JPS5854827Y2 - 引留クランプ - Google Patents

引留クランプ

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Publication number
JPS5854827Y2
JPS5854827Y2 JP14443379U JP14443379U JPS5854827Y2 JP S5854827 Y2 JPS5854827 Y2 JP S5854827Y2 JP 14443379 U JP14443379 U JP 14443379U JP 14443379 U JP14443379 U JP 14443379U JP S5854827 Y2 JPS5854827 Y2 JP S5854827Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
groove
clamp
clamp body
sliding tool
Prior art date
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Expired
Application number
JP14443379U
Other languages
English (en)
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JPS5663219U (ja
Inventor
真夫 中島
Original Assignee
旭可鍛鉄株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 旭可鍛鉄株式会社 filed Critical 旭可鍛鉄株式会社
Priority to JP14443379U priority Critical patent/JPS5854827Y2/ja
Publication of JPS5663219U publication Critical patent/JPS5663219U/ja
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  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電線の引留クランプに関するものである。
従来の引留クランプは2枚の鉄板を合わせ、その合わせ
端面に電線クランプ用線溝を設けていたため、その板厚
によって線溝の大きさが決定されていた。
したがって直径の異なる電線に対してはそれぞれに適応
するクランプを別々に用意しなければならないため、多
種類の電線に対してはそれぞれ多数のクランプを用意す
る必要があった。
また、線溝を大きくするために板厚を厚くすればそれだ
けクランプ全体の重量が増加するという欠点があった。
さらに、従来の引留クランプは2枚の板を合わせてピン
等でかしめていたため工数がかかり、部品点数も多くな
るという欠点があった。
本考案はこのような欠点を解決するために考案したもの
で、電線の太さの変化に対して広範囲に適用できると共
に、電線が太くなっても重量が増加せず、構成部品が少
く製造が容易である上に、外方突起部が少ない引留クラ
ンプを提供することを目的とするもので゛ある。
以下図面について本考案の実施例を説明する。
第1図〜第3図は本考案の第1実施例を示すもので、こ
の場合は第2図に詳細に示すように、鉄板等を素材とし
てこの板材を断面コ字形状に折曲し、その背板部1に電
線クランプ用線溝2を凹陥させて形成し、両側板部3に
それぞれ長手方向軸線に対して傾斜した切欠溝4を設け
、両側板部3の一方の端部をそれぞれクレビス状に延長
突設し、この突部3aにそれぞれ連結孔5を設け、片方
の側板部3の他方の延長突部3bに連結孔6を設けてク
ランプ本体Aを一体に形成する。
また第3図に詳細に示すように、鋼板等を素材とし、こ
の板材を断面コ字形状に折曲し、その底板部7を前記ク
ランプ本体Aの切欠溝4に摺動自在に嵌入できるように
すると共に、底板部7の一方の端縁に折曲舌片8を設け
て、この舌片8にねし”JL9を設け、立上がり両側板
部10の上部にそれぞれ電線押え挿通溝11を設けて摺
動具Bを一体に形成し、第1図に示すようにクランプ本
体Aの切欠溝4に摺動具Bの底板部7を挿入して摺動具
Bをクランプ本体Aに摺動自在に取付ける。
また断面コ字形状に形成し、その背板部12にボルト挿
通孔13を有すると共に、両側板部14にそれぞれ2個
のボルト孔15を設けたボルト支持部材Cを第1図に示
すようにクランプ本体Aの切欠溝4の開口側に第3図に
示すボルト16により固定し、前記ボルト挿通孔13に
挿通したボルト17のねじ部17 aを前記摺動具Bの
ねし孔9に螺合する。
また摺動具Bの電線押え挿通溝11内に一方より挿入し
得る平板部18の一端にストッパー用突部19を設け、
このストッパーにより停止するまで平板部18を溝11
内に押し込んだ際、クランプ本体Aの線溝2と対向する
位置に電線クランプ用押え溝20を設けて電線押えDを
形成し、この電線押えDを摺動具Bの溝11に挿入した
後、その突出部に第3図に示すようにピン21を植設す
る。
11 aは片側の溝11の上縁を凹欠して設けたピン通
過溝、10 aは他側の溝11の上縁部に形成したピン
支承部である。
また22は電線押えDの電線張設側端縁に設けた係合凹
部で、電線押えDを溝11内に完全に押し込んだ際に溝
11の端縁と対向して係合することにより電線押えDの
横移動を防止するものである。
次にこの第1実施例の作用を説明する。
電線押えDを引き出し、クランプ本体Aの線溝2に電線
(図示せず)をおさめ、その後電線押えDを押し込み、
ボルト17を操作してねじ孔9にねし込むことによって
摺動具りを切欠溝4にそって移動させて電線をクランプ
本体Aの線溝2と電線押えDの押え溝20との間に楔作
用によって挾持する。
またボルト17を逆回転させれば電線の挾持を解除させ
ることがで゛きる。
また第4図a、l)は本考案の第2実施例を示すもので
、第1図〜第3図と同一の符号は同等のものを示す。
以下第1実施例と異なる点について説明する。
すなわちこの場合は切欠溝4の一端を開放しない構造と
し、この代り片方の切欠溝4の上縁部に摺動具りの折曲
舌片8を挿通し得る切欠4aを設ける。
またボルト支持部23はクランプ本体Aの一方の側板部
3を延長して90°折り曲げることによりクランプ本体
Aと一体に形成し、このボルト支持部23にボルト挿通
孔13を設ける。
摺動具Bはアングル状の本体24の底板部24 aの側
縁に頚部24 bを有する突部24 Cを設け、また底
部24 aの電線張設側端縁より前記折曲舌片8を突設
し、垂直部24 dの上縁にヒンジ25を介して押え溝
20を有する電線押え26を回動自在に連結し、この電
線押え26の他側縁にヒンジ25を介して側板27を回
動自在に連結し、この側板27に前記突部24 Cを挿
通し得る溝28を設けると共に、この溝28の下縁に突
部24 Cの頚部24 bを嵌入し得る凹陥部29を設
ける。
上述のように構成した摺動具Bは、第4図すの状態から
ボルト17を外すと共に、側板27を突部24 Cから
外して、ヒンジ25により回動して展開した状態とし、
この状態で本体24の底板部24 aをクランプ本体A
の切欠溝4に挿通する。
なおこの場合折曲舌片8が切欠4aを通過するようにす
る。
つぎにクランプ本体Aのボルト挿通孔13にボルト17
を挿入し、その先端ねし部を摺動具Bのねし孔9に螺合
する。
上述のように構成した第2実施例の使用方法はつぎの通
りである。
すなわちヒンジ25を介して電線押え26を開いた状態
で、クランプしようとする電線(図示せず)をクランプ
本体Aの線溝2上に載置し、ついで電線押え26をかぶ
せると共に、側板27の溝28を突部24 Cに嵌合し
た後、頚部24 bを凹陥部29に嵌合させる。
この状態でボルト17を回転させてねし孔9にねじ込め
ば摺動具Bが電線張設側へ切欠溝4に沿って移動するた
め、電線は押え溝20と線溝2との間で楔作用により強
固に挾持される。
またボルト17を逆回転させれば電線の挟持を解除する
ことができる。
本考案は上述のように構成したから、一種類のクランプ
で電線の太さを問わず共用できるので、クランプの種類
が少くてすむ。
また本考案クランプは電線の径が太くなっても重量の増
加がなく、さらにクランプ本体、摺動具などは鉄板など
をプレスすることで成形できるので加工工数が少くてす
む上に構成部品も少くて良いという利点がある。
また、このような引留クランプにはクランプカバーがか
ぶせられるため外方に突起が少ないほうがよい。
この点においても本考案のクランプはボルト17等もク
ランプ本体内に収められているため好都合である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案引留クランプの全体斜視図、第2図はそ
のクランプ本体の斜視図、第3図は摺動具等の構成部材
の斜視図、第4図a、bは本考案の他の実施例を示す分
解斜視図である。 A・・・・・・クランプ本体、1・・・・・・背板部、
2・・・・・・電線クランプ用線溝、3・・・・・・側
板部、4・・・・・・切欠溝、B・・・・・・摺動具、
9・・・・・・ねじ孔、C・・・・・・ボルト支持部材
、17・・・・・・ボルト、D・・・・・・電線押え、
23・・・・・・ボルト支持部、24・・・・・・摺動
具本体、25・・・・・・ヒンジ、26・・・・・・電
線押え、27・・・・・・側板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 板材を断面コ字形状に折曲し、その背板部に電線クラン
    プ用線溝を設け、両側板部に長手方向軸線に対して傾斜
    した切欠溝を設けて一体構造のクランプ本体を形威し、
    このクランプ本体の前記切欠溝を介して摺動自在に摺動
    具を取り付け、この摺動具に設けたねし孔に、クランプ
    本体と一体のボルト支持部を貫通するボルトを螺合し、
    前記摺動具に前記線溝と対向する電線クランプ用押え溝
    を有する電線押えを設け、この電線押えを前記線溝の上
    方が開放されるように移動可能とした引留クランプ。
JP14443379U 1979-10-20 1979-10-20 引留クランプ Expired JPS5854827Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14443379U JPS5854827Y2 (ja) 1979-10-20 1979-10-20 引留クランプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14443379U JPS5854827Y2 (ja) 1979-10-20 1979-10-20 引留クランプ

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Publication Number Publication Date
JPS5663219U JPS5663219U (ja) 1981-05-28
JPS5854827Y2 true JPS5854827Y2 (ja) 1983-12-14

Family

ID=29375625

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JP14443379U Expired JPS5854827Y2 (ja) 1979-10-20 1979-10-20 引留クランプ

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JPS5663219U (ja) 1981-05-28

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