JPS5857340A - フルオロアルキルマロン酸エステルの製造方法 - Google Patents
フルオロアルキルマロン酸エステルの製造方法Info
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- JPS5857340A JPS5857340A JP15543981A JP15543981A JPS5857340A JP S5857340 A JPS5857340 A JP S5857340A JP 15543981 A JP15543981 A JP 15543981A JP 15543981 A JP15543981 A JP 15543981A JP S5857340 A JPS5857340 A JP S5857340A
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- fluoroalkyl
- polar solvent
- adduct
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明ハフルオロアルキルマロン酸エステルの製造方法
に関するものである。
に関するものである。
フルオロアルキル基のうち特にトリフルオロメチル基を
有する化合物には、生物活性を示すものがいくつか知ら
れている。 例えば、トリフルオロメチルマロン酸ニス
テルハ、トリフルオロメチル基含有生物活性物質の合成
中間体として有用であると考えられる。 このエステル
の合成法としては、(1)オクタフルオロイソプデンー
メタノール付加体(以下、OFIB−M、OH付加体と
略す。)を硫酸でヘキサフルオロイソ酪酸エステルとし
た後にメタツリシスを行なう方法、(2) OF I
B −M、OH仲鮒メ脱フッ化水素反応によって得られ
るヘプタフルオロイソブテニルメチルエーテルをトリエ
チルアミンによシ四級アミノエノラートとし、これのメ
タツリシスを行なう方法などが知られている。
有する化合物には、生物活性を示すものがいくつか知ら
れている。 例えば、トリフルオロメチルマロン酸ニス
テルハ、トリフルオロメチル基含有生物活性物質の合成
中間体として有用であると考えられる。 このエステル
の合成法としては、(1)オクタフルオロイソプデンー
メタノール付加体(以下、OFIB−M、OH付加体と
略す。)を硫酸でヘキサフルオロイソ酪酸エステルとし
た後にメタツリシスを行なう方法、(2) OF I
B −M、OH仲鮒メ脱フッ化水素反応によって得られ
るヘプタフルオロイソブテニルメチルエーテルをトリエ
チルアミンによシ四級アミノエノラートとし、これのメ
タツリシスを行なう方法などが知られている。
しかしながら、上記(1)の方法は反応を2段階に分け
て行なう必要があって操作が面倒である。 また上記(
2)の方法は操作が容易ではあるが目的物の収率が低い
ことが分っている。
て行なう必要があって操作が面倒である。 また上記(
2)の方法は操作が容易ではあるが目的物の収率が低い
ことが分っている。
本発明者は、上記(2)の方法を改良することによって
、容易にかつ収率良<トリフルオロメチルマロン酸ジメ
チル等のフルオ日アルキルマロン酸エステルを一段階で
合成する方法を見出し、本発明に到達したものである。
、容易にかつ収率良<トリフルオロメチルマロン酸ジメ
チル等のフルオ日アルキルマロン酸エステルを一段階で
合成する方法を見出し、本発明に到達したものである。
即ち、本発明による方法は、
一般式:
(但、Rfはフルオロアルキル基、Rはアルキル基を示
す。) で表わされる含フツ素脂肪族化合物−アルコール付加体
に所定量の非プロトン性極性溶媒中で第三級アミンを作
用させることにより四級アンモニウムエノラートを生成
させ、次いでこの四級アンモニウムエノラートにアルコ
ールを徐々に作用させて加アルコール分解を行なうこと
にょシそのアルコール付加体から誘導されるモノエステ
ルを生成させ、次いでこのエステルを更にアルコールと
反応させてから鉱酸で処理することにょシ、一般式: %式%) (但、Rf及びRは前記したものと同じ。)テ表ワサレ
るフルオ四アルキルマロン酸エステルを得ることを特徴
としている。
す。) で表わされる含フツ素脂肪族化合物−アルコール付加体
に所定量の非プロトン性極性溶媒中で第三級アミンを作
用させることにより四級アンモニウムエノラートを生成
させ、次いでこの四級アンモニウムエノラートにアルコ
ールを徐々に作用させて加アルコール分解を行なうこと
にょシそのアルコール付加体から誘導されるモノエステ
ルを生成させ、次いでこのエステルを更にアルコールと
反応させてから鉱酸で処理することにょシ、一般式: %式%) (但、Rf及びRは前記したものと同じ。)テ表ワサレ
るフルオ四アルキルマロン酸エステルを得ることを特徴
としている。
本発明による方法で注目すべきことは、上記四級アンモ
ニウムエノラートにアルコールを作用させるに際し、非
プロトン性極性溶媒を用いること、およびそのアルコー
ルを上記(2)の方法のように一挙に加えるのではなく
、徐々に時間をかけて加える(%に滴下する)ことであ
る。 これによって、目的とするマロン酸エステルに転
化されるべき中間生成物を充分に生成させることができ
るので、目的物の収率を大幅に向上させることが可能と
なる0 この本発明による方法は、出発原料として上述のOFI
B−M・OH付加体を用いる場合、例えば次の反応式で
表わすことができる。
ニウムエノラートにアルコールを作用させるに際し、非
プロトン性極性溶媒を用いること、およびそのアルコー
ルを上記(2)の方法のように一挙に加えるのではなく
、徐々に時間をかけて加える(%に滴下する)ことであ
る。 これによって、目的とするマロン酸エステルに転
化されるべき中間生成物を充分に生成させることができ
るので、目的物の収率を大幅に向上させることが可能と
なる0 この本発明による方法は、出発原料として上述のOFI
B−M・OH付加体を用いる場合、例えば次の反応式で
表わすことができる。
(CFs )2CHCF20CHs
この−反応は例えば次の条件で行わせてよい。
まずOFIB−M、OH付加体に対し、ジメチルホルム
アミドのような非プロトン性極性溶媒中で二当量のトリ
エチルアミンを作用させ、ヘプタフルオロイソブチルメ
チルエーテル(上記1)を経て四級アンモニウムエノラ
ート(上記K) t in si、tu(溶媒をそのま
ま除去することなく)生成させ、次に水浴中でメタノー
ルをゆつくシと滴下させる。
アミドのような非プロトン性極性溶媒中で二当量のトリ
エチルアミンを作用させ、ヘプタフルオロイソブチルメ
チルエーテル(上記1)を経て四級アンモニウムエノラ
ート(上記K) t in si、tu(溶媒をそのま
ま除去することなく)生成させ、次に水浴中でメタノー
ルをゆつくシと滴下させる。
そしてその滴下後に室温で例えば1時間攪拌することに
よシ、少量のモノエステル(上記A)を含むケテンアセ
タール(上記])を生成させる。
よシ、少量のモノエステル(上記A)を含むケテンアセ
タール(上記])を生成させる。
とのケテンアセタールはメタノール中で更に長時間攪拌
するとオルソエステルになるが、この段階で水にあけて
油層を分離し、この油層を濃硫酸で処理すると、モノエ
ステル(上記!及びi)が同時に加水分解され、目的と
するトリフルオロメチルマロン酸ジメチル(上記互)に
高収率で転化される。
するとオルソエステルになるが、この段階で水にあけて
油層を分離し、この油層を濃硫酸で処理すると、モノエ
ステル(上記!及びi)が同時に加水分解され、目的と
するトリフルオロメチルマロン酸ジメチル(上記互)に
高収率で転化される。
本発明において、出発原料として使用可能なアルコール
付加体としては、上記のOFIB−M、OH励淋がトリ
フルオロメチル基の生物活性が優れてい、る点で特に望
ましいが、とのOFIB−M、CH付るものであれば使
用することができる。 Rrとしては、CFII(CF
2)−又は(CFs )2CF(CF2 )m−で表わ
されるペルフルオロアルキル基、例えばCFs−。
付加体としては、上記のOFIB−M、OH励淋がトリ
フルオロメチル基の生物活性が優れてい、る点で特に望
ましいが、とのOFIB−M、CH付るものであれば使
用することができる。 Rrとしては、CFII(CF
2)−又は(CFs )2CF(CF2 )m−で表わ
されるペルフルオロアルキル基、例えばCFs−。
CF3CF2−1CFs(CFz)z−1CF−s(C
F2)3−1・、CFs(CF2)a−1CFs。(C
Fz)s−1(CFs)20F−1(CFs )2cF
cF2−1(CF3 )2CF(CF2 )z−1(C
F3 )2CF(CF2 )s−を選択して−よい0
更に、芳香族基置換、フルオロアルキル基、例えばC6
)(sCF2−1C4H5(CF2)2−を選択しても
よい。 また、上記のRとしては、CHs−以外にもC
2H5−1CH3(CH2)2−1(CH3)2CH−
1CH5(CH2)s−1CHs (CH2)4−等の
如く、炭素原子数5以下のアルキル基としてよいO また、本発明で使用可能な上記第三級アミンは邑発原料
の脱フッ化水素及び四級アンモニウムエノラートの生錠
触党泌要なものであって、例えばトリエチルアミンの他
、トリメチルアミン、トリイソプロピルアミン、ピリジ
ン、N、N−ジメチルアニリンの如く、炭素原子数12
以下のもの゛が望ましい0 この炭素原子数は、第三級
アミンをRsN(Rはアルキル基)と表わした場合、各
Rについて4以下とするのがよい。 なお、第三級アミ
ンに代えてそれよシ低級のアミンを使用した場合にルム
アミド、アセトニトリル、テトラヒ〒づラン、ジメチ化
スルホキシド、ジメチルアセトアミド、N−メチルピロ
リドン、ヘキサメチルホスホアミドを使用するのが望ま
しい。 との極性溶媒は、陽イオンに対する溶媒和エネ
ルギーが大きく、陰イオン試剤の反応速度を高める作用
がある。
F2)3−1・、CFs(CF2)a−1CFs。(C
Fz)s−1(CFs)20F−1(CFs )2cF
cF2−1(CF3 )2CF(CF2 )z−1(C
F3 )2CF(CF2 )s−を選択して−よい0
更に、芳香族基置換、フルオロアルキル基、例えばC6
)(sCF2−1C4H5(CF2)2−を選択しても
よい。 また、上記のRとしては、CHs−以外にもC
2H5−1CH3(CH2)2−1(CH3)2CH−
1CH5(CH2)s−1CHs (CH2)4−等の
如く、炭素原子数5以下のアルキル基としてよいO また、本発明で使用可能な上記第三級アミンは邑発原料
の脱フッ化水素及び四級アンモニウムエノラートの生錠
触党泌要なものであって、例えばトリエチルアミンの他
、トリメチルアミン、トリイソプロピルアミン、ピリジ
ン、N、N−ジメチルアニリンの如く、炭素原子数12
以下のもの゛が望ましい0 この炭素原子数は、第三級
アミンをRsN(Rはアルキル基)と表わした場合、各
Rについて4以下とするのがよい。 なお、第三級アミ
ンに代えてそれよシ低級のアミンを使用した場合にルム
アミド、アセトニトリル、テトラヒ〒づラン、ジメチ化
スルホキシド、ジメチルアセトアミド、N−メチルピロ
リドン、ヘキサメチルホスホアミドを使用するのが望ま
しい。 との極性溶媒は、陽イオンに対する溶媒和エネ
ルギーが大きく、陰イオン試剤の反応速度を高める作用
がある。
また、この四級アンモニウムエノラートヲ加アルコール
分解するために使用するアルコールとしては、上記のメ
タノール以外に、エタノール、プロパツール、イソプロ
パツール、ブタノール、ペンタノール等の如き脂肪族ア
ルコールが挙ヴられる0 また、目的物である含フツ素脂肪族マロン酸エステルを
得るために中間生成物を脱アルコール化すべき鉱酸とし
ては、H2SO4、HCI % ’HNO3% HsP
O4@よ使用可能である。
分解するために使用するアルコールとしては、上記のメ
タノール以外に、エタノール、プロパツール、イソプロ
パツール、ブタノール、ペンタノール等の如き脂肪族ア
ルコールが挙ヴられる0 また、目的物である含フツ素脂肪族マロン酸エステルを
得るために中間生成物を脱アルコール化すべき鉱酸とし
ては、H2SO4、HCI % ’HNO3% HsP
O4@よ使用可能である。
上記した如く、本発明の方法によれば、第三級アミンを
非プロトン性極性溶媒中で作用させると共に、孫アルコ
ール分解の段階でアルコールを徐飢に作用させているの
で、目的物に転化されるべき所望の中間生成物を効率良
く、生成させることができ、このために公知の方法に比
べてフルオロアルキルマロン酸エステルを高収率でしか
も容易に合成することができる。
非プロトン性極性溶媒中で作用させると共に、孫アルコ
ール分解の段階でアルコールを徐飢に作用させているの
で、目的物に転化されるべき所望の中間生成物を効率良
く、生成させることができ、このために公知の方法に比
べてフルオロアルキルマロン酸エステルを高収率でしか
も容易に合成することができる。
なお、この合成されたマロン酸エステルについて本発明
者が検討を加えた結果、そのα水素と共にβフッ素が脱
離し易いためにアルキル化が困難であるが、アルキル化
時に特定の塩基を用いるとアルキル化が可罷であること
が判明した。
者が検討を加えた結果、そのα水素と共にβフッ素が脱
離し易いためにアルキル化が困難であるが、アルキル化
時に特定の塩基を用いるとアルキル化が可罷であること
が判明した。
即ち、例えば上記二のエステルは、次式で示すように酸
性度の高いα水素が塩基によシ容易に脱離されてカルボ
アニオン−とな、るが、とのカルボアニオンは、CF3
基からフッ化物イオンを脱離しテ末端シフルオpメチレ
ンマロン酸ニスアル−となる。
性度の高いα水素が塩基によシ容易に脱離されてカルボ
アニオン−とな、るが、とのカルボアニオンは、CF3
基からフッ化物イオンを脱離しテ末端シフルオpメチレ
ンマロン酸ニスアル−となる。
CF s CH(COOCHs )2
!
!
=≠(CF 2=C(COOCH5)2+ Fe)
−この場合、求核性のある溶媒(メタノール、水等)
中では、溶媒の付加、フッ化物イオンの脱離を繰返し、
CT4基が消失してしまう。 他方、求核性のない溶媒
、塩基(例えばNaH/ジメチルホルムアミド)を用い
た場合、カルボアニオン互と末端ジフルオロメチレンマ
ロン酸エステルユトカミハエル (MIchael )
付加、フッ化物イオンの脱離を生じ、次のような縮合物
見を生成させる。
−この場合、求核性のある溶媒(メタノール、水等)
中では、溶媒の付加、フッ化物イオンの脱離を繰返し、
CT4基が消失してしまう。 他方、求核性のない溶媒
、塩基(例えばNaH/ジメチルホルムアミド)を用い
た場合、カルボアニオン互と末端ジフルオロメチレンマ
ロン酸エステルユトカミハエル (MIchael )
付加、フッ化物イオンの脱離を生じ、次のような縮合物
見を生成させる。
旦
従ってこのことから、含フッ素脂肪族マロン酸エステル
遣のアルキル化を行なうためには、カルボアニオン互と
末端ジフルオロメチレンマロン酸エステルIとの平衡が
カルボアニオン1側に存在することが必要となる。 本
発明者は検討を重ねたところ、塩基である上に良好な7
ツ化物イオン供給源であるフッ化セシウムを過剰に用い
ることによって、上記平衡をアニオン側にし、そのアル
キル化が可能に々ることを見出した。 この反応は次の
ように表わせる。
遣のアルキル化を行なうためには、カルボアニオン互と
末端ジフルオロメチレンマロン酸エステルIとの平衡が
カルボアニオン1側に存在することが必要となる。 本
発明者は検討を重ねたところ、塩基である上に良好な7
ツ化物イオン供給源であるフッ化セシウムを過剰に用い
ることによって、上記平衡をアニオン側にし、そのアル
キル化が可能に々ることを見出した。 この反応は次の
ように表わせる。
CF s CH(COOCHs )2 + RXアルキ
ル(下記表に例示した)であることが必要であり、反応
性の低いハロゲン化アルキルを用いるとアルキル化物は
殆んど得られず、上記した縮合物色しか得られない。
なお、ジグリムはジエチレングライコールジメチルエー
テルである。
ル(下記表に例示した)であることが必要であり、反応
性の低いハロゲン化アルキルを用いるとアルキル化物は
殆んど得られず、上記した縮合物色しか得られない。
なお、ジグリムはジエチレングライコールジメチルエー
テルである。
上記アルキル化反応では、C8Fの使用によってカルボ
アニオン且側へ平衡がずれているためにそのアニオンに
対してR■が攻撃し易くなり、アルキル化物−が容易に
生成すると考えられる。
アニオン且側へ平衡がずれているためにそのアニオンに
対してR■が攻撃し易くなり、アルキル化物−が容易に
生成すると考えられる。
なお、上記アルキル化反応においては、CBFに代えて
KFを用いても同様にアルキル化を行なうことができ、
また使用するRXは炭素原子数5以下の他のアルキルハ
ライド(例えばC2H3I)であっても差支えない0 次に、本発明の実施例を詳細に説明するが、以下の実施
例は本発明を限定するものではなく、その技術的思想に
基いて種々変形が可能である。
KFを用いても同様にアルキル化を行なうことができ、
また使用するRXは炭素原子数5以下の他のアルキルハ
ライド(例えばC2H3I)であっても差支えない0 次に、本発明の実施例を詳細に説明するが、以下の実施
例は本発明を限定するものではなく、その技術的思想に
基いて種々変形が可能である。
実施例1
0のミクロフラスコにOFIB−M、OH付加体116
2(500mmoA) とアセトニ、トリル100c
cを入れ、トリエチルアミン101.2f (1vno
j)を10〜20°Cで滴下した。 約4吟、室温で1
時間攪拌し、四級アミンエノラートの生成を19F N
MRで確認後、メタノール100ccを発熱に注意しな
がら水浴中で滴下した(約40分)010°C前後で1
時間1o9I−かきまぜ”F NMRで3.4の生成が
認められたので、水にあけ、油層を分離し、水層をジエ
チルエーテルで抽出した。 油層とエーテル層を一緒に
し、水による洗浄を2回行ない、硫酸マグネシウムで乾
燥した。 エーテルを減圧下で留去後、濃硫酸10cc
を加え、−晩攪拌して氷の上にあけた。 油層を分離し
、水層をエーテルで抽出した後、水、飽和食塩水で洗浄
し、硫酸マグネシウムで乾燥した0減圧でエーテル留去
後、減圧蒸留を行い、沸点65〜66°C/10mra
Hrのトリフルオロメチルマロン酸ジメチルCF 5C
H(C00CH5)267.52f を収率6B%で豪
。 この生成物は、次の各スペクトル分析で確認された
。
2(500mmoA) とアセトニ、トリル100c
cを入れ、トリエチルアミン101.2f (1vno
j)を10〜20°Cで滴下した。 約4吟、室温で1
時間攪拌し、四級アミンエノラートの生成を19F N
MRで確認後、メタノール100ccを発熱に注意しな
がら水浴中で滴下した(約40分)010°C前後で1
時間1o9I−かきまぜ”F NMRで3.4の生成が
認められたので、水にあけ、油層を分離し、水層をジエ
チルエーテルで抽出した。 油層とエーテル層を一緒に
し、水による洗浄を2回行ない、硫酸マグネシウムで乾
燥した。 エーテルを減圧下で留去後、濃硫酸10cc
を加え、−晩攪拌して氷の上にあけた。 油層を分離し
、水層をエーテルで抽出した後、水、飽和食塩水で洗浄
し、硫酸マグネシウムで乾燥した0減圧でエーテル留去
後、減圧蒸留を行い、沸点65〜66°C/10mra
Hrのトリフルオロメチルマロン酸ジメチルCF 5C
H(C00CH5)267.52f を収率6B%で豪
。 この生成物は、次の各スペクトル分析で確認された
。
IR: 1フ55σ−1(C謬10)19F NM
R: H−11,1ppm (d、 J−s、oHz
)”HNMR(ccl、) : 4.llppm (q
+CFs−CJi−)、3.8 a ppm(S+ O
Me)実施例2 100−のナス型フラスコにフッ化セシウム911f(
60rrmot )を入れ、減圧下、200°Cで2時
間乾燥した。 室温に戻した後、手早くジグリム40c
cを加え、ガラス棒で固まったフッ化セシウムを粉状に
し、トリフルオロメチルマロン酸エステル4f(20m
!1IOL)とヨウ化メチル3.12f (22mmo
t) を加えた。 室温で一晩攪拌した後、水にあけ
、工一チル抽出を3回行なった。 ジグリムがエーテル
層から消失するまで水で4.5回洗浄し、硫酸マグネシ
ウムで乾燥した。 減圧下でエーテル蒸留後、減圧蒸留
を行ない、沸点63〜65°C/ 10 wnHtのメ
チル−トリフルオロメチルマロン酸ジメチルCFs(C
H5)C(C00CHs)22.56fを収率60%テ
得た。
R: H−11,1ppm (d、 J−s、oHz
)”HNMR(ccl、) : 4.llppm (q
+CFs−CJi−)、3.8 a ppm(S+ O
Me)実施例2 100−のナス型フラスコにフッ化セシウム911f(
60rrmot )を入れ、減圧下、200°Cで2時
間乾燥した。 室温に戻した後、手早くジグリム40c
cを加え、ガラス棒で固まったフッ化セシウムを粉状に
し、トリフルオロメチルマロン酸エステル4f(20m
!1IOL)とヨウ化メチル3.12f (22mmo
t) を加えた。 室温で一晩攪拌した後、水にあけ
、工一チル抽出を3回行なった。 ジグリムがエーテル
層から消失するまで水で4.5回洗浄し、硫酸マグネシ
ウムで乾燥した。 減圧下でエーテル蒸留後、減圧蒸留
を行ない、沸点63〜65°C/ 10 wnHtのメ
チル−トリフルオロメチルマロン酸ジメチルCFs(C
H5)C(C00CHs)22.56fを収率60%テ
得た。
この生成物は、次の各スペクトル分析で確認されたO
IR: 1750 cm−1(C−0)”FNMR:
−7,5ppm (S)’HNMR(CC14
): 1.66ppm(S、CHs )、3.g l
ppm (S、 C1hle )実施例3 50cc のニツロフラスコにフッ化セシウム9.11
F(60mmej )を入れ、減圧下、200°Cで
2時間乾燥した。 室温に戻した後、手早くジグリム1
6ccを加え、ガラス棒で固まった7ツ化セシウムを粉
状にし、臭化ベンジル3.76F (22−et)を加
えた。
−7,5ppm (S)’HNMR(CC14
): 1.66ppm(S、CHs )、3.g l
ppm (S、 C1hle )実施例3 50cc のニツロフラスコにフッ化セシウム9.11
F(60mmej )を入れ、減圧下、200°Cで
2時間乾燥した。 室温に戻した後、手早くジグリム1
6ccを加え、ガラス棒で固まった7ツ化セシウムを粉
状にし、臭化ベンジル3.76F (22−et)を加
えた。
五、ロフラスコを油浴に入れ、70〜75°Cでトリフ
ルオロメチルマロン酸ジメチル4f(20mmot)と
ジグリム20cc の溶液をゆっく少滴下した。1時間
10分滴下後、1時間攪拌した後、水にあけ、前述と同
様に処理した0 減圧蒸留を行ない、沸点115ル分析
で確認された。
ルオロメチルマロン酸ジメチル4f(20mmot)と
ジグリム20cc の溶液をゆっく少滴下した。1時間
10分滴下後、1時間攪拌した後、水にあけ、前述と同
様に処理した0 減圧蒸留を行ない、沸点115ル分析
で確認された。
IR: 1745 f’ (C=o)19F NM
R: −12,2Ppl!l (S)五NMR(
CCl 4): 7.29ppm (S、芳香族5H
)、3.50ppm (S、Ph−CH2)、3−73
ppm (S、 −OMe )代理人 弁理士 掻
板 宏
R: −12,2Ppl!l (S)五NMR(
CCl 4): 7.29ppm (S、芳香族5H
)、3.50ppm (S、Ph−CH2)、3−73
ppm (S、 −OMe )代理人 弁理士 掻
板 宏
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、一般式: (但、Rfはフルオロアルキル基、Rはアルキル基を示
す。) で表わされるフルオロアルキル化合物−アルコール付加
体に非プロトン性極性溶媒中で所定量の第三級アミンを
作用させることによシ四級アンモニウムエノラートを生
成させ、次いでこの四級アンモニウムエノラートにアル
コールを徐々に作用させ、加アルコール分解を行なうこ
とによりそのアルコール付加体から誘導されるモノエス
テルを生成させ、次いでこのエステルを更にアルコール
と反応させてから鉱酸で処理することによシ、一般式: %式%) (但、Rf及びRは前記したものと同じ。)で表わされ
るフルオロアルキルマロン酸エステルを得ることを特徴
とするフルオロアルキルマロン酸エステルの製造方法。 2、 RtがCFsからなっている、特許請求の範囲
の第1項に記載した方法。 3、 Rが炭素原子数5以下のアルキル基からなって
いる、特許請求の範囲の第1項又は第2項に記載した方
法。 4、炭素原子数12以下の第三級アミンを二当量作用さ
せる、特許請求の範囲の第1項〜第3項のいずれか1項
に記載した方法。 5、非プロトン性極性溶媒として、ジメチルホルムアミ
ド、アセトニトリル、テトラヒドロフラン、ジメチルス
ルホキシド、′ジメチルアセトアミド、N−メチルピロ
リドン、ヘキサメチルホスホアミド、を作用させる、特
許請求の範囲の第1項〜第4項のいずれか1項に記載し
た方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15543981A JPS5857340A (ja) | 1981-09-30 | 1981-09-30 | フルオロアルキルマロン酸エステルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15543981A JPS5857340A (ja) | 1981-09-30 | 1981-09-30 | フルオロアルキルマロン酸エステルの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5857340A true JPS5857340A (ja) | 1983-04-05 |
JPS6213941B2 JPS6213941B2 (ja) | 1987-03-30 |
Family
ID=15606051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15543981A Granted JPS5857340A (ja) | 1981-09-30 | 1981-09-30 | フルオロアルキルマロン酸エステルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5857340A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6849194B2 (en) | 2000-11-17 | 2005-02-01 | Pcbu Services, Inc. | Methods for preparing ethers, ether compositions, fluoroether fire extinguishing systems, mixtures and methods |
-
1981
- 1981-09-30 JP JP15543981A patent/JPS5857340A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6849194B2 (en) | 2000-11-17 | 2005-02-01 | Pcbu Services, Inc. | Methods for preparing ethers, ether compositions, fluoroether fire extinguishing systems, mixtures and methods |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6213941B2 (ja) | 1987-03-30 |
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