JPS5865237A - (3,3,3−トリフルオロプロピル)ベンゼン誘導体 - Google Patents
(3,3,3−トリフルオロプロピル)ベンゼン誘導体Info
- Publication number
- JPS5865237A JPS5865237A JP56163872A JP16387281A JPS5865237A JP S5865237 A JPS5865237 A JP S5865237A JP 56163872 A JP56163872 A JP 56163872A JP 16387281 A JP16387281 A JP 16387281A JP S5865237 A JPS5865237 A JP S5865237A
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- Japan
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- compound
- trifluoropropyl
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- expressed
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Catalysts (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、3,3,3−)リフルオロプロピル基を有す
る新規な芳香族化合物に関する。
る新規な芳香族化合物に関する。
本発明者らは、3.3.3− )リフルオロプロペンの
有効利用について研究を進めており、先にも3、3.
a −)リフルオロプロペンと芳香族化合物との反応に
よって得られる3、 3.3− )リフルオロプロピル
化芳香族化合物に関する特許出願を行っている。今回、
ベンゼンと3.3.3− )リフルオロプロペンとの反
応によって得られる( 3.3.3− )リフルオロプ
ロピル)ベンゼンから本発明化合物の1つであるα−[
4−(3,3,3−)リフルオロプロピル)フェニル〕
プロピオン酸を合成し得ることを知見し、本発明に到達
したものである。
有効利用について研究を進めており、先にも3、3.
a −)リフルオロプロペンと芳香族化合物との反応に
よって得られる3、 3.3− )リフルオロプロピル
化芳香族化合物に関する特許出願を行っている。今回、
ベンゼンと3.3.3− )リフルオロプロペンとの反
応によって得られる( 3.3.3− )リフルオロプ
ロピル)ベンゼンから本発明化合物の1つであるα−[
4−(3,3,3−)リフルオロプロピル)フェニル〕
プロピオン酸を合成し得ることを知見し、本発明に到達
したものである。
リフルオロプロピル)ベンゼン誘導体である本発明の4
−(3,3,3−)!jフルオロプロピル)プロピオフ
ェノン(以下、化合物Iと称す)及びα−[4−(3,
3,3−)リフルオロプロピル)フェニル〕プロピオン
酸(以下、化合物■と称す)は、次の製法で合成し得る
。すなわち、3,3.3−)リフルオロプロピルベンゼ
ンを出発原料とし、これにプロピオン酸クロライドを反
応させて化合物■を得、次いで硝酸第二タリウムの存在
下で化合物Iにメタノールを反応させることにより化合
物■を合成し得る。
−(3,3,3−)!jフルオロプロピル)プロピオフ
ェノン(以下、化合物Iと称す)及びα−[4−(3,
3,3−)リフルオロプロピル)フェニル〕プロピオン
酸(以下、化合物■と称す)は、次の製法で合成し得る
。すなわち、3,3.3−)リフルオロプロピルベンゼ
ンを出発原料とし、これにプロピオン酸クロライドを反
応させて化合物■を得、次いで硝酸第二タリウムの存在
下で化合物Iにメタノールを反応させることにより化合
物■を合成し得る。
以下、各々の反応について詳細に説明する。
化合物Iの合成:
化合物Iは下記反応式に示されるように(3,3,3−
トリフルオロプロピル)ベンゼントフロピオン酸クロラ
イドとを無水塩化アルミニウムの存在下に反応させるこ
とによって合成し得る。反応式を下記に示す。
トリフルオロプロピル)ベンゼントフロピオン酸クロラ
イドとを無水塩化アルミニウムの存在下に反応させるこ
とによって合成し得る。反応式を下記に示す。
反応工程の一例を示す。二硫化炭素に無水塩化アルミニ
ウムを懸濁させておきこれに0〜5℃の温度でプロピオ
ン酸クロライドを滴下1更に反応温度を0〜10℃にM
p持しながら(3,3,3−)リフルオロプロピル)ベ
ンゼンを滴下する。滴下終了後、塩化水素の発生がやむ
まで借拌を続ける。
ウムを懸濁させておきこれに0〜5℃の温度でプロピオ
ン酸クロライドを滴下1更に反応温度を0〜10℃にM
p持しながら(3,3,3−)リフルオロプロピル)ベ
ンゼンを滴下する。滴下終了後、塩化水素の発生がやむ
まで借拌を続ける。
反応終了後、反応混合物を氷をうかべた稀塩酸中に注ぎ
、二硫化炭素層を分離し、分離した二硫化炭素溶液を洗
滌し、乾燥して後に二硫化炭素を留去して反応混合物を
得る。得られた反応混合物を蒸留して(3,3,3−)
リフルオロプロピル)プロピオフェノン留分を得、更に
との留分をヘキサンから再結晶することにより4−(3
,3,3−1リフルオロプロピル)プロピオフェノンを
得る。
、二硫化炭素層を分離し、分離した二硫化炭素溶液を洗
滌し、乾燥して後に二硫化炭素を留去して反応混合物を
得る。得られた反応混合物を蒸留して(3,3,3−)
リフルオロプロピル)プロピオフェノン留分を得、更に
との留分をヘキサンから再結晶することにより4−(3
,3,3−1リフルオロプロピル)プロピオフェノンを
得る。
本反応に於て無水塩化アルミニウムは、反応させるプロ
ピオン酸クロライドに対し”C等モル用いるのが好まし
く、また二硫化炭素は、(3,3,3−トリフルオロプ
ロピル)ベンゼンに対して1〜10倍(容量比)用いる
ことが好ましい。
ピオン酸クロライドに対し”C等モル用いるのが好まし
く、また二硫化炭素は、(3,3,3−トリフルオロプ
ロピル)ベンゼンに対して1〜10倍(容量比)用いる
ことが好ましい。
化合物■の合成:
化合物nは、化合物■を原料としてこれにメタノールと
タリウム(1)を作用させて酸化的転移を行わせること
により化合物Hのメチルエステルを得、得たメチルエス
テルを加水分解することにより生成することができる。
タリウム(1)を作用させて酸化的転移を行わせること
により化合物Hのメチルエステルを得、得たメチルエス
テルを加水分解することにより生成することができる。
反応式を下記に示す。
因に、E、 C,Taylor らがJ、 Am、
Chem、 Soc、。
Chem、 Soc、。
→、 3340 (’7 a )にプロピオフェノンの
酸化的転移によるα−フェニルプロピオン酸メチルエス
テルの合成について報告[、ている。まだ、浜島は、有
機合成化学協会誌36,875(1978)に4−イソ
ブチルプロピオフェノンの酸化的転移によるα−(4−
イソブチル)フェニルプロピオン酸メチルエステルの合
成について報告し7ている。反応式を下記に示す。
酸化的転移によるα−フェニルプロピオン酸メチルエス
テルの合成について報告[、ている。まだ、浜島は、有
機合成化学協会誌36,875(1978)に4−イソ
ブチルプロピオフェノンの酸化的転移によるα−(4−
イソブチル)フェニルプロピオン酸メチルエステルの合
成について報告し7ている。反応式を下記に示す。
本発明者らは、浜島の反応条件を化合物■に適用するこ
とにより化合物■のメチルエステルが容易に生成し得る
ことを見出し、本発明に到達したものである。化合物■
から化合物■を合成する方法は、次の3段階から成る。
とにより化合物■のメチルエステルが容易に生成し得る
ことを見出し、本発明に到達したものである。化合物■
から化合物■を合成する方法は、次の3段階から成る。
(11タリウム(i)触媒の調製:
オルトギ酸メチルとメタノールとの混合液に硝酸第二タ
リウムを溶解させ、この溶液にシリカゲル(ワコーゲル
C−200)を加える。この混合物から減圧で溶媒を留
去し、乾燥することによシタリウムTI)及びメタノー
ルを担持17たシリカゲルを得る。
リウムを溶解させ、この溶液にシリカゲル(ワコーゲル
C−200)を加える。この混合物から減圧で溶媒を留
去し、乾燥することによシタリウムTI)及びメタノー
ルを担持17たシリカゲルを得る。
(2)酸化的転移:
四塩化炭素に一ト記(1)で得られた触媒及び化合物I
を加え70℃で1〜10時間反応させることにより酸化
的転移反応を行い得る。反応終了後は固形物を戸別し得
られたろ液から溶媒を留去することにより反応混合物を
得る。得られた反応混合物は化合物■のメチルエステル
、化合物!及び副生物から成り、混合物の寸ま又はメチ
ルエステルを単離[7て次の加水分解を行う。
を加え70℃で1〜10時間反応させることにより酸化
的転移反応を行い得る。反応終了後は固形物を戸別し得
られたろ液から溶媒を留去することにより反応混合物を
得る。得られた反応混合物は化合物■のメチルエステル
、化合物!及び副生物から成り、混合物の寸ま又はメチ
ルエステルを単離[7て次の加水分解を行う。
(3)加水分解:
上記(2)で得られた反応混合物又は単離(7たメチル
エステルにエタノールと苛性ソーダを加工、1〜3時間
リフラックス条件下に加熱することにより加水分解反応
を行い得る。反応終了後は溶媒を留去して水を加え、エ
ーテルで水層を洗滌して後に水層を稀塩酸で酸性にする
と化合物「が析出する。これをエーテルで抽出しエーテ
ルを留去すると化合物■が得られる。化合物■は抗炎症
剤として有用である。例えば、通報のカラゲニン浮腫試
験(C,A、 Winter 、 Proc、 Soc
、 Exp、 Biol、 Med、。
エステルにエタノールと苛性ソーダを加工、1〜3時間
リフラックス条件下に加熱することにより加水分解反応
を行い得る。反応終了後は溶媒を留去して水を加え、エ
ーテルで水層を洗滌して後に水層を稀塩酸で酸性にする
と化合物「が析出する。これをエーテルで抽出しエーテ
ルを留去すると化合物■が得られる。化合物■は抗炎症
剤として有用である。例えば、通報のカラゲニン浮腫試
験(C,A、 Winter 、 Proc、 Soc
、 Exp、 Biol、 Med、。
111.5441”62))をラットについて行うと2
00■/ Kyの経口膜力で45〜50%の浮腫抑制率
を示した。又、本発明の化合物は有機合成中間体として
も有用である。
00■/ Kyの経口膜力で45〜50%の浮腫抑制率
を示した。又、本発明の化合物は有機合成中間体として
も有用である。
以下本発明を実施例に基づいてより詳細に説明する。し
かし乍ら、本発明は下記実施例のみに限定されるもので
はない。
かし乍ら、本発明は下記実施例のみに限定されるもので
はない。
実11巳
攪拌機及び滴下ロートを具備している容量2tの丸底フ
ラスコに二硫化炭素500−を仕込み、攪拌しながら無
水塩化アルミニウム110g(0,825M)を加えて
懸濁した。フラスコの内温が0〜5°Cになるように外
部から冷却しながらプロピオン酸クロライド76.3
g(0,825M)を50分間かけて滴下した。次いで
(a、3,3−トリフルオロプロピル)ベンゼン130
.59 (0,75M)をやはシ内温が0〜5℃となる
ように滴下した。滴下終了後、5時間の間攪拌を続けた
ところ塩化水素の発生がほは停止L7たので、内容物を
氷をうかべた稀塩酸中に注ぎ、次に二硫化炭素層を分離
し、分離した二硫化炭素の層を水、10%炭酸ソーダ水
溶液、水の順で洗滌し、塩化カルシウムで乾燥1−だ後
、二硫化炭素を留去して反応混合物159.3gを得た
。得られた反応混合物を蒸留して沸点100〜104℃
/ 1.8 tanH9の留分90.5qを得、更にこ
の留分をn−ヘキサノで再結晶して結晶性化合物725
gを得た。再結晶によって精製されたものは以下の分析
結果よu 4− (3,3,3−トリフルオロプロビル
)プロビオフェノンであることが判明した。
ラスコに二硫化炭素500−を仕込み、攪拌しながら無
水塩化アルミニウム110g(0,825M)を加えて
懸濁した。フラスコの内温が0〜5°Cになるように外
部から冷却しながらプロピオン酸クロライド76.3
g(0,825M)を50分間かけて滴下した。次いで
(a、3,3−トリフルオロプロピル)ベンゼン130
.59 (0,75M)をやはシ内温が0〜5℃となる
ように滴下した。滴下終了後、5時間の間攪拌を続けた
ところ塩化水素の発生がほは停止L7たので、内容物を
氷をうかべた稀塩酸中に注ぎ、次に二硫化炭素層を分離
し、分離した二硫化炭素の層を水、10%炭酸ソーダ水
溶液、水の順で洗滌し、塩化カルシウムで乾燥1−だ後
、二硫化炭素を留去して反応混合物159.3gを得た
。得られた反応混合物を蒸留して沸点100〜104℃
/ 1.8 tanH9の留分90.5qを得、更にこ
の留分をn−ヘキサノで再結晶して結晶性化合物725
gを得た。再結晶によって精製されたものは以下の分析
結果よu 4− (3,3,3−トリフルオロプロビル
)プロビオフェノンであることが判明した。
1)赤外線吸収スペクトル
第1図にスペクトルを示す。
b) XH−NMR(60MHz、CC4溶液、TM
S基準)δ 7.83 ppm(d 、 2H: Ar
−)ra jJ=8Hz )7.20 (d、2
H:Ar−)rb、J=8Hz)2.87 (q、
2H:Ar−C0CH,−、J=8Hz)1.9〜3.
1 (m 、 4 H: C%CHgCFs)1.1
7 (t 、 3HニーCH8,J=7Hz )第
2図にスペクトルを示す。
S基準)δ 7.83 ppm(d 、 2H: Ar
−)ra jJ=8Hz )7.20 (d、2
H:Ar−)rb、J=8Hz)2.87 (q、
2H:Ar−C0CH,−、J=8Hz)1.9〜3.
1 (m 、 4 H: C%CHgCFs)1.1
7 (t 、 3HニーCH8,J=7Hz )第
2図にスペクトルを示す。
c) MJt分析(20eV)m/e=230第3図
にスペクトルをw、f。
にスペクトルをw、f。
d)融点 36.5〜37.5℃
実施例2
まずタリウム試薬の調製をおこなった。
容量500−の丸底フラスコ中でオルトギ酸メチル16
0 mlとメタノール130−とを室温で混合した。こ
の溶液に硝酸第二タリウムTt(NOx )s・3迅0
63.5g(0,143M)を加え溶解させた。
0 mlとメタノール130−とを室温で混合した。こ
の溶液に硝酸第二タリウムTt(NOx )s・3迅0
63.5g(0,143M)を加え溶解させた。
この時点の溶液の温度は、14.5℃から23.5℃迄
上昇した。これに更にシリカゲル(ワコーゲルc−zo
o)140gを加えたが、この時点の液の温度は32℃
迄上昇した。10分間攪拌した後、溶媒を留去して20
mnHg、50℃で2時間乾燥して白色粉末1962
を得た。
上昇した。これに更にシリカゲル(ワコーゲルc−zo
o)140gを加えたが、この時点の液の温度は32℃
迄上昇した。10分間攪拌した後、溶媒を留去して20
mnHg、50℃で2時間乾燥して白色粉末1962
を得た。
次に化合物rの酸化的転移反応を下記の如く行なった。
攪拌機及びリフラックスコンデンサーを具備した容量2
tの丸底フラスコに上記のタリウム試薬白色粉末196
9.、四塩化炭素900づ及び化合物130り(Oll
3 M )を入れ、リフラックス条件下に4時間反応
させた。反応終了後、固形分を炉別し、P液力、ら溶媒
を留去することにょシ黄色液体32.8g金得た。
tの丸底フラスコに上記のタリウム試薬白色粉末196
9.、四塩化炭素900づ及び化合物130り(Oll
3 M )を入れ、リフラックス条件下に4時間反応
させた。反応終了後、固形分を炉別し、P液力、ら溶媒
を留去することにょシ黄色液体32.8g金得た。
この液体の組成をガスクロマトグラフィー及びガスクロ
マトグラフィー質量分析計で調べたところ第1表の如き
組成を示した。
マトグラフィー質量分析計で調べたところ第1表の如き
組成を示した。
のビーク面S (%)
CF、CH,Cル(XCoCH何、 17.6その
他 85 尚、化合物■のメチルエステルの質量スペクトル(20
eV)を第4図に示す。
他 85 尚、化合物■のメチルエステルの質量スペクトル(20
eV)を第4図に示す。
上記の酸化的転移反応で得られた反応混合物328gに
エタノール190−と苛性ソーダ7.7qとを加え2時
間還流させた。反応終了後、溶媒を留去し、得られた残
渣に水200−を加え、200mのエーテルで2回洗滌
した。次いで水層に稀塩酸を加えて酸性にしたところ、
沈澱が生じたので、これをエーテルで抽出し、エーテル
を留去して固形物17gを得た。得られた固形物をn−
ヘキサンで再結晶を行い、精製された結晶がα−[4−
(3,3,3−トリフルオロプロピル)フェニル〕グロ
ピオン酸であることを以下の分析結果から確認した。
エタノール190−と苛性ソーダ7.7qとを加え2時
間還流させた。反応終了後、溶媒を留去し、得られた残
渣に水200−を加え、200mのエーテルで2回洗滌
した。次いで水層に稀塩酸を加えて酸性にしたところ、
沈澱が生じたので、これをエーテルで抽出し、エーテル
を留去して固形物17gを得た。得られた固形物をn−
ヘキサンで再結晶を行い、精製された結晶がα−[4−
(3,3,3−トリフルオロプロピル)フェニル〕グロ
ピオン酸であることを以下の分析結果から確認した。
a)質1°分析 (20eV) rn/e=246第5
図にスペクトルを示す。
図にスペクトルを示す。
b)赤外線吸収スペクトル
第6図にスペクトルを示す。
c) ’HNMR(60MHz、CC7,溶液、1M
8基準)δ 12.2ppm (s、IHニーC00
H)7.28 (d、2H:Ar−Ha J=8H
z)7.10 (d、2H:Ar−IEb J=8
Hz)1.88=3.05(m、4H: (JjCHI
CF3)1.48 (d、3H: −CH,J=7
Hz)Hb )Ia ’−kls 第7図にスペクトルを示す。
8基準)δ 12.2ppm (s、IHニーC00
H)7.28 (d、2H:Ar−Ha J=8H
z)7.10 (d、2H:Ar−IEb J=8
Hz)1.88=3.05(m、4H: (JjCHI
CF3)1.48 (d、3H: −CH,J=7
Hz)Hb )Ia ’−kls 第7図にスペクトルを示す。
d)融点 75〜76.5℃
第1図及び第6図は本発明化合物の赤外線吸収スペクト
ルを示し、第2図及び第7図は本発明化合物のN M
Rスペクトルを示し、第3図、第4図及び第5図は質量
分析スペクトルを示す図である。 代理人 川 口 義 雄
ルを示し、第2図及び第7図は本発明化合物のN M
Rスペクトルを示し、第3図、第4図及び第5図は質量
分析スペクトルを示す図である。 代理人 川 口 義 雄
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ([)一般式 で示される( 3.3.3−トリフルオロプロピル)ベ
ンゼン誘導体。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56163872A JPS5865237A (ja) | 1981-10-14 | 1981-10-14 | (3,3,3−トリフルオロプロピル)ベンゼン誘導体 |
DE3237475A DE3237475C2 (de) | 1981-10-14 | 1982-10-09 | 2-[p-(2-substituierte oder unsubstituierte-3,3,3-Trifluorpropyl)-phenyl]-propionsäuren, deren Salze sowie solche Verbindungen enthaltende Arzneimittel |
GB08229044A GB2108121B (en) | 1981-10-14 | 1982-10-12 | 2-(para-(2-substituted or unsubstituted-3,3,3-trifluoropropyl)phenyl)propionic acid and salts thereof |
CH5992/82A CH649983A5 (de) | 1981-10-14 | 1982-10-13 | 2-(para-(2-substituierte oder unsubstituierte-3,3,3-trifluorpropyl)-phenyl)-propionsaeure oder ein salz davon und sie enthaltende pharmazeutische praeparate. |
FR8217136A FR2514347A1 (fr) | 1981-10-14 | 1982-10-13 | Acide 2-(para- (2 substitue ou non substitue-3,3,3- trifluoropropyl) phenyl) propionique ou l'un de ses sels et leur utilisation comme medicament |
US06/702,861 US4567293A (en) | 1981-10-14 | 1985-02-20 | 2-[Para-(2-substituted or unsubstituted-3,3,3-tri-fluoropropyl)phenyl]propionic acid or a salt thereof |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56163872A JPS5865237A (ja) | 1981-10-14 | 1981-10-14 | (3,3,3−トリフルオロプロピル)ベンゼン誘導体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5865237A true JPS5865237A (ja) | 1983-04-18 |
JPH0128734B2 JPH0128734B2 (ja) | 1989-06-05 |
Family
ID=15782371
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56163872A Granted JPS5865237A (ja) | 1981-10-14 | 1981-10-14 | (3,3,3−トリフルオロプロピル)ベンゼン誘導体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5865237A (ja) |
-
1981
- 1981-10-14 JP JP56163872A patent/JPS5865237A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0128734B2 (ja) | 1989-06-05 |
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