JPS5853270Y2 - 作業車の操向装置 - Google Patents
作業車の操向装置Info
- Publication number
- JPS5853270Y2 JPS5853270Y2 JP11273077U JP11273077U JPS5853270Y2 JP S5853270 Y2 JPS5853270 Y2 JP S5853270Y2 JP 11273077 U JP11273077 U JP 11273077U JP 11273077 U JP11273077 U JP 11273077U JP S5853270 Y2 JPS5853270 Y2 JP S5853270Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- traveling
- steering device
- flow path
- pressure
- path switching
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Non-Deflectable Wheels, Steering Of Trailers, Or Other Steering (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、左右の走行装置を各別に流体圧アクチュエー
ターにより制動すべく構成した作業車の操向装置に関す
る。
ターにより制動すべく構成した作業車の操向装置に関す
る。
従来のように、走行速度にかかわらず一定の制動力を及
ぼして機体を回向させるようにすると、その高速走行状
態を基準にして適正回向するように前記制動力を設定す
る場合には、低速走行時に大回りし、そして、低速走行
状態を基準にする場合には、高速走行時に過流量が生じ
、更には急旋回にともなう機体の片向きによる不安感、
及び機体が転倒する虞れもある。
ぼして機体を回向させるようにすると、その高速走行状
態を基準にして適正回向するように前記制動力を設定す
る場合には、低速走行時に大回りし、そして、低速走行
状態を基準にする場合には、高速走行時に過流量が生じ
、更には急旋回にともなう機体の片向きによる不安感、
及び機体が転倒する虞れもある。
本考案は、かかる問題を解消しようとするものである。
以下本考案の構成の実施例を図面に基いて詳述する。
走行機体の前部に、植立茎稈引起し装置１、刈取装置２
及び刈取茎稈挾持搬送装置３とから前処理部４を設け、
この前処理部４を横軸芯Ｘまわりに回動昇降可能に構成
して、刈高変更可能に構成しである。
及び刈取茎稈挾持搬送装置３とから前処理部４を設け、
この前処理部４を横軸芯Ｘまわりに回動昇降可能に構成
して、刈高変更可能に構成しである。
走行機体の後部に、脱穀部５を設け、前記挾持搬送装置
３からの刈取殻稈をそのフィードチェーン６で受継いで
脱穀処理すべく構成するとともに、脱穀物を袋詰めすべ
く構成して、もって走行しなから植立茎稈を刈取り、こ
れを脱穀処理するためのコンバインを構成しである。
３からの刈取殻稈をそのフィードチェーン６で受継いで
脱穀処理すべく構成するとともに、脱穀物を袋詰めすべ
く構成して、もって走行しなから植立茎稈を刈取り、こ
れを脱穀処理するためのコンバインを構成しである。
左右のクローラ走行装置７，７に駆動力を格別に伝達す
べく構成するとともに、ミッションケース８内の伝動往
路途中に、夫々クラッチ９ａ。
べく構成するとともに、ミッションケース８内の伝動往
路途中に、夫々クラッチ９ａ。
９ａ及びブレーキ９ｂ 、９ｂを設け、その操作レバー
１０又は１０の揺動によりクラッチ９ａを断ったのちブ
レーキ９ｂを作動させて、ブレーキにより制動されてい
る側のクローラ走行装置７又は７を中心に機体を操向す
べく構成しである。
１０又は１０の揺動によりクラッチ９ａを断ったのちブ
レーキ９ｂを作動させて、ブレーキにより制動されてい
る側のクローラ走行装置７又は７を中心に機体を操向す
べく構成しである。
植立茎稈導入径路に進入すべく付勢して茎稈検出センサ
ー１１．１１を設け、このセンサー１１又は１１の茎稈
接当による揺動により電磁式油圧コントロール弁（流路
切換弁）１２を作動すべく構成しである。
ー１１．１１を設け、このセンサー１１又は１１の茎稈
接当による揺動により電磁式油圧コントロール弁（流路
切換弁）１２を作動すべく構成しである。
このコントロール弁１２により前記クラッチブレーキ用
操作レバー１０又は１０を作動させるための油圧シリン
ダ（流体圧アクチュエータ−）１３又は１３を作動させ
るべく構成しである。
操作レバー１０又は１０を作動させるための油圧シリン
ダ（流体圧アクチュエータ−）１３又は１３を作動させ
るべく構成しである。
もって、前記センサー１１が茎稈から離れる方向に操向
制御して、植立茎稈列に自動的に追従して走行すべく構
成しである。
制御して、植立茎稈列に自動的に追従して走行すべく構
成しである。
前記油圧コントロール弁１２への圧油供給路ａに最大供
給圧を変更調節することができる弁機構１４を設けると
ともに、この弁機構１４と走行変速操作具１５とを高速
走行時の前記弁機構１４の供給圧が低速走行時よりも自
動的に低下されるべく構成しである。
給圧を変更調節することができる弁機構１４を設けると
ともに、この弁機構１４と走行変速操作具１５とを高速
走行時の前記弁機構１４の供給圧が低速走行時よりも自
動的に低下されるべく構成しである。
したがって、高速走行状態に走行変速操作具１５を切換
えると、前記弁機構１４の供給圧設定用のスプリング１
６の押圧力を減少して、その供給圧が自動的に低く設定
され、前記操作レバー１０を弱い力で少量操作して、弱
い制動力により高速走行時の過旋回並びに急旋回をも防
止し、これに伴う機体の片向きによる操縦者の不安感及
び不測の転倒を防ぐ。
えると、前記弁機構１４の供給圧設定用のスプリング１
６の押圧力を減少して、その供給圧が自動的に低く設定
され、前記操作レバー１０を弱い力で少量操作して、弱
い制動力により高速走行時の過旋回並びに急旋回をも防
止し、これに伴う機体の片向きによる操縦者の不安感及
び不測の転倒を防ぐ。
また、走行変速操作具１５を低速走行状態に切換えると
、前記スプリング１６を強く押圧して、前記弁機構１４
の供給圧が自動的に高く設定され、強い制動作用により
、低速走行時の旋回不足による大回りを是正する。
、前記スプリング１６を強く押圧して、前記弁機構１４
の供給圧が自動的に高く設定され、強い制動作用により
、低速走行時の旋回不足による大回りを是正する。
したがって、走行速度にかかわらず機体を植立茎稈に良
好に追従させるのである。
好に追従させるのである。
尚、前記走行変速操作具１５による変速の態様は、油圧
駆動用の可変容量型吐出ポンプの吐出量の変更による無
段変速によるもよく、またギヤ変速による有段変速によ
るもよい０ 又、実施例では、弁機構１４の設定圧を変更するのに、
スプリング１６の押圧力を変更すべく構成したが、その
変更形態は種々変更可能であり、そして弁機構１４の構
成自体も種々変更可能である０ 以上要するに、本考案の技術的特徴は、左右の走行装置
を各別に制動操作する左右一対の流体圧アクチュエータ
ーと、操向操作指令によって前記流体圧アクチュエータ
ーへの流体供給を選択制御する流路切換弁とを備えた作
業車の操向装置であって、圧油供給ポンプから前記流路
切換弁に至る圧油供給路の途中に、流路切換弁側への最
大供給圧を変更調節する弁機構を介装し、この弁機構を
走行変速操作具に連繋させて、高速走行時における前記
最大供給圧を低速走行時よりも低く調節するように構成
した点にあり、次の効果を奏する。
駆動用の可変容量型吐出ポンプの吐出量の変更による無
段変速によるもよく、またギヤ変速による有段変速によ
るもよい０ 又、実施例では、弁機構１４の設定圧を変更するのに、
スプリング１６の押圧力を変更すべく構成したが、その
変更形態は種々変更可能であり、そして弁機構１４の構
成自体も種々変更可能である０ 以上要するに、本考案の技術的特徴は、左右の走行装置
を各別に制動操作する左右一対の流体圧アクチュエータ
ーと、操向操作指令によって前記流体圧アクチュエータ
ーへの流体供給を選択制御する流路切換弁とを備えた作
業車の操向装置であって、圧油供給ポンプから前記流路
切換弁に至る圧油供給路の途中に、流路切換弁側への最
大供給圧を変更調節する弁機構を介装し、この弁機構を
走行変速操作具に連繋させて、高速走行時における前記
最大供給圧を低速走行時よりも低く調節するように構成
した点にあり、次の効果を奏する。
つまり、高速走行状態では、油圧アクチュエーターによ
る制動力が低く、そして低速走行状態では、その制動力
が高くなるように自動的に変更調節されるから、高速走
行時には、弱い制動力によって過旋回並びに急旋回を回
避し、そして低速走行時には、弱い制動力によって旋回
不足による大回りを是正し、もって走行速度にかかわら
ず機体を滑らかにかつ所望通りに操向させることができ
るようになった。
る制動力が低く、そして低速走行状態では、その制動力
が高くなるように自動的に変更調節されるから、高速走
行時には、弱い制動力によって過旋回並びに急旋回を回
避し、そして低速走行時には、弱い制動力によって旋回
不足による大回りを是正し、もって走行速度にかかわら
ず機体を滑らかにかつ所望通りに操向させることができ
るようになった。
図面は本考案に係る作業者の操向装置の実施例を示し、
第１図はコンバインの側面図、第２図は操向制御系の関
係図である。 ７・・・・・・走行装置、１３・・・・・・流体圧アク
チュエーター １４・・・・・・弁機構、１５・・・・
・・走行変速操作具。
第１図はコンバインの側面図、第２図は操向制御系の関
係図である。 ７・・・・・・走行装置、１３・・・・・・流体圧アク
チュエーター １４・・・・・・弁機構、１５・・・・
・・走行変速操作具。
Claims (1)
- 左右の走行装置７，７を各別に制動操作する左右一対の
流体圧アクチュエーター１３，１３と、操向操作指令に
よって前記流体圧アクチュエーター１３ 、１３への流
体供給を選択制御する流路切換弁１２とを備えた作業車
の操向装置であって、圧油供給ポンプから前記流路切換
弁１２に至る圧油供給路ａの途中に、流路切換弁１２側
への最大供給圧を変更調節する弁機構１４を介装し、こ
の弁機構１４を走行変速操作具１５に連繋させて、高速
走行時における前記最大供給圧を低速走行時よりも低く
調節するように構成した作業車の操向装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11273077U JPS5853270Y2 (ja) | 1977-08-22 | 1977-08-22 | 作業車の操向装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11273077U JPS5853270Y2 (ja) | 1977-08-22 | 1977-08-22 | 作業車の操向装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5438240U JPS5438240U (ja) | 1979-03-13 |
| JPS5853270Y2 true JPS5853270Y2 (ja) | 1983-12-03 |
Family
ID=29061849
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11273077U Expired JPS5853270Y2 (ja) | 1977-08-22 | 1977-08-22 | 作業車の操向装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5853270Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-08-22 JP JP11273077U patent/JPS5853270Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5438240U (ja) | 1979-03-13 |
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