JPH09125289A - めっき用治具 - Google Patents
めっき用治具Info
- Publication number
- JPH09125289A JPH09125289A JP28946795A JP28946795A JPH09125289A JP H09125289 A JPH09125289 A JP H09125289A JP 28946795 A JP28946795 A JP 28946795A JP 28946795 A JP28946795 A JP 28946795A JP H09125289 A JPH09125289 A JP H09125289A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- claw
- tip
- work
- claws
- plating jig
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ２本爪が多少変形している場合にも２本爪を
破損することなくワークを自動的に確実に挟持させるこ
とができるめっき用治具を提供する。 【構成】 親骨１から多数本突設された２本爪２の基部
と爪先端のワーク挟持部３との中間位置に、爪拡開具の
先端の挿入部４を形成する。この挿入部４に爪拡開具の
先端の半割り円柱を挿入し、内側から２本爪２を拡げて
ワークＷを取り付ける。
破損することなくワークを自動的に確実に挟持させるこ
とができるめっき用治具を提供する。 【構成】 親骨１から多数本突設された２本爪２の基部
と爪先端のワーク挟持部３との中間位置に、爪拡開具の
先端の挿入部４を形成する。この挿入部４に爪拡開具の
先端の半割り円柱を挿入し、内側から２本爪２を拡げて
ワークＷを取り付ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、小型のワークをめ
っきする際に用いられるめっき用治具に関するものであ
る。
っきする際に用いられるめっき用治具に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】小型のワークをめっきする際には、図６
や図７に示されるように親骨20からワーク挟持用の２本
爪21を多数本突設しためっき用治具が用いられている。
このような２本爪21にワークＷを挿入するには２本爪21
の先端を拡げる必要があるが、機械的に拡げることは容
易ではない。そこで図示のように２本爪21の先端部を外
向きに拡げておき、ワークＷをこの先端部に押し当てて
２本爪21を拡げながら、ワークＷをワーク挟持部22に挟
持させている。
や図７に示されるように親骨20からワーク挟持用の２本
爪21を多数本突設しためっき用治具が用いられている。
このような２本爪21にワークＷを挿入するには２本爪21
の先端を拡げる必要があるが、機械的に拡げることは容
易ではない。そこで図示のように２本爪21の先端部を外
向きに拡げておき、ワークＷをこの先端部に押し当てて
２本爪21を拡げながら、ワークＷをワーク挟持部22に挟
持させている。
【０００３】ところが、親骨20に多数本設けられた２本
爪21は使用により次第に変形し、ピッチが不揃いになっ
たり、全体に傾斜したりすることがある。そのような場
合、ワークＷを２本爪21に押しつけても挿入することが
できず、極端な場合には２本爪21を破損してしまうおそ
れがある。特に自動懸架を行う場合にはその危険性が大
きかった。
爪21は使用により次第に変形し、ピッチが不揃いになっ
たり、全体に傾斜したりすることがある。そのような場
合、ワークＷを２本爪21に押しつけても挿入することが
できず、極端な場合には２本爪21を破損してしまうおそ
れがある。特に自動懸架を行う場合にはその危険性が大
きかった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の問題点を解決し、２本爪が多少変形している場合にも
２本爪を破損することなくワークを自動懸架装置により
確実に挟持させることができるめっき用治具を提供する
ためになされたものである。
の問題点を解決し、２本爪が多少変形している場合にも
２本爪を破損することなくワークを自動懸架装置により
確実に挟持させることができるめっき用治具を提供する
ためになされたものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明は、親骨からワーク挟持用の２本爪
を多数本突設しためっき用治具であって、各２本爪の基
部と爪先端のワーク挟持部との中間位置に、爪拡開具の
先端の挿入部を形成したことを特徴とするものである。
めになされた本発明は、親骨からワーク挟持用の２本爪
を多数本突設しためっき用治具であって、各２本爪の基
部と爪先端のワーク挟持部との中間位置に、爪拡開具の
先端の挿入部を形成したことを特徴とするものである。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下に本発明の好ましい実施の形
態を説明する。図１、図２は本発明のめっき用治具の要
部の拡大図であり、１はめっき用治具の親骨、２はこの
親骨１の両側に多数本突設された２本爪である。２本爪
２の爪先端にはワーク挟持部３が形成されている。ま
た、各２本爪２の基部とワーク挟持部３との中間位置に
は、爪拡開具の先端の挿入部４が形成されている。この
挿入部４は２本爪２を外側に拡げたものである。なお、
親骨１及び各２本爪２のワーク挟持部３を除く部分に
は、絶縁用のゾルコーティング５が施されている。
態を説明する。図１、図２は本発明のめっき用治具の要
部の拡大図であり、１はめっき用治具の親骨、２はこの
親骨１の両側に多数本突設された２本爪である。２本爪
２の爪先端にはワーク挟持部３が形成されている。ま
た、各２本爪２の基部とワーク挟持部３との中間位置に
は、爪拡開具の先端の挿入部４が形成されている。この
挿入部４は２本爪２を外側に拡げたものである。なお、
親骨１及び各２本爪２のワーク挟持部３を除く部分に
は、絶縁用のゾルコーティング５が施されている。
【０００７】爪拡開具は各２本爪２に対応して設けられ
たもので、図３〜図５に示されるようにシリンダ６によ
り開閉される一対のリンク７の先端に半割り円柱８を突
設したものである。各半割り円柱８はそれぞれのリンク
７、７に設けられており、リンク７、７が閉じたときに
は円柱状となる。この例では半割り円柱８の直径は10mm
とされており、２本爪２の挿入部４の内径は余裕をみて
13mmとしてある。
たもので、図３〜図５に示されるようにシリンダ６によ
り開閉される一対のリンク７の先端に半割り円柱８を突
設したものである。各半割り円柱８はそれぞれのリンク
７、７に設けられており、リンク７、７が閉じたときに
は円柱状となる。この例では半割り円柱８の直径は10mm
とされており、２本爪２の挿入部４の内径は余裕をみて
13mmとしてある。
【０００８】このように構成された本発明のめっき用治
具にワークＷを取り付けるには、まず図３、図４に示す
ように、各２本爪２の挿入部４に爪拡開具の先端の半割
り円柱８を挿入する。そしてシリンダ６によりリンク
７、７を図５のように開くと、半割り円柱８は各２本爪
２を内側から押し広げる。この状態で外側からワークＷ
をワーク挟持部３に挿入し、リンク７、７を閉じれば各
２本爪２は弾性により元の状態に復帰し、ワーク挟持部
３にワークＷを挟持させることができる。
具にワークＷを取り付けるには、まず図３、図４に示す
ように、各２本爪２の挿入部４に爪拡開具の先端の半割
り円柱８を挿入する。そしてシリンダ６によりリンク
７、７を図５のように開くと、半割り円柱８は各２本爪
２を内側から押し広げる。この状態で外側からワークＷ
をワーク挟持部３に挿入し、リンク７、７を閉じれば各
２本爪２は弾性により元の状態に復帰し、ワーク挟持部
３にワークＷを挟持させることができる。
【０００９】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のめっき
用治具は各２本爪の基部と爪先端のワーク挟持部との中
間位置に、爪拡開具の先端の挿入部を形成したので、各
２本爪を内側から押し広げ、ワークを容易に取り付ける
ことができる。この場合、爪拡開具の先端の外径と挿入
部の内径との間にゆとりを持たせておけば、２本爪が多
少変形していても確実に２本爪を押し広げ、ワークを確
実に取り付けることができる。また、従来のように無理
にワークを押しつけることがないので２本爪を破損する
おそれがない。
用治具は各２本爪の基部と爪先端のワーク挟持部との中
間位置に、爪拡開具の先端の挿入部を形成したので、各
２本爪を内側から押し広げ、ワークを容易に取り付ける
ことができる。この場合、爪拡開具の先端の外径と挿入
部の内径との間にゆとりを持たせておけば、２本爪が多
少変形していても確実に２本爪を押し広げ、ワークを確
実に取り付けることができる。また、従来のように無理
にワークを押しつけることがないので２本爪を破損する
おそれがない。
【００１０】なお、めっき用治具の２本爪の形状はワー
クの種類によって変化するが、爪拡開具の先端の挿入部
の大きさを一定としておけば、ワークの種類にかかわら
ず同一の爪拡開具を使用することができる利点がある。
クの種類によって変化するが、爪拡開具の先端の挿入部
の大きさを一定としておけば、ワークの種類にかかわら
ず同一の爪拡開具を使用することができる利点がある。
【図１】本発明のめっき用治具の一例を示す要部断面図
である。
である。
【図２】本発明のめっき用治具の他の一例を示す要部断
面図である。
面図である。
【図３】爪拡開具の先端を２本爪の挿入部に挿入した状
態を示す平面図である。
態を示す平面図である。
【図４】図３の正面図である。
【図５】爪拡開具の先端を押し広げた状態を示す平面図
である。
である。
【図６】従来例の要部平面図である。
【図７】他の従来例の要部平面図である。
１ めっき用治具の親骨 ２ ２本爪 ３ ワーク挟持部 ４ 爪拡開具の先端の挿入部 ５ 絶縁用のゾルコーティング ６ シリンダ ７ リンク ８ 半割り円柱 Ｗ ワーク
Claims (2)
- 【請求項１】親骨からワーク挟持用の２本爪を多数本突
設しためっき用治具であって、各２本爪の基部と爪先端
のワーク挟持部との中間位置に、爪拡開具の先端の挿入
部を形成したことを特徴とするめっき用治具。 - 【請求項２】爪拡開具の先端が半割り円柱状のものであ
る請求項１に記載のめっき用治具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28946795A JPH09125289A (ja) | 1995-11-08 | 1995-11-08 | めっき用治具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28946795A JPH09125289A (ja) | 1995-11-08 | 1995-11-08 | めっき用治具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09125289A true JPH09125289A (ja) | 1997-05-13 |
Family
ID=17743659
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28946795A Withdrawn JPH09125289A (ja) | 1995-11-08 | 1995-11-08 | めっき用治具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09125289A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006020878A1 (en) * | 2004-08-13 | 2006-02-23 | Ppg Industries Ohio, Inc. | Method for coating objects on a conveying continuous belt |
| WO2006020856A1 (en) * | 2004-08-13 | 2006-02-23 | Ppg Industries Ohio, Inc. | System for coating objects on a conveying continuous belt |
| US7303065B2 (en) | 2004-08-13 | 2007-12-04 | Penn United Technologies, Inc. | Belt conveyor apparatus |
| KR200446758Y1 (ko) * | 2007-12-10 | 2009-11-25 | 경운대학교 산학협력단 | 마그네슘합금 제품의 아노다이징용 지그 |
| CN102367586A (zh) * | 2011-10-27 | 2012-03-07 | 奇瑞汽车股份有限公司 | 汽车前盖的表面处理固定工装及其安装和拆卸方法 |
| CN106591929A (zh) * | 2015-10-16 | 2017-04-26 | 蔡涵云 | 电镀用挂架 |
-
1995
- 1995-11-08 JP JP28946795A patent/JPH09125289A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006020878A1 (en) * | 2004-08-13 | 2006-02-23 | Ppg Industries Ohio, Inc. | Method for coating objects on a conveying continuous belt |
| WO2006020856A1 (en) * | 2004-08-13 | 2006-02-23 | Ppg Industries Ohio, Inc. | System for coating objects on a conveying continuous belt |
| US7303065B2 (en) | 2004-08-13 | 2007-12-04 | Penn United Technologies, Inc. | Belt conveyor apparatus |
| US7947160B2 (en) | 2004-08-13 | 2011-05-24 | Ppg Industries Ohio, Inc. | System for coating objects |
| KR200446758Y1 (ko) * | 2007-12-10 | 2009-11-25 | 경운대학교 산학협력단 | 마그네슘합금 제품의 아노다이징용 지그 |
| CN102367586A (zh) * | 2011-10-27 | 2012-03-07 | 奇瑞汽车股份有限公司 | 汽车前盖的表面处理固定工装及其安装和拆卸方法 |
| CN106591929A (zh) * | 2015-10-16 | 2017-04-26 | 蔡涵云 | 电镀用挂架 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030204 |