JPS585468Y2 - コンバインの穀粒貯留装置 - Google Patents
コンバインの穀粒貯留装置Info
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- JPS585468Y2 JPS585468Y2 JP1976169786U JP16978676U JPS585468Y2 JP S585468 Y2 JPS585468 Y2 JP S585468Y2 JP 1976169786 U JP1976169786 U JP 1976169786U JP 16978676 U JP16978676 U JP 16978676U JP S585468 Y2 JPS585468 Y2 JP S585468Y2
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- grain
- alarm
- motor
- tank
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は脱穀機の機外側にグレインタンクを搭載し、脱
穀処理後の穀粒を一番穀物取出部釦よび揚穀コンベア装
置を介して前記グレインタンク内に貯留すべく構成した
コンバインの穀粒貯留装置に関するものである。
穀処理後の穀粒を一番穀物取出部釦よび揚穀コンベア装
置を介して前記グレインタンク内に貯留すべく構成した
コンバインの穀粒貯留装置に関するものである。
而して本考案は、グレインタンク内の穀粒を取出す穀粒
排出コンベア装置を昇降及び旋回可能に組込む構造にお
いて、前記コンベア装置の上昇旋回動作を検出するスイ
ッチと、前記コンベア装置を駆動するモータの入力スイ
ッチの常閉接点と、前記コンベア装置の上昇旋回を報知
する警報装置とを直列に電気接続させると共に、前記常
閉接点と連動する入力スイッチの常開接点にモータを直
列接続させ、前記モータによるコンベア装置の駆動時を
除いて該装置の上昇旋回を警報可能に構成するもので、
前記グレインタンク内の穀粒取出し時に前記コンベア装
置の上昇旋回と連動してこれを自動的に警報し得、前記
モータによってコンベア装置を駆動して穀粒を取出すと
きにこれと連動して警報装置をオフ保持し得、前記コン
ベア装置を用いて穀粒取出し作業を安全にして能率良く
行えるようにしたコンバインの穀粒貯留装置を提供しよ
うとするものである。
排出コンベア装置を昇降及び旋回可能に組込む構造にお
いて、前記コンベア装置の上昇旋回動作を検出するスイ
ッチと、前記コンベア装置を駆動するモータの入力スイ
ッチの常閉接点と、前記コンベア装置の上昇旋回を報知
する警報装置とを直列に電気接続させると共に、前記常
閉接点と連動する入力スイッチの常開接点にモータを直
列接続させ、前記モータによるコンベア装置の駆動時を
除いて該装置の上昇旋回を警報可能に構成するもので、
前記グレインタンク内の穀粒取出し時に前記コンベア装
置の上昇旋回と連動してこれを自動的に警報し得、前記
モータによってコンベア装置を駆動して穀粒を取出すと
きにこれと連動して警報装置をオフ保持し得、前記コン
ベア装置を用いて穀粒取出し作業を安全にして能率良く
行えるようにしたコンバインの穀粒貯留装置を提供しよ
うとするものである。
以下、本考案の理解をさらに深めるために図示の実施例
に基づいて詳述すると、第1図は本考案に係る穀粒貯留
装置を具備したコンバインの側面図、第2図はその平面
図であって、図中、1は機台、2は、一対の走行うロー
ラ3,3を左右両側に装備させたトラックフレーム、4
はこのトラックフレーム2に対して機台1を回動可能に
支持するための枢支軸、5ばこの枢支軸4を支点として
機台1の前部を上方へ持ち上げる昇降用シリンダ、6は
前記機台1上に搭載した脱穀機で、その内部には扱胴(
図示せず)を前記機台1の前後方向に沿わせて軸架して
いる。
に基づいて詳述すると、第1図は本考案に係る穀粒貯留
装置を具備したコンバインの側面図、第2図はその平面
図であって、図中、1は機台、2は、一対の走行うロー
ラ3,3を左右両側に装備させたトラックフレーム、4
はこのトラックフレーム2に対して機台1を回動可能に
支持するための枢支軸、5ばこの枢支軸4を支点として
機台1の前部を上方へ持ち上げる昇降用シリンダ、6は
前記機台1上に搭載した脱穀機で、その内部には扱胴(
図示せず)を前記機台1の前後方向に沿わせて軸架して
いる。
7は多条刈り用の刈取装置で、複数の分草板8・・・と
刈刃9とから構成したものである。
刈刃9とから構成したものである。
10はフィードチェーンで、このフィードチェーン10
は図示しない挾扼杆と共に脱穀機6の扱口(図示せず)
に沿って設けたものである。
は図示しない挾扼杆と共に脱穀機6の扱口(図示せず)
に沿って設けたものである。
また、11はステップで、このステップ11上にはシー
トフレーム12を介して運転席13を設けると共に、該
運転席13の前部に操作コラム14を立設して運転操作
部15を形成している。
トフレーム12を介して運転席13を設けると共に、該
運転席13の前部に操作コラム14を立設して運転操作
部15を形成している。
さらに、16は前記脱穀機60機外側に搭載したグレイ
ンタンクであって、脱穀処理後の穀粒を一番スクリユー
コンベアおよび揚穀コンベア装置17を介して該タンク
16内に順次貯留すべく構成したものである。
ンタンクであって、脱穀処理後の穀粒を一番スクリユー
コンベアおよび揚穀コンベア装置17を介して該タンク
16内に順次貯留すべく構成したものである。
18は前記脱穀機6の後方に着脱可能に設けた排藁切断
装置、19はフィードチェーン10の終端部から排藁切
断装置18のカッター上方部1で延設した排藁チェーン
、20は該チェーン9のカバーである。
装置、19はフィードチェーン10の終端部から排藁切
断装置18のカッター上方部1で延設した排藁チェーン
、20は該チェーン9のカバーである。
さらにまた、21は前記機台1上に搭載したエンジン、
22は前記の走行うローラ3用の1駆動スプロケツトで
図示しない走行用ミッションに連結しである。
22は前記の走行うローラ3用の1駆動スプロケツトで
図示しない走行用ミッションに連結しである。
また、23は前記スプロケット22と共に走行うローラ
3の端部を支持するアイドルローラ、24は走行うロー
ラ3の上部内面に摺接させるキャリアローラ、25・・
・は前記走行うローラ3の下部内面に摺接させるトラッ
クローラである。
3の端部を支持するアイドルローラ、24は走行うロー
ラ3の上部内面に摺接させるキャリアローラ、25・・
・は前記走行うローラ3の下部内面に摺接させるトラッ
クローラである。
次いで、殻稈搬送装置について説明すると、前記刈刃9
の上方部には下部搬送装置26を設けて、殻稈の稈元部
を挾持搬送すべく構成する一方、該装置26の上方部に
上部搬送装置27を延設して殻稈の穂先側を挾持搬送す
べく構成している。
の上方部には下部搬送装置26を設けて、殻稈の稈元部
を挾持搬送すべく構成する一方、該装置26の上方部に
上部搬送装置27を延設して殻稈の穂先側を挾持搬送す
べく構成している。
筐た、該装置27の後方には穂先搬送装置28を装設し
ている。
ている。
而して、この穂先搬送装置28の送り終端部には長短稈
調節可能な縦搬送装置29の始端部を臨1せてあり、該
装置29の終端部は前記フィードチェーン10の始端部
へ向けて延設している。
調節可能な縦搬送装置29の始端部を臨1せてあり、該
装置29の終端部は前記フィードチェーン10の始端部
へ向けて延設している。
さらに、30は複数の殻稈引起装置であって、立毛釦よ
び倒伏殻稈を引き起こすためのものである0 次に、脱穀処理された穀粒の搬送系路について説明する
と、脱穀機6の扱室内で脱穀および選別された穀粒、特
に精粒は一番口31から揚穀コンベア装置17を介して
グレインタンク16内に順次貯留される。
び倒伏殻稈を引き起こすためのものである0 次に、脱穀処理された穀粒の搬送系路について説明する
と、脱穀機6の扱室内で脱穀および選別された穀粒、特
に精粒は一番口31から揚穀コンベア装置17を介して
グレインタンク16内に順次貯留される。
而して、該タンク16内に貯留された穀粒は揚上コンベ
ア装置32および穀粒排出コンベア装置33を介してト
ラック等の荷台へ移し変えられるものであり、前記タン
ク16上に旋回基台34を取り付け、該基台34上にベ
アリングを介して受台35を立設し、この受台35の一
端に支軸36を介して排出コンベア装置昇降用の油圧シ
リンダ37を支持させて前記の穀粒排出コンベア装置3
3を適宜昇降および旋回操作すべく構成したものである
。
ア装置32および穀粒排出コンベア装置33を介してト
ラック等の荷台へ移し変えられるものであり、前記タン
ク16上に旋回基台34を取り付け、該基台34上にベ
アリングを介して受台35を立設し、この受台35の一
端に支軸36を介して排出コンベア装置昇降用の油圧シ
リンダ37を支持させて前記の穀粒排出コンベア装置3
3を適宜昇降および旋回操作すべく構成したものである
。
な訟、この実施例では旋回操作は手動で行なうようにな
っている。
っている。
筐た、前記受台35の上方部にはチェーンケース38を
設けると共に、該ケース38の上部にコンベア1駆動用
モータ39を取り付け、該モータ39の回転力をスプロ
ケット釦よびチェーン等ヲ用いて揚上コンベア32のコ
ンベア軸に伝達すると共に、チェーンケース38、伝動
ケース40$−よび連結パイプ41内の各要素を介して
前記モータ39の回転力を穀粒排出コンベア装置33の
コベア軸に伝達すべく構成したものである。
設けると共に、該ケース38の上部にコンベア1駆動用
モータ39を取り付け、該モータ39の回転力をスプロ
ケット釦よびチェーン等ヲ用いて揚上コンベア32のコ
ンベア軸に伝達すると共に、チェーンケース38、伝動
ケース40$−よび連結パイプ41内の各要素を介して
前記モータ39の回転力を穀粒排出コンベア装置33の
コベア軸に伝達すべく構成したものである。
次に、第3図を参照して穀粒貯留装置の具体的構造につ
いて詳述すると、前記グレインタンク16は傾斜部16
a、16bを有する下部ハウジング16cと上部ハウジ
ング16dとから構成したもので、機台1に支持構体4
2.43を介して下部・・ウジング16cを支持させる
と共に、この下部・・ウジング16cの上端開口部内に
上部・・ウジング16dを嵌め合せセットボルト44・
・・を用いてこれら両・・ウジング16c、16dを固
定したものである。
いて詳述すると、前記グレインタンク16は傾斜部16
a、16bを有する下部ハウジング16cと上部ハウジ
ング16dとから構成したもので、機台1に支持構体4
2.43を介して下部・・ウジング16cを支持させる
と共に、この下部・・ウジング16cの上端開口部内に
上部・・ウジング16dを嵌め合せセットボルト44・
・・を用いてこれら両・・ウジング16c、16dを固
定したものである。
また、前記タンク16内には揚穀コンベア装置17と、
揚穀筒32aおよび揚上スクリューコンベア32bから
なる揚上コンベア装置32とを装設し、前記コンベア装
置17の先端開口部には穀粒を飛散させる羽根45を設
ける一方、揚上コンベア装置32の下端部には長孔46
a・・・を有する制御筒46を設けている。
揚穀筒32aおよび揚上スクリューコンベア32bから
なる揚上コンベア装置32とを装設し、前記コンベア装
置17の先端開口部には穀粒を飛散させる羽根45を設
ける一方、揚上コンベア装置32の下端部には長孔46
a・・・を有する制御筒46を設けている。
さらに、前記の揚上コンベア32装設位置にち・ける前
記各・・ウジング16c、16dの内面には台板47,
4Bを設け、これら各合板47.48間にL型鋼49・
・・を立設すると共に、−側のL型鋼49と傾斜部16
bとの間に補強用の支持パイプ50を張架している。
記各・・ウジング16c、16dの内面には台板47,
4Bを設け、これら各合板47.48間にL型鋼49・
・・を立設すると共に、−側のL型鋼49と傾斜部16
bとの間に補強用の支持パイプ50を張架している。
渣た、他側のL型鋼49にはスペーサ51.51を介し
て穀粒検出パイプ52を取り付けると共に、該パイプ5
2の側部にスイッチボックス53を取り付けている。
て穀粒検出パイプ52を取り付けると共に、該パイプ5
2の側部にスイッチボックス53を取り付けている。
而して、このスイッチボックス53内にはグレインタン
ク16内に規定量の穀粒を貯留したことを検出するリミ
ットスイッチ54を設け、その作動片55を前記パイプ
52内へ延設している。
ク16内に規定量の穀粒を貯留したことを検出するリミ
ットスイッチ54を設け、その作動片55を前記パイプ
52内へ延設している。
さらにまた、前記の上部・・ウジング16dにお・ける
上方部には発光装置56と受光装置57とを対向させて
取り付けており、グレインタンク16内に貯留した穀粒
が発光装置56から受光装置57へ至る光線を遮った時
に図示しない異常レベル報知用の警報装置を作動させる
ように構成している。
上方部には発光装置56と受光装置57とを対向させて
取り付けており、グレインタンク16内に貯留した穀粒
が発光装置56から受光装置57へ至る光線を遮った時
に図示しない異常レベル報知用の警報装置を作動させる
ように構成している。
しかも、運転席13の左側部には脱穀クラッチレバ−5
8を設けている。
8を設けている。
このレバー58は第4図に明瞭に示す如く回動支点軸5
9に枢支したもので、該レバー58に連結部材60.6
1を介して脱穀クラッチワイヤー62を連結しており、
図示しない脱穀クラッチを適宜断続操作すべく構成した
ものである。
9に枢支したもので、該レバー58に連結部材60.6
1を介して脱穀クラッチワイヤー62を連結しており、
図示しない脱穀クラッチを適宜断続操作すべく構成した
ものである。
また、レバーガイド板63の内側には取付板64を介し
てリミットスイッチ65をビス止めしている。
てリミットスイッチ65をビス止めしている。
このリミットスイッチ65は前記脱穀クラッチレバ−5
8をON操作(N操作)させた時にオン作動するもので
ある。
8をON操作(N操作)させた時にオン作動するもので
ある。
ところで、先に述べた穀粒排出コンベア装置33の中央
部分を支える支持アーム66には取付板67を介して排
出オーガ昇降検出用のリミットスイッチ68を固定して
いる。
部分を支える支持アーム66には取付板67を介して排
出オーガ昇降検出用のリミットスイッチ68を固定して
いる。
このリミットスイッチ68は前記コンベア装置33が上
方へ昇起した時にオン作動するものである。
方へ昇起した時にオン作動するものである。
ここで、前記リミットスイッチ68を用いる代わりに近
接スイッチを用いてもよいことは勿論である。
接スイッチを用いてもよいことは勿論である。
また、前記レバーガイド板63の右側面および操作コラ
ム14の操作パネル面には互に振動周波数の異なる警報
ブザ−69,70と互に発光色の異なる警報ランプ71
.72とをそれぞれ装設している。
ム14の操作パネル面には互に振動周波数の異なる警報
ブザ−69,70と互に発光色の異なる警報ランプ71
.72とをそれぞれ装設している。
ここで、一方の警報装置69,71はグレインタンク1
6内に規定量の穀粒が留ったことを報知するためのもの
であり、他方の警報装置70.72は穀粒排出コンベア
装置33の上昇旋回を報知するためのものである。
6内に規定量の穀粒が留ったことを報知するためのもの
であり、他方の警報装置70.72は穀粒排出コンベア
装置33の上昇旋回を報知するためのものである。
次に、前記各警報装置の電気回路構成を第5図に基づい
て説明すると、直流電源入力端子73に前記各リミット
スイッチ65,54および警報ブザ−69を直列に接続
し、す)ミツトスイッチ68とモータ入力スイッチ74
の常閉接点74bと警報ブザ−70との直列回路を入力
端子73とアース75との間に接続し、かつ、モータ入
力スイッチ74の常開接点74aとコンベア駆動用モー
タ39との直列回路を前記各要素73.75間に接続し
、さらに、前記各ブザー69.70と並列に各ランプ7
1.72を接続したものである。
て説明すると、直流電源入力端子73に前記各リミット
スイッチ65,54および警報ブザ−69を直列に接続
し、す)ミツトスイッチ68とモータ入力スイッチ74
の常閉接点74bと警報ブザ−70との直列回路を入力
端子73とアース75との間に接続し、かつ、モータ入
力スイッチ74の常開接点74aとコンベア駆動用モー
タ39との直列回路を前記各要素73.75間に接続し
、さらに、前記各ブザー69.70と並列に各ランプ7
1.72を接続したものである。
なお、第2図にむける76は油圧シリンダ37を操作せ
しめるレバーである。
しめるレバーである。
本考案は上記の如く構成するものにして、以下、作用を
説明する。
説明する。
い1、第1図乃至第2図の状態下において、刈取りラッ
チレバー77および脱穀クラッチレバ−58をオン操作
して刈取り並びに脱穀作業を行なうと、グレインタンク
16内には脱穀機6の一番口31から搬出される穀粒が
揚穀コンベア装置17によって運ばれ、その先端開口部
に設けた羽根45により該穀粒が前記タンク16内に飛
散される。
チレバー77および脱穀クラッチレバ−58をオン操作
して刈取り並びに脱穀作業を行なうと、グレインタンク
16内には脱穀機6の一番口31から搬出される穀粒が
揚穀コンベア装置17によって運ばれ、その先端開口部
に設けた羽根45により該穀粒が前記タンク16内に飛
散される。
このためタンク16内には穀粒が順次積層収納される。
そしてグレインタンク16内に規定量の穀粒が収納され
、そのレベルが規定レベルが規定レベルLに達すると、
穀粒検出パイプ52内にタンク16に蓄留された穀粒が
流入し、これによって作動片55を押し下げ、既にオン
になっているリミットスイッチ65とスイッチボックス
53内のリミットスイッチ54とを介して警報ブザ−6
9を作動すると同時に、ランプ71を点灯し規定量の穀
粒がタンク16内に留ったことをオペレータに知らせる
。
、そのレベルが規定レベルが規定レベルLに達すると、
穀粒検出パイプ52内にタンク16に蓄留された穀粒が
流入し、これによって作動片55を押し下げ、既にオン
になっているリミットスイッチ65とスイッチボックス
53内のリミットスイッチ54とを介して警報ブザ−6
9を作動すると同時に、ランプ71を点灯し規定量の穀
粒がタンク16内に留ったことをオペレータに知らせる
。
ここで、オペレータが斯る警報装置69,71の報知作
動により脱穀クラッチレバ−58をオフ操作すると、扱
胴の回転が停止すると同時に警報ブザ−69および警報
ランプ71に対する通電が共にしゃ断されるため、前記
タンク16内の籾が順次排出に供されてタンク16内に
おける籾のレベルが規定レベルLを下回る1で警報ブザ
−69が鳴り続けるといった不祥事を完全に防止するこ
とができるものである。
動により脱穀クラッチレバ−58をオフ操作すると、扱
胴の回転が停止すると同時に警報ブザ−69および警報
ランプ71に対する通電が共にしゃ断されるため、前記
タンク16内の籾が順次排出に供されてタンク16内に
おける籾のレベルが規定レベルLを下回る1で警報ブザ
−69が鳴り続けるといった不祥事を完全に防止するこ
とができるものである。
次に、タンク16内に貯留した籾を揚上コンベア装置3
2ち・よび穀粒排出コンベア装置33を介してダンプカ
ーやトラック等の荷台へ移し変える作用について説明す
ると、1ず、運転席13の左側部に設けたレバー76を
介して油圧シリンダ37を作動させると、これによって
軸受部78を中心に排出コンベア装置33を伝動ケース
40などと共に回動し、排出コンベア装置33の先端を
略45度の角度に上昇させる。
2ち・よび穀粒排出コンベア装置33を介してダンプカ
ーやトラック等の荷台へ移し変える作用について説明す
ると、1ず、運転席13の左側部に設けたレバー76を
介して油圧シリンダ37を作動させると、これによって
軸受部78を中心に排出コンベア装置33を伝動ケース
40などと共に回動し、排出コンベア装置33の先端を
略45度の角度に上昇させる。
このとき、リミットスイッチ68がオン作動し、警報ブ
ザ−70および警報ランプ72に通電し、これら各警報
装置70.72を作動させて、排出コンベア装置33の
上昇・旋回を特にオペレータ以外の人に報知するので、
例えば補助作業に該装置33の旋回を未然に報知してそ
の安全をはかることができるものである。
ザ−70および警報ランプ72に通電し、これら各警報
装置70.72を作動させて、排出コンベア装置33の
上昇・旋回を特にオペレータ以外の人に報知するので、
例えば補助作業に該装置33の旋回を未然に報知してそ
の安全をはかることができるものである。
次いで運転席13にむいてレバー79を介して該コンベ
ア装置33を手動操作で以て回動させると、揚上コンベ
ア装置32を中心に受台35及び排出コンベア装置33
が第2図の仮想線位置へ回動し、該コンベア装置33の
先端を機体側方に移動して前述のトラックなどの荷台上
方にその排出口33aを位置させる。
ア装置33を手動操作で以て回動させると、揚上コンベ
ア装置32を中心に受台35及び排出コンベア装置33
が第2図の仮想線位置へ回動し、該コンベア装置33の
先端を機体側方に移動して前述のトラックなどの荷台上
方にその排出口33aを位置させる。
次に、運転席13においてスイッチ74を介してモータ
39を駆動操作すると、常閉接点74bがオフ作動して
前記各警報装置70,72の警報作動を停止させると同
時に、揚上スクリューコンベア32b及び排出スクリュ
ーコンベア33bが回動し、揚上スクリューコンベア3
2bによってタンク16内の穀粒をタンク16上方の受
台35の連通孔80に運ぶと共に、この穀粒を排出スク
リューコンベア33bによってトラックの荷台などに積
み込むものである。
39を駆動操作すると、常閉接点74bがオフ作動して
前記各警報装置70,72の警報作動を停止させると同
時に、揚上スクリューコンベア32b及び排出スクリュ
ーコンベア33bが回動し、揚上スクリューコンベア3
2bによってタンク16内の穀粒をタンク16上方の受
台35の連通孔80に運ぶと共に、この穀粒を排出スク
リューコンベア33bによってトラックの荷台などに積
み込むものである。
第6図乃至第7図は上記実施例の変形構造を示すもので
、1ず、第6図について説明すると、81は先に述べた
油圧シリンダ37に対する作動油の流動方向を切り換え
るための制御弁で、この制御弁81は前記レバー76に
よって操作されるものである。
、1ず、第6図について説明すると、81は先に述べた
油圧シリンダ37に対する作動油の流動方向を切り換え
るための制御弁で、この制御弁81は前記レバー76に
よって操作されるものである。
また、レバーガイド板63の内側には取付板82を介し
てIJ ミツトスイッチ83をビス止めしている。
てIJ ミツトスイッチ83をビス止めしている。
このリミットスイッチ83は油圧操作レバー76を同図
における仮想線位置1で操作させ、油圧シリンダ37の
ピストンロンドを上方へ移動させる時にオン作動するも
のである。
における仮想線位置1で操作させ、油圧シリンダ37の
ピストンロンドを上方へ移動させる時にオン作動するも
のである。
次に第7図の電気回路構成について述べると、直流電源
入力端子73とアース75との間に常閉接点74bとリ
ミットスイッチ83とリレー84との直列回路を接続す
ると共に、前記接点74bの出力側とアース75との間
に前記リレー84の自己保持接点84aと警報ブザ−7
0との直列回路を接続したものであって、他の部分は第
5図で示した先の実施例とはマ同一であるから、第7図
において第5図と同一部分には同一の番号を付している
。
入力端子73とアース75との間に常閉接点74bとリ
ミットスイッチ83とリレー84との直列回路を接続す
ると共に、前記接点74bの出力側とアース75との間
に前記リレー84の自己保持接点84aと警報ブザ−7
0との直列回路を接続したものであって、他の部分は第
5図で示した先の実施例とはマ同一であるから、第7図
において第5図と同一部分には同一の番号を付している
。
なお、この変形例においてはタンク16内に規定量の籾
が貯留したことを警報する作動については先の実施例と
同一であるから、ここでは、タンク16内に貯留した籾
を揚上コンベア装置32および穀粒排出コンベア装置3
3を介してダンプカーやトラック等の荷台へ移し変える
作用について述べる。
が貯留したことを警報する作動については先の実施例と
同一であるから、ここでは、タンク16内に貯留した籾
を揚上コンベア装置32および穀粒排出コンベア装置3
3を介してダンプカーやトラック等の荷台へ移し変える
作用について述べる。
1ず、運転席13においてその左側部に立設させた油圧
操作レバー76を操作し、制御弁81を介して油圧シリ
ンダ37を作動させると、軸受部78を中心に排出コン
ベア装置33が上方に回動され、その先端が略45度の
角度に上昇する。
操作レバー76を操作し、制御弁81を介して油圧シリ
ンダ37を作動させると、軸受部78を中心に排出コン
ベア装置33が上方に回動され、その先端が略45度の
角度に上昇する。
ここで前記レバーγ6の矢印a方向への操作と同時に、
リミットスイッチ83がオン作動し、リレー84を励磁
してその接点84aをオン作動させるので警報ブザ−7
0ち・よび警報ランプ72がオン作動して、排出コンベ
ア装置33の上昇・旋回を特にオペレータ以外の人に報
知するので、補助作業等に該装置33の旋回を未然に報
知してその安全をはかることができるものである。
リミットスイッチ83がオン作動し、リレー84を励磁
してその接点84aをオン作動させるので警報ブザ−7
0ち・よび警報ランプ72がオン作動して、排出コンベ
ア装置33の上昇・旋回を特にオペレータ以外の人に報
知するので、補助作業等に該装置33の旋回を未然に報
知してその安全をはかることができるものである。
次いで運転席13においてレバー79を介して該コンベ
ア装置33を手動操作で以て回動させると、揚上コンベ
ア装置32を中心に受台35及び排出コンベア装置33
が第2図の仮想線位置へ回動し、該コンベア装置33の
先端を機体側方に移動して前述のトラックなどの荷台上
方にその排出口33aを位置きせる。
ア装置33を手動操作で以て回動させると、揚上コンベ
ア装置32を中心に受台35及び排出コンベア装置33
が第2図の仮想線位置へ回動し、該コンベア装置33の
先端を機体側方に移動して前述のトラックなどの荷台上
方にその排出口33aを位置きせる。
次に運転席13においてスイッチ74を介してモータ3
9を駆動操作すると、常閉接点74bがオフ作動して前
記リレー84に対する通電をしゃ断し、その接点84a
のオフ作動(復帰作動)によって前記各警報装置70.
72の警報作動を停止させると同時に、揚上スクリュー
コンベア32b及び排出スクリューコンベア33bが回
動し、揚上スクリューコンベア32bによってタンク1
6内の穀粒をタンク16上方の受台35の連通孔80に
運ぶと共に、この穀粒を排出スクリューコンベア33b
によってトラックの荷台などに積み込むものである。
9を駆動操作すると、常閉接点74bがオフ作動して前
記リレー84に対する通電をしゃ断し、その接点84a
のオフ作動(復帰作動)によって前記各警報装置70.
72の警報作動を停止させると同時に、揚上スクリュー
コンベア32b及び排出スクリューコンベア33bが回
動し、揚上スクリューコンベア32bによってタンク1
6内の穀粒をタンク16上方の受台35の連通孔80に
運ぶと共に、この穀粒を排出スクリューコンベア33b
によってトラックの荷台などに積み込むものである。
な釦、上記各実施例においてはタンク16内の規定レベ
ル1で穀粒が貯留したことを警報するブザーおよびラン
プと、排出コンベア装置33の上昇旋回を報知するブザ
ーむよびランプとをそれぞれ別に設けたけれども、これ
らブザー釦よびランプを共用するように回路構成しても
よいことは云う1でもない。
ル1で穀粒が貯留したことを警報するブザーおよびラン
プと、排出コンベア装置33の上昇旋回を報知するブザ
ーむよびランプとをそれぞれ別に設けたけれども、これ
らブザー釦よびランプを共用するように回路構成しても
よいことは云う1でもない。
以上実施例から明らかなように本考案は、グレインタン
ク16内の穀粒を取出す穀粒排出コンベア装置33を昇
降及び旋回可能に組込む構造において、前記コンベア装
置33の上昇旋回動作を検出するスイッチ68.83と
、前記コンベア装置33を駆動するモータ39の入力ス
イッチ74の常閉接点74bと、前記コンベア装置33
の上昇旋回を報知する警報装置70,72とを直列に電
気接続させると共に、前記常閉接点74bと連動する入
力スイッチ74の常開接点74aにモータ39を直列接
続させ、前記モータ39によるコンベア装置33の駆動
時を除いて該装置33の上昇旋回を警報可能に構成する
もので、前記グレインタンク16内の穀粒取出し時に前
記コンベア装置33の上昇旋回と連動してこれを自動的
に警報でき、前記モータ39によってコンベア装置33
を駆動して穀粒を取出すときにこれと連動して警報装置
70.72をオフ保持でき、前記コンベア装置33を用
いて穀粒取出し作業を安全にして能率良く行うことがで
きて頗る実用的である等の顕著な効果を奏するものであ
る。
ク16内の穀粒を取出す穀粒排出コンベア装置33を昇
降及び旋回可能に組込む構造において、前記コンベア装
置33の上昇旋回動作を検出するスイッチ68.83と
、前記コンベア装置33を駆動するモータ39の入力ス
イッチ74の常閉接点74bと、前記コンベア装置33
の上昇旋回を報知する警報装置70,72とを直列に電
気接続させると共に、前記常閉接点74bと連動する入
力スイッチ74の常開接点74aにモータ39を直列接
続させ、前記モータ39によるコンベア装置33の駆動
時を除いて該装置33の上昇旋回を警報可能に構成する
もので、前記グレインタンク16内の穀粒取出し時に前
記コンベア装置33の上昇旋回と連動してこれを自動的
に警報でき、前記モータ39によってコンベア装置33
を駆動して穀粒を取出すときにこれと連動して警報装置
70.72をオフ保持でき、前記コンベア装置33を用
いて穀粒取出し作業を安全にして能率良く行うことがで
きて頗る実用的である等の顕著な効果を奏するものであ
る。
第1図は本考案に係る穀粒貯留装置を具備したコンバイ
ンの側面図、第2図はその平面図、第3図は第2図の■
−■線に沿う要部拡大断面図、第4図は脱穀クラッチレ
バ−58とリミットスイッチ65との関連構造を示す側
面図、第5図は警報装置の電気回路図、第6図は油圧操
作レバー76とリミットスイッチ83との関連構造を示
す側面図、第7図は第5図の変形構造を示すための電気
回路図である。 16・・・グレインタンク、33・・・穀粒排出コンベ
ア装置4.39・・・モータ、6B、83・・・スイッ
チ、70.72・・・警報装置、74・・・入力スイッ
チ、74a・・・常開接点、74b・・・常閉接点。
ンの側面図、第2図はその平面図、第3図は第2図の■
−■線に沿う要部拡大断面図、第4図は脱穀クラッチレ
バ−58とリミットスイッチ65との関連構造を示す側
面図、第5図は警報装置の電気回路図、第6図は油圧操
作レバー76とリミットスイッチ83との関連構造を示
す側面図、第7図は第5図の変形構造を示すための電気
回路図である。 16・・・グレインタンク、33・・・穀粒排出コンベ
ア装置4.39・・・モータ、6B、83・・・スイッ
チ、70.72・・・警報装置、74・・・入力スイッ
チ、74a・・・常開接点、74b・・・常閉接点。
Claims (1)
- グレインタンク16内の穀粒を取出す穀粒排出コンベア
装置33を昇降及び旋回可能に組込む構造において、前
記コンベア装置33の上昇旋回動作を検出するスイッチ
68.83と、前記コンベア装置33を駆動するモータ
39の入力スイッチ74の常閉接点74bと、前記コン
ベア装置33の上昇旋回を報知する警報装置70.72
とを直列に電気接続させると共に、前記常閉接点74b
と連動する入力スイッチ74の常開接点74aにモータ
39を直列接続させ、前記モータ39によるコンベア装
置33の駆動時を除いて該装置33の上昇旋回を警報可
能に構成したことを特徴とするコンバインの穀粒貯留装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976169786U JPS585468Y2 (ja) | 1976-12-16 | 1976-12-16 | コンバインの穀粒貯留装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976169786U JPS585468Y2 (ja) | 1976-12-16 | 1976-12-16 | コンバインの穀粒貯留装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5384560U JPS5384560U (ja) | 1978-07-12 |
JPS585468Y2 true JPS585468Y2 (ja) | 1983-01-29 |
Family
ID=28777363
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976169786U Expired JPS585468Y2 (ja) | 1976-12-16 | 1976-12-16 | コンバインの穀粒貯留装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS585468Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0144045Y2 (ja) * | 1979-09-06 | 1989-12-20 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5632034Y2 (ja) * | 1976-10-29 | 1981-07-30 |
-
1976
- 1976-12-16 JP JP1976169786U patent/JPS585468Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5384560U (ja) | 1978-07-12 |
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