JPS5857470A - 塗料用空気硬化性不飽和ポリエステル樹脂組成物 - Google Patents

塗料用空気硬化性不飽和ポリエステル樹脂組成物

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JPS5857470A
JPS5857470A JP15380481A JP15380481A JPS5857470A JP S5857470 A JPS5857470 A JP S5857470A JP 15380481 A JP15380481 A JP 15380481A JP 15380481 A JP15380481 A JP 15380481A JP S5857470 A JPS5857470 A JP S5857470A
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acid
air
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Katsuo Kagaya
加賀谷 勝男
Minoru Usuki
臼杵 稔
Katsuhiro Doi
土井 勝広
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は空気硬化性、サンディング性および貯蔵安定性
の優れた硬質塗膜を形成する塗装用空気硬化性不飽和ポ
リエステル樹脂組成物に関するものである。
一般に、塗装用不飽和ポリエステル樹脂に対しては、空
気に接した表面の不完全硬化によるベタツキを除くため
に各種の工夫がなされている。その一つが、ワックス類
を添加させて硬化時にワックス層を表面に析出せしめる
ことにより空気との遮断をはかるワックス型と称される
ものであり、もう一つが樹脂自体を変性せしめることに
より樹脂表面層での空気中の酸素との積極的な作用を通
して硬化させる、いわゆるノンワックス型と称されるも
のである。このようなノンワックス型空気硬化性不飽オ
(1ポリエステル樹脂の代表的なものとしては、多価ア
ルコールのアリルエーテル類をグリコール成分として用
いるもの、テトラヒドロ無水フタル酸を酸成分として用
いるもの、アマニ油もしくは桐油などの乾性油を用いる
もの、あるいはロジンもしくはエステルガムな用いるも
のなどがある。このなかでも、アリルエーテル類を用い
たノンワックス型不飽和ポリエステル樹脂は良好な空気
硬化性を有するし、しかも硬質なる透明塗膜を与えるた
めに、特に家具や楽器などの木材塗装用として好まれて
いる。
しかしながら、このアリルエーテル類を用いたノンワッ
クス型不飽和ポリエステル樹脂においてさえ、冬期低温
時には空気硬化性は決グして十分でないばかりか、塗面
へのゴミの付着、面荒れあるいは目やせなどの欠点もあ
り、それらの改良が強く望まれている。
他方、特公昭49−28036号明細曹に提案されてい
るように、シス−6−メチル−4−シクロヘキセン−シ
ス。
シス−1,2−ジカルボン酸(以下、これをβ−PMA
と略記する。、)あるいはその無水物(以下、これをβ
−PMAAと略記する。)を用いたノンワックス型不飽
和ポリエステル樹脂は優れた空気硬化性を有するために
冬期の硬化性自体には実用上問題はないが、その反面で
は貯蔵安定性およびサンディング性が著しく劣ることか
ら木材塗装用としての適性に欠けていた。
しかるに、本発明者らはこうした従来における相反する
性智としての空気硬化性、サンディング性および貯蔵安
定性か共にすぐれた樹脂組成物について鋭意研究した結
果、アリルエーテル類を含有する不飽和ポリエステル樹
脂と、β−PMAまたはβ−PMAAを用いた不飽和ポ
リエステル樹脂との混合物が両者の特性をそれぞれに発
揮するだけではなく、これら両成分の相乗効果による優
れた塗面の肉持感という新たな効果をも見出して、本発
明を完成するに到った。
すなわち、本発明はアリルエーテル基を含有する不飽和
ポリエステ枳Nと、次式 %式% で表わされる単位を含有した不飽和ポリエステA(B)
と、重合性単tmc>とを必須の成分とし、そのうち、
上記アリルエーテル基と上記CI]式の単位とをそれぞ
れ、上記囚およff1Blを合わせた全不飽和ポリエス
テルの固形分中、少なくとも21量%ずつ含有し、かつ
、全不飽和ポリエステルと十&重合性率量体艮)との固
形分lt片を80/20〜40/60となした塗料用空
気硬化性不飽和ポリエステル樹脂組成物を提供するもの
であり、こうした本発明組成物は、これらのポリエステ
ル囚およff1B)なる両成分の混合比から比例按分に
より予想される効果を遥かに凌駕したものであり、した
がって本発明の組成物は両ポリエステル成分囚、(Bl
の相乗効果かもたらされたものであると思料される。と
りわけて、乾燥性、サンディング性、貯蔵安定性および
肉持感の予想見上の改善効果はこうした相乗効果の端的
な現われである。
なお、予想外のことであるが、これらのアリルエーテル
基とβ−PMAfたは/−PMAAとを同一分子内に共
存させたものは、本発明組成物に比較して貯蔵安定性が
頗る劣っているので、本発明はかかる系統のものを積極
的に排除するものではな℃・が、その用途は著しく限定
されるものである。
本発明組成物ケうるにさいして用いられる前記[アリル
エーテル基を含有する不飽和ポリエステル囚」とは、た
とえばアリルエーテル基含有化合物および不飽和多塩基
酸またはそれらの無水物を含んだ、アルコール成分と酸
成分とのエステル化1合物を指称するものであるが、こ
のうちアリルエーテル基含有化合物としては公知慣用の
ものがいずれも使用できるが、そのうちでも代表的なも
のにはエチレングリコールモノアリルエーテ々、ジエチ
レングリコールモノアリルエーテル、トリエチレングリ
コールモノアリルエーテル、ポリエチレングリコールモ
ノアリルエーテル、プロピレンクリコールモノアリルエ
ーテル、ジプロピレングリコールモノアリルエーテル、
トリノロピレングリコールモノアリルエーテル、ボリグ
ロビレンクリコールモ/7リルエーテル、1.2−ブチ
レングリコールモノアリルエーテル、1.3−7’チレ
ングリコールモノアリルエーテル、ヘキシレングリコー
ルモノアリルエーテル、オクチレングリコールモノアリ
ルエーテル、トリメチロールプロパンモノアリルエーテ
ル、トリメチロールプロパンジアリルエーテル、グリセ
リンモノアリルエーテル、グリセリンジアリルエーテル
、ペンタエリスリトールモノアリルエーテル、ペンタエ
リスリトールモアリルエーテルモシくハペンタエリスリ
トールトリ了りルエーテルなどの多価アルコール類のア
リルエーテル化合物;あるいはアリルグリシジルエーテ
ルなどの如きオキシラン環を有するアリルエーテル化合
物などかある。
当該不飽和ポリエステ/L(A)のもう一つの成分であ
る不飽和酸またはその無水物としてはマレイン酸、無水
マレイン酸、フマール酸、イタコン酸、シトラコン酸、
メサコン酸もしくは地業化マレイン酸などの如き公知慣
用のα、β−不飽和多壌基酸またはそれらの無水物の中
から選ばれるものであり、さらに必要に応じてアクリル
酸もしくはメタクリル酸などの如き不飽和−塩基酸を併
用することもできる。
当該不飽和ポリエステA(A)のさらにもうτつの成分
としてはエチレングリコール、ジエチレングリコール、
トリエチレンクリコール、ポリエチレングリコール、プ
ロピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプ
ロピレングリコール、ポリプロピレングリコ」ル、1.
3−7’チレングリコール、2,3−ブチレングリコー
ル、1,4−ブチレングリコール、ネオペンチルグリコ
ール、ヘキシレングリコール、オクチレングリコール、
トリメチロールプロパン、クリセリン、ペンタエリスリ
トール、ハイドロキノンのエチレンオキサイドもしくは
プロピレンオキサイド付加物、ビスフェノールAのエチ
レンオキサイドもしくはプロピレンオキサイド付加物、
水添ビスフェノールA、)+7シクロデカンジメチロー
ルなどの公知慣用の多価アルコール類;メチルセロンル
プ、エチルセロノルブ、プチルセロンルプ、メチルカル
ピトール、エチルカルピトール、ブチルカルピトール、
シデカノールなどの公知慣用の一価アルコール類;フタ
ル酸、無水フタル酸、インフタル酸、テレフタル酸、ジ
メチルテレフタル酸、モノクロルフタル酸、ジクロルフ
タル酸、トリクロル7タル酸、ヘット酸、テトラブロム
フタル酸、セパテン酸、コハク酸、アジピン酸、グルタ
ル酸、ピメリン酸、トリメリット酸、ピロメリット酸、
安息香酸などの公知慣用の飽和酸またはそれらの無水物
あるいはエステル化物;さらにはジシクロペンタジェン
またはその誘導体類であるとかロジンまたはエステルガ
ム類であるとか油脂類などの如き縮合反応に与かり得る
ものを適宜用いることができる。
本発明組成物をうるに用いられる前記の式〔■〕で表わ
される単位を含有する不飽和ポリエステ/−(B)、つ
まりβ−PMAA単位を含有する不飽和ポリエステA(
B)は、β−PMAまたはβ−PMAAを必須の成分と
して含んだ、酸成分とアルコール成分との縮合により得
られるものを指称するものであるが、このうちβ−PM
Aおよびβ−PMAAはそれぞれ下記する如き式〔1′
〕および〔■つで表わされるものであって、これらはそ
れぞれβ−メチルテトラヒドロフタル酸およびその無水
物の立体異性体の一種である。
当該不飽和ポリエステA(B)のアルコール成分として
は前記した不飽和ポリエステ/LEA)に代表例として
掲げたような多1曲アルコールや一価アルコール類がそ
のまま用いられるし、当該ポリエステA−(B)の他の
成分としては、同様に前記不飽和ポリエステM囚の代表
例として掲げたような飽和酸またはそれらの無水物ある
いまエステル化物が、ジシクロペンタジェンまたその訪
導体が、ロジンまたはエステルガム類が、油脂類がその
まま用いられるほか、さらにマレイン酸、無水マレイン
酸、フマール酸、シトラコン酸、イタコン酸、塩素化マ
レイン酸、アクリル酸、メタクリル酸なとのα、/−不
飽和酸またはそれらの無水物を加えたような範囲から組
合反応に与かりうるものを適宜選択して用いることがで
きる。
なお、ここに用いるアルコール成分としては、と〈Kジ
エチレングリコールの如きエーテル結合を%fるアルコ
ール類を用いるのが望ましい。
本発明組成物を構成する他の必須成分たる前記重合性単
1t(IC)としては公知慣用のものであればいずれで
も用いることができるが、そのうちの代表的なものには
スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、クロ
ルスチレン、アクリル酸もしくはメタクリル酸または七
扛らのアルキルエステル、アクリロニトリル、酢酸ビニ
ル、酢酸アリル、トリアリルシアヌレート、トリアリル
インシアヌレート、アクリルアマイド、ダイア七トンア
クリルアマイド、ジアリルフタレートなどがあるが、就
中、スチレンまたはメタクリル酸メチルが好適である。
而して、本発明組成物はそれぞれ前記した不飽和ポリエ
ステル囚と不飽和ポリエステA(B)とからなる樹脂成
分と、さらに前記した重合性単量WC>成分とを必須の
成分とするものであるが、このうち、I!i脂成分成分
これらの不飽和ポリエステ/L(A)と不飽和ポリエス
テル(6)とはそれぞれ次式%式%() なるアリルエーテル基を前者ポリエステル(4)が、他
方、後者ポリエステA(B)が前記〔11式で表わされ
る単位、つまりβ−PMAA単位をそれぞれ、当該ポリ
エステル(4)とポリエステA(Blとを合わせた全不
飽和ポリエステルの固形分中、少なくとも2重V%、好
ましくは少なくとも4重量%ずつ含有する必斐がある。
これらの基ないしは単位の含有量が21k1%未満であ
るときは空気硬化性、サンディング性および貯蔵安定性
の悉くを同時に満足させるような塗膜を形成することの
できる産科用組成物は決して待られない。
以上に述べたような構成になる本発明組成物を硬化させ
るには、メチルエチルケトンパーオキサイド、シクロヘ
キサノンパーオキサイド、クメンハイドロパーオキサイ
ド、ベンゾイルパーオキサイド、tert−プチルハイ
ドロハーペンゾエート、ラウロイルパーオキサイドなど
の有機過酸化物:あるいはアゾビスインブチロニトリル
などの有機アゾ化合物の如き公知慣用の硬化触媒を用い
るべきであり、またこのさいに、ナフテン酸コバルト、
オクテン酸コバルトなどの有機金属塩類;あるいはジメ
チルアニリン、ジエチルアニリンなどの芳香族アミン類
の如き公知慣用の硬化促進剤を併用することができる。
さらに、本発明の組成物に対しては、目的に応じて、他
の慣用の不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエステル樹脂
、ビニルフレタン銅分、ビニルエステルウレタン樹脂、
ボーリイノシアネート、ポリエポキシド、アクリル樹脂
類、アルキド樹脂類、尿素智脂類、メラミン樹脂類、フ
ェノール樹脂類、ポリ酢酸ビニル、酢酸ビニル系共重合
体、ポリスチレン、スチレン系共重合体、ポリジエン系
エラストマー、飽和ポリエステル類、飽和ポリエーテル
類やニトロセルローズ、セルローズアセテートブチレー
トなどのセルローズ誘導体やアマニ油、桐油、大豆油、
ヒマシ油、エポキシ化油などの油脂類の如き天然および
合成高分子物質:縦酸カロイダルシリカ、アスベスト粉
末、硫酸バリウム、水酸化アルミニウム、ステアリン酸
亜鉛、チタン白、亜鉛華、ベンガラまたはアゾ顔料など
の各種充填剤惰料;ハイドロキノン、ベンゾキノン、ト
ルハイドロキノン、p−t@rt−ブチルカテコールな
どの1合禁止剤;トルエン、キシレン、メタノール、エ
タノール、プロパノール、ブタノール、酢酸エチル、酢
酸ブチル、アセトン、メチルエチルケトンなどの希釈な
いしは餅剤類などを冷加したり併用したりすることもで
きる。
かくして得られた本発明の組成物は家具、楽器などの木
工製品の塗装用またはトップコートなどの金属塗装用を
はじめ種々の基材への塗装に適するほか、自動車用パテ
あるいは金楓す−フエーサーとしても、さらにはFRP
成形用などとしても利用できる。
次VC1本発明を参考例、実施例および汁軟例により詳
細に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるも
のではない。
以下において、部および%は特に断りのない限りはすべ
て垂蓋基準であるものとする。
参考例1〔不飽和ポリエステ、Jの調製例〕無水マレイ
ン酸196g(2モル)、アリルセロンルプ102.9
(1モル)、グリセリン92g(1モル)およびハイド
ロキノンQ、04,9を不活性ガス気流中で160℃2
時間、さらに180℃で8時間、加熱脱水縮合させて不
飽和ポリエステルを得た゛。次いで、このポリエステル
の70部をスチレンの50部に溶解せしめて酸価15、
および25℃におけるガードナー粘度(以下、これを単
に粘度と略記する。)U−Vなる不飽和ポリエステル樹
脂を得た。
以下、これを樹脂(A−1)という。
参考例2 無水マレイン酸19i(2モル)およびジエチレングリ
コール1599 (15モル)を不活性ガス気流中で2
00℃に加熱脱水縮合させて固形分の酸価が171なる
中間体を得た。次いで、この中間体を冷却させたのち、
トリメチロールプロパンジアリルエーテル214g(1
モル)およびハイドロキノン0.049を加えて不活性
ガス気流中において180℃で10時間、加熱脱水縮合
させて不飽和ポリエステルを得た。しかるのち、このポ
リエステルの70部をスチレンの50部に溶解せしめて
酸1ifli12.5、粘度U −■なる不飽和ポリエ
ステル樹脂を得た。以下、これを樹脂(A−2)と略記
する。
一考例6 無水マレイン11989(1モル)、無水フタル酸16
2.11モル)およびグロビレングリコール159.l
i’(t5モル)を不活性ガス気流中、200℃で」1
熱脱水縮合させて固形分の酸価が15.5なる中間体を
得た。次いで、この中間体を160℃に冷却させたのち
アリルグリシジルエーテル114i1モル)、塩化第一
錫0.1gおよびハイドロキノン0.02 gを加えて
160℃で4時間、加熱反応させて不飽和ポリエステル
を得た。しかるのち、このポリエステルの60部をスチ
レンの40部に溶解せしめて酸価45、粘度S−Tなる
不飽和ポリエステル樹脂を得た。以下、これを樹脂(A
−3)と略記する。
参考例1〜3で祷られたアリルニーデル基含有不飽和ポ
リエステルYM脂(A−1)、(A−2)および(A−
3)なる樹脂の各種の恒数を測定した。それらの結果は
まとめて第1表に示す。
第1表 参考例4〔不飽和ポリエステ/L(B)の調1例〕β〜
PMAA166g(1モル)無水マレイン酸98y(1
モル)、ジエチレングリコール212g(2モル)、ト
ルハイドロキノンa、o3gを不活性ガス気流中、20
0℃で加熱脱水縮合させて不飽和ポリエステルを得た。
次いでこのポリエステルの70部をスチレンの30部に
溶解させて酸価12.5、粘度v−Wなる不飽和ポリエ
ステル樹脂を得た。以下、これを樹脂(B−1)と蛸記
する。
参考例5〔比較対照用の不飽和ポリエステルの調製例〕
テトラハイドロ無水フタル酸152g(1モル)、無水
マレイン#98g(1モル)、ジエチレングリコール2
12g(2モル)およびトルハイドロキノン0.039
を不活性ガス気流中、200℃で加熱脱水縮合させて不
飽和ポリエステルを得た。次いでこのポリエステルの7
0部をスチレンの50部に爵箒させて酸価14.1.粘
度■なる不飽和ポリエステル樹脂を得た。以下、これを
樹脂(B’−1)と略記する。
参考例6〔同上〕 無水マレイン酸167、!i[(1,7モル)、β−P
MAA50.9(0,3モル)、アリルセロソルブ71
g([1,7モル)、ジエチレングリコール64g(0
,6モル)、グリセリン649(C17モル)およびト
ルハイドロキノン0.029を不活性ガス気流中で16
0℃に2時間、さらに180℃に8時間、加熱脱水組合
させて不飽和ポリエステルを得た。
次いでこのポリエステルの70部をスチレ/の30部に
溶解させて酸1dll15.2、粘度v−Wなる不飽和
ポリエステル樹脂を得た。以ド、これを樹脂(B’−2
)と略記する。
参考例4.5および6で得られたそれぞ扛β−PMA人
単位含有の不定和ポリエステル、テトラハイドロ無水フ
タルt’fi!”3有不飽和ポリエステル、および了り
ルエーテル基とβ−PMAA単位とを一分子中に共有せ
しめた形の不飽和ポリエステルなる樹脂について各恒数
を測定した。それらの結果はまとめて第2表に示す。
第2表 実施例1〜3および比較例1〜3 まず実施例1として、参考例1で得られた樹脂(A−1
)、参考例4で得られた樹脂(B−1)、セルローズア
セテートブチレートおよびナフテン酸コバルトを第6表
に示するようた割合で配合した。
次丸・で、得られた配合物をスチレンで希釈して1NK
−2カツプ」(岩田塗装機■製品)で粘度を60秒に調
整し、さらに55%メチルエチルケトンパーオキサイド
(以下、これをMEKPOと略記する。)耐液を3PH
R添加し、攪拌して、木工用塗料を調製し、次いでこれ
をウレタンシーラー処理したウオルナット突板貼り合板
上に60y/平方尺の塗布量となるようにスプレー塗装
し、しかるのち5℃、65%RHで硬化乾燥させた。
かくして得られた塗料および塗膜について各棟の性能試
験を行なったが、それらの結果はまとめて同表に示す。
また、実施例2.6および比較例1〜3の場合も、以上
に記載したような実施例1と同様の方法により行なった
但し、同表に示す如き配合組成に変史した。
なお、各棟性能の測定および判定は下記する如き方法に
よったものである。
ゲル化時間・・・・・・・・・55%MEKPOの添加
後において配合液の流動性がなくなるまでの時間を測 定して判定した。
指触乾燥時間・・・・・・・・・55%MEKPOの添
加時を起点として、塗装表面の粘着性がなくなるまでの
時 間を測定して判定した。
し、#180サンドペーパーで塗 膜をサンディングしたさいに目パ吉 まりが生じなくなるまでの時間を 測定して判定した。
サンディング適性・・・塗装後−夜装置して#620サ
ンドペーパーで塗膜をサンディングし、ペー パーの目詰まり状態とサンディングに 要する力との双方ρ・ら官能試験をし総合判定する。
〔判定基準〕 ◎−僅かな力で各局にサンディングが可
能である 〇−−較的容易にサンディングでき る △−梢連々ベーパー目詰まりも関め られるが、サンディング自体は 可能 ×−ペーパーの[1結まりも多くサン ディングも困難である 貯賦安定性・・・・・・・・・塗料ijA製時において
55%MEKPOのみ加のみを除いた以外は同様に配合
し て得られた配合液を250dブリキ缶 に200g採取し、蓋をした状態でこ の缶を80℃の熱風乾燥機に入れ、配 合液中ないしは配合液表層部にゲル物 が生じるまでの日数を測定し判定する。
実施例4.5および比較例4〜8 それぞれ−考例2および5ならびに参考例5および6で
mられた樹B旨、セルローズアセテートブチレート、6
%ナフテン酸コバルト、メルクおよび[アヱロジール2
00j〔日本アエロシール■製コロイダルシリカ〕を第
4表に示すような仕込組成に従って配合させた。
仄いで、かくして得られた配合塗料をスチレンで希釈し
て「NK−2カツプ」で60秒なる粘ルニに調整し、さ
らに55%MEKPO浴液を3PHK添加し、情拌して
木工用塗料を調製した。
しかるのち、ここに得られた各種の産科を用いた以外は
、実施例1と同様にして硬化塗膜を得た。
以後も、実施例1〜3および比較例1〜6と同様の要領
により塗料および塗膜について性能試験を行なった処を
、まとめて同表に示した。
第6表および第4表より明らかな如く、不発明組成物は
空気硬化性、サンディング性および貯威安定性のいずれ
も優れるものであることが判明した。
手続補正書 昭和57年1り月?日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1、事件の表示 昭和56年特許111153804号 2、発明の名称 塗料用空気硬化性不飽和ポリエステル樹脂組成物3、補
正をする者 事件との関係  特許出願人 〒174東京都板橋区坂下3丁目35番58号明細書の
発明の詳細な説明の欄 5、補正の内容 (11明細書第6頁の第12〜14行目の[劣っている
ので一一−−−−−−限定されるものである。」をr劣
っている。jに訂正する。
(2)  同第7頁の第4行目のr指称するものである
が、」をr指称するものであり、好ましくはβ−PII
Aまたはβ−門^Aを共重合しないものである。」に訂
正する。
(3)同第11頁の第2〜3行目の1指称するものであ
るが、」をr指称するものであり、好ましくはアリルエ
ーテル基を分子中に含まないものである。jに訂正する
(4)同頁の式〔I#〕 」 (5)  同第25頁の第4行目の「ナフテン酸コバル
ト」を16%ナフテン酸コバルトJに訂正する。
(62同129L47)第2行目f) r3PHKJ 
ヲ’3PHRJに訂正する。
(以 上)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 囚アリルエーテル基を含有する不飽和ポリエステルと、
    (B)次式 %式% で表わされる単位を含有する不飽和ポリエステルと、(
    C)重合性単量体 とを必須の成分とし、そのうち、上記したアリルエーテ
    ル基と上記〔13式の単位とをそれぞれ、上鋸およIB
    )を合わせた全不飽和ポリエステルの固形分中、少なく
    とも2重蓋%ずつ含有し、かつ、全不飽和ポリエステル
    と上記重合性単tmc)との固形分重量比を80/20
    〜40/60となすことを特徴とする、塗料用空気硬化
    性不飽和ポリエステル樹脂組成物。
JP15380481A 1981-09-30 1981-09-30 塗料用空気硬化性不飽和ポリエステル樹脂組成物 Expired JPS601901B2 (ja)

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JPS601901B2 JPS601901B2 (ja) 1985-01-18

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JP15380481A Expired JPS601901B2 (ja) 1981-09-30 1981-09-30 塗料用空気硬化性不飽和ポリエステル樹脂組成物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60226571A (ja) * 1984-04-25 1985-11-11 Hitachi Chem Co Ltd パテ用不飽和ポリエステル樹脂組成物
JPS61101528A (ja) * 1984-10-24 1986-05-20 Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The ゴム弾性を有する空乾性不飽和ポリエステルの製造法
JPS61115932A (ja) * 1984-11-10 1986-06-03 バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト 不飽和ポリエステル、その製法と使用
WO2015056585A1 (ja) * 2013-10-18 2015-04-23 昭和電工株式会社 管渠補修用樹脂組成物、管渠補修材及び既設管渠の補修方法

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JPWO2015056585A1 (ja) * 2013-10-18 2017-03-09 昭和電工株式会社 管渠補修用樹脂組成物、管渠補修材及び既設管渠の補修方法

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