロキシ
ビフエニル、3−メチル−4・4′ージヒドロキシビフ
エニル、2・2′−ジメチル−4・4′−ジヒドロキシ
ビフエニル、2−クロルー4・4′−ジヒドロキシビフ
エニル、2・2’−ジクロルー4・4′−ジヒドロキシ
ビフエニル、2−メチル−37−クロルジヒドロキシビ
フエニル、ビス(2−メチル−4−ヒドロキシフエニル
)エーテル、1−ヒドロキシ−3−メチルフエニルー4
−ヒドロキシフエニルエーテル、2−クロル−4−ヒド
ロキシフエニル−3−メチル−4−ヒドロキシフェニル
エーテルおよびビス(4−ヒドロキシフエニル)エーテ
ルを挙げることができる。
本発明に従って熱互換性コポリエステルを製造するのに
、上記ジフェノールを、遊離フェノールの形か或は、ジ
カルボン酸又はその誘導体(例ジーロゲン化物)と反応
しうるフェノールの誘導体形のいずれかで用いることが
できる。
かかるフェノール誘導体の例として挙げうるものに、そ
の、低級アルカン酸とのジエステル(酢酸エステル、プ
ロピオン酸エステルおよび酪酸エステル)がある。
好ましくは、単独か又は、未置換ヒドロキノンとの混合
物形でメチルヒドロキノン又はクロルヒドロキノンが用
いられ、或はその誘導体が用いられる。
単位−co−y−co−は芳香族および(又は:脂環式
ジカルボン酸若しくはこれらの誘導体を給源とする。
いずれも単独か又は相互の混合物として或は、少割合(
例えば、ジ酸化合物の全量に対し5モル%まで、更には
10モル%まで)の別の芳香族および(又は)脂環式ジ
酸若しくはその誘導体との混合物として用いることがで
きる。
但し、後者の化合物中環若しくは核は、少くとも1つの
メチル、エチル若しくはメトキシ基又は少くとも1つの
塩素若しくは臭素原子により或は或る種の非平行結合に
よってモノ置換ないしジ置換されているものとする。
好ましい芳香族ジ酸はテレフタル酸、trans−へキ
サヒドロテレフタル酸、4・4′−ジカルボキシビフエ
ニル、1・2−(P’p’−ジカルボキシジフエノキシ
)エタン、■・4−(p−p′−ジカルボキシジフエノ
キシ)ブタン、1・6−(p・p′−ジカルボキシジフ
エニノキシ)ヘキサンおよび2・6−ジカルボキシナフ
タレンである。
また、これらの低級アルキルエステル又は塩化物の如き
誘導体を用いることもできる。
本発明に従ったコポリエステルの給源となる脂肪族ジ酸
又はその誘導体として特に、グルタル酸、セバシン酸お
よびアジピン酸を挙げることができるが、好ましくはア
ジピン酸である。
かかる脂肪族ジ酸又はこれら誘導体の割合は、重合体の
給源となる該ジ酸又は誘導体の含量に対し20〜50モ
ル%好まし《は25〜50モル%である。
これらのジ酸は、二つの芳香族および(又は)脂環式核
間に7〜14個の鎖原子を含有する脂環式鎖を導入する
ことを可能にする。
本発明に従ったコポリエステルは、0.5dlg−1よ
り高い好ましくは0.6より高い固有粘度を有し、また
一般には150〜330℃好まし《は180〜300℃
の流動点を有する高分子量物質である。
流動点は、チップ状重合体又はチョップトファイバーの
形をなす試料の縁部がまるくなって角のとれ始める温度
を意味するものと理解されよう。
この温度は、商品名uThermopanJで市場に知
られるReicbert製の、加熱用プラットフォーム
を備えた顕微鏡により、通常20℃/min程度の適当
な温度上昇率について、交さ偏光子間に置いたカバーガ
ラス上の試料を目視観察することにより決定される。
本発明に従ったコポリエステルは、熱互変性Xなわち、
押出又は成形により造形することが容易な異方性を示し
うるという特性を有する。
熱互変性は、交さ偏光子を備えた光学装置で溶融状態の
ポリマーを観察するときに容易に示される。
すなわち、偏光は透過し、強い複屈折が創生される。
これに対して、偏光で観察される等方性物質の場合光の
透過と複屈折は0(ゼロ)である。
本発明に従ったポリエステルの異方性は、フランス国出
願2270282に記載のTOT熱光学法によって立証
された。
かくして、溶融物が示す固有の配向ないし延伸および比
較的高度の組織化は、糸、フイルムおよび成形品の如き
造形物に見出され、またこれらは既に粗形状をなすかか
る製品に、等方性の粗製品では通常観察されない、モジ
ュラスおよび引張強度の如き改良性質を付与する。
特に、成形品は1方向における有価特性を示し而してそ
れは、ガラス繊維によって強化されたプラスチック製品
のそれに匹敵する。
本発明に従った熱互変性ポリエステルは、任意の既知方
法に従い、例えば、酸ジクロリドとジフェノールとを界
面重縮合により或は沸点の高い溶剤媒質中での高温にお
いて反応させることにより取得することができる。
該ポリエステルは好ましくは、アシドリシス法に従って
すなわち、ジ酸をジフェノールジエステルと反応させる
ことにより製造される。
更に特定するに、先ず〉85%の転化率に達するまで脂
肪族ジ酸と過剰のジフェノールジエステルとを250℃
以下の温度で反応させ、しかるのち250℃より高い温
度で芳香族又は脂環式ジ酸を反応、重縮合させる(フラ
ンス国出願7s/28948uProcess for
the productionof alkylar
omatic copolyesters」に記載)と
いう2段法が用いられる。
本発明を例示するために下記の例を示すが、それによっ
て本発明を限定するつもりはない。
例中、部は重量部を示すものと理解されたい。
下記例において、 熱互変性は上に示した方法で実証された。
配位ないし低伸角は、該測定に用いられる主赤道箇所(
equatorial spot)の最大強度×1/2
で測定した弧の長さ(度)を意味するものとする1この
箇所は、フランス国特許2134582の資料に従って
選んだ。
而して、用いた主箇所は、2θという最も大きな値に相
幽するものである。
回折強度の分布曲線は、このもの用に特に設計された装
置すなわちrJoyce&Loebl MK ICミク
ロテンシトメーター」によって選定した回折弧の方位角
掃引により測定される。
試験繊維の延伸角は、Leroy E.Alexand
erがuX−ray Diffraction In
PolymerScienceJCWiley Int
erscience(1969)Chapter 4、
p264)に載せている概説に従って測定される。
固有粘度は、p−クロルフェノール/2・2−ジクロル
エタン(50/50容量)の溶剤混合物100ml当り
0,5Nの重合体を含有する溶液について測定した。
例1 攪拌機を備えた重縮合反応器に、メチルヒドロキノンジ
酢酸エステル375.6部、アジピン酸131.4部(
ジ酸の合量に対し50モル%)および酢酸マグネシウム
0.328部を導入し、金属浴で加熱した。
この反応器をアルゴンで掃気し、反応体を金属浴で24
0℃に加熱した。
而して、210〜220℃でアシドリシス反応が始まり
、大気圧下1時間で該反応は終了した。
このとき、温度は235℃に達していた。
次いで、反応体が連行されないように、圧力を5分間で
400nmHgに低下させ、該値に10分間保持した。
酢酸が理論生成値の92.6%で収集された。
次いで、テレフタル酸149.4部を導入し、浴の温度
を290℃に上げた。
而して、大気圧で第2のアシドリシス反応が開始した。
このときの反応混合物の温度は270℃であった。
45分後、反応混合物の温度は290℃に達した。
これを1時間30分保持した。
次いで、圧力を段階的に5mmHgまで下げたのち、更
に1.2mmHgに下げ、この圧力で22分間保持した
温度を290℃に保ちながら、生成せるポリマーを水浴
に通した。
得られたポリマーは透明であった。
それは、243℃の流動点および1.15dlg−1の
固有粘度を有し、これより高い温度では異方性を示した
このコポリエステルを150℃で6時間乾燥したのち、
3kg/cr3の圧力下275℃、280℃および28
5℃で射出成形(モールドの平均温度はKAPマシンで
40℃)して2nt厚のダンベル形棒状物を形成した。
この棒状物について測定した機械的特性は以下の如《で
ある: 引張特性: 破断応力 6、18daN/mm2 破断伸び 4,44% 弾性率 187daN/mm2 (割線モジュラスを破断応力の50%で算定した成形温
度の関数としての曲げ特性: 曲げ強度 曲げ弾性率
daN/mm2 daN/mm2275℃ 13
512280℃ 13.4
536285℃ 12.2 541280
℃±3℃で成形した試験片について、ノッチ付シャルピ
ー衝撃強度(標準規格ISO R179)を測定した。
平均レジリエンスは7.3kgf/cr/mm2であっ
た。
例2 例1に記載したと同じ方法で(また同じ出発物質を用い
て)コポリエステルを製造した。
而して、第1段階の終りに93.3%の酢酸が収集され
、第2段階の終りに99.6%が収集された。
本例での重縮合反応は、1時間15分にわたり1.1i
iHgの圧力下294℃で行った。
かくして得られたコポリマーは1.56dlg−’の固
有粘度および279℃の流動点を有し、これより高い温
度では異方性であった。
これを下記条件下で成形した。
圧縮成形 550kg/crAの圧力下280℃で圧縮成形して1
25X50X3mm大のプレートを得た。
このプレートからloImの棒状物を裁断した。
標準規格ISO 75、メソドAに従い、これらの棒状
物について荷重下での撓み温度を測定した。
この温度は74〜76℃であった。
射出成形 ポリマーを400ynHgの圧力下90℃で48時間乾
燥し、またlmiHgの圧力下150℃で6時間乾燥し
たのち、rKAPJマシンで射出成形して70X10X
4II大の棒状物を得た。
曲げ特性: 成形特性 曲げ強度 曲げ弾性
率温度、℃ 圧力 daN/mm daN
/mffl285〜 295 8kg/cd 13 30
5例3 先行例と同じ方法で、また同じ出発物質を用いてコポリ
エステルを製造した。
而して、第1段階の終りに93.5%の酢酸が収集され
、アシドリシス反応の終りに96.10%が収集された
全1時間にわたり1mcHgの圧力下290℃で重縮合
反応を実施した。
得られたコポリエステルは1.21dlg−1の固有粘
度および243℃の流動点を有し、これより高い温度で
は異方性であった。
これを、例2に記載の態様で射出成形した。
棒状物の特性値は以下の如《であった: 曲げ強度 10.7daN/my2 曲げ弾性率 233daN/mm2 例4 メチルヒドロキノンジ酢酸エステル417.4部、アジ
ピン酸102.2部および酢酸マグネシウム0.368
部を例1で用いたと同じ重縮合反応器に導入した。
この器内を窒素で掃気したのち、反応混合物を金属浴で
240℃に加熱した。
而して、酢酸は233℃で蒸留し始めた。
1時間後、圧力を400miHgに下げ、この値にlO
分間保持したのち、大気圧に戻した。
反応収率は96.25%であった。
次いで、テレフタル酸215.8部を加え、浴の温度を
280℃に上げた。
20分後、酢酸が再び蒸留し始め、反応を2時間10分
にわたって続行した。
次いで、35分で5nnHgに減圧させ、また浴の温度
を330℃に上げた。
しかるのち、重縮合反応を3mmHgの圧力下325℃
で30分間行なった。
得られたポリエステルは、ジ酸の全量に対するアジビン
酸のモル割合が35%であり、2.01dlg−1の固
有粘度および317℃の流動点を有し、またこれより高
い温度では異方性であった。
粉砕したポリマーを400mmHgの圧力下90℃で4
8時間、次いで1mmHgの圧力下150℃で6時間乾
燥したのち、タイプの異なる二つの方法で成形した。
圧縮成形 「Carver」マシンで圧縮成形(温度300℃、圧
力550kg/cn2)して10imの棒状物を得、こ
のものについて荷重下での撓み温度を測定した。
すなわち、この温度は100℃であった。
(標準規格 ISO 75、メソドA)。
射出成形 モールドを40℃j保った「KAP」マシンで射出成形
(温度330℃、圧力8kg/ct2)して、70X1
0X4mm寸法の棒状物を得た。
曲げ弾性率 曲げ強度 320daN/cn2 7.5daN/cn2例5 メチルヒドロキノン、アジピン酸およびテレフタル酸(
両ジ酸のモル比50/50)を出発物質とするコポリエ
ステルを例3に記載の方法で製造した。
生成物は、1.27dlg−’の固有粘度および250
℃の流動点を有し、これより高い温度では異方性であっ
た。
このポリエステルを押出成形によって変換させた。
押圧成形は、穴の径0.23mmのダイを備えた細管レ
オメーターにより実施した。
押出量を0.1343g/minとし、押出温度を29
3℃とした。
これにより、135m/minの速度で巻き取られる糸
状物が得られた。
押出成形からの粗糸状物すなわち、絞り成形(draw
ing)又は加熱処理の如き他のどんな処理も行なって
いない押出直後の糸状物は次の如き特性値(個々のスト
ランドについて測定)を有した: ゲージ 11dtex 強靭性 11.9cN/tex 伸び 1.52% ヤング率 872cN/tex 延伸角(2θ=19.5°)19.4° 次いで、この糸状物を230℃、247℃および257
℃で各1時間相継いで処理した。
而して、このものは次の如き特性値を有した: ゲージ 10.1dtex 強靭性 29.8cN/tex ヤング率 959cN/tex 延伸角(2θ−19.5°)12.2° この延伸角の値は、押出速度が低《、また脂肪鎖の割合
が高いにもかかわらずフィラメントの配向ないし延伸が
あることを示している。
上記糸状物を本質上弛緩状態で熱処理する目的は延伸角
を保全し或は狭めさえずることすなわち糸状物の初期延
伸を高めることである。
例6 先行例に示した条件下、次の如き反応体を用いてアシド
リシス反応を実施した。
ク0ルヒド0キノリン酢酸” 412部 ステレ アジピン酸 131.4部酢酸マグネ
シウム 0.346部反応収率:100% 次いで、テレフタル酸149.4部を添加して、ジ酸の
含量に対し50モル%のアジピン酸を含有するコポリエ
ステルを得るようにした。
該コポリエステルの固有粘度を既述の如く測定したとこ
ろ、0.95dlg−’であった。
また、その流動点は248℃で、それより高い温度では
異方性だった。
このポリエステルを例3に記載した方法で乾燥したのち
、射出成形して、圧縮成形に付した。
uCarvervマシンによる圧縮成形 成形温度 圧力 曲げ強度 曲
げ弾性率(℃) (kg/cm2) (daN/mm
2) (daN/mm2)269 550
4.48 221260
550 4.02 220250
550 4.51 2
39rKAPJマシンによる射出成形 この射出成形を4kg/crAの圧力下282℃で行な
って7QX10X4mm寸法の棒状物を得た。
曲げ強度(daN/+mm2) 曲げ弾性率(daN/
xi2) 10.1 2
63例7 クロルヒドロキノンジ酢酸エステル247.3部、ヒド
ロキノンジ酢酸エステル139.7部、アジピン酸13
1.4部および酢酸マグネシウム0.092部を例1と
同じ反応器に導入した。
この装置内を窒素で掃気し、また金属浴を240℃に保
って、酢酸が221℃で蒸留するのを観察した。
1時間後、圧力を400wiHgに下げ、この値で10
分間保持した。
反応収率:100%。
全時間:1時間25分。次いで、テレフタル酸149.
4部を導入した。
而して、反応混合物の温度が268℃に達したとき、酢
酸が再び蒸留し始めた。
このアシドリシス工程のあと、温度を290℃に上げ、
圧力を漸次下げた。
重縮合反応を3mmHgの圧力下292℃で30分間実
施した。
かくして得られたコポリエステルは、40モル%のヒド
ロキノンと60モル%のクロルヒドロキノン、それに等
モル割合のアジピン酸とテレフタル酸よりなり、287
℃の流動点を有し、それより高い温度では異方性であっ
た。
これを粉砕したのち、400mmHgの圧力下90℃で
48時間、1mmHgの圧力下150℃で6時間乾燥し
た。
モールドを40℃の平均温度に保持した、280〜30
0℃でのKAPマシンによる射出成形によって、下記曲
げ特性を有する70X10X1mm寸法の棒状物を得た
曲げ強度 曲げ弾性率 8.4daN/mm2 251daN/mm2例8 メチルヒド−キノンジ酢酸エステル208.7部,グル
タル酸66.06部および酢酸マグネシウム0.127
部を先行例と同じ反応器に導入した。
該器内を窒素で掃気し、浴の温度を245℃に上げた。
酢酸が220℃で蒸留し始めたので、これを2時間続行
した。
圧力を400miHgに下げ,この減圧値および240
℃で10分間保持した。
次いで、テレフタル酸83部を導入し、金属浴の温度を
270℃に上げた。
混合物の温度が267℃に達したとき、蒸留が再び始ま
った。
酢酸の蒸留を2時間35分継続させたのち、圧力を35
分で1.5mmHgにまで下げた。
この圧力下293℃で30分間重縮合反応を行なった。
これにより、流動点が220℃で、それより高い温度で
は異方性であるコポリエステルが得られた。
このコポリエステルを例6に示した方法で乾燥し、次い
でKAPマシンにより射出成形して70X10X4mm
寸法の棒状物を得た。
例9 メチルヒドロキノンジ酢酸エステル104.35部、セ
バシン酸50.5部および酢酸マグネシウム0.098
部を例1と同じ反応器に導入した。
アシドリシス反応が234℃で開始した。
1時間15分のあいだ、該反応を続けたが、最後のlO
分間は400mmHgの減圧下で行なった。
次いで、テレフタル酸41.5部を導入したところ、ア
シドリシス反応が275℃で再開した。
時間15分蒸留を続けたのち、圧力を30分で漸次低下
させた。
而して、重縮合反応を2mmHgの圧力下288℃で1
0分間にわたり実施した。
得られたコポリエステルは、ジ酸の総量に対し50モル
%のセバシン酸を含有し、0,98の固有粘度および7
9℃の流動点を有し、またこれより高い温度では異方性
であった。
例10〜14 下記反応体を例1と同じ反応器に導入した:酢酸が22
4℃で蒸留し始めた。
これを全部で1時間10分続けたが、最後の10分間は
、350mxHgの減圧下で行なった。
次いで、以下に示す如く芳香族又は脂環式の酸を添加し
た: アシドリシス反応が250℃で再び始まった。
これを2時間15分続行した。
次いで、圧力を30分で漸次低下させ、34mmHgの
圧力下290℃で重縮合反応を30分間行なった。
かくして得られたコポリエステルは次の如き特性を有し
た: これらのコポリエステルは全て、その流動点より高い温
度で異方性であった。
例15 下記反応体を例1と同じ反応器に導入した:アジピン酸
によるアシドリシス反応が220℃で始まり、234℃
で終了した。
この反応は、最後の15分間350mmHgの圧力下で
行なった。
(収率94.44%)。
■・6−(Pip’−ジカルボキシジフエノキシ)ヘキ
サン80.63部を添加したところ、アシドリシス反応
が245℃で再び始まり、2時間15分後285℃で該
反応は終了した。
30分で漸次減圧を確立し、2mwHgの圧力下285
℃で重縮合反応を30分間行なった。
得られたコポリエステルはジ酸の全量に対し50モル%
のアジピン酸を含有し、0.54dlg−1の固有粘度
および225℃の流動点を有し、これより高い温度では
異方性であった。
例16 下記反応体を例1と同じ反応器に導入した:アシドリシ
ス反応が220℃で始まり、1時間15分後235℃で
終了した。
この反応は最後の15分間350mmHgの圧力下で行
なった。
反応収率:94.1% ■・4−(p−p〆−ジカルボキシジフエノキシ)ブタ
ン74.32部を添加したところ、反応が241℃で再
開し、2時間15分後285℃で終了した。
圧力を30分で漸次低下させたのち、2mmHgの圧力
下285℃で重縮合反応を30分間実施した。
かくして得られたコポリエステルは、1.03dlg−
1の固有粘度および294℃の流動点を有し、これより
高い温度では異方性であった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 造形することのできる高分子量熱互変性コポリエス
    テルであって、少《とも0.5の固有粘度〔該エステル
    をp−クロルフェノール/1・2一ジクロルエタン(容
    量比50/56)の溶剤混合物中0.5l/100cm
    3の量で溶かしてなる溶液について測定したときの値〕
    を示すこと、150℃より高いか又はそれに等しい流動
    点を有Xること、そして式(−O−X1−0−)a、 (−0−X2−0−)b、(−0−X3−0−)c、−
    co−y−co一又は−co−z−coc式中X1は、
    メチル若しくはエチル基又は塩素若しくは臭素原子によ
    ってモノ置換されたp−フエニレン基を表わし、X2は
    末置換1・4−フエニレン基を表わし、X3は、2個の
    メチル若しくはエチル基又は2個の塩素若しくは臭素原
    子によってジ置換された1・4−フエニレン基か或は、
    各芳香族核がメチル若しくはエチル基又は塩素若し《は
    臭素原子によって置換されていてもよい4・4一ジフエ
    ニレン又はp−p′−ジフエニレンエーテル基を表わし
    、また 0.4<a<1 0<b<:0.6 0<c<0.1 但し、a+b+c=1とし、 Yは、1・4−フエニレン又は1・4−シクロヘキシレ
    ン基、 単結合か又は、8個までの炭素原子と髄意1個若しくは
    2個の異原子を含有しうる非環式鎖によって互いに結合
    することのできる2個の4・4′[ジフエニレン基を含
    有する基、或は 少くとも2個の融合フエニル核を含有する二価の芳香族
    基にして、該基中カルボニル基に結びついた結合が反対
    の位置にあり且つ平行している芳香族基 を表わし、 2が基−(CH2)n−(ここで3くnく10)を表わ
    す。 但し,Z/Y+Zのモル比は0.2〜0.5とする〕の
    単位よりなることを特徴とするコポリエステル。 2 0.6dlg−1より高い固有粘度を有することを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のコポリエステル
    。 3 180℃〜300℃の流動点を有することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載のコポリエステル。 4 基Yが1・4−フエニレン、1・4−シクロヘキシ
    レン、4・4t−ジフエニレン、2・6−ナフチレン、
    1・2−(p−p′−ジフエノキシ)エタン、1・4−
    (p”T’−ジフエノキシ)ブタンおよび1・6−(p
    /l’−ジフエノキシ)ヘキサン基より選ばれることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のコポリエステル
    。 5 基Zがトリメチレン、テトラメチレン又はオクタメ
    チレン基より選ばれることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載のコポリエステル。 6 基X1がメチル−1・4−フエニレン又はクロルー
    1・4−フエニレン基より選ばれることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載のコポリエステル。 7 Yが1・4−フエニレン基であり、2がテトラメチ
    レン基であり、X1がメチル又はクロルー1・4−フエ
    ニレン基であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のコポリエステル。
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