JPS5863384A - 担子菌の製造法 - Google Patents

担子菌の製造法

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JPS5863384A
JPS5863384A JP16215281A JP16215281A JPS5863384A JP S5863384 A JPS5863384 A JP S5863384A JP 16215281 A JP16215281 A JP 16215281A JP 16215281 A JP16215281 A JP 16215281A JP S5863384 A JPS5863384 A JP S5863384A
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JP
Japan
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basidiomycetes
germanium
wood
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basidiomycete
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JP16215281A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Okawa
大川 満
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IGUCHI JIHACHIROU
Original Assignee
IGUCHI JIHACHIROU
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はサルノコシカケ科に属する、ゲルマニウム資化
性ゲルマニウム高含有担子菌の≠填尊カニ製造法に関す
る。
担子菌−は通常、菌糸体−子実体−胞子の世代交代をえ
て繁殖するが、菌糸体を増殖させることは可能であるが
子実体を工業的に発生、生育させることが困難であるの
で一系体を工業的に増殖している。近年、ある特定の担
子菌から抽出された多糖類が制がん剤としての薬効を有
することが発見されてからはこのような担子菌を能率よ
く大量生産する方法、特にその子実体に薬効面での大き
な期待がもたれているのでその菌糸体を増殖させその子
実体を大量に生産する方法の確立が熱望されている。と
ころで、担子菌のうちマンネンタケれた抽出エキスが免
4賦活作用を奏し、人襖の体内に発生したがんのような
異物に対して抵抗力を生じさせがん細胞の増殖を抑制し
、がん細胞を除去すること             
 −試験の結果から確認されている。
更にゲルマニウム化合物、特に有機ゲルマニウム化合物
は制がん作用のような重要な治療効果を有するので注目
されているが、本発明者によりサルノコシカケ科の担子
菌、特にマンネンタケにおいて有機ゲルマニウム化合物
が菌糸体および子実体の生長促進作用をあわせてもって
いることが判明した。  そこで本発明者はサルノコシ
カケ科に属する担子菌に含まれている着たん白、多糖類
等の菌体成分とゲルマニウム化合物とを担子菌の菌糸体
および/または子実体内で生合成して複合化し菌体成分
とゲルマニウム化合物との薬効を相乗化することおよび
未知の有機ゲルマニウム化合および子実体に資化吸収さ
せ、すぐれた薬効をもったマンネンタケの菌糸体および
子実体をえるこよって菌糸体および子実体の発生、生育
に顕著な効果を奏し従来の培養法および栽培法に比して
短期間で大量の菌糸体および子実体の生産が可能である
ことを見出し、本発明を完成するに至った。
次に本発明の詳細な説明する。
本発明に使用される担子菌は、マンネンタケ属、コフキ
タケを属、マスタケ属、ミワラタケ属、カイガラタケ属
、カンバタケ属、ツリガネタケ属、ツガサルノコシカケ
属およびマイタケ属からなる群から選択される。この担
子菌の具体例としてマンネンタケ、マゴジャクシ(マン
ネンタケ属)、コフキサルノコシカケ、マスタケ、カワ
ラタケ、カイガラタケ、カンバタケ、ツリガネタケ、ツ
ガ1 培地は、(1)ヒノキ、ブナ類、ナラ類等のオガクズ、
(2)米ぬか、(3)水分、(4Z)消石灰等で構成さ
れる。これらの培地に、水に食用油脂を食用乳化剤で乳
化したエマルジョン、グルコース、キジローズ、マンノ
ーズ等の単糖類、ビタミン類、アミノ酸類、無機物質等
を微量添加すれば本発明で使用する原木として、マンネ
ンタケにはブナ類、ナラ類等、コフキサルノコシカケに
はブナ、ナラ類、カワラタケには広葉樹、ツガサルノコ
シカケにはツガ類等の針葉樹、カイガラタケには広葉樹
、ツリガネタケにはブナ類、アイカワラタケには針養樹
、マスタケにはミズナラ、ブナ類等が用いられる。これ
らの原木は、たとえば直径約7Qcm、長さ約/jc+
e程度のものを用いるが、これに限定されない。
植菌用容器としてはステンレスのようなさびない金属の
かん、ナイロンのような耐熱性、耐水性および可とう性
合成樹脂製袋が用いられる。植菌用容器の大きさは特に
限定されないが、たとえ8ざカマス状をしていて上部が
開封され、下部がシールされたナイロン製袋では縦/2
0Cm、横乙5cPのものが用いられる。   ・ 載置台は、菌床の場合には必要であるが、原木の場合に
は必要に応じて用いられる。この載置台は植菌用容器の
中に収容され、少量の水を注ぎ貯水部をつくる。貯水部
の水は後の加熱殺菌および培養工程で水蒸気となり植菌
用容器内で適度の水・分が菌床、原木、菌糸体等に常時
、無菌的に供給される。水蒸気の蒸散を容易にするため
に載置台の上面に貫通孔を開設するのがのぞましい。
本発明において遅効性ゲルマニウム組成物が用いられる
が、その具体例として二酸化ゲルマニウム、3−オキシ
ゲルミルプロピオン酸塩およびその誘導体、3−オキシ
ゲルミルプロピオン酸の低るものがあげられる。菌床ま
たは原紮こゲルマニウム化合物を存在させるには、(1
)貯水部の水にゲルマニウム化合物を添加すること、(
2)種菌にゲルマニウム化合物を添加すること、(3)
菌床または原木にゲルマニウム化合物を含浸または塗付
すること、(q)菌床または原木の上に植菌培地を注ぎ
植菌を喪易にする場合には、植菌培地にゲルマニウム化
合物を添加すること、(3)ゲルマニウム化合物のI!
溶性塩、3−オキシゲルミルプロピオン酸高分子重合体
、錦、布、紙、オガクズ、米ぬか、吸水性合成摺脂等の
担体にゲルマニウム化合物を含浸させたもの、ゲルマニ
ウム化合物単独または担体に吸着させたものを石こう、
殿粉、カルボキシメチルセルローズ、合成樹脂に穴をせ
ん設した穴につめこむこと等が行なわれる。前記(1)
〜(II)の方法では菌床または原木中でのゲルマニウ
ム化合物の濃度および含有量がゲルマニウム処理当初に
高く漸次減少するので子実体の発生、生育期に子実体へ
のゲルマニウム化合物の資化吸収量が減少する。これに
対して(3)の方法では子実体の発生、生育期におII
箋て水の散布時ごとに徐々にゲルマニウム組成物が溶解
し菌床または原木全体に拡散され、徐々番こ長期間にわ
たって供給、資化されるので、子実体番とゲルマニウム
成分を多く含有させることができる。
易溶性ゲルマニウム組成物と難溶性ゲルマニウム組成物
のような溶解度の異なるゲルマニウム組成↑ぐでのゲル
マニウム濃度を適度に調整することができる。
植菌用容器内に載置台を収容し、この台の上に遅効性ゲ
ルマニウム組成物を存在させた菌床または原木を載置し
、この容器の上部開口部を閉じ、蒸気加熱がまに収容し
て加熱殺菌を行なう。常圧殺菌では100’Cで約S時
間、高圧殺菌では/10−/20  °Cで約110分
間蒸煮する。
加熱殺菌後、閉じた開口部を無菌条件下にあけて担子菌
の種菌を添加し、開口部に無菌フィルターを設は通気条
件下に培養して菌床または原木に植菌を行なう。約25
〜27 °Cで40〜50日間培養すると、菌糸体が発
生、増殖して菌糸塊または菌糸体が活着したほだ木がえ
ら2れる。
容器栽培方法ではえられた菌糸塊を栽培室内で湿度ω〜
π%、温度25〜30Cで通気条件下に直射日光をさけ
明るくして生育させると約伯日で子実体を収穫すること
ができる。
原木栽培方法ではえられたほだ木を上部を残して土中に
一定間隔をもって埋め、上部には小砂利、かぬま上等の
多孔質の土砂を覆土する。その後、ビニル ハウスをつ
くり、ハウス内の温度をI〜33 ’Cs湿度を約次務
に維持する。伏込後14〜21日で発芽し、艶〜印日で
子実体が形成され、収穫可能となる。
以上の記載は主としてマンネンタケについてのものであ
るが、他の担子菌についてはマンネンタケの培養法およ
び栽培法に準じて行なえばよい。
実施例! 上部を開封した、有底の耐水性、耐熱性および可とう性
合成樹脂製袋に上面に貫通孔をせん設した戴置台を収容
し、5ooccの水を注ぎ貯水部とする0 一方、直径
約10cmz長さ/j;Cvaの10%二酸化ゲルマニ
ウム水溶液尭聯珍   に脱脂米ぬか30g1石こう2
0g1カルボキシメチルタ セルロース##gを混線、造粒、乾燥して粒状劉めこむ
。そしてその上から綿ぜんを施す。載置台の上にこの遅
効性ゲルマニウム組成物を存在させた原木10本を載置
し、袋の上部開口部を閉じ、蒸気加熱がま中で/、!0
 ′cで30分間加熱殺菌し、放冷する。閉じた開口部
を無菌条件下に開封してマンネンタケの種菌5oocc
を原木に注ぎ、この開口部に無菌フィルターを設け、こ
の袋の外からもみほぐして種菌を原木の切断全面にいき
わたるようにし、その後通気条件下に2j〜270Cで
33日間培養する。30日で菌糸体がまん延したほだ木
をえることができる。
えられたほだ木を上部を残して土中に埋め、上部にはか
ぬま土を覆土し、その上にビニル ハウスをつくり、ハ
ウス内の温度を30〜33801浬度をgO%に維持す
る。伏込後72〜11日で出芽し、更に子実体を発育さ
せso−、t、r日で子実体が生育するのでこれを収穫
する。
原木1本当り3〜II本の子実体かえられ、それらの茎
の長さは約20C璽、かさの直径&よ約/ざCl111
かさの厚さも厚くかさの裏面は濃い黄色である。
実施例2 実施例/で使用する二酸化ゲルマニウムを有効成CCに
脱脂米ぬか30g1石こう20g1力ルボキシメチルセ
ルロース!gを混練、造粒、乾熾してえた遅効性3−オ
キシゲルミルプロピオン酸ソーダ組成物を用いたほかは
実施例1と同一の条件で実験を行なった。原木/本当り
3〜≠本の子実ら 体かえられ、それやの茎の長さは、20cm以上、かさ
の直径は約20Cffi、かさの厚さも厚く、かさの裏
面は実施例/のものより濃い黄色であった。
実施例3 実施例1の遅効性ゲルマニウム組成物にかえて3一オキ
シゲルミルプロビオン酸高分子重合体10g1脱脂米ぬ
か30g1屯噛≠−4キ==qC,M、C5gおよび水
を用いた4汗かは実施例1と同一条件で実験を行なった
。実験結果は実施例2と略同−であった。
なお、遅効性ゲルマニウム組成物を使用しなかったほか
は同一の条件で接種、培養、栽培してえられた子実体は
茎の長さが1OciI前後、かさのきさにむらがあって
商品価値が劣るものが混在するので、えられた子実体の
選別が必要である。
以上の説明から明らかなように、本発明の方法によって
えられた担子菌の子実体は、かさが大きくその厚さも厚
く商品価値が高いこと、原木または菌床単位重量あたり
の子実体の収穫量が多いこと、サルノコシカケ科の特定
の担子菌に含まれる糖たん白、オリゴ糖、多糖類等の菌
体成分と資化吸収され、生合成されて複合化された有機
ゲルマニウムを非常に多く含有する等、本発明は種々の
すぐれた効果を奏する。また、本発明によれば菌糸体の
増殖期、子実体の発生期、特に子実体の生ム組成物が溶
解され菌床または原へ全体に拡散され常時徐々に長期間
にわたって供給され子実体に資化、吸収されるので、子
実体にゲルマニウム成分を非常に多く含有させることが
できる。本発明によってえられるマンネンタケの子実体
はかさの裏面が濃い黄色である点で従来のものと明りよ
うに識別されるが、これは子実体におけるゲルマニウム
成分の含有量が極めて高いことを示す。ゲルマニウム成
分の含有量はかさの裏叩の黄色の濃淡の度合で容易に知
ることができ、前記のようにゲルマニウム組成物を使用
しない場合にはえられたマンネンタケの子実体の裏面は
白色である。
本発明によってえられた担子菌、たとえばマンを多く含
をしている。本発明によってえられるマンネンタケの子
実体の熱水抽出エキスは免疫賦活作用、老齢化防止作用
、抗ウィルス作用、脂血呻下作用、血圧降下作用、整腸
作用等、慢性肝炎)じん炎、神経痛、心臓病等に対する
治療効果がある。
特許出願人 大 川  −満肇翳

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、菌床または原木にサルノコシカケ科に属する担子菌
    の種菌を接種、培養してサルノコシカケ科に属する担子
    菌の菌糸体を製造するに当り、遅効性ゲルマニウム組成
    物を存在させることを特徴とするゲルマニウム資化性ゲ
    ルマニウム高含有サルノコシカケ科担子菌の菌糸体の製
    造法。 !、菌床または原木にサルノコシカケ科に属する塊 担子菌の種菌をMM、培養して該担子菌の菌、16$ま
    たほぼだ木をえ、ついで該菌糸塊またはほだ木を栽培し
    て該担子菌の子実体を製造するに当り一遅効性ゲルマニ
    ウム組成物を存在させることを特徴とするゲルマニウム
    資化性ゲルマニウム高含有サルノコシカケ科担子菌の子
    実体の製造法。
JP16215281A 1981-10-12 1981-10-12 担子菌の製造法 Pending JPS5863384A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS619280A (ja) * 1984-06-23 1986-01-16 Shigenobu Watari 担子菌の菌糸塊

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS619280A (ja) * 1984-06-23 1986-01-16 Shigenobu Watari 担子菌の菌糸塊

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