JPH06330920A - 拡開範囲を備えた釘 - Google Patents
拡開範囲を備えた釘Info
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- JPH06330920A JPH06330920A JP6076979A JP7697994A JPH06330920A JP H06330920 A JPH06330920 A JP H06330920A JP 6076979 A JP6076979 A JP 6076979A JP 7697994 A JP7697994 A JP 7697994A JP H06330920 A JPH06330920 A JP H06330920A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B19/00—Bolts without screw-thread; Pins, including deformable elements; Rivets
- F16B19/002—Resiliently deformable pins
- F16B19/004—Resiliently deformable pins made in one piece
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B15/00—Nails; Staples
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Dowels (AREA)
- Stringed Musical Instruments (AREA)
- Surgical Instruments (AREA)
- Golf Clubs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 築壁に設けられた穿孔内に問題なく挿入可能
であり、しかも高い保持値を有するようにする。 【構成】 両拡開脚部9,10の間でシャンク2に設け
られた自由空間が、長手方向切欠き8として形成されて
おり、該長手方向切欠きが、前記拡開範囲3の手前に位
置する真直なシャンク区分7から出発して、前方の釘端
面5にまで延びている。
であり、しかも高い保持値を有するようにする。 【構成】 両拡開脚部9,10の間でシャンク2に設け
られた自由空間が、長手方向切欠き8として形成されて
おり、該長手方向切欠きが、前記拡開範囲3の手前に位
置する真直なシャンク区分7から出発して、前方の釘端
面5にまで延びている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、前方の釘端面から間隔
をおいて形成された拡開範囲を備えた釘であって、該釘
のシャンクに、前記拡開範囲で湾曲させられた2つの拡
開脚部が側方に突出して設けられており、両拡開脚部の
間でシャンクに自由空間が延びており、前記両拡開脚部
が、前記拡開範囲の両端部でそれぞれ真直なシャンク区
分に移行している形式のものに関する。
をおいて形成された拡開範囲を備えた釘であって、該釘
のシャンクに、前記拡開範囲で湾曲させられた2つの拡
開脚部が側方に突出して設けられており、両拡開脚部の
間でシャンクに自由空間が延びており、前記両拡開脚部
が、前記拡開範囲の両端部でそれぞれ真直なシャンク区
分に移行している形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】ドイツ連邦共和国特許出願公開第334
5331号明細書に基づき、釘として構成された固定部
材が公知である。この公知の固定部材は前方の釘端面の
範囲に拡開範囲を有している。この拡開範囲は、互いに
間隔をおいて延びて外方に向かって湾曲させられた2つ
の拡開脚部によって形成される。このような固定部材の
固定は、築壁またはこれに類するものに前穿孔された穿
孔内にシャンクが打ち込まれるようにして行なわれる。
穿孔内へのシャンクの打込み時に、拡開脚部は穿孔壁に
よって内方に押し合わされる。この場合、両拡開脚部の
間に存在する挿入体に基づき、穿孔壁に対する拡開脚部
の圧着力を増大させることができる。打込み後に、この
公知の固定部材の拡開脚部は前記挿入体の塑性戻し力お
よび/または弾性戻し力によって穿孔壁に押圧され、こ
れによって高い保持力が得られる。しかしながら、前記
挿入体に基づき、公知の釘の打込み抵抗は極端に高い。
5331号明細書に基づき、釘として構成された固定部
材が公知である。この公知の固定部材は前方の釘端面の
範囲に拡開範囲を有している。この拡開範囲は、互いに
間隔をおいて延びて外方に向かって湾曲させられた2つ
の拡開脚部によって形成される。このような固定部材の
固定は、築壁またはこれに類するものに前穿孔された穿
孔内にシャンクが打ち込まれるようにして行なわれる。
穿孔内へのシャンクの打込み時に、拡開脚部は穿孔壁に
よって内方に押し合わされる。この場合、両拡開脚部の
間に存在する挿入体に基づき、穿孔壁に対する拡開脚部
の圧着力を増大させることができる。打込み後に、この
公知の固定部材の拡開脚部は前記挿入体の塑性戻し力お
よび/または弾性戻し力によって穿孔壁に押圧され、こ
れによって高い保持力が得られる。しかしながら、前記
挿入体に基づき、公知の釘の打込み抵抗は極端に高い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた形式の釘を改良して、築壁に設けられた穿孔内
に問題なく挿入可能であり、しかも高い保持値を有して
いるような釘を提供することである。
で述べた形式の釘を改良して、築壁に設けられた穿孔内
に問題なく挿入可能であり、しかも高い保持値を有して
いるような釘を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、前記自由空間が、長手方向切欠き
として形成されており、該長手方向切欠きが、前記拡開
範囲の手前に位置する真直なシャンク区分から出発し
て、前方の釘端面にまで延びているようにした。
に本発明の構成では、前記自由空間が、長手方向切欠き
として形成されており、該長手方向切欠きが、前記拡開
範囲の手前に位置する真直なシャンク区分から出発し
て、前方の釘端面にまで延びているようにした。
【0005】
【発明の効果】本発明によれば、長手方向切欠きによっ
て形成された、側方に突出した拡開脚部が、穿孔内への
釘の打込み時に塑性変形および弾性変形によって内方に
押圧され、ひいては穿孔壁との摩擦接続を形成する。拡
開範囲の弾性変形分および塑性変形分に基づき、高い保
持値が得られる。弾性変形分に基づき、釘はたとえば亀
裂形成による穿孔拡張を大きな保持値損失なく補償する
こともできる。既に拡開範囲の手前に位置する真直なシ
ャンク区分で出発して、前方の釘端面にまで延びる長手
方向切欠きは、拡開範囲への移行区域に高い可撓性を生
ぜしめる。このように高い可撓性は特に狭い穿孔内にお
ける釘の打込み抵抗を減少させる。さらに、前方の釘端
面で開いた長手方向切欠きに基づき、穿孔内に存在する
穿孔チップを釘の打込み時に収容することも可能にな
る。したがって、前記釘端面にまで延びる長手方向切欠
きにより、穿孔チップが釘端面に堆積して、釘の打込み
が妨げられたり、またはそれどころか打込みが不可能と
なってしまうことは回避される。さらに、長手方向切欠
きを埋める穿孔チップは保持値をも増大させる。なぜな
らば、穿孔チップが付加的に摩擦手段として作用するか
らである。
て形成された、側方に突出した拡開脚部が、穿孔内への
釘の打込み時に塑性変形および弾性変形によって内方に
押圧され、ひいては穿孔壁との摩擦接続を形成する。拡
開範囲の弾性変形分および塑性変形分に基づき、高い保
持値が得られる。弾性変形分に基づき、釘はたとえば亀
裂形成による穿孔拡張を大きな保持値損失なく補償する
こともできる。既に拡開範囲の手前に位置する真直なシ
ャンク区分で出発して、前方の釘端面にまで延びる長手
方向切欠きは、拡開範囲への移行区域に高い可撓性を生
ぜしめる。このように高い可撓性は特に狭い穿孔内にお
ける釘の打込み抵抗を減少させる。さらに、前方の釘端
面で開いた長手方向切欠きに基づき、穿孔内に存在する
穿孔チップを釘の打込み時に収容することも可能にな
る。したがって、前記釘端面にまで延びる長手方向切欠
きにより、穿孔チップが釘端面に堆積して、釘の打込み
が妨げられたり、またはそれどころか打込みが不可能と
なってしまうことは回避される。さらに、長手方向切欠
きを埋める穿孔チップは保持値をも増大させる。なぜな
らば、穿孔チップが付加的に摩擦手段として作用するか
らである。
【0006】拡開範囲は、楔体を用いた切欠き加工過程
によりシャンクが対称的に拡開されると同時に、なだら
かな移行部が加工成形されるように製造されると有利で
ある。
によりシャンクが対称的に拡開されると同時に、なだら
かな移行部が加工成形されるように製造されると有利で
ある。
【0007】拡開脚部の外周面はほぼ横断面円形に成形
されていて、しかもシャンク直径よりも少しだけ大きな
直径を有していると特に有利である。したがって、拡開
範囲における丸みはほぼシャンクと穿孔壁との丸みに相
当しており、これにより拡開範囲においても、穿孔壁に
対する均一な面接触が得られる。したがって、釘は拡開
範囲において穿孔に点状に緊定されるのではなく、面状
に緊定される訳である。このことは、保持値を著しく改
善する。拡開脚部の長手方向縁部が 平らに面取りされ
ていることに基づき、穿孔内への釘の打込み時に拡開脚
部の曲げ込みが容易になる。
されていて、しかもシャンク直径よりも少しだけ大きな
直径を有していると特に有利である。したがって、拡開
範囲における丸みはほぼシャンクと穿孔壁との丸みに相
当しており、これにより拡開範囲においても、穿孔壁に
対する均一な面接触が得られる。したがって、釘は拡開
範囲において穿孔に点状に緊定されるのではなく、面状
に緊定される訳である。このことは、保持値を著しく改
善する。拡開脚部の長手方向縁部が 平らに面取りされ
ていることに基づき、穿孔内への釘の打込み時に拡開脚
部の曲げ込みが容易になる。
【0008】長手方向切欠きはU字形の横断面を有して
いてよい。このことは、切欠き加工用の対応する楔体の
使用によって得られる。これによって、切欠き底部の範
囲では、拡開範囲の充分に均一な横断面に基づき、湾曲
させられた拡開脚部のための高い可撓性が生ぜしめられ
る。
いてよい。このことは、切欠き加工用の対応する楔体の
使用によって得られる。これによって、切欠き底部の範
囲では、拡開範囲の充分に均一な横断面に基づき、湾曲
させられた拡開脚部のための高い可撓性が生ぜしめられ
る。
【0009】釘ヘッドから出発して拡開範囲の手前で終
わっているプラスチック被覆体により、穿孔開口の範囲
における穿孔のシールによる付加的な防食が得られる。
わっているプラスチック被覆体により、穿孔開口の範囲
における穿孔のシールによる付加的な防食が得られる。
【0010】本発明による釘を穿孔内での固定後に再び
穿孔から取り出すことは極めて困難であるので、本発明
のさらに別の改良形では、釘の釘ヘッドが、上面に設け
られたセンタリング切欠きを備えており、このセンタリ
ング切欠きが、シャンクの中心軸線に対して同心的に位
置決めされている。このセンタリング切欠きは、シャン
ク直径に相当する直径を有するドリルビットを用いた釘
ヘッドの正確な除去を可能にする。これによって、取外
しが必要な場合には、たとえば壁に固定されたボードを
ヘッドなしの釘から問題なく抜き出すことができる。
穿孔から取り出すことは極めて困難であるので、本発明
のさらに別の改良形では、釘の釘ヘッドが、上面に設け
られたセンタリング切欠きを備えており、このセンタリ
ング切欠きが、シャンクの中心軸線に対して同心的に位
置決めされている。このセンタリング切欠きは、シャン
ク直径に相当する直径を有するドリルビットを用いた釘
ヘッドの正確な除去を可能にする。これによって、取外
しが必要な場合には、たとえば壁に固定されたボードを
ヘッドなしの釘から問題なく抜き出すことができる。
【0011】釘の打込み時における長手方向切欠き内へ
の穿孔チップの流入を改善するためには、前方の釘端面
が、釘先端を形成するための斜面を備えていると有利で
ある。
の穿孔チップの流入を改善するためには、前方の釘端面
が、釘先端を形成するための斜面を備えていると有利で
ある。
【0012】本発明のさらに別の有利な構成では、釘の
拡開範囲が、断面三角形の長手方向リブを備えている。
この長手方向リブは長手方向切欠きとは反対の側に配置
されている。拡開範囲の外周面を超えて突出した前記長
手方向リブを用いて、両拡開脚部に対して付加的に穿孔
内での別の接触が得られるので、一方では三点支持に基
づきセンタリング効果が得られ、他方では拡開脚部の一
層高い押圧力が得られる。長手方向リブの断面が三角形
に形成されていることに基づき、この長手方向リブは穿
孔製作誤差をも補償することができる。比較的狭い穿孔
の場合にも、長手方向リブは穿孔壁に比較的大きく食い
込み、また比較的広い穿孔の場合にも、長手方向リブは
穿孔壁に比較的小さく食い込むので、穿孔直径とは全く
無関係に拡開範囲の不変の摩擦が形成される。
拡開範囲が、断面三角形の長手方向リブを備えている。
この長手方向リブは長手方向切欠きとは反対の側に配置
されている。拡開範囲の外周面を超えて突出した前記長
手方向リブを用いて、両拡開脚部に対して付加的に穿孔
内での別の接触が得られるので、一方では三点支持に基
づきセンタリング効果が得られ、他方では拡開脚部の一
層高い押圧力が得られる。長手方向リブの断面が三角形
に形成されていることに基づき、この長手方向リブは穿
孔製作誤差をも補償することができる。比較的狭い穿孔
の場合にも、長手方向リブは穿孔壁に比較的大きく食い
込み、また比較的広い穿孔の場合にも、長手方向リブは
穿孔壁に比較的小さく食い込むので、穿孔直径とは全く
無関係に拡開範囲の不変の摩擦が形成される。
【0013】長手方向リブを備えた釘の、穿孔内への導
入および打込みを容易にするためには、長手方向リブ
が、前方の釘端面に対して間隔をおいて先細り部で終わ
っていると有利である。
入および打込みを容易にするためには、長手方向リブ
が、前方の釘端面に対して間隔をおいて先細り部で終わ
っていると有利である。
【0014】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく
説明する。
説明する。
【0015】図1に示した釘1はシャンク2を有してい
る。このシャンク2は拡開範囲3と釘ヘッド4とを備え
ている。拡開範囲3は前方の釘端面5から僅かに段付け
されているので、前記釘端面5と拡開範囲3との間に
は、真直なシャンク区分6が残っている。長い方の真直
なシャンク区分7は拡開範囲3と釘ヘッド4との間に延
びている。
る。このシャンク2は拡開範囲3と釘ヘッド4とを備え
ている。拡開範囲3は前方の釘端面5から僅かに段付け
されているので、前記釘端面5と拡開範囲3との間に
は、真直なシャンク区分6が残っている。長い方の真直
なシャンク区分7は拡開範囲3と釘ヘッド4との間に延
びている。
【0016】金属から製造された釘1は楔体を用いた切
欠き過程によって拡開範囲3で切欠き加工されるので、
U字形の横断面を備えた長手方向切欠き8が形成されて
いる。長手方向切欠き8は側方の拡開脚部9,10によ
って制限される。この拡開脚部は外方に湾曲させられて
シャンク2に突設されている。釘の打込み時における、
前方の釘端面5で開いた長手方向切欠き8への穿孔チッ
プの供給を改善するためには、釘端面5が斜面11を備
えている。
欠き過程によって拡開範囲3で切欠き加工されるので、
U字形の横断面を備えた長手方向切欠き8が形成されて
いる。長手方向切欠き8は側方の拡開脚部9,10によ
って制限される。この拡開脚部は外方に湾曲させられて
シャンク2に突設されている。釘の打込み時における、
前方の釘端面5で開いた長手方向切欠き8への穿孔チッ
プの供給を改善するためには、釘端面5が斜面11を備
えている。
【0017】図2には、長手方向切欠き8のU字形の輪
郭が認められる。これによって、切欠き底部の範囲に
は、拡開範囲3のための均一な肉厚さが得られる。この
ような均一な肉厚さに基づき、外方に向かって湾曲させ
られた拡開脚部9,10の高い弾性率が得られる。拡開
脚部9,10の長手方向縁部が平らに面取りされている
ことにより、曲げ込みおよび穿孔壁への接触が助成され
る。
郭が認められる。これによって、切欠き底部の範囲に
は、拡開範囲3のための均一な肉厚さが得られる。この
ような均一な肉厚さに基づき、外方に向かって湾曲させ
られた拡開脚部9,10の高い弾性率が得られる。拡開
脚部9,10の長手方向縁部が平らに面取りされている
ことにより、曲げ込みおよび穿孔壁への接触が助成され
る。
【0018】図3に示した縦断面図は図1の釘を示して
いるが、ただし90゜だけ回転させられている。前方の
釘端面5に設けられた斜面11は長手方向切欠き8の開
いた側から鋭角の角度で長手方向切欠き8の底部12に
まで延びている。
いるが、ただし90゜だけ回転させられている。前方の
釘端面5に設けられた斜面11は長手方向切欠き8の開
いた側から鋭角の角度で長手方向切欠き8の底部12に
まで延びている。
【0019】図5には、釘ヘッド4とシャンク2の範囲
にプラスチック被覆体13を備えた釘1が示されてい
る。拡開範囲3に到達する手前で、プラスチック被覆体
13はなだらかにシャンク2に移行するように終わって
いる。
にプラスチック被覆体13を備えた釘1が示されてい
る。拡開範囲3に到達する手前で、プラスチック被覆体
13はなだらかにシャンク2に移行するように終わって
いる。
【0020】釘ヘッド4の上面には、センタリング切欠
き14が圧刻加工されている。このセンタリング切欠き
14はシャンク2の長手方向軸線に対して同心的に位置
決めされている。
き14が圧刻加工されている。このセンタリング切欠き
14はシャンク2の長手方向軸線に対して同心的に位置
決めされている。
【0021】図2、図3および図4には、釘1の拡開範
囲3における長手方向リブ15の配置が認められる。こ
の長手方向リブ15は三角形の断面形状を有していて、
長手方向切欠き8とは反対の側に位置している。穿孔内
への釘1の導入および打込みを容易にするためには、長
手方向リブ15が前方の釘端面5に対して間隔をおいて
終わっていて、しかも先細り部16を備えている。
囲3における長手方向リブ15の配置が認められる。こ
の長手方向リブ15は三角形の断面形状を有していて、
長手方向切欠き8とは反対の側に位置している。穿孔内
への釘1の導入および打込みを容易にするためには、長
手方向リブ15が前方の釘端面5に対して間隔をおいて
終わっていて、しかも先細り部16を備えている。
【図1】本発明による釘の概略図である。
【図2】図1に示した釘の前方の釘端面の平面図であ
る。
る。
【図3】図1に示した釘を90゜だけ回転させた状態で
見た図である。
見た図である。
【図4】図1に示した釘の背面図である。
【図5】図1に示した釘のプラスチック被覆体を示す概
略図である。
略図である。
1 釘、 2 シャンク、 3 拡開範囲、 4 釘ヘ
ッド、 5 釘端面、6,7 シャンク区分、 8 長
手方向区分、 9,10 拡開脚部、 11斜面、 1
2 底部、 13 プラスチック被覆体、 14 セン
タリング切欠き、 15 長手方向リブ、 16 先細
り部
ッド、 5 釘端面、6,7 シャンク区分、 8 長
手方向区分、 9,10 拡開脚部、 11斜面、 1
2 底部、 13 プラスチック被覆体、 14 セン
タリング切欠き、 15 長手方向リブ、 16 先細
り部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 P4331583.6 (32)優先日 1993年9月17日 (33)優先権主張国 ドイツ(DE) (72)発明者 アルツール フィッシャー ドイツ連邦共和国 ヴァルダッハタール ヴァインハルデ 34
Claims (9)
- 【請求項1】 前方の釘端面から間隔をおいて形成され
た拡開範囲を備えた釘であって、該釘のシャンクに、前
記拡開範囲で湾曲させられた2つの拡開脚部が側方に突
出して設けられており、両拡開脚部の間でシャンクに自
由空間が延びており、前記両拡開脚部が、前記拡開範囲
の両端部でそれぞれ真直なシャンク区分に移行している
形式のものにおいて、前記自由空間が、長手方向切欠き
(8)として形成されており、該長手方向切欠きが、前
記拡開範囲の手前に位置する真直なシャンク区分(7)
から出発して、前方の釘端面(5)にまで延びているこ
とを特徴とする、拡開範囲を備えた釘。 - 【請求項2】 前記拡開脚部(9,10)が、真直なシ
ャンク(2)の切欠き加工によってシャンクの長手方向
軸線に対して対称的に外方に向かって湾曲させられてお
り、前記拡開範囲(3)の両端部に、真直なシャンク区
分(6,7)へのなだらかな移行部が設けられている、
請求項1記載の釘。 - 【請求項3】 前記拡開範囲(3)が、ほぼ横断面円形
に面取りされており、前記拡開脚部(9,10)の長手
方向縁部が、平らに面取りされている、請求項2記載の
釘。 - 【請求項4】 前記長手方向切欠き(8)が、U字形の
横断面を有している、請求項1記載の釘。 - 【請求項5】 釘ヘッド(4)と、該釘ヘッドに続いて
設けられたシャンク(2)の区分とが、プラスチック被
覆体(13)を有しており、該プラスチック被覆体の壁
が、前記拡開範囲(3)への到達前になだらかにシャン
ク(2)に移行するように終わっている、請求項1記載
の釘。 - 【請求項6】 釘(1)の釘ヘッド(4)が、上面に設
けられたセンタリング切欠き(14)を備えており、該
センタリング切欠きが、シャンク(2)の長手方向軸線
に対して同心的に位置決めされている、請求項1記載の
釘。 - 【請求項7】 前方の釘端面(5)が、斜面(11)に
よって形成された釘先端を有している、請求項1記載の
釘。 - 【請求項8】 釘(1)の前記拡開範囲(3)が、前記
長手方向切欠き(8)とは反対の側に、断面三角形の長
手方向リブ(15)を備えている、請求項1記載の釘。 - 【請求項9】 前記長手方向リブ(15)が、前方の釘
端面(5)に対して間隔をおいて先細り部(16)で終
わっている、請求項8記載の釘。
Applications Claiming Priority (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4312234 | 1993-04-17 | ||
DE4313643 | 1993-04-26 | ||
DE4324069 | 1993-07-17 | ||
DE4324069.0 | 1993-09-17 | ||
DE4312234.5 | 1993-09-17 | ||
DE4331583.6 | 1993-09-17 | ||
DE4313643.5 | 1993-09-17 | ||
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