JPS5860011A - アクリル系扁平モノフィラメントの製造方法 - Google Patents

アクリル系扁平モノフィラメントの製造方法

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JPS5860011A
JPS5860011A JP15617881A JP15617881A JPS5860011A JP S5860011 A JPS5860011 A JP S5860011A JP 15617881 A JP15617881 A JP 15617881A JP 15617881 A JP15617881 A JP 15617881A JP S5860011 A JPS5860011 A JP S5860011A
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JP
Japan
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monofilament
slit
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width
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JP15617881A
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JPH0121244B2 (ja
Inventor
Masatoshi Fujikawa
正敏 藤川
Shigemasa Okubo
大久保 重政
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Asahi Kasei Corp
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Asahi Kasei Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なるアクリル系扁平モノフィラメント及び
その製造方法に関する。
一般にアクリル系扁平モノフィラメントはその発色の良
さ、シャリ感、腰などの風合的特徴を備えている反面、
メタリック調の発色は天然繊緒との異和感を生じ、さら
に吸水性が殆んどないためタッチの悪さを生ずる欠点が
あった。
本発明省iはかかる欠点を解決するため鉛意研背を重ね
た結果1本発明に到達した。
すなわち本発明は繊維表向に幅が2〜20μ、長さが2
0〜200μの開孔部を有し、かつ該開孔部から#im
中心に向って空孔を形成するアクリル系扁平モノフィラ
メントを提供するものである。
本発明におけるアクリル系扁平モノフィラメントのデニ
ール及び鳥千度は特に限定されるものではないが、50
〜500デニール、扁平度は少なくとも20以上である
本のが1本発明の目的である衣料用途へのアクリル系扁
平モノフィラメントとしては好適である。ここで扁:+
度はモノフィラメントの断直1形状から求め、長軸と短
軸の比をもって表わす。
第1図〜第3図は本発明のアクリル系扁平モノフィラメ
ントの一実施態様を示す走査型電子顯i鍾写真であり、
第1図は該モノフィラメントの繊維表面(倍率260)
、第2図はその断all(倍率280)、第3図Fil
iJじく断面(倍率3400)を示す。繊維表向に繊維
軸に沿って幅が2〜20μ、長さが20〜200μの開
孔部を多数有することによって色調を従来、のメタリッ
ク調から天然繊維に近いダル感を持たせることができる
。さらにそれらの開孔部から繊維中心に向って空孔を形
成することにより適度の吸水性を持つことができるので
ある。
開孔部の幅が2μよりも小さい場合には色調をメタリッ
ク調から変えることができず、20μより本大きい場合
には繊維としての強度不足となり好ましくない。開孔部
の長さが20μよりも小さい場合には十分な吸水性能が
得られず、200μよりも大きい場合には繊維としての
強度不足となり好ましくない。
次に本発明のアクリル系細平七ノフィラメントの製造方
法について述べる。
すなわち、スリットの幅と長軸との長さの比が少くと4
1:50であるスリット紡口より、紡糸原液1il−#
1浴中に吐出し、通常の凝固、水洗、延伸後、得られる
ゲル状糸条を熱水中で弛緩熱処理を施し、ついで弛緩熱
処理以下の温度で乾燥することを%徴とするアクリル系
扁平モノフィラメントの製造方法である。
本発明の実施において用いる紡糸原液とFi、アクリロ
ニトリル単独重合体または65重量%(以下ことわりの
ない限り重量%を示す)以下のアクリロニトリルを含有
するアクリロニトリル共重合体あるいはこれらの混合物
からなるもので、アクリロニトリルの共重合成分として
は一般によく知られているアクリル酸エステル系、メタ
クリル酸エステル系、ビニルエステル系、ビニルヒリシ
ン系、アクリルアミド系、メタクリルアミド系、塩化ビ
ニル系、ビニルスルホン酸系等が挙けられるが、勿論こ
れらに限定されるものではない。またアクリロニトリル
系重合体の溶媒に可溶な他の1合体例えばポリアミド、
酢酸セルローズ、ポリ酢酸ビニル等を混合させたもので
あってもよい。これらアクリロニトリルあるいはアクリ
ロニトリルと共重合しうる単量体を重合する方法として
は。
従来公知の方法、例えば水溶液におけるレドックス重合
、不均一系における懸濁重合1分散剤を使用する乳化重
合、あるいは均−系における溶液重合など、どのような
重合方法でも適用できる。このようにして得られるアク
リロニトリル系ポリマーを溶媒としては硝酸、塩化亜鉛
水゛溶液、ロダンソーダ水溶液のような無機溶媒あるい
はジメチルスルホキシド、ジメチルアセトアミド、ジメ
チルホルムアミド、エチレンカーボネート、γ−ブチロ
ラク、トン等の壱機溶媒に溶解して調製される。
このように調製された紡糸原液はスリットの幅と長軸と
の長さの比が少なくともl:50であるスリット紡口よ
シ凝固浴中に吐出される。ここでスリット紡口の幅と長
軸との長さの長頬比は得られる扁平モノフィラメントの
扁平度と関係があり。
20以上の絢千度を得ようとするにはスリット紡口の該
長短比は少なくともl:50が必要である。
凝固浴中に吐出された紡糸原液は凝固糸条となし。
通常の水洗後蒸気あるいは熱水中で最大延伸倍率以内で
延伸されゲル状糸条を得る。ま九、凝固糸条を水洗する
ことなく、冷延伸後1通常の水洗、延伸としてもかまわ
ない。このようにして得られるゲル状糸条を温#80〜
100℃、好ましくは90〜100℃の熱水中で弛緩状
態で熱処理を行ない。
少くとも10%の収縮を行なわせる。この熱処理での熱
水中にOJ塑化助剤1例えばエチレンカーボネート、ジ
メチルホルムアミド等を必要により添加することができ
る。熱処理での収縮率が10%に満たない場合には十分
な機械的物性を持たせることができない。このように熱
処理された糸条を特定の条件下で乾燥することが肝要で
あり、それにより機械的物性の保持が回部となる。すな
わち。
熱処理畑れた糸条を熱処理温度よりも低い温度で乾燥す
る。熱処理温度よりも高い温度で乾燥すると、糸条中の
含有水分の蒸発速度と糸条の緻密化速度とのバランスが
崩れ、いわゆる発泡体構造になり、機械的物性は逆に低
下してしまう。乾燥での糸条は0〜205Xの伸張を与
えながら乾燥することがより良好なる機械的物性を発現
することができる。
以下実施例によって本発明を具体的に説明する。
実施例 アクリロニトリル91%、アクリル故メチル8ル及びメ
タリルスルホン酸ンーダ!−4よりなるアクリロニトリ
ル系三元共重合体を67′N硝酸に溶解して調製したポ
リマー浸度が15%、であるような紡糸原液を0.06
■X15■であ仝スリット紡口を通して30九の硝酸水
溶液中へ吐出し、水洗によって残存溶媒を除いた後% 
95℃の熱水中で8倍の延伸を施した。このようにして
得られたゲル状糸条を表1に示すよ′うに収縮率を変え
て97℃の熱水中で弛緩熱処理i行ない、ついで75℃
の温度で3%伸張しな矛5ら乾燥し先後、得られたモノ
フィラメントの機械的物性と扁平度及び吸収性を調べた
以下余白 この表から明らかなように1実験AIは地織熱処理の収
縮率が5%であって、低すぎた丸めに物性が低いもので
あった。しかし%A2は物性は十分優れ友ものであった
。実験A2で得られ九モノ。
フィラメントの繊維表面及び断面の走査型電子顕微鏡写
真を第1図及び第2を第3図に示した。繊維表面の開孔
部及び繊維内部への空孔が観察される。
本発明により得られた扁平モノフィラメントを染色1編
地にしたところ、シャリ味のあるタッチのされやかな製
品が得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明のアクリル系扁平モノフィラメ
ントの一実施態様を示す走査型電子顕微鏡写真であり、
第1図は該モノフィラメントの繊維表t1[1%第2図
及び第3図はその断面を示す。 手続補正書(自発) 昭和す年7月”1日 特許庁長官 島 1)春 樹 殿 1、事件の表示   昭和56年特許願第 15617
8  号2 発明の名称 アクリル系扁平モノフィラメント及びその製造方法a 
補正をする者 事件との関係   特許出願人 大阪府大阪市北区堂島浜1丁目2番6号1 1 補正の内容 (リ 明細書、第4頁第8行の「以下」を1以上1と訂
正する。 (2)同、第7頁第15行の1吸収性jtl吸水性」と
訂正する。 以  L

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 X 繊維表面に幅が2〜20μ、長さが20〜200μ
    の開孔部を有し、かつ該開孔部から績給中心に向って空
    孔を形成するアクリル系扁平モノフィラメント 2 スリットの幅と長軸との長さの比が少なくとも夏=
    50であるス1ノット紡口より紡糸原液を凝固浴中に吐
    出し、通常の凝固、水洗、延伸後、得られるゲル状糸条
    を熱水中で弛緩熱処理を施し、ついで弛緩熱処理以下の
    温度で乾燥することを%徴とするアクリル系扁平モノフ
    ィラメントの製造方法
JP15617881A 1981-10-02 1981-10-02 アクリル系扁平モノフィラメントの製造方法 Granted JPS5860011A (ja)

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JPS5860011A true JPS5860011A (ja) 1983-04-09
JPH0121244B2 JPH0121244B2 (ja) 1989-04-20

Family

ID=15622055

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4827019A (ja) * 1971-08-12 1973-04-10
JPS5631040A (en) * 1979-08-20 1981-03-28 Teijin Ltd Polyester fiber woven and knitted fabric and method

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4827019A (ja) * 1971-08-12 1973-04-10
JPS5631040A (en) * 1979-08-20 1981-03-28 Teijin Ltd Polyester fiber woven and knitted fabric and method

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