JPS585778Y2 - 建造物の雪よけ装置 - Google Patents

建造物の雪よけ装置

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JPS585778Y2
JPS585778Y2 JP4140981U JP4140981U JPS585778Y2 JP S585778 Y2 JPS585778 Y2 JP S585778Y2 JP 4140981 U JP4140981 U JP 4140981U JP 4140981 U JP4140981 U JP 4140981U JP S585778 Y2 JPS585778 Y2 JP S585778Y2
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JP
Japan
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snow
net
flat
buildings
horizontal
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Expired
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JP4140981U
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English (en)
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JPS56148433U (ja
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輝男 安達
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  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、上下面が平坦面となった平板状の縦バー7と
上下面が平坦面となった平板状の横バー8とを互いに平
坦面同士が交差して重複しあうように組合せて積雪荷重
に耐える水平な網2を形成し、この水平な網2で建造0
71の上を間隙3を介しておおって成る建造物の雪よけ
装置に係るものであって、その目的とするところは建造
物に直接雪積するのを防止し、しかも太陽光線や風等に
よる雪どけの促進効果が大きくて網にかかる積雪荷重を
建造物に直接雪積したときよりも小さくすることのでき
る建造物の雪よけ装置を提供するにある。
本考案を以下実施例により詳述する。
図中1は建造物であって、建造物1の上を間隙3を介し
て網2でおおっである。
建造物1の上方を積雪重量に耐えるような網2でおおう
に当っては支柱4を立てて支柱4間に梁5を架は渡して
支持骨組6を形成し、この支持骨組6に網2を張設する
ものである。
ここで網2を用いた雪よけの原理について一般的な網を
例にして説明すると、まず降雪の初期においては、第1
図aに示すように雪11の一部が網2上に積り、一部は
網目12から下方に降下していく、次に網2の上に雪1
1が雪だるま式に積もって大きくなって第1図すに示す
ように網目12をふさいでしまいその後は網目12から
下方に雪11が降下することなく網2の上に雪11が順
次積っていくこととなる。
一方太陽光線は網2の上に積もった雪11の上面及び側
面を直接照らしてとかすと共に網2の下面には太陽光線
が反射して照らしてとかすものであり、また雨や風は網
2の上に積もった雪11の上面、側面及び下面に当って
とかすものであって、積雪量は通常建造物の屋根や屋上
に積もる場合にくらべて少なく積雪荷重も小さいもので
ある。
また雪どけ時には網目12部分からも雪」1がとけて流
れることとなって特別な排水装置を必要とすることなく
完全且つスムーズに排水されることとなる。
なお第2図の実施例にあっては網2を支持するための支
持骨組6を建造物1とは別体に形成した例を示したが、
第3図に示すように建造物1の柱をそのまま伸ばしてこ
れを支柱4として支持骨組6を形成してもよい。
ところで本考案に使用する網2は下記の構造となってい
る。
すなわち第4図乃至第7図のように上下面が平坦面とな
った平板状の縦バー7と上下面が平坦面となった平板状
の横バー8とを互いに平坦面同士が交差して重複しあう
ように格子状に組んで網を形成してあり、縦バー7間に
架設した横バー8がボルト、ナラI・のように連結具9
で連結されて細長の網目5を有する格子状の網2が形成
しである。
ここで縦バー7の長さは運搬可能な長さとし、横パー8
間の間隙は雪量により調節するものであって、調節に当
っては図に示すようにあらかじめ縦バー7乃至横バ−8
に一定間隙でボルト孔10を穿孔しておき、任意のボル
ト孔10にボルトにて横バー8を取付けるようにしてお
くと便利である。
また縦バー7と横バー8とを第7図に示すようにあじろ
編み状に組んで網2を形成してもよい。
なお建造物1の側方に網2を配置して風によって吹きつ
けられる雪11を網2によってふさぐようにしてもよい
この場合は風の吹きつける側にのみ網2を配置したらよ
いものである。
本考案にあっては、叙述のように建造物の上を間隙を介
して積雪重量に耐えるような水平な網でおおっであるの
で、積雪時には雪が網の上に積って雪よけとなるもので
あって、積雪時であっても建造物に雪が積らないもので
あり、この結集積雪地方においても建造物を建てる降雪
荷重を考える必要がないものであり、特に積雪地方にお
ける文化財や老朽家屋等の場合積雪による破損を簡単に
防止することができるという利点があり、また網が水平
なため網上に積った雪が建造物の外側下方にすべり落ち
ることがなく、シたがって建造物への出入口部分をすべ
り落ちた雪でふせぐことかなく、建造物への出入りや、
建造物に沿って歩くのに支障がないものである。
このように雪が網からすべり落ちないよう水平にしたに
もかかわらず網の上に積った雪は太陽光線、風、雨など
によって上方及び側方がとかされるのみならず、太陽光
線や、風、雨などによって網目を通して下方よりとかさ
れるものであって、直接建造物の屋根や屋上に積雪する
ものにくらべて積雪時におけるとかされる量が多く、網
への雪積荷重が小さいものであり、この結果網及び網を
支持するための支柱に大きな強度を必要としないもので
ある。
また非積雪時には網であるため風は網目部分を通過する
こととなって風圧によって破損したりしないものであっ
て長期間の使用に耐えることができるという利点がある
また上下面が平坦面となった平板状の縦バーと上下面が
平坦面となった平板状の横バーとを互いに平坦面同士が
交差して重複しあうように格子状に組んで網を形成した
ので、縦バー及び横バーの上面が平坦面であり、断面が
円状の線を交差させて形成した一般の網にくらべて雪が
つもりやすく、特に粉雪のようにすべりやすい雪質のも
のであっても平坦面であるため断面円状の線を交差させ
て形成した一般の網のように雪がすべり落ちることがな
く、確実につもるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図a、l)は網への雪積順序を示す説明のための断
面図、第2図は本考案の一実施例の斜視図、第3図は同
上の他の実施例の斜視図、第4図a、l)は本考案に用
いる格子状の網の実施例の断面図及び正面図、第5図は
同上の格子状の網の他の実施例の正面図、第6図a、l
)は同上の格子状の網の更に他の実施例の断面図及び正
面図、第7図は同上の格子状の網の更に他の実施例の斜
視図であって、1は建造物、2は網、3は間隙、7は縦
バー、8は横バーである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下面が平坦面となった平板状の縦バーと上下面が平坦
    面となった平板状の横バーとを互いに平坦面同士が交差
    して重複しあうように組合せて積雪荷重に耐える水平な
    網を形成し、この水平な網で建造物の上を間隙を介して
    おおって戊る建造物の雪よけ装置。
JP4140981U 1981-03-23 1981-03-23 建造物の雪よけ装置 Expired JPS585778Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4140981U JPS585778Y2 (ja) 1981-03-23 1981-03-23 建造物の雪よけ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4140981U JPS585778Y2 (ja) 1981-03-23 1981-03-23 建造物の雪よけ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56148433U JPS56148433U (ja) 1981-11-07
JPS585778Y2 true JPS585778Y2 (ja) 1983-02-01

Family

ID=29636793

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4140981U Expired JPS585778Y2 (ja) 1981-03-23 1981-03-23 建造物の雪よけ装置

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JPS56148433U (ja) 1981-11-07

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