JPS63277648A - トリフルオロアクリラートの製造方法 - Google Patents

トリフルオロアクリラートの製造方法

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JPS63277648A
JPS63277648A JP63090450A JP9045088A JPS63277648A JP S63277648 A JPS63277648 A JP S63277648A JP 63090450 A JP63090450 A JP 63090450A JP 9045088 A JP9045088 A JP 9045088A JP S63277648 A JPS63277648 A JP S63277648A
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JP
Japan
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carbon atoms
halogen
formula
alkyl group
substituted
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JP63090450A
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ペーテル・ブリツクレ
クラウス・ヒントツエル
ウエルネル・シユウエルトフエーゲル
デイーテル・ウルムシユナイデル
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Hoechst AG
Original Assignee
Hoechst AG
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C305/00Esters of sulfuric acids
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C51/00Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
    • C07C51/58Preparation of carboxylic acid halides

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、出発物質としてヘキサフルオロプロペンを用
いて多段階法によりトリフルオロアクリラートを製造す
る方法に関する。
(従来の技術およびその問題点) トリフルオロアクリル酸(CF、・CF−COOH)の
エステルは−COOR側基を有するコポリマーを製造す
る際に使用されることができる。このコポリマーは、例
えば、そのエステル基を遊離酸または塩型に転換した後
、イオン交換樹脂またはイオン交換膜として使用される
ことができる。
このようなトリフルオロアクリラートの製法はすでに何
度も開示されているが、それらの製法は、出発物質が高
価でありかつ収率が不十分であるという欠点を有してい
る。
また、ヨーロッパ特許公開第0.157.039号公報
には、上記の方法に比べて改善された四段階法が開示さ
れている。この方法は、ペルフルオロアリルフルオロス
ルフアートから出発し、臭素の付加、脱スルホン化、エ
ステル化および亜鉛を用いた臭素の脱離を介して所望の
トリフルオロアクリラートに導く。しかしながら、出発
原料はその製法のため、除去するのにかなりの努力を必
要とする副生成物を常に含んでいる。このため、第一段
階での収率測定はこの公報に示されていない。ハロゲン
を付加または除去するその先の全ての段階ではハロゲン
として臭素が挙げられている。二重結合を作るためにフ
ッ素ハロゲン化物を除去することは記載されていない。
それ故、この方法をさらに改良しかつ簡素化することが
望まれていた。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、 a) へキサフルオロプロペンを式 %式% 〔式中Xは塩素、臭素またはヨウ素である〕で表される
ハロゲンフルオロスルフアートと反応させCF3−CF
X−CFX−0302F (II )となし、b)化合
物(II)からSO□F2を除去することに、 より酸
フルオリドCh−CFX−COF (m )を製造し、
C)化合物(III)を、直鎖状または技分かれした無
置換のまたはハロゲン置換した、アルキル基Rの炭素原
子数が1〜6、好ましくは1〜4の脂肪族アルコールR
OI(を用いであるいはα−位の水素原子を除くアルキ
ル鎖中の水素原子の少なくとも1個がハロゲン原子で置
換されているようなアルコールを用いてエステル化し、
CF、−CFX−COOR(IV )  となし、そし
てd)得られるエステル(IV)を金属を用いて非プロ
トン性極性溶媒中で二重結合の形成と同時に脱ハロゲン
化して式(1) %式%(1) 〔式中Rは枝分かれしたまたは技分かれしていない無置
換のまたはハロゲン置換した炭素原子数1〜6のアルキ
ル基を表す] で表される化合物となす ことを特徴とする、式(I)で表されるトリフルオロア
クリラートを製造する簡易化した多段階法に関する。
個々の段階のうち文献から公知であるものもあるが、そ
れらを組み合わせることは従来開示されていなかった。
混合ハロゲン、即ちハロゲンおよびフッ素を除去する(
但し、ハロゲンは塩素、臭素またはヨウ素を意味し、そ
してフッ素原子は末端のCF 、 基から除去される)
ために段階d)で用いられる温度が60〜150℃1好
ましくは80〜140″Cであることは、新規でかつ予
期しないことである。
上記のような混合ハロゲンをハロゲン−フッ素エーテル
エステルから温度100〜300℃で除去することは公
知であるが、しかしながらここではハロゲンは末端のH
alCF2基から除去される(ドイツ連邦共和国特許公
開第2.934.194号公報参照)。一段階でフッ素
−有機金属化合物を製造しかつ溶媒中でその化合物を熱
分解する方法が記載されている唯一の例において、反応
温度は160℃として示されている。
また、本発明による方法において、個別的なあるいは費
用のかかる中間体の精製はいずれの段階においても不必
要であることは好都合である。存在する副生成物はいず
れも妨害せず、あるいは容易に除去できる。
本発明による方法を実施するために必要なハロゲンフル
オロスルフアートx−oso□Fは、例えば、フルオロ
スルホン酸を伝導塩の存在下に電解し、FSO□−o−
o−so□FがFSO,に溶解した生ずる溶液を、当モ
ル計の塩素、臭素またはヨウ素と反応させることにより
製造される。FSO□−o−o−so□Fと当該ハロゲ
ンとの反応は過酸化物の単離後に同様に行われ得る。
本発明による方法中の段階a)において、先ずハロゲン
フルオロスルフアートをヘキサフルオロプロペンと反応
させ、一般式(II) CF3−CFX−CFZ−O3OZF  (II )で
表される付加生成物を単離する。この生成物は通常少量
のビスフルオロスルフアートCF、−CF (OSO□
F)−CF2−OSO□Fを含む。この不純物は、その
まま、または二次生成物の形で次の反応において簡単に
除去できるので問題にならない。
段階b)において、フルオロスルフアート(■)は酸フ
ルオリドCF!−CFX−COF (III ) ニ転
換される。その際、可溶性アルカリ金属フッ化物および
/またはアルカリ土類金属フッ化物の形にある、例えば
ナトリウム、カリウム、アンモニウム、ルビジウム、セ
シウムまたはマグネシウムのフン化物、あるいは、トリ
エチルアミンおよびトリブチルアミンのような、アルキ
ル基中の炭素原子数が1〜6、好ましくは1〜4のトリ
アルキルアミンのような求核性化合物が、単独でまたは
混合状態で触媒として用いられる。
次のエステル化C)においては少なくとも1つの直鎖状
のまたは技分かれした、炭素原子数1〜6、好ましくは
1〜4の脂肪族アルコールROH2あるいは、α−位の
水素原子を除くアルキル鎖中の水素原子の少なくとも1
個がハロゲン、好ましくはフッ素により置換されている
ようなアルコールが使用され、その際生じるフッ化水素
は、例えばトリアルキルアミンに結合されることが可能
である。使用されるアルコールとしてはメタノール、エ
タノール、種々のプロパツールおよびブタノール、さら
に2.2.2− トリフルオロエタノール、2,2゜3
.3−テトラフルオロプロパツール、2.2,3,3,
4,4゜5.5−オクタフルオロペンタノールおよびL
l、1,3゜3.3−ヘキサフルオロプロパン−2−オ
ールが挙げられる。
末法の好適な実施例によれば、段階b)およびC)は一
緒に行うことができる。即ち、化合物(II)を上述し
たアルコールの1つと上述した触媒の存在下に反応させ
る。
一般式(IV)のエステルを脱ハロゲン化し、−般式C
F2=CF−COOR(I )で表されるトリフルオロ
アクリラートとなすことは、一般にMg、 Cuまたは
Snのような金属、好ましくは亜鉛を用いて、非プロト
ン性極性溶媒、例えば、ポリエチレングリコールジメチ
ルエーテルまたはニトリル類、好ましくはジエチレング
リコールのジメチルエーテルまたはテトラメチルエーテ
ル(ジグリメまたはテトラグリメ)やベンゾニトリルの
中で行われる。亜鉛は活性亜鉛としてまたは市販の亜鉛
末として加えられる。亜鉛末は超音波、高速攪拌機によ
りまたは当業者に公知の方法で化学的に活性化されるこ
とができる。
また、本発明は一般式 %式% 〔式中XはCI、 Brまたは■を意味し、そしてRお
よびR゛は互いに無関係に水素または、アルキル基の炭
素原子数が1〜4のペルフルオロアルキルまたはポリフ
ルオロアルキルを意味するが、RおよびR゛は同時に水
素でない〕で表されるフル・オロアルキルテトラフルオ
ロプロピオナート、そして、1,1.1,3,3.3−
ヘキサフルオロイソプロビルトリフルオロアクリラート
Ch=CF−COO−CI(CFi)zにも関する。
(実施例) 以下の例において、Pは重量部を意味し、%は重量%を
意味する。
例 1) CF3−CFI−CFI−050□Fの形成ヨウ
素634Pをフルオロ硫酸11に溶解した溶液に、ベル
オキシジスルフリルニフッ化物495Pを冷却下に滴加
する。この深緑色の溶液を25℃でなお5時間攪拌して
固形物がもはやなくなるようにする。この溶液にガラス
フリットを介して激しく攪拌しながらヘキサフルオロプ
ロペン(RFP)ガスを通す。この溶液の温度は冷却す
ることによりそして適当な速度でRFPを導入すること
により約35℃で保持する。この混合物の色がかなり薄
くなってきたら、RFPの導入を終え(RFP 755
Pが消費される)、この混合物をさらに1時間攪拌する
。生成物を減圧下に留出し、水で洗浄しそしてNa5O
,上で乾燥する。
収量 1691P (10SO□Fを基準として理論量
の90%)沸点 60℃/135 mbar 2) CF3−CFBr−CFt−OSOtFの形成ベ
ルオキシジスルフリルニフッ化物t−フルオロ硫酸に溶
解した1、47モル溶液21に、臭素470Pを滴加す
る。この溶液にガラスフリットを介して激しく攪拌しな
がらヘキサフルオロプロペン(HPP)を通す。その際
、温度は冷却することによりそして適当な速度でRFP
を導入することにより約40℃で保持する。反応が終り
に近づくと、この混合物の色はかなり薄くなるが、反応
の終了が熱の発生がなくなることにより示されるまでR
FPを取り入れ続ける(HFPの消費920P)。この
混合物は二相を形成し、そのうち下部相(1750P)
を生成物相として分離する。上部相を氷上に滴下すると
その後さらに有機相(230P)の分離ができる。有機
相を合わせて蒸留すると、生成物1605P (BrO
3O2Fを基準として理論量の83%)が得られる。
沸点 93℃ 3)2−ヨードテトラフルオロ゛プロピオニルフッ化物
  CFs−CFI−COF フッ化カリウムIOPおよびジグリメ75Pを、マグネ
ティックスターラー、温度計、滴下漏斗、還流冷却器お
よびダウンストリーム冷トラップ(−78℃)を備えつ
けたガラスフラスコに導入する。このバッチを約50℃
に加熱し、CF 5−CF l−0SO□F112BP
を、連続的なガス発生が起こるような速度で滴加する0
反応が完了したら、冷トラップを室温に加温し、残留物
を反応容器の内容物とともに蒸留する。
収量 CFs−CFI−COF  743P (90,
4%)沸点 61−62℃ 4)2−ブロモテトラフルオロプロピオニルフッ化物 例3の手順に従って、フッ化カリウム20Pおよびテト
ラグリメ 100PをCF3−CFBr−CFz−OS
OzF 3026Pと反応させる。蒸留により、CP+
−CFBr−COF−1810P(86,7%)が得ら
れる。
沸点 29−30℃ 5) メチル−2−ヨードテトラフルオロプロピオナー
ト メタノール64Pを、マグネティックスクーラー、温度
計、滴下漏斗および還流冷却器を備えつけたガラスフラ
スコに導入し、CF3−CFI−COF 220Pを氷
中で冷却しながら滴加する。このバッチをさらに30分
間室温で攪拌し、水に注ぎ入れ、有機相を2回水で洗浄
し、Na5O,上で乾燥後蒸留により精製する。
収量:  CF3−CFI−COOCH3202P(8
8%)沸点:60’−62℃/67 mbar6) メ
チル−2−ブロモテトラフルオロプロピオナート 例5の手順に従って、メタノール250PをCFff−
CPBr−’COF 599P と反応させる。
収量:  CFi−CFBr−COOCHz 540P
(85,6%)沸点:  109−110℃ 7)  CFt−CFBr−CFz−OSOzFからの
メチル−2−ブロモテトラフルオロプロピオナート フッ化カリウム41Pおよびメタノール250Pを例5
の装置に導入する。次いで、CFi−CFBr−CFz
−OSOJ 204PおよびCh−CFOSOtF−C
FzOSOzF 24Pからなる混合物228Pを滴加
する。その際、発熱性反応が起こりガスが発生する。室
温で一晩攪拌した後、このバッチを水600Pに注ぎ入
れ、上部相を分離し、水で洗浄し、そして硫酸ナトリウ
ム上で′乾燥する。蒸留によりCFz−CFBr−CO
OCH3114,5P(77%)が得られる。
8) ヘキサフルオロイソプロピルヨードテトラフルオ
ロプロピオナート Ch−CFI−COF 178Pを容積1,000−の
攪拌されたフラスコに導入する。ヘキサフルオロイソプ
ロパツール104Pを25分間にわたって19℃で滴加
する。
この混合物を0゛Cに冷却し、トリブチルアミン48゜
IPを1時間にわたってこの温度で(冷却する)加える
。さらに1時間たったら反応混合物を室温に冷却し、粗
エステルを100mbarで留出する。次に30cmの
ヴイグロウガラムを介して精密蒸留すると、Ch−CF
I−COOCH(CF+)z 144P (52,5%
)が得られる。
沸点 62−63℃/100mbar9) ヘキサフル
オロイソプロピル−2−ブロモテトラフルオロプロピオ
ナート CF3CFBr−COP 227Pを例5の装置に導入
する。次に、ヘキサフルオロイソプロパツールおよびト
リブチルアミン74Pの混合物を滴加する。混合物の内
部温度を全反応にわたって水中で冷却することにより2
2℃未満に保つ。次に、この混合物を65−70 mb
arで蒸留する。粗密出物およびトラップ内容物を再蒸
留すると、CF3−CFBr−COOCH(CF:+)
 z296P (83%)が得られる。
沸点 99−101℃ lo)   メチルトリフルオロアクリラートa) メ
チル−2−ヨードテトラフルオロプロピオナートから 亜鉛末23P 、 CFzBr−CFCIBr 5Pお
よびベンゾニトリル130Pを、マグネティックスクー
ラー、温度計、滴下漏斗、ヴイグロウ力ラム、カラムヘ
ッドおよびダウンストリーム冷トラップ(−78’(’
)を備えつけたガラスフラスコに導入する。この混合物
を加熱すると、約110″Cでガス発生(CFt=CF
CI)が始まる。この亜鉛の活性化の後、CF、−CF
I−COOC11371,5Pを110″Cで滴加する
と、発熱反応で反応する。この反応が静まったら、揮発
性成分を減圧状態(< 250mbar)で取り除く。
その際、底部温度は約150℃に上昇する。次に、留出
物およびトラップ内容物を分留し、その際、沸点が84
−88℃の無色の液体を単離する。この液体は、ガスク
ロマトグラフィー調査によれば、96%より多くのCF
z=CF−COOCH3(収率約80%)を含む。不純
物としてCF3−CHF−COOCH3を検出できる。
b) メチル−2−ブロモテトラフルオロプロピオナー
トから a)に記載の手順に従って、亜鉛末39P、 CFJr
−CFCIBr 5PおよびCh−CFBr−COOC
Hs 100Pを、ベンゾニトリル150P中で反応さ
せる。蒸留によりCF、・CF−COOCHs 32.
5P(55,5%)が得られる。
沸点84−85℃ 11)  ヘキサフルオロイソプロピル斗リフルオロア
クリラート a) 亜鉛末31.5Pおよびベンゾニトリル130P
を、蒸留橋渡し管を備えつけた容積500dの攪拌され
たフラスコに導入する。135℃でまず(:F、Br−
CFCIBr 6.8Pを満願する。その際、ガス発生
および145 ’Cへの温度上昇が見られる。温度が1
35℃に戻ったら、ヘキサフルオロイソプロピル−2−
ヨードテトラフルオロプロピオナート144Pを75分
間にわたって満願する(温度〜135℃)。その際、生
ずるトリフルオロアクリラートのうち留出するものもあ
る。満願が完了したら、混合物をさらに30分間反応さ
せ、次いで粗エステルを〜200+++barで留出す
る。橋留出物(bridge distillate)
および粗エステルを合わせて、30cmのヴイグロウ力
ラムを介して蒸留する。ヘキサフルオロイソプロビルト
リフルオロアクリラート50.2P(理論量の53.2
%)(沸点88.5−89℃)が得られた。ガスクロマ
トグラフィーにより不純物としてcpscu−COOO
CII (CF3) zが検出される。
b)亜鉛末19.5Pおよびベンゾニトリル100Pを
例11aに記載したような装置に導入し、この混合物を
130℃に加熱し、ヨウ素50mgを活性化のために加
える。次に、Ch−CFBr−COOCH(CF3)z
 98Pを満願する。その際、短い誘導期の後発熱反応
が始まる。
反応が完了したら、生成物を蒸留と分別により分離する
収@  Ch=CF−COOCR(Ch)z 30P沸
点 88−89°に の生成物はCF+−CHF−COOCH(CF:+) 
zをなお10モル%含有する。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)a)ヘキサフルオロプロペンを式 X−O−SO_2−F 〔式中Xは塩素、臭素またはヨウ素である〕で表される
    ハロゲンフルオロスルファートと反応させCF_3−C
    FX−CF_2−OSO_2F(II)となし、 b)化合物(II)からSO_2F_2を除去することに
    より酸フルオリドCF_3−CFX−COF(III)を
    製造し、 c)化合物(III)を、直鎖状または枝分かれした無置
    換のまたはハロゲン置換した、 アルキル基Rの炭素原子数が1〜6の脂肪族アルコール
    ROHを用いてあるいはα−位の水素原子を除くアルキ
    ル鎖中の水素原子の少なくとも1個がハロゲン原子で置
    換されているようなアルコールを用いてエステル化し、
    CF_3−CFX−COOR(IV)となし、そして d)得られるエステル(IV)を金属を用いて非プロトン
    性極性溶媒中で二重結合の形成と同時に脱ハロゲン化し
    て式( I ) CF_2=CF−COOR( I ) 〔式中Rは枝分かれしたまたは枝分かれしていない無置
    換のまたはハロゲン置換した炭素原子数1〜6のアルキ
    ル基を表す〕 で表される化合物となすことを特徴とする、式( I )
    で表されるトリフルオロアクリラートの製造方法。
  2. (2)式( I )中のRが炭素原子数1〜4のアルキル
    基であり、ハロゲンがフッ素を意味する請求項1記載の
    方法。
  3. (3)式( I )中のRがメチル基またはヘキサフルオ
    ロイソプロピル基である請求項1または2記載の方法。
  4. (4)段階b)において、可溶性アルカリ金属フッ化物
    、アルカリ土類金属フッ化物または、各アルキル基の炭
    素原子数が1〜6、好ましくは1〜4であるトリアルキ
    ルアミンのうちの少なくとも1つが触媒として使用され
    る請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. (5)段階c)において、少なくとも一つの、炭素原子
    数が1〜4の脂肪族アルコール、または、α−位の水素
    原子を除く水素原子がフッ素原子で置換されているよう
    なアルコールが使用される請求項1〜4のいずれか一項
    に記載の方法。
  6. (6)段階d)が60〜150℃、好ましくは80〜1
    40℃で行われる請求項1〜5のいずれか一項に記載の
    方法。
  7. (7)段階b)およびc)が一緒に行われる請求項1〜
    6のいずれか一項に記載の方法。
  8. (8)使用される金属がマグネシウム、銅またはスズ、
    好ましくは亜鉛である請求項1〜7のいずれか一項に記
    載の方法。
  9. (9)式 CF_3−CFX−COO−CHRR′ 〔式中XはCl、BrまたはIであり、そしてRおよび
    R′は互いに無関係に水素または、アルキル基の炭素原
    子数が1〜4のペルフルオロアルキルまたはポリフルオ
    ロアルキルであるが、RおよびR′は同時に水素でない
    〕 で表されるフルオロアルキルテトラフルオロプロピオナ
    ート。
  10. (10)1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロイソ
    プロピルトリフルオロアクリラート CF_2=CF−COO−CH(CF_3)_2
JP63090450A 1987-04-15 1988-04-14 トリフルオロアクリラートの製造方法 Pending JPS63277648A (ja)

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