JP3172173B2 - フルオロカーボン化合物及びその製造法 - Google Patents

フルオロカーボン化合物及びその製造法

Info

Publication number
JP3172173B2
JP3172173B2 JP50176791A JP50176791A JP3172173B2 JP 3172173 B2 JP3172173 B2 JP 3172173B2 JP 50176791 A JP50176791 A JP 50176791A JP 50176791 A JP50176791 A JP 50176791A JP 3172173 B2 JP3172173 B2 JP 3172173B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ethylene
perfluoroalkyl
reaction
chlorine
bis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP50176791A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05502866A (ja
Inventor
クレスパン,カール・ジヨージ
Original Assignee
イー・アイ・デユポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by イー・アイ・デユポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー filed Critical イー・アイ・デユポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー
Publication of JPH05502866A publication Critical patent/JPH05502866A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3172173B2 publication Critical patent/JP3172173B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C303/00Preparation of esters or amides of sulfuric acids; Preparation of sulfonic acids or of their esters, halides, anhydrides or amides
    • C07C303/24Preparation of esters or amides of sulfuric acids; Preparation of sulfonic acids or of their esters, halides, anhydrides or amides of esters of sulfuric acids
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C305/00Esters of sulfuric acids
    • C07C305/02Esters of sulfuric acids having oxygen atoms of sulfate groups bound to acyclic carbon atoms of a carbon skeleton
    • C07C305/04Esters of sulfuric acids having oxygen atoms of sulfate groups bound to acyclic carbon atoms of a carbon skeleton being acyclic and saturated
    • C07C305/08Dialkylsulfates; Substituted dialkylsulfates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C305/00Esters of sulfuric acids
    • C07C305/26Halogenosulfates, i.e. monoesters of halogenosulfuric acids
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C31/00Saturated compounds having hydroxy or O-metal groups bound to acyclic carbon atoms
    • C07C31/34Halogenated alcohols
    • C07C31/40Halogenated alcohols perhalogenated
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D303/00Compounds containing three-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom
    • C07D303/02Compounds containing oxirane rings
    • C07D303/08Compounds containing oxirane rings with hydrocarbon radicals, substituted by halogen atoms, nitro radicals or nitroso radicals

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Epoxy Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 モノマー及び化学中間体として有用な新規フッ素化ハ
ロスルホネート、(ポリ)サルフェート、ハロヒドリン
及びエポキシドを、(ペルフルオロアルキル)エチレン
を三酸化硫黄及びハロゲンの組み合わせと反応させ、そ
の反応生成物をさらに反応させることにより製造する。
発明の背景 U.S.特許3,562,310は、R(CH2mIと三酸化硫黄(SO
3)の反応による式[R(CH2(OSO2)pOの化合
物の製造を開示しており、ここでmは1,2又は3であ
り、pは2−6の整数であり、Rはペルフルオロアルキ
ルである。これらのポリサルフェートから対応するアル
コールへの加水分解も記載されている。SO3と共にハロ
ゲンを使用すること、あるいはSO3との反応におけるフ
ッ素化オレフィンの使用は言及されていない。
U.S.特許4,362,672は、CF2=CFYのSO3及び臭素又はヨ
ウ素との反応によりXCF2CFYOSO2−基を含む中間化合物
を生成することによるジフルオロハロアセチルフルオリ
ドの製造を開示しており、ここでXはI又はBrであり、
YはF、Cl、Br又はIである。任意に触媒の存在下にお
ける中間体の熱分解により、ジフルオロハロアセチルフ
ルオリドを得る。この特許では、完全にハロゲン化され
た(しかし他の置換はされていない)エチレンのみを反
応させる。これは、SO3/ハロゲンの組み合わせと反応す
る(ペルフルオロアルキル)エチレンがビニルハロゲン
を含まない本発明と対照的である。
C.G.Krespan及びD.A.Dixon,J.Org.Chem.,Vol.51,pp.4
460−4466(1986)は、SO3とペルフルオロ−2−ブテン
の反応を記載している。この文献の場合、オレフィンは
完全にフッ素化されており、SO3と組み合わせてハロゲ
ンは使用されていない。
2つの文献がモノ(ペルフルオロアルキル)エチレン
のハロヒドリンの製造、及び(通常)その後の対応する
エポキシドを与える塩基との反応を記載している。モノ
(ペルフルオロアルキル)エチレンと次亜ハロゲン酸
(U.S.特許2,700,686)、又は水銀イオンの存在下にお
ける臭素及び酢酸[C.Coudures等、J.Fluorine Chem.,
Vol.24,pp.93−104(1984)]との反応がモノ(ペルフ
ルオロアルキル)エチレンハロヒドリンの製造法であ
る。U.S.S.R.特許390,084[Chem.Abs.,Vol.80,27084u
(1974)]及びE.T.McBee及びT.M.Burton,J.Am.Chem.so
c.,Vol.74,pp,3022−3023(1952)などの他の文献に、
他の方法によるモノ(ペルフルオロアルキル)エチレン
のハロヒドリン及びエポキシドの製造が記載されてい
る。名目上モノ(ペルフルオロアルキル)エチレンから
誘導したエポキシドの製造に関する以前の研究の短かい
“レビュー”が、D.D.Smith等、Ind.Eng.Chem.,Vol.49,
pp.1241−1246(1957)にある。このSmithの論文は、そ
のようなエポキシドの重合及びポリマーの低負荷潤滑剤
としての利用も記載している。これらの文献のいずれも
SO3を使用しておらず、ビス(ペルフルオロアルキル)
エチレンハロヒドリン又はエポキシドの製造に言及して
いない。
モノ−及びビス(ペルフルオロアルキル)エチレンハ
ロヒドリン及びエポキシドの製造の中間体として有用な
新規ハロスルホネート及びサルフェートの提供、及び新
規ビス(ペルフルオロアルキル)エチレンハロヒドリン
及びエポキシドの提供が本発明の目的である。モノ(ペ
ルフルオロアルキル)エチレン及び新規ビス(ペルフル
オロアルキル)エチレンハロヒドリン及びエポキシドの
製造、ならびにモノ−及びビス(ペルフルオロアルキ
ル)エチレンとSO3及びハロゲンの反応及び所望の生成
物を得るための続く他の反応による中間サルフェート及
びハロスルホネートの製造のための、容易で安価な方法
の提供が本発明のもうひとつの目的である。モノ−及び
ビス(ペルフルオロアルキル)エチレンエポキシドは、
化学中間体及びモノマーとして有用である。
発明の概略 本発明は、次式 R2R3FCCHXCHR1(OSO2nZ [式中、各R2及びR3は独立してフッ素又はペルフルオロ
アルキルであり、R1はH又は−CFR2R3であり、Xは塩
素、臭素又はヨウ素であり、Zは塩素、臭素及び−OCHR
1CHXCFR2R3から成る群より選び、nは1−6の整数であ
る]の新規(ポリ)サルフェート及びハロスルホネート
化合物に関する。
本発明はさらに、次式 R2R3FCCHXCH(OH)CFR2R3 [式中、R2、R3及びXは上記と同義である]のハロヒド
リン、及び次式 [式中、R2及びR3は上記と同義である]のエポキシドに
関する。又、SO3及び塩素、臭素ならびにヨウ素から成
る群より選んだハロゲンを、式R2R3FCCH=CHR1[式中、
R1、R2及びR3は上記と同義である]の(ペルアルオロア
ルキル)エチレンと反応させることによるフ素化サルフ
ェート及びハロスルホネートの製造法も提供する。ハロ
ヒドリン、サルフェート及びハロスルホネートは、フッ
素化エポキシドの製造の中間体として有用であり、フッ
素化エポキシドは化学中間体及びモノマーとして有用で
ある。
発明の詳細な説明 本発明は、次式 R2R3FCCHXCHR1(OSO2nZ [式中、各R2及びR3は独立してフッ素又はペルフルオロ
アルキルであり、R1はH又は−CFR2R3であり、Xは塩
素、臭素又はヨウ素であり、Zは塩素、臭素及び−OCHR
1CHXCFR2R3から成る群より選び、Nは1−6の整数であ
る]の新規(ポリ)サルフェート及びハロスルホネート
化合物に関する。このようなサルフェート及びハロスル
ホネートは、SO3及びハロゲン(フッ素を除く)と、式R
2R3FCCH=CFR1[式中、R1、R2及びR3は上記と同義であ
る]の(ペルフルオロアルキル)エチレン(下記)との
反応により製造する。サルフェート及びハロスルホネー
トは、対応するエポキシドの合成の中間体として有用で
ある。nは2−4であることが好ましい。R2がフッ素で
あるのが好ましく、特にR2がフッ素であり、R3がn−ペ
ルフルオロアルキルであるのが好ましい。R2がフッ素で
あり、R3がn−ペルフルオロアルキルであり、R1が水素
又は−CF2R4であり、ここでR4がn−ペルフルオロアル
キルであることが最も好ましい。又、すべてのペルフル
オロアルキル基の炭素数がそれぞれ最高12であることも
好ましい。好ましい化合物において、Z及びXは塩素及
び臭素であり、特に好ましい化合物において、Z及びX
は塩素である。他の好ましい化合物において、Zは−OC
HR1CHXCFR2R3である。
本文で“ペルフルオロアルキル”(n−ペルフルオロ
アルキルを含む)という言葉は、最高2個のフッ素原子
を水素及び/又は塩素で置換することができるペルフル
オロアルキル基を含む。ペルフルオロアルキル基は、分
枝鎖構造も含み、アルキル部分の間にエーテル酸素を含
むこともできる。
さらに本発明は、次式 R2R3FCCHXCH(OH)CFR2R3 [式中、R2、R3及びXは上記と同義である]のハロヒド
リンに関する。各R2がフッ素であることが好ましく、各
R2がフッ素であり、各R3がn−ペルフルオロアルキルで
あることが特に好ましい。又、すべてのペルフルオロア
ルキル基の炭素数がそれぞれ最高12であることが好まし
い。Xが塩素及び臭素であることが好ましく、Xが塩素
であることが特に好ましい。そのようなハロヒドリンは
塩基と反応して化学中間体として有用な(下記)エポキ
シドを形成することができる。
本発明は次式 [式中、各R2及び各R3は独立にフッ素又はペルフルオロ
アキルである]のエポキシドに関する。各R2がフッ素で
あることが好ましく、各R2がフッ素であり、各R3がn−
ペルフルオロアルキルであることが特に好ましい。又、
すべてのペルフルオロアルキル基の炭素数がそれぞれ最
高12であることが好ましい。そのようなエポキシドは新
規化合物であり、加水分解してモノマーとして有用な
(U.S.特許3,337,644を参照)対応するグリコール(実
験2を参照)とすることができる。そのようなエポキシ
ドは、実施例に示す通り対応するハロヒドリン(上記)
と塩基の反応により製造することができる。これらの反
応は、モノ(ペルフルオロアルキル)エチレンから誘導
したハロヒドリンと塩基の反応と類似であり;後者の反
応は、同業者に周知である。
上記の議論から、上記のサルフェート及びハロスルホ
ネートの製造には、モノ−又はビス(ペルフルオロアル
キル)エチレンとSO3及びハロゲンの反応が必要である
ことが明らかである。上記のハロヒドリンは、ビス(ペ
ルフルオロアルキル)エチレンから誘導したサルフェー
ト又はハロスルホネートの加水分解により製造すること
ができ、一方エポキシドはハロヒドリンから塩基との反
応により製造することができる。従って上記の化合物の
好ましい種類を、それを誘導するエチレン、及びある場
合にはエチレンとSO3/ハロゲンの反応に使用するハロゲ
ンにより特定することは、比較的簡単である。典型的反
応の化学、及びそれにより得られる生成物を実施例中の
式により例示する。
従ってサルフェートは、(ペルフルオロ−n−ブチ
ル)エチレン、1,2−ビス(ペルフルオロ−n−ブチ
ル)エチレン、3,3,3−トリフルオロプロペン(トリフ
ルオロメチルエチレンとも呼ばれる)、1,2−ビス(ト
リフルオロメチル)エチレン、(ペルフルオロドデシ
ル)エチレン、(6−H−ペルフルオロヘキシル)エチ
レン、(3−オキサ−ペルフルオロヘキシル)エチレ
ン、(ペルフルオロ−3−メチルブチル)エチレン、
(3,6,9−トリオキサペルフルオロ−5,8−ジメチルドデ
シル)エチレン、(3,4−ジクロロペルフルオロブチ
ル)エチレン、(ペルフルオロエチル)エチレン、(1
−トリフルオロメチル−2−ペルフルオロエチル)エチ
レン、1,2−ビス(ペルフルオロエチル)エチレン、
[1−ペルフルオロエチル−2−(2−H−テトラフル
オロエチル)]エチレンから製造することができる。
ハロスルホネートは、塩素及び臭素ならびに(ペルフ
ルオロ−n−ブチル)エチレン、1,2−ビス(ペルフル
オロ−n−ブチル)エチレン、3,3,3−トリフルオロプ
ロペン[(トリフルオロメチル)エチレンとも呼ばれ
る]、1,2−ビス(トリフルオロメチル)エチレン、
(ペルフルオロドデシル)エチレン、(6−H−ペルフ
ルオロヘキシル)エチレン、(3−オキサ−ペルフルオ
ロヘキシル)エチレン、(ペルフルオロ−3−メチルブ
チル)エチレン、(3,6,9−トリオキサペルフルオロ−
5,8−ジメチルドデシル)エチレン、(3,4−ジクロロペ
ルフルオロブチル)エチレン、(ペルフルオロエチル)
エチレン、(1−トリフルオロメチル−2−ペルフルオ
ロエチル)エチレン、1,2−ビス(ペルフルオロエチ
ル)エチレン、及び[1−ペルフルオロエチル−2−
(2′−H−テトラフルオロエチル)]エチレンから製
造することができる。塩素が好ましいハロゲンである。
ハロヒドリンは、塩素、臭素又はヨウ素及び1,2−ビ
ス(ペルフルオロ−n−ブチル)エチレン、1,2−ビス
(トリフルオロメチル)エチレン及び1,2−ビス(ペル
フルオロエチル)エチレンから製造することができる。
塩素及び臭素が好ましいハロゲンであり、塩素が特に好
ましい。
エポキシドは、1,2−ビス(ペルフルオロ−n−ブチ
ル)エチレン、1,2−ビス(トリフルオロメチル)エチ
レン及び1,2−ビス(ペルフルオロエチル)エチレンか
ら製造することができる。
上記サルフェート、ハロスルホネート、ハロヒドリン
及びエポキシドの製造に使用するのに好ましいエチレン
(ハロヒドリン及びエポキシドの場合は二置換エチレ
ン)は、(トリフルオロメチル)エチレン、1,2−ビス
(トリフルオロメチル)エチレン、(ペルフルオロエチ
ル)エチレン、1,2−ビス(ペルフルオロエチル)エチ
レン、(ペルフルオロブチル)エチレン及び1,2−ビス
(ペルフルオロブチル)エチレンである。
フッ素化サルフェート及び/又はハロスルホネートの
製造法は、SO3及び塩素、臭素ならびにヨウ素から成る
群より選んだハロゲンの、式R2R3FCCH=CHR1[式中、
R1、R2及びR3は上記と同義である]の(ペルフルオロア
ルキル)エチレンとの反応を含む。好ましい(ペルフル
オロアルキル)エチレンにおいて、各R2はフッ素であ
り、特に好ましい(ペルフルオロアルキル)エチレンに
おいて、各R2はフッ素であり、R3はn−ペルフルオロア
ルキルである。最も好ましい(ペルフルオロアルキル)
エチレンにおいて、各R2はフッ素であり、R3はn−ペル
フルオロアルキルであり、R1は水素又は−CF2R3であ
り、ここでR3はn−ペルフルオロアルキルである。好ま
しい(上記の又は他の好ましい)(ペルフルオロアルキ
ル)エチレンは、それぞれ炭素数が最高12のペルフルオ
ロアルキル基を有する。
反応で使用するSO3は、純粋な化合物として、又は硫
酸中に溶解して加えることができ、溶液は通常発煙硫酸
と呼ばれる。(ペルフルオロアルキル)エチレンに対す
るSO3のモル比の上限はわからないが、(ペルフルオロ
アルキル)エチレンに対するSO3の好ましいモル比は、
約1.0−10であり、約1.5−約5が特に好ましく、約3−
約4が最も好ましい。ここに参照として含むL.G.Anello
及びR.F.Sweeny,J.Org.Chem.,Vol.35,p.120(1970)
に、他のフッ素化(ポリ)サルフェートに関連して“n"
の値に対する“過剰の"SO3の添加の影響が議論されてい
る。本方法は、SO3量により類似の影響を受けると思わ
れる。
反応で使用するハロゲンは、通常純粋なハロゲンとし
て加える。塩素及び臭素が好ましいハロゲンであり、塩
素が特に好ましい。ハロゲンは、その物理的形態に依存
して気体、液体又は固体として加えることができる。
(ペルフルオロアルキル)エチレンに対するハロゲンの
モル比は、約0.25−約4であり、約0.5−約1.0が好まし
い。成分はどのような順序でも混合することができる
が、SO3とハロゲンを最初に混合し、その後(ペルフル
オロアルキル)エチレンを加えるのが好ましい。試薬の
混合の間、温度の制御のための予備手段を講じなければ
ならない。
本発明で有用な(ペルフルオロアルキル)エチレンに
は、(ペルフルオロ−n−ブチル)エチレン、1,2−ビ
ス(ペルフルオロ−n−ブチル)エチレン、3,3,3−ト
リフルオロプロペン(トリフルオロメチルエチレンとも
呼ばれる)、1,2−ビス(トリフルオロメチル)エチレ
ン、(ペルフルオロドデシル)エチレン、(6−H−ペ
ルフルオロヘキシル)エチレン、(3−オキサ−ペルフ
ルオロヘキシル)エチレン、(ペルフルオロ−3−メチ
ルブチル)エチレン、(3,6,9−トリオキサペルフルオ
ロ−5,8−ジメチルドデシル)エチレン、(3,4−ジクロ
ロペルフルオロブチル)エチレン、(ペルフルオロエチ
ル)エチレン、(1−トリフルオロメチル−2−ペルフ
ルオロエチル)エチレン、1,2−ビス(ペルフルオロエ
チル)エチレン、及び[1−ペルフルオロエチル−2−
(2′−H−テトラフルオロエチル)]エチレンが含ま
れるが、これらに限られるわけではない。
反応は約0℃−約100℃で、好ましくは約15℃−約70
℃で行う。反応は、選んだ反応物及び温度に依存して約
10分から約数時間を要する。圧力は重要ではないが、塩
素のように気体のハロゲンを用いる場合、高温及び高濃
度を得るために高圧を用いることができる。自己発生圧
力、通常約0.1−約100気圧を用いることが多い。反応の
間、反応塊を撹拌するのが好ましい。
溶媒を使用しないのが好ましいが、必要なら反応条件
下で不活性な溶媒を使用することができる。
反応容器は、反応条件下で不活性などのような材料で
作られていることもできる。ガラス又はHastelloyR(St
oody Deloro Rtellite,Inc.の商標)が適している。
出発材料は適度に乾燥するべきであり、反応の間水分
を排除しなければならない。水分排除のために窒素又は
アルゴンなどの不活性雰囲気を使用するのが簡便である
こともある。
反応のサルフェート及びハロスルホネート生成物は、
結晶化又は蒸留などの同業者に周知の方法で単離するこ
とができる。別の場合、“下流”生成物が必要な時、粗
サルフェート及びハロスルホネートを単離せずに加水分
解することができる。そのような方法は、以下の実施例
で例示する。
実施例 実施例1 (ペルフルオロブチル)エチレンとSO3/I2の反応 32.1g(0.13モル)の(ペルフルオロブチル)エチレ
ンを加えながら三酸化硫黄(9.6g、0.12モル)を撹拌し
た。反応の兆候がなかったので、30.5g(0.12モル)の
ヨウ素を加えると、発熱が起こって45℃となり、その後
下がった。混合物を25℃にて終夜撹拌し、その後50℃に
て30分撹拌した。発生した気体は、IR分析により主にSO
2であることが示された。0.15mmにて加温することによ
り揮発性物質を除去し、5.3gのオレフィン及び少量のヨ
ウ素を回収した。固化した残留物を粉砕し、水と共に撹
拌し、濾過し、空気乾燥して29.2g(SO3に基づいて58
%)のビス(3,3,4,4,5,5,6,6,6−ノナフルオロ−2−
ヨードヘキシル)サルフェート(1)、融点45−48℃を
得た。メタノール−水からの再結晶により分析用試料、
融点48−51℃を得た。
IR(CDCl3):2984及び2900(飽和CH)、1421(おそらく
−SO2−)、1250−1140cm-1(SO2,CF,C−O)。NMR(CD
Cl3):構造1と矛盾しない1H及び19Fスペクトル・元素
分析 C12H6F18I2O4Sの計算値:C,17.12;H,0.72;I,30.1
4;S,3.18。測定値:C,17.21;H,0.65;I,29.98;S,4.11。
実施例2 (ペルフルオロブチル)エチレンとSO3/I2の反応 203g(0.80モル)のヨウ素及び394g(1.6モル)の
(ペルフルオロブチル)エチレンの混合物を撹拌しなが
ら250g(3.125モル)のSO3を10時間かけて滴下した。−
80℃のトラップ中で凝縮した排−ガスを、ゆっくり25℃
に温め、約32mLのSO2を蒸発させ;残留液を反応混合物
に戻し、全体を終夜撹拌した。2mmにて50℃に加温して
揮発性物質を除去し、部分的に固体の残留物が残った。
残留物を1Lの水中の350mLの濃H2SO4の溶液と共に75−80
℃にて5時間撹拌した。混合物を冷却し、濾過し、濾液
の有機層を分別して163.2g(26%)の3,3,4,4,5,5,6,6,
6−ノナフルオロ−2−ヨードヘキサノール−1
(2)、沸点56−62℃(3.5mm)、融点30−31℃を得
た。IR(ニート):3400(OH)、2952及び2896(飽和C
H)、1250−1100cm-1(CF,C−O)。NMR(CDCl3):1H及
19Fは構造2と一致。元素分析 C6H4F9IOの計算値:C,
18.48;H,1.03;1,32.54。測定値:C,18.20;H,0.94;I,31.2
0,31.05。
実施例3 (ペルフルオロブチル)エチレンとSO3/Br2の反応 32g(16.7mL,0.4モル)の三酸化硫黄及び16.0g(0.10
モル)の臭素の混合物に、49.2g(0.20モル)の(ペル
フルオロブチル)エチレンを滴下した。添加の完了後、
混合物を撹拌すると発熱及び一定の気体の発生がおさま
った。さらに16g(0.10モル)の臭素を加えると、さら
にわずかに反応した。混合物を終夜撹拌し、20mmにて排
気し、過剰の臭素を除去した。撹拌した混合物を200mL
の水で処理し(最初は注意深く)、その後80℃に13.5時
間加熱した。分別により45.7g(67%)の3,3,4,4,5,5,
6,6,6−ノナフルオロ−2−ブロモヘキサノール−1
(3)、沸点64℃(10mm)を得た。IR(ニート):3401
(ブロード、OH)、2954及び2898(飽和CH)、1250−11
00cm-1、(CF,C−O)。NMR(CDCl3):1H及び19Fは与え
られた構造と一致。MS:構造3と一致する化合物とその
トリメチルシリル誘導体のスペクトル。
さらに分別すると、14.7g(20%)のビス(3,3,4,4,
5,5,6,6,6−ノナフルオロ−2−ブロモヘキシル)サル
フェート(4)、沸点98−102℃(0.02mm)を得た。IR
(ニート):2999(飽和CH)、1423(SO2)、1250−1100
cm-1(CF、C−O、SO2)。NMR(CDCl3):1H及び19F
は、与えられた構造と一致。元素分析 C12H6Br2F18O4S
の計算値:C,19.27;H,0.81;Br,21.36;S,4.29。測定値:C,
19.22;H,0.77;Br,21.08;S,4.72。
実施例4 ビス(ペルフルオロブチル)エチレンとSO3/Br2の反応 16.0g(0.10モル)の臭素及び32.0g(0.4モル、16.7m
L)の三酸化硫黄の混合物に、46.4g(0.10モル)の1,2
−ビス(ペルフルオロブチル)エチレンを加えた。混合
物を40−50℃で2時間撹拌し、その間に気体の発生が静
まった。25℃で終夜撹拌した後、混合物を注意深く200m
Lの水で処理し、3時間撹拌した。終夜撹拌すると、有
機層は強い臭素色を再び呈し、最初のGCピークが大きく
なり、次のピークがほとんど消えた;後者の生成物は、
ブロモスルホネートであると思われる。上部水層を50mL
のCH2Cl2で抽出し、合わせた抽出物及び生成物層を50mL
の水で洗浄し、CaSO4上で乾燥し、濾過し、蒸留した。
このようにして43.6g(78%)のペルフルオロ(6−ブ
ロモ−5H,6H−デカン−5−オール)(5)、沸点80−8
3℃(9.5mm)を得た。IR(ニート):3495(ブロード、O
H)、2996(飽和CH)、1250−1100cm-1(CF,C−O)。N
MR(CDCl3):1H及び19Fスペクトルは、5の2ラセミ体
の混合物と矛盾しない。MS:構造5に合う化合物及びそ
のトリメチルシリル誘導体のスペクトル。元素分析 C
10H3BrF18Oの計算値:C,21.41;H,0.54;Br,14.24。測定
値:C,21.24;H,0.54;Br,13.93。
蒸留の残留物は、純度96%の6、すなわち5のサルフ
ェートであった。IR(ニート):2986(飽和CH)、1433
(SO2)、1250−1100cm-1(CF、C−O、SO2)。NMR(C
DCl3):1H及び19Fは構造6と矛盾しない。MS:FAB+は、
予想されたM+ピークを与える。
実施例5 3,3,3−トリフルオロプロペンと発煙硫酸の反応 1036g(SO3に基づいて2.6モル)の20%発煙硫酸及び8
0g(0.50モル)の臭素を−80℃のコンデンサー下で撹拌
しながら68g(0.71モル)の3,3,3−トリフルオロプロペ
ンを、容器温度が9−17℃に保たれるように回分式で通
過させた。添加に4時間かかり、その後臭素色がほとん
ど消えた。反応混合物を100mLのブロモヒドリン7と共
に少量のサルフェート8(GC/MS及びNMRで同定)を得
た。その後反応混合物を2Lの水に滴下し、得られた混合
物を500mLのCH2Cl2で2回抽出した。合わせた抽出物の
蒸留により47.7gの2−ブロモ−3,3,3−トリフルオロプ
ロパノール(7)、沸点60−61℃(50mm)を得た。IR
(ニート):3393(OH)、2950及び2894(飽和CH)、125
0−1150cm-1(CF、C−O)。NMR(CDCl3):1H及び19F
スペクトルはブロモヒドリン7と一致。酸水溶液混合物
を90℃に30分間加熱し、冷却し、500mLのCH2Cl2で2回
再抽出した。これらの抽出物を分別し、さらに42.3gの
純粋な7、沸点60−62℃(50mm)を得た。従って合計収
量は90.0g(66%)であった。
実施例6 (ペルフルオロブチル)エチレンと発煙硫酸/Cl2の反応 20%発煙硫酸の一部(200g、約0.5モルのSO3が含まれ
る)を−80℃のコンデンサー下で撹拌しながら、塩素
(35.5g、−80℃で22mL、0.5モル)及び(ペルフルオロ
ブチル)エチレン(131g、0.50モル)を、いくらかの塩
素色が保たれ、容器温度が10−15℃に保たれるよう数回
に分けて交互に2時間で加えた。その後混合物を2時間
激しく撹拌し、37℃までの発熱がゆっくり起こり、おさ
まった。上部有機層のGC/MSによる分析は、クロロヒド
リン10及びジクロリド9の他に10のサルフェート及びク
ロロスルホネートの両方の存在を示した。混合物全体を
撹拌しながらゆっくり1Lの水に加え、全体を1時間還流
した(75−80℃)。有機層をMgSO4上で乾燥し、濾過
し、蒸留して71.8g(45%)の1,2−ジクロロ−3,3,4,4,
5,5,6,6,6−ノナフルオロヘキサン(9)、沸点73−79
℃(100mm)を得、続いて38.0g(25%)の2−クロロ−
3,3,4,4,5,5,6,6,6−ノナフルオロヘキサノール−1(1
0)、沸点96−97℃(100mm)を得た。IR(ニート):338
7(強、OH)、2955及び2899(飽和CH)、1250−1100cm
-1(CF、C−O)。NMR(CDCl3):1H及び19Fスペクトル
は、与えられた構造と矛盾しない。MS:そのままのスペ
クトル及びトリメチルシリル誘導体のスペクトルは構造
10を支持している。元素分析 C6H4ClF9Oの計算値:C,2
4.14;H,1.35;Cl,11.88。測定値:C,24.02;H,1.37;Cl,12.
01。
実験1 ヨードヒドリンと塩基の反応 106g(0.27モル)のヨードヒドリン2及び25mLのエー
テル(ヨードヒドリンの液化のため)の混合物を30分か
けて、150℃で撹拌した300g(4.05モル)の熔融KOH・H2
Oに加えた。容器温度は160℃に上がり、蒸留物を沸点50
−90℃で集めた。蒸留がおさまった後、軽く真空にして
さらに少量の蒸留物を得た。揮発性物質を50mLの水で洗
浄し、MgSO4上で乾燥し、濾過し、蒸留して48.4g(68
%)の(ペルフルオロブチル)オキシラン(11)、沸点
46−47℃(100mm)を得、G.C及びF(CF24CHBrCH2OCO
CH3と熱塩基の反応により生成した周知の試料とのIRス
ペクトルの比較により同定した。
エポキシド11をブロモヒドリン3及びクロロヒドリン
10を熱塩基で処理することにより同様に製造した。
実施例7 ブロモヒドリンと塩基の反応 ブロモヒドリン5(65g、0.116モル)を25mmの圧力
下、140℃で撹拌した100g(1.35モル)のKOH・H2Oに幾
分速い速度で滴下した。添加が完了した後、容器温度を
140−145℃に保ちながら蒸留物を沸点40−70℃(25mm)
で採取し、その後容器温度を155℃(約10mm)に上げ
た。粗生成物を50mLの水で洗浄し、MgSO4上で乾燥し、
濾過し、蒸留して31.3g(変換率56%、収率77%)の2,3
−ビス(ペルフルオロブチル)オキシラン(12)、沸点
60−61℃(25mm)を得た。IR(ニート):3056(飽和C
H、弱)、1250−1100cm-1(CF)。NMR(CDCl3):1H及び
19Fは、77:13の比率のエポキシド12立体異性体を示し
た。MSはM+を含み、エポキシド12の構造と一致する。元
素分析 C10H2F18Oの計算値:C,25.02;H,0.42。測定値:
C,22.21,22.52;H,0.38,0.36。
蒸留の残留物は、17.5g(27%)の回収ブロモヒドリ
ン5であった。
実験2 エポキシドの加水分解 以下の実験は、トリフルオロメタンスルホン酸を用い
た2,3−ビス(ペルフルオロアルキル)エチレンの開環
により対応するグリコールモノトリフルオロメタンスル
ホネートを与える反応を示す。後者は、加水分解により
グリコールを与える。
19.0g(0.040モル)の2,3−ビス(ペルフルオロブチ
ル)エチレンオキシド及び17.7g(0.118モル)のトリフ
ルオロメタンスルホン酸の均一混合物を、密閉厚肉管内
で155℃に40時間加熱した。GCによりエポキシドが反応
して約30%の変換率で単一生成物を形成したことが示さ
れた。GC/MS分析によりモノエステルの構造が確認され
た;m/e611(M+−F)、481(M+−CF3SO2O)。トリメチ
ルシリル誘導体により、ヒドロキシル基が1個存在す
る。ことがわかった;m/e687(M+−CH3O)。
上記に本発明の好ましい具体化を記載したが、本発明
をここに開示されている厳密な内容に限定するものでは
ないことを理解するべきであり、さらに添付する特許請
求の範囲により定義される本発明の範囲内でなされるす
べての変更に対して権利が保有されていることを理解す
るべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C07D 303/08 C07D 303/08 (56)参考文献 特開 昭57−40435(JP,A) Izv.Akad.Nauk SSS R,Ser.Khim.(1981), (10),2376−2379 J.Fluorine Chem., (1981),18(4−6),553−572 Izv.Akad.Nauk SSS R,Ser.Khim.(1968), (8),1847−1851 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07C 305/00 C07C 31/00 C07C 303/00 C07D 301/00 C07D 303/00 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】次式 R2R3FCCHXCHR1(OSO2nZ [式中、R2及びR3はそれぞれ独立してフッ素又はペルフ
    ルオロアルキルであり、R1はH又は−CFR2R3であり、X
    は塩素、臭素及びヨウ素から選び、Zは塩素及び臭素か
    ら成る群より選び、nは1−6の整数である] のハロスルホネート化合物。
  2. 【請求項2】nが2−4である、請求の範囲1に記載の
    化合物。
  3. 【請求項3】Z及びXが両方とも塩素である、請求の範
    囲1又は2に記載の化合物。
  4. 【請求項4】R2がフッ素であり、R3がn−ペルフルオロ
    アルキルである、請求の範囲1、2又は3に記載の化合
    物。
  5. 【請求項5】次式 R2R3FCCHXCHR1(OSO2nZ [式中、R2及びR3はそれぞれ独立してフッ素又はペルフ
    ルオロアルキルであり、R1はH又は−CFR2R3であり、X
    は塩素、臭素及びヨウ素から選び、Zは塩素、臭素及び
    −OCHR1CHXCFR2R3から成る群より選び、nは1−6の整
    数である] の(ポリ)サルフェート及びハロスルホネート化合物の
    製造方法であって、SO3及び、塩素、臭素ならびにヨウ
    素から成る群より選んだハロゲンを、式R2R3FCCH=CHR1
    [式中、R1、R2及びR3は上記と同義である]の(ペルフ
    ルオロアルキル)エチレンと、任意に溶媒の存在下で、
    反応させる段階を含む方法。
  6. 【請求項6】R2がフッ素である、請求の範囲5に記載の
    方法。
  7. 【請求項7】R3がn−ペルフルオロアルキルである、請
    求の範囲5又は6に記載の方法。
JP50176791A 1989-12-11 1990-12-10 フルオロカーボン化合物及びその製造法 Expired - Fee Related JP3172173B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/448,651 US5101058A (en) 1989-12-11 1989-12-11 Fluorocarbon compounds and processes for preparation thereof
US448,651 1989-12-11
PCT/US1990/007114 WO1991009010A2 (en) 1989-12-11 1990-12-10 Fluorocarbon compounds and processes for preparation thereof

Related Child Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20150299A Division JP3435596B2 (ja) 1989-12-11 1999-07-15 エポキシド
JP11201485A Division JP3130303B2 (ja) 1989-12-11 1999-07-15 ハロヒドリン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05502866A JPH05502866A (ja) 1993-05-20
JP3172173B2 true JP3172173B2 (ja) 2001-06-04

Family

ID=23781123

Family Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50176791A Expired - Fee Related JP3172173B2 (ja) 1989-12-11 1990-12-10 フルオロカーボン化合物及びその製造法
JP11201485A Expired - Fee Related JP3130303B2 (ja) 1989-12-11 1999-07-15 ハロヒドリン
JP20150299A Expired - Fee Related JP3435596B2 (ja) 1989-12-11 1999-07-15 エポキシド

Family Applications After (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11201485A Expired - Fee Related JP3130303B2 (ja) 1989-12-11 1999-07-15 ハロヒドリン
JP20150299A Expired - Fee Related JP3435596B2 (ja) 1989-12-11 1999-07-15 エポキシド

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5101058A (ja)
EP (1) EP0504285B1 (ja)
JP (3) JP3172173B2 (ja)
CA (1) CA2071199A1 (ja)
DE (1) DE69013358T2 (ja)
WO (1) WO1991009010A2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7456324B2 (en) 2006-06-02 2008-11-25 Great Lakes Chemical Corp. Methods for preparing halohydrins and methods for preparing epoxides
JP5163659B2 (ja) * 2008-01-30 2013-03-13 ダイキン工業株式会社 含フッ素エポキシドの製造方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2700686A (en) * 1951-02-15 1955-01-25 Eastman Kodak Co Hydroxy substituted polyfluorinated compounds
GB926411A (en) * 1958-05-16 1963-05-15 Pennsalt Chemicals Corp Halogenated organic compounds
US3083220A (en) * 1958-07-03 1963-03-26 Du Pont Process for the preparation of fluosulfonates
US3017421A (en) * 1959-04-27 1962-01-16 Du Pont Fluorine-containing compounds and process for preparing them
US3080430A (en) * 1960-01-26 1963-03-05 Du Pont Fluorine-containing compounds
US3255228A (en) * 1963-09-20 1966-06-07 Pennsalt Chemicals Corp Halogenated alkyl chlorosulfates and fluorosulfates
US3562310A (en) * 1967-08-11 1971-02-09 Allied Chem Novel polysulfates and methods for their preparation
JPS6056126B2 (ja) * 1980-08-26 1985-12-09 旭硝子株式会社 ジフルオロハロアセチルフルオリドの製造方法

Non-Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
Izv.Akad.Nauk SSSR,Ser.Khim.(1968),(8),1847−1851
Izv.Akad.Nauk SSSR,Ser.Khim.(1981),(10),2376−2379
J.Fluorine Chem.,(1981),18(4−6),553−572

Also Published As

Publication number Publication date
DE69013358T2 (de) 1995-03-23
JP2000053665A (ja) 2000-02-22
WO1991009010A2 (en) 1991-06-27
JP3435596B2 (ja) 2003-08-11
EP0504285A1 (en) 1992-09-23
WO1991009010A3 (en) 1991-09-05
JP3130303B2 (ja) 2001-01-31
EP0504285B1 (en) 1994-10-12
US5101058A (en) 1992-03-31
JP2000053604A (ja) 2000-02-22
DE69013358D1 (de) 1994-11-17
CA2071199A1 (en) 1991-06-12
JPH05502866A (ja) 1993-05-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0041736B1 (en) Fluorocarbon ethers having substituted halogen site(s) and process to prepare
EP1572616B1 (en) Selective reaction of hexafluoropropylene oxide with perfluoroacyl fluorides
KR840001979B1 (ko) 산 플루오라이드 단량체의 제조방법
JP3438905B2 (ja) 2−ペルフルオロアルキルエチルアルコール類の製造法
EP0041738A1 (en) Preparation of vinyl ethers
JPH0134209B2 (ja)
CA1325012C (en) Process for preparing perfluoroethers by fluorination with elemental fluorine
JP3056310B2 (ja) フツ素化エーテルの合成
JP2002530356A (ja) アルコールを対応する弗化物に変換する方法
JP2609480B2 (ja) α―フルオロアクリロイル誘導体の製造方法
JP3172173B2 (ja) フルオロカーボン化合物及びその製造法
JPH07149709A (ja) フルオロカーボンフルオロアルカンスルホネートの製造方法
KR101125167B1 (ko) 플루오로할로겐에테르 제조방법
US5185477A (en) Halohydrin commpounds
JP3135660B2 (ja) ペルフルオロ−オキシアジリジンの製造方法
JPS6322530A (ja) パ−フルオロアルキルアルケノ−ルの製造方法
JPS62103034A (ja) 含フツ素化合物およびその製造法
GB2248617A (en) Fluorinated dimethyl ether synthesis
US20040152926A1 (en) Process for producing fluorinated alcohol
JPH05345739A (ja) 3,4’−ジクロロジフェニルエーテルの製造方法
GB2145102A (en) Fluorinated allylic compounds and a process for their preparation
JPS623822B2 (ja)
JP4333147B2 (ja) フッ素化アルキル基含有スルホン酸の製造方法
JPS63191825A (ja) フルオロポリエ−テルの製造方法
US20040158099A1 (en) Alkyl esters of the 2- (2-fluorosulphonyl)-perfluoroethylenoxy-3-halogen-propionic acid

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees