JP3335891B2 - コンバインの穀粒搬出装置 - Google Patents

コンバインの穀粒搬出装置

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JP3335891B2
JP3335891B2 JP25957397A JP25957397A JP3335891B2 JP 3335891 B2 JP3335891 B2 JP 3335891B2 JP 25957397 A JP25957397 A JP 25957397A JP 25957397 A JP25957397 A JP 25957397A JP 3335891 B2 JP3335891 B2 JP 3335891B2
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和男 安田
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末蔵 上田
峰義 本村
晴充 牧園
隆雄 阪辻
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、穀粒タンクからの
穀粒を縦送する機体上下向きの縦スクリューコンベア
と、この縦スクリューコンベアの上部に起伏揺動自在に
支持されて縦スクリューコンベアからの穀粒を横送りす
る横スクリューコンベアとを備えるコンバインの穀粒搬
出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記コンバインにおいて、従来、たとえ
ば特開平9−103184号公報に示されるように、縦
スクリューコンベアの搬送筒を横スクリューコンベアが
起伏揺動自在に連結する上端側の筒部分と、この上端側
筒部分とは分離する下端側の筒部分とによって形成し、
上端側筒部分を旋回駆動機構によって下端側筒部分に対
して旋回操作するように構成することにより、前記旋回
駆動機構による横スクリューコンベアの旋回操作を可能
にされていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、旋回駆動機構の
重量が縦スクリューコンベアの上端側に掛かり、縦スク
リューコンベアの上端側が重くなるとか、搬出装置が揺
れやすくなるとかの問題があった。本発明の目的は、旋
回駆動機構に起因する上記トラブルの発生を回避しやす
くしながら横スクリューコンベアを旋回駆動機構によっ
て旋回操作できるコンバインの穀粒搬出装置を提供する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1による発明の構
成、作用、効果はつぎのとおりである。
【0005】 〔構成〕 穀粒タンクからの穀粒を縦送する機体上下向きの縦スク
リューコンベアと、この縦スクリューコンベアの上部に
起伏揺動自在に支持されて縦スクリューコンベアからの
穀粒を横送りする横スクリューコンベアとを備えるコン
バインの穀粒搬出装置において、前記縦スクリューコン
ベアの搬送筒の下端と、穀粒タンクの穀粒取出し部との
間で前記搬送筒が旋回するように構成するとともに、前
記搬送筒を旋回操作する旋回駆動機構を、前記搬送筒の
下端近くの外周側に一体回動するように取付けたウォー
ムホイールギヤと、このウォームホイールギヤに噛み合
うウォームギヤとによって構成し、前記搬送筒が前記穀
粒取出し部に対して筒軸芯まわりで相対回動自在に内嵌
されているとともに、前記ウォームホイールギヤの下面
が前記穀粒取出し部の上向き面に対向して相対回動自在
に支持されている。
【0006】〔作用〕旋回駆動機構を縦スクリューコン
ベアの搬送筒の下部に作用させてこの旋回駆動機構の重
量を縦スクリューコンベアの下端側に掛かるようにしな
がら旋回駆動機構の駆動力によって前記搬送筒を旋回さ
せる。すると、この搬送筒と共に横スクリューコンベア
が旋回する。
【0007】〔効果〕旋回駆動機構を操作するだけで楽
に横スクリューコンベアを旋回操作できるものでありな
がら、旋回駆動機構の重量が縦スクリューコンベアの下
端側に掛かって縦スクリューコンベアの上端側が重くな
ることを防止し、搬出装置を安定よく設置して機体全体
の安定化を図りやすくなる。
【0008】請求項1による発明にあっては、さらに次
の作用、効果を奏するものである。
【0009】請求項1による発明は、前記旋回駆動機構
を、ウォームホイールギヤと、このウォームホイールギ
ヤに噛み合うウォームギヤとによって構成してあるもの
であるから、次の作用効果も奏する。
【0010】〔作用〕 駆動回転数をウォームギヤとウォームホイールギヤとに
よって大幅に減速して搬送筒に強固な駆動力を伝達し、
駆動源の出力の割りには横スクリューコンベアを強固に
旋回操作できる。横スクリューコンベアが旋回停止する
と、機体姿勢の傾斜などによって横スクリューコンベア
にその重量で旋回操作力が作用しても、ウォームギヤと
ウォームホイールギヤとの噛み合いによって横スクリュ
ーコンベアが停止位置に確実に保持される。
【0011】〔効果〕横スクリューコンベアの重量など
の割りには出力が小さい駆動源を採用して旋回駆動機構
の軽量化とかコストダウンを図り、旋回駆動機構で楽に
旋回操作できるものが経済面などで有利に得られる。傾
斜地でも横スクリューコンベアを所定の旋回位置に確実
に停止させて穀粒取り出しをスムーズに行える。
【0012】請求項による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
【0013】 〔構成〕 請求項による発明の構成において、前記穀粒タンクの
タンク本体を合成樹脂で作成してある。
【0014】〔作用〕タンク本体の合成樹脂製により、
穀粒タンク全体を容積の割りには軽く形成できる。
【0015】〔効果〕穀粒タンクを軽量化し、穀粒タン
クと穀粒搬出装置の両面から機体全体の安定性を向上さ
せたり、軽量化を図ったりできる。
【0016】請求項による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
【0017】 〔構成〕 請求項による本発明の構成において、前記穀粒タンク
のタンク本体を、合成樹脂で作成するとともにタンク基
部に着脱自在に連結してある。
【0018】〔作用〕タンク本体が着脱自在な合成樹脂
タンクであることにより、穀粒タンク全体を容積の割り
には軽く形成できるとともに、タンク内の清掃や点検を
行うなどの際にはタンク本体を楽に支持して簡単にタン
ク基部から取り外すことができる。
【0019】〔効果〕穀粒タンクを軽量化し、穀粒タン
クと穀粒搬出装置の両面から機体全体の安定性を向上さ
せたり、軽量化を図ったりできる。タンク内を清掃した
り点検したりする際には、タンク本体を簡単に取り外し
て能率よく作業できる。
【0020】請求項による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
【0021】 〔構成〕 請求項1〜のいずれか1項による本発明の構成におい
て、前記横スクリューコンベアを前記縦スクリューコン
ベアに対して起伏操作する昇降駆動機構と、前記横スク
リューコンベアを起立側に揺動付勢するスプリングとを
備えてある。
【0022】〔作用〕スプリングによって横スクリュー
コンベアの重量を支持させて昇降駆動機構に掛かる負荷
の軽減を図りながら、昇降駆動機構の駆動力によって横
スクリューコンベアを昇降操作できる。
【0023】〔効果〕横スクリューコンベアの重量など
の割りには出力が小さい昇降駆動機構を採用し、横スク
リューコンベアを昇降駆動機構や旋回駆動機構で楽に昇
降操作したり旋回操作したりできるものが旋回駆動機構
の配置面の他に昇降駆動機構の重量面からも穀粒搬出装
置を安定性のよい状態に設置できる。
【0024】請求項による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
【0025】 〔構成〕 請求項1〜のいずれか1項による発明の構成におい
て、前記旋回駆動機構及び前記昇降駆動機構のための操
作具を、前記横スクリューコンベアの先端部に配置して
ある。
【0026】〔作用〕穀粒の搬出先においても、前記操
作具を操作することにより、旋回駆動機構や昇降駆動機
構を操作して横スクリューコンベアを旋回操作したり、
昇降操作したりできる。
【0027】〔効果〕一人作業の場合でも、穀粒搬出先
で横スクリューコンベアを旋回操作したり昇降操作して
排出口を所定の排出箇所に移動させるとか精度よく位置
合わせ調節するとかし、穀粒を運搬車荷台の全体に均一
に積み込めるなど有利に搬出作業できる。
【0028】
【発明の実施の形態】図1及び図2に示すように、クロ
ーラ式走行装置1、この走行装置1などを駆動するエン
ジンEが備えられた原動部、エンジンEの上方に位置す
る運転座席2などが備えられた運転部を有する自走機体
の前部に前処理装置3を昇降操作自在に連結するととも
に、この前処理装置3により、稲、麦などの植立穀稈を
引き起こしながら刈取り、刈取り穀稈を機体後方側に搬
送するように構成してある。前処理装置3からの刈取り
穀稈を脱穀処理する脱穀装置4、この脱穀装置4の横側
で前記運転部の後側に配置した穀粒タンク30を有する
脱穀粒貯留部を前記自走機体に備えさせるとともに、脱
穀装置4の底部から送り出される脱穀粒を脱穀装置4と
穀粒タンク30との間に位置する揚穀装置5によって穀
粒タンク30の上部に揚送して供給するように、この穀
粒タンク30の機体後方側に接続する穀粒搬出装置10
によって脱穀粒を穀粒タンク30から取り出して運搬車
などに供給できるように構成し、もって、脱穀粒を穀粒
タンク30に回収して貯留しながら刈取り作業を行って
いくようにコンバインを構成してある。
【0029】図1及び図2に示すように、脱穀装置4の
後部に排ワラ細断装置6を連結してある。図3に示すよ
うに、この排ワラ細断装置6は、機体横方向に並ぶ複数
枚の円板カッターが一体回転自在に付いている駆動自在
なカッター軸を一対、平行に備えており、脱穀排ワラを
前記円板カッターによって稈身方向に細断して圃場に落
下排出するように構成してある。脱穀装置4の扱室4a
の排ワラ搬出部を前記排ワラ細断装置6に接続するとと
もに株元側挟持搬送装置7と穂先側係止搬送装置8を有
する排ワラ搬送経路Rを、脱穀装置4の機体内に形成し
てある。脱穀フィードチェーン4bが脱穀排ワラを扱室
4aから搬出するに伴い、前記株元側挟持搬送装置7と
穂先側係止搬送装置8とが脱穀排ワラを脱穀フィードチ
ェーン4bから受け継ぐとともに横倒れ姿勢で前記排ワ
ラ搬送経路Rに沿わせて機体後方側に搬送し、排ワラ細
断装置6の排ワラ受入れ口が開放されている場合には搬
送して来た脱穀排ワラをその排ワラ受入れ口に落下供給
し、その排ワラ受入れ口が閉じられている場合には搬送
して来た脱穀排ワラを排ワラ細断装置6の排ワラ受入れ
口を閉じている蓋体の案内作用によって排ワラ細断装置
6の後側から圃場に落下させるように構成してある。株
元側挟持搬送装置7と穂先側係止搬送装置8とは、搬送
下手側ほど搬送排ワラの穂先側に位置する傾斜姿勢に配
置してあることにより、脱穀排ワラを搬送下手側に至る
ほど穂先側に移動するように穂先側に寄せながら機体後
方側に搬送するように構成してある。
【0030】これにより、排ワラ細断装置6の排ワラ受
入れ口を開けておけば、脱穀排ワラを排ワラ細断装置6
によって細断して圃場に放出していく排ワラ処理を行い
ながら刈取り作業ができ、排ワラ細断装置6の排ワラ受
入れ口を閉じておけば、脱穀排ワラを長ワラ状態のまま
で圃場に放出していく排ワラ処理を行いながら刈取り作
業ができる。そして、脱穀排ワラは排ワラ搬送経路Rに
おいて穂先側に寄せながら搬送されることにより、自走
機体に対して穀粒タンク30が位置する方の横側に極力
寄せて放出される。すなわち、未刈り地に入り込みにく
いように放出できる。
【0031】図1に示すように、前記穀粒搬出装置10
は、穀粒タンク30の機体後方側に位置する機体上下向
きの縦スクリューコンベア11と、この縦スクリューコ
ンベア11の上端部に基端部が連結する横スクリューコ
ンベア12とによって構成してある。図1、図6及び図
13に示すように、縦スクリューコンベア11は、穀粒
タンク30の底部の機体後方側に備えてある穀粒取出し
部31を形成する伝動ケースの内部に下端側が回動自在
に支持される縦スクリュー11aと、この縦スクリュー
11aに外嵌する縦搬送筒11bとによって構成してあ
り、穀粒タンク10の底部内に設けてある底スクリュー
32が駆動されてタンク内穀粒を穀粒取出し部31に搬
出すると、前記縦スクリュー11aが前記穀粒取出し部
31の内部で底スクリュー32にギヤ連動していてこの
底スクリュー32によって駆動されて脱穀粒を穀粒取出
し部31から取り出すとともに縦搬送筒11bに沿わせ
て搬送する。前記縦スクリューコンベア11の縦搬送筒
11bは、この縦搬送筒11bの下端側を形成するパイ
プ材と、このパイプ材の上端部に位置するフランジにボ
ルト連結して縦搬送筒11bの上端部を形成する伝動ケ
ース11cとによって形成してある。前記横スクリュー
コンベア12は、縦搬送筒11bの前記伝動ケース11
cに連結する伝動ケース12cの内部に一端側が回転自
在に支持される横スクリュー12aと、この横スクリュ
ー12aに外嵌する横搬送筒12bとによって構成して
ある。前記横スクリュー12aが前記伝動ケース11
c,12cの内部で前記縦スクリュー11aにギヤ連動
していてこの縦スクリュー11aによって駆動されて縦
スクリュー11aからの穀粒を横搬送筒12bに沿わせ
てその先端側に搬送し、横搬送筒12bの先端側に備え
てある排出筒13から吐出する。横スクリューコンベア
12の横搬送筒12bは、この横搬送筒12bの基端部
を形成する前記伝動ケース12cと、この伝動ケース1
2cのフランジにボルト連結するとともに横搬送筒12
bの先端側を形成するパイプ材とによって形成してあ
る。
【0032】前記横スクリューコンベア12は、前記伝
動ケース12cを有する基端側コンベア部分と、前記排
出筒13を有するとともに前記基端側コンベア部分に基
端側が軸芯Yまわりで揺動自在に連結する先端側コンベ
ア部分との2つのコンベア部分で構成してある。先端側
コンベア部分を基端側コンベア部分に対して揺動操作
し、図2に実線で示す如く先端側コンベア部分が基端側
コンベア部分に対して一直線状に並んで連結する連結姿
勢にすると、横スクリューコンベア12が伸展使用状態
になり、図2に二点鎖線で示す如く先端側コンベア部分
を基端側コンベア部分に対して平行に並んで連結する連
結姿勢にすると、横スクリューコンベア12が折り畳み
格納状態になる。
【0033】図6に示すように、縦スクリューコンベア
11の縦搬送筒11aがこれの下端と、穀粒タンク30
の前記穀粒取出し部31との間で縦スクリュー11aの
軸芯まわりで旋回するように、縦搬送筒11aと穀粒取
出し部31とを分離させてある。図6及び図12に示す
ように、前記縦搬送筒11bの下端部の外周側に一体回
動するように取り付けたウォームホイールギヤ15と、
前記穀粒取出し部31に固定している支持部材16に回
動自在に支持されるとともに前記ウォームホイールギヤ
15に噛み合うウォームギヤ17と、このウォームギヤ
17の回転支軸17aに出力軸が一体回動するように連
結する状態で前記支持部材16に支持されている電動旋
回モータ18とにより、旋回駆動機構19を構成してあ
る。すなわち、この旋回駆動機構19は、これの重量が
縦スクリューコンベア11の下端側に掛かるように縦搬
送筒11bの下部に伝動作用して、かつ、横スクリュー
コンベア12を旋回停止位置に確実に保持するようにウ
ォームギヤ17とウォームホイールギヤ15とを介して
縦搬送筒11bを旋回操作して横スクリューコンベア1
2を旋回操作するように構成してある。すなわち、旋回
モータ18を正回転又は逆回転方向に駆動操作する。す
ると、ウォームギヤ17が旋回モータ18の駆動力によ
って正回転又は逆回転方向に回動してウォームホイール
ギヤ15を回転操作することにより、縦搬送筒11bが
縦スクリュー11aの軸芯まわりで旋回し、横スクリュ
ーコンベア12が縦スクリューコンベア11の軸芯まわ
りで自走機体の機体フレーム9に対して正回転又は逆回
転方向に旋回する。
【0034】図13に示すように、横スクリューコンベ
ア12の前記伝動ケース12cを縦スクリューコンベア
11の前記伝動ケース11cに軸芯Zまわりで回動自在
に連結することにより、横スクリューコンベア12を縦
スクリューコンベア11に軸芯Zまわりで起伏揺動する
ように支持させてある。縦スクリューコンベア11の縦
搬送筒11bに連結するブラケット21と、横スクリュ
ーコンベア12の横搬送筒12bに連結するブラケット
22とにわたって昇降駆動機構23と、2本のスプリン
グ24,24とを取り付けてある。昇降駆動機構23
は、シリンダロッド23aがシリンダチューブ23bに
ねじ機構によって出退自在に支持されるシリンダ本体
と、シリンダ本体を伸縮操作する電動モータ23cとを
備える電動シリンダで成り、電動モータ23cを正回転
又は逆回転方向に駆動操作することにより、この電動モ
ータ23cの駆動力によって横スクリューコンベア12
を縦スクリューコンベア11に対して起伏操作する。2
本のスプリング24,24のいずれもは、シリンダチュ
ーブに摺動自在に支持されるピストンロッドがシリンダ
チューブ内に封入されたガスの圧力によって突出付勢さ
れるガスシリンダで成り、ピストンロッドの突出力によ
って横スクリューコンベア12を起立側に揺動付勢して
横スクリューコンベア12の重量を支持し、横スクリュ
ーコンベア12を昇降操作する昇降駆動機構23に掛か
る負荷の軽減化を図っている。
【0035】図14に示すように、横スクリューコンベ
ア12の先端部に作業灯25を支持させるように付設し
た支持部材26の天板部により、操作具の一例としての
旋回スイッチ27a、昇降スイッチ27b、自動制御ス
イッチ28a,28bを備える操作盤26aを形成して
ある。旋回スイッチ27aは、旋回モータ18を正回転
や逆回転方向に入り操作して旋回駆動機構19を正回転
や逆回転方向の旋回側に駆動操作したり、旋回モータ1
8を切り操作して旋回駆動機構19を停止操作したりす
るように旋回モータ18の制御機構に連係させてある。
昇降スイッチ27bは、電動モータ23cを正回転や逆
回転方向に入り操作して昇降駆動機構23を上昇側や下
降側に駆動操作したり、電動モータ23cを切り操作し
て昇降駆動機構23を停止操作したりするように電動モ
ータ23の制御機構に連係させてある。自動制御スイッ
チ28aと28bは、旋回モータ23の自動制御機構に
始動信号を出力し、横スクリューコンベア12が図1に
示す受止め用支柱29の直上方に位置する格納用旋回位
置と、この格納用旋回位置から設定角度旋回した作業用
旋回位置の一方から他方に自動的に旋回操作されるよう
に旋回駆動機構19を始動操作したり、自動的に停止操
作させるように前記自動制御機構に連係してある。
【0036】つまり、横スクリューコンベア12を伸展
使用状態に切り換えるとともに底スクリュー32を駆動
することにより、穀粒タンク30に貯留されている脱穀
粒を穀粒搬出装置10によって運搬車荷台などの所望箇
所に取り出せる。すなわち、底スクリュー32が脱穀粒
を穀粒タンク30から穀粒取出し部31に搬出する。す
ると、その脱穀粒を縦スクリューコンベア11が横スク
リューコンベア12の始端部まで縦送りし、横スクリュ
ーコンベア12が縦スクリューコンベア11からの穀粒
を横送りして排出筒13から搬出箇所に吐出する。この
とき、旋回スイッチ27aによって旋回駆動機構19を
操作したり、昇降スイッチ27bによって昇降駆動機構
23を操作して横スクリューコンベア12を旋回操作し
たり昇降操作することにより、排出筒13を移動させた
り昇降調節して排出筒13の位置合わせをしたり、脱穀
粒の排出位置を変更したりできる。
【0037】前記穀粒タンク30は、図1及び図5に示
す如くこのタンク30の上部を形成するとともにタンク
容積の大部分を形成するようにポリカーボネイトや塩化
ビニルなどの合成樹脂で作成したタンク本体30aと、
穀粒タンク30の底部を形成するとともに前記穀粒取出
し部31や底スクリュー32を備えるように板金で作成
したタンク基部30bとの二つのタンク部分に分割でき
るように形成してある。
【0038】前記タンク本体30aは、図4及び図5に
示す如く水平部分と傾斜部分とを有する天板部33と、
前側壁部34と、後側壁部35と、一対の横側壁部3
6,36とによって底孔37を備える筒状に形成してあ
る。天板部33の水平部分に点検口33aを形成すると
ともに、この点検口33aのための合成樹脂製の蓋体3
8を天板部33の外面側に上下に揺動開閉できるように
取り付けてある。前側壁部34の外面側の上端側と下端
側とに折曲げ丸棒で成る把手39を取り付けてある。一
対の横側壁部36,36のうちの一方の上端側に、穀粒
の堆積レベルを表示する透明板で成る表示窓40を形成
してある。後側壁部35の上端側に、穀粒受入れ孔41
aを有する穀粒受入れ部41を備えさせ、後側壁部35
の下端側に、タンク本体30aの外側に膨らんでタンク
容積の増大を図る膨出部35aを形成してある。この膨
出部35aと、一対の横側壁部36,36のうちの前記
表示窓40を備えない方の横側壁部36とにわたってタ
ンク本体30aの内側に入り込む凹入部42を形成して
ある。
【0039】前記タンク基部30bは、図5及び図10
に示す如くタンク本体30aからの穀粒を前記底スクリ
ュー32に案内する左右一対の傾斜底面、及び底スクリ
ュー32による穀粒搬送を可能にする搬送ガイドを形成
するように前後方向視V字状に屈曲形成した板金で成る
底壁体50と、この底壁体50の前端側に連結する板金
でなる前側壁体51と、底壁体50の後端側に連結する
板金で成る後側壁体52とにより、機体上方向きに開口
する容器状に形成してある。前記前側壁体51と後側壁
体52とを機体フレーム9にボルト連結することによ
り、タンク基台30bを機体フレーム9に固定してあ
る。
【0040】図7に明示する如く前記底孔37の全周囲
にわたって存在する差込み連結部43aと載付け連結部
43bとを有する連結部43を、タンク本体30aの下
部に備えてある。図7に示すように、前記底壁体50、
前側壁体51及び後側壁体52それぞれの端部を水平又
はそれに近い姿勢になるように折り曲げ形成して各端部
で作成してある重量支持部53aと、前記底壁体50、
前側壁体51及び後側壁体52それぞれの内面部分で成
り、前記重量支持部53aとは各別に形成したストッパ
ー部53bとによってタンク基部30bの本体支持部5
3を構成し、タンク本体30aの下部を前記連結部43
と、タンク基部30bの前記本体支持部53とによって
タンク基部30bに連結するように構成してある。すな
わち、図9に示すように、タンク本体30aの前記差込
み連結部43aがタンク基部30bの開口に入り込むよ
うにしてタンク本体30aをタンク基部30bに載置す
る。すると、四辺の各差込み連結部43aがこれに対応
するストッパー部53bの内側に入り込むとともに、四
辺の各載付け連結部43bがこれに対応する重量支持部
53aに載置してタンク本体30aの連結部43がタン
ク基部30bの本体支持部53に連結し、本体支持部5
3の重量支持部53aが連結部43の載付け連結部43
bに受け止め作用してタンク本体30aやこれに貯留さ
れる穀粒の重量を支持し、本体支持部53のストッパー
部53bが連結部43の差込み連結部43bに当接して
タンク本体30aのタンク基部30bに対する水平方向
でのずれ動きを抑制するように位置決めする。
【0041】図11に示すようにタンク本体30aの前
記天板部33に取り付けた連結具55と、前記揚穀装置
5の穀粒排出筒5aを有する穀粒排出部5bに備えさせ
たフック56とにより、タンク本体30aを揚穀装置5
に固定するタンク締付け装置57を構成してある。この
タンク締め付け装置57は、タンク本体30aの穀粒受
入れ部41を揚穀装置5の穀粒排出部5bに、タンク本
体30aの連結部43をタンク基部30bの本体支持部
53にそれぞれ押し付け操作して揚穀装置5からの穀粒
がタンク外にこぼれ出たり、タンク本体30aがタンク
基部30bから外れたりすることを防止しながらタンク
本体30aを揚穀装置5に締め付け固定するものであ
り、詳しくは次の如く構成してある。すなわち、タンク
本体30aの連結部43をタンク基部30bの本体支持
部53に連結してタンク本体30aをタンク基部30b
に支持される状態にして連結具55の連結リング55a
を前記フック56に掛けて締め付けレバー55bをタン
ク側に倒伏した作用姿勢に揺動操作する。すると、タン
ク締め付け装置57は作用状態になり、連結リング55
aがフック56に対して斜めに引っ張り作用することに
より、タンク本体30aを機体内側に引き寄せ操作する
方向の分力と、機体下方に引き下げ操作する方向の分力
とを発揮する。そして、機体内側への引き寄せ分力によ
り、タンク本体30aの穀粒受入れ部41を揚穀装置5
の穀粒排出部5bに備えてあるタンク受止め体58のシ
ール兼クッション材の一例としてのスポンジ59でなる
受け止め面に押し付け操作することにより、タンク本体
30aの穀粒受入れ部41を揚穀装置5の穀粒排出部5
bに押し付け操作しながらタンク本体30aを揚穀装置
50に締め付け固定する。尚、この場合、揚穀装置5の
穀粒排出筒5aの先端側がタンク本体30aの穀粒受入
れ孔41aからタンク内に入り込んで穀粒供給するよう
に構成してある。そして、機体下方への引き下げ分力に
より、タンク本体30aの連結部43をタンク基部30
bの本体支持部53に押し付け操作する。
【0042】つまり、図3及び図5に示す如く膨出部3
5aを備える後側壁部35が機体内側に向き、把手39
を備える前側壁部34が機体横外側に向く取り付け姿勢
でタンク本体30aの連結部43をタンク基部30bの
本体支持部53に連結して前記タンク締付け装置57を
締め付け作用させることにより、タンク本体30aがタ
ンク基部30bと揚穀装置5とに固定され、穀粒タンク
30を形成できる。この時、前記排ワラ搬送経路Rの一
部が前記凹入部42に入り込み、穀粒タンク30が機体
横外側に突出しにくいようにしながら、かつ、タンク部
分が排ワラ搬送経路Rの上側や下側に位置する部分にま
で入り込んでタンク容積が極力大になるようにしながら
穀粒タンク30を形成できる。
【0043】そして、穀粒タンク30の内部を清掃する
とか点検するとかの際、タンク締付け装置57を解除側
に切り換え操作してタンク本体30aをタンク基部30
bから取り外すことにより、タンク本体30aの内部の
底側を容易に清掃したり点検したりできるように底側を
開放でき、タンク基部30bの内部を容易に清掃した
り、点検したりできるようにその上方を開放できる。こ
のとき、タンク基部30bの横外側を覆う図5に示す如
きカバー60が備える上下のフック60aを前記前側壁
体51及び後側壁体52が有する支持ピン61から外し
てカバー60をタンク基部30bから取り外すことによ
り、前記底壁体50の外面側にスライド操作自在に付設
してある蓋体54を開放操作し、底スクリュー32の点
検や清掃がしやすいように底壁体50に備えてある開口
を開けることができる。
【0044】タンク本体30aをタンク基部30bに連
結したり、タンク基部30bから外したりする際、図8
に示す如くタンク本体30aの連結部43の差込み連結
部43aと載付け連結部43bとで形成される段部でタ
ンク基部30bに係合させる。すると、タンク本体30
aを滑ってずれ動きにくいように係止させながら、タン
ク基部30bによって係止される箇所を支点にしてタン
ク本体上端側を機体横外側に回動させることにより、連
結部43をタンク支持部53から操作容易に取り外した
り、タンク本体上端側を機体内側に回動させて連結部4
3をタンク支持部53に操作容易に連結したりできる。
このとき、上下一対の把手39,39のうちの一方の把
手39を一方の片手で持ち、他方の把手39を他方の片
手で持つことにより、タンク本体30aの上下長さの割
りにはタンク本体30aを下端側が支点になって上端側
が回動するように動かす操作が容易にでき、タンク本体
30aのタンク基部30bに対する着脱が行いやすくな
る。
【0045】図15に示すように、タンク基部30bの
前側壁体51が底スクリュー駆動力を導入するように備
える入力ケース62の入力軸63と、エンジンEに連動
する駆動軸64とにわたって巻回してある伝動ベルト6
5と、この伝動ベルト65に接触作用するテンション輪
体66aを備えるとともにこのテンション輪体66aに
よる伝動ベルト65に対する緊張力付与を解除する側に
切りばね67によって揺動付勢されるように構成したテ
ンションアーム66とにより、底スクリュー32と縦ス
クリューコンベア11と横スクリューコンベア12とに
対する動力伝達を入り切りするベルトテンション形式の
オーガクラッチ68を構成してある。
【0046】図15及び図16に示すように、前記テン
ションアーム66にコイルスプリング69と操作ケーブ
ル70とを介してケーブル連結部71aが連結している
クラッチレバー71を、運転座席2の後側に位置する支
持杆72が備えるレバーブラケット73に軸芯Pまわり
で揺動自在に支持させてある。このクラッチレバー71
のうちの前記ブラケット73に回動自在に連結している
取付け軸部分にレバー操作ギヤ74を一体回動自在に支
持させるとともに、このレバー操作ギヤ74に出力ギヤ
75aが噛み合っているクラッチモータ75を、前記支
持杆72が備えるモータブラケット76に支持させ、も
って、前記支持杆72が支持する操作盤77に付設して
あるクラッチスイッチ78によりクラッチモータ75を
操作することによって前記オーガクラッチ68を操作す
るようにクラッチ操作装置を構成してある。すなわち、
クラッチスイッチ78を入り側に操作すると、クラッチ
モータ75が正回転方向に駆動されてレバー操作ギヤ7
4を回転操作することにより、クラッチレバー71を軸
芯Pまわりで揺動させ、前記レバーブラケット73が支
持するストッパー部材79の第1ストッパー部79aに
よって受け止め支持される入り位置ONに操作する。す
ると、クラッチレバー71が操作ケーブル70を引っ張
り操作し、このケーブル張力のために、テンションアー
ム66が入り位置になってテンション輪体66aを伝動
ベルト65に押圧作用させ、伝動ベルト65を伝動用の
緊張状態に操作する。これにより、オーガクラッチ68
が入り側に切り換わる。これとは逆に、クラッチスイッ
チ78を切り側に操作すると、クラッチモータ75が逆
回転方向に駆動されてレバー操作ギヤ74を回転操作す
ることにより、クラッチレバー71を軸芯Pまわりで揺
動させ、前記ストッパー部材79の第2ストッパー部7
9bによって受け止め支持される切り位置OFFに操作
する。すると、クラッチレバー71が操作ケーブル70
を緩め操作し、切りばね67の付勢力のために、テンシ
ョンアーム66が切り位置になってテンション輪体66
aによる伝動ベルト65の押圧作用を解除し、伝動ベル
ト65を伝動切りの緩み状態に操作する。これにより、
オーガクラッチ68が切り側に切り換わる。
【0047】つまり、穀粒取り出しを行う場合には、オ
ーガクラッチ68を入り側に切り換え操作して底スクリ
ュー32、縦スクリューコンベア11及び横スクリュー
コンベア12を駆動し、穀粒取り出しを停止する場合に
は、オーガクラッチ68を切り側に切り換え操作して底
スクリュー32、縦スクリューコンベア11及び横スク
リューコンベア12の駆動を停止する。そして、いずれ
の場合も、クラッチスイッチ78を操作すればクラッチ
モータ75が作動してこの駆動力でオーガクラッチ68
を切り換え操作できるのであり、クラッチスイッチ78
を操作するだけの簡単かつ軽い操作で行える。
【0048】図17は、オーガクラッチ68の操作装置
を、前記した如くクラッチモータ75を備えるパワー仕
様から、手動仕様に変更したものである。すなわち、レ
バーガイド77aを備える操作盤77Aを、クラッチス
イッチ78を備える前記操作盤77に替えて支持杆72
に取り付けてある。前記レバーガイド77aから操作盤
77Aの上側に突出するレバー部分を備える長尺のクラ
ッチレバー71Aを、レバー操作ギヤ74を備える前記
クラッチレバー71に替えてレバーブラケット73に揺
動自在に支持させてある。すなわち、クラッチレバー7
1Aの操作盤77Aから上方に突出するレバー部分に手
を作用させることにより、クラッチレバー71Aをレバ
ーガイド77aに沿わせて軸芯Pまわりで揺動操作し、
ストッパー部材79の第1ストッパー部79aで受け止
め支持される入り位置ONと、ストッパー部材79の第
2ストッパー部79bで受け止め支持される切り位置O
FFとに切り換え操作する。クラッチレバー71Aをク
ラッチ入り位置ONに操作すると、操作ケーブル70が
引っ張り操作されてテンションアーム66が入り位置に
なり、クラッチ切り位置OFFに操作すると、操作ケー
ブル70が緩め操作されてテンションアーム66が切り
位置になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバイン全体の側面図
【図2】コンバイン全体の平面図
【図3】脱穀排ワラ搬送経路の平面図
【図4】タンク本体の斜視図
【図5】穀粒タンクの断面図
【図6】タンク基部及び縦スクリューコンベアの断面図
【図7】タンク本体の連結部と、タンク基部の本体支持
部の断面図
【図8】タンク本体着脱要領の説明図
【図9】タンク本体の連結部と、タンク基部の本体支持
部との連結状態を示す説明図
【図10】タンク基部の斜視図
【図11】タンク締付け装置配設部の断面図
【図12】旋回駆動機構の平面図
【図13】昇降駆動機構の側面図
【図14】操作具配設部の斜視図
【図15】クラッチ操作装置の正面図
【図16】クラッチ操作装置のクラッチレバー配設部に
おける断面図
【図17】クラッチ操作装置の手動仕様でのクラッチレ
バー配設部における断面図
【符号の説明】
11 縦スクリューコンベア 11b 搬送筒 12 横スクリューコンベア 15 ウォームホィール 17 ウォーム 19 旋回駆動機構 23 昇降駆動機構 24 スプリング 27a,27b 操作具 30 穀粒タンク 31 穀粒取出し部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上田 末蔵 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (72)発明者 本村 峰義 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (72)発明者 牧園 晴充 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (72)発明者 阪辻 隆雄 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (72)発明者 林 繁樹 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (72)発明者 高崎 和也 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (56)参考文献 特開 平8−140465(JP,A) 特開 平8−280236(JP,A) 特開 平7−39242(JP,A) 特開 平9−74887(JP,A) 特開 平9−187163(JP,A) 特開 平7−274703(JP,A) 実開 昭63−42041(JP,U) 実開 平4−5178(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01F 12/46 - 12/60

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 穀粒タンクからの穀粒を縦送する機体上
    下向きの縦スクリューコンベアと、この縦スクリューコ
    ンベアの上部に起伏揺動自在に支持されて縦スクリュー
    コンベアからの穀粒を横送りする横スクリューコンベア
    とを備えるコンバインの穀粒搬出装置であって、 前記縦スクリューコンベアの搬送筒の下端と、穀粒タン
    クの穀粒取出し部との間で前記搬送筒が旋回するように
    構成するとともに、前記搬送筒を旋回操作する旋回駆動
    機構を、前記搬送筒の下端近くの外周側に一体回動する
    ように取付けたウォームホイールギヤと、このウォーム
    ホイールギヤに噛み合うウォームギヤとによって構成
    し、前記搬送筒が前記穀粒取出し部に対して筒軸芯まわ
    りで相対回動自在に内嵌されているとともに、前記ウォ
    ームホイールギヤの下面が前記穀粒取出し部の上向き面
    に対向して相対回動自在に支持されているコンバインの
    穀粒搬出装置。
  2. 【請求項2】 前記穀粒タンクのタンク本体を合成樹脂
    で作成してある請求項1記載のコンバインの穀粒搬出装
    置。
  3. 【請求項3】 前記穀粒タンクのタンク本体を、合成樹
    脂で作成するとともにタンク基部に着脱自在に連結して
    ある請求項1記載のコンバインの穀粒搬出装置。
  4. 【請求項4】 前記横スクリューコンベアを前記縦スク
    リューコンベアに対して起伏操作する昇降駆動機構と、
    前記横スクリューコンベアを起立側に揺動付勢するスプ
    リングとを備えてある請求項1〜3のいずれか1項に記
    載のコンバインの穀粒搬出装置。
  5. 【請求項5】 前記旋回駆動機構及び前記昇降駆動機構
    のための操作具を、前記横スクリューコンベアの先端部
    に配置してある請求項1〜4のいずれか1項に記載のコ
    ンバインの穀粒搬出装置。
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