JP3328754B2 - コンバイン - Google Patents

コンバイン

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JP3328754B2 JP35376593A JP35376593A JP3328754B2 JP 3328754 B2 JP3328754 B2 JP 3328754B2 JP 35376593 A JP35376593 A JP 35376593A JP 35376593 A JP35376593 A JP 35376593A JP 3328754 B2 JP3328754 B2 JP 3328754B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は左右一対の走行クローラ
でもって機体を走行させるコンバインに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、実開昭52−134929号公報
などに示す如く、エンジンの駆動力を伝達させる主変速
用油圧無段変速機と、刈取部に駆動力を出力させるPT
O変速用出力ギヤ機構と、走行副変速ギヤ機構と、油圧
切換多板型左右サイドクラッチとを設け、左右サイドク
ラッチを介して左右走行クローラを駆動する技術があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術は、旋回
内径側の走行クローラ駆動力を任意に変更し得ない等の
問題がある。また、実開昭55−94275号公報、ま
たは特開平5−301580号公報、または特開平1−
114578号公報に示すように、旋回内側クローラの
駆動力を変更するには、油圧回路、制御回路、ミッショ
ンケースのギヤ構造などが複雑になる不具合がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、エン
ジンの駆動力を伝達させる主変速用油圧無段変速機と、
刈取部に駆動力を出力させるPTO変速用出力ギヤ機構
と、走行副変速ギヤ機構と、油圧切換多板型左右サイド
クラッチとを設け、左右サイドクラッチを介して左右走
行クローラを駆動するコンバインにおいて、1本のサイ
ドクラッチレバーによって切換える旋回用左右の電磁
切換型手動バルブと、左右サイドクラッチを切作動させ
る左右クラッチバルブと、左右ブレーキを入作動させる
左右ブレーキバルブを設け、サイドクラッチレバーの倒
し角に比例してデューティ比を変化させるパルス信号を
コントローラから出力させてサイドクラッチの動力継続
圧力を減圧させ、旋回内径側の走行クローラ駆動力を低
減させると共に、前記電磁切換型バルブを介してブレー
キシリンダに供給する油圧力を変化させるブレーキ用可
変バルブを設け、レバー倒し角に比例させてブレーキ制
動力を無段階に大きくするもので、サイドクラッチレバ
ーの倒し角に比例してサイドクラッチ切断動作用パルス
信号のデューティ比を変化させ得、パルス信号によるサ
イドクラッチ切断時間を前記レバー倒し角に比例して長
くし、旋回内径側の走行クローラ速度を低速側に無段階
に変化させ得、最大で旋回内径側の走行クローラを停止
させ得、レバーの倒し角に比例して旋回内径側の走行ク
ローラ駆動力を低減させる動作を簡単な油圧回路で行わ
せ得る。また、レバー倒し角に比例させてブレーキ制動
力を無段階に大きくする動作を簡単な油圧回路で行わせ
得る。従って、1本のサイドクラッチレバーによって切
換える旋回用左右の電磁切換型バルブと、左右サイド
クラッチを切作動させる左右クラッチバルブと、左右ブ
レーキを入作動させる左右ブレーキバルブを設けるだけ
の基本構造を活用し、従来のように、油圧回路または制
御回路またはミッションケースのギヤ構造を複雑にする
ことなく、左右走行クローラの旋回性能の向上並びに運
転操作性の向上などを容易に図り得るものである。
【0005】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述す
る。図1は参考例を示す操向電気回路図、図2はコンバ
インの全体側面図、図3は同平面図であり、図中(1)
は走行クローラ(2)を装設するトラックフレーム、
(3)は前記トラックフレーム(1)上に架設する機
台、(4)はフィードチェン(5)を左側に張架し扱胴
(6)及び処理胴(7)を内蔵している脱穀部、(8)
は刈刃及び穀稈搬送機構などを備える刈取部、(9)は
排藁チェン(10)及び排藁カッター(11)を備える
排藁処理部、(12)は運転席(13)及び運転操作部
(14)を備える運転台、(15)はエンジン(16)
を内設するエンジン部、(17)は前記エンジン部(1
5)後方に配設して脱穀部(4)からの穀粒を揚穀筒
(18)を介し溜める穀粒タンク、(19)は前記穀粒
タンク(17)内の穀粒を外側に取出す上部排出オーガ
であり、連続的に刈取り・脱穀作業を行うように構成し
ている。
【0006】さらに、図4はミッションケース(20)
の駆動系統図であり、エンジン(16)の駆動力を伝達
させる入力プーリ(21)と、該入力プーリ(22)の
回転力を無段変速出力させる主変速用油圧無段変速機
(22)と、PTO変速用出力ギヤ機構(23)を介し
て刈取部(8)に駆動力を出力させるPTO出力プーリ
(24)と、走行副変速ギヤ機構(25)と、油圧切換
多板型左右サイドクラッチ(26)(27)と、前記走
行副変速ギヤ機構(25)に左右サイドクラッチ(2
6)(27)を介して連結させる左右出力軸(28)
(29)と、左右出力軸(28)(29)に常時連結さ
せる左右車軸(30)(31)を備え、車軸(30)
(31)のスプロケット(32)(32)を介して走行
クローラ(2)(2)を駆動するように構成している。
【0007】また、左右出力軸(28)(29)に常時
連結させる左右サイドクラッチ軸(33)(34)を同
軸上に設けると共に、油圧切換多板型左右ブレーキ(3
5)(36)を左右サイドクラッチ軸(33)(34)
上に設けるもので、左右サイドクラッチ(26)(2
7)のいずれか一方の切操作によって左右いずれかに旋
回動作させて機体を方向転換させるように構成してい
る。
【0008】さらに、図1は操向油圧回路図であり、左
右旋回ソレノイド(37)(38)を有する自動操向制
御用電磁バルブ(39)と、サイドクラッチレバー(4
0)によって切換える旋回用左右手動バルブ(41)
(42)と、左右サイドクラッチ(26)(27)を入
保持する左右クラッチシリンダ(43)(44)と、前
記自動操向制御用電磁バルブ(39)のパイロット油圧
によって切換えてクラッチシリンダ(43)(44)を
切作動させる左右クラッチバルブ(45)(46)と、
左右ブレーキ(35)(36)を入にする左右ブレーキ
シリンダ(47)(48)と、前記自動操向制御用電磁
バルブ(39)のパイロット油圧によって切換えてブレ
ーキシリンダ(47)(48)を入作動させる左右ブレ
ーキバルブ(49)(50)を備えるもので、電磁バル
ブ(39)を上手側として各バルブ(39)(41)
(42)及びブレーキバルブ(49)(50)を介して
ブレーキシリンダ(47)(48)に第1油圧ポンプ
(51)を接続させる一方、分流弁(52a)を介して
左右クラッチシリンダ(43)(44)に第2油圧ポン
プ(52)を接続させ、クラッチシリンダ(43)(4
4)を第2油圧ポンプ(52)の圧油によって入保持す
ると共に、クラッチバルブ(45)(46)を切換える
パイロット油圧として第1油圧ポンプ(51)油圧をク
ラッチバルブ(45)(46)に電磁バルブ(39)を
介して印加させ、電磁バルブ(39)の切換によってク
ラッチバルブ(45)(46)を切換え、第2油圧ポン
プ(52)から供給されるクラッチシリンダ(43)
(44)の圧油をタンクにアンロードし、サイドクラッ
チ(26)(27)切動作を行わせるように構成してい
る。なお、図3のように刈取部(8)に未刈り稈検出用
操向センサ(8a)(8b)を取付け、各センサ(8
a)(8b)出力によって旋回ソレノイド(37)(3
8)を作動させ、電磁バルブ(39)制御による自動操
向制御動作を行わせるものである。
【0009】さらに、前記各クラッチシリンダ(43)
(44)に供給する第2油圧ポンプ(52)の圧油を各
クラッチバルブ(45)(46)を介してタンクにアン
ロードするサイドクラッチ圧力調節用の左右可変リリー
フバルブ(53)(54)を備え、各リリーフバルブ
(53)(54)の背圧バネ(55)(56)に前記サ
イドクラッチレバー(40)を連結させ、前記レバー
(40)の倒し角に比例してリリーフバルブ(53)
(54)の背圧バネ(55)(56)力を小さくし、ク
ラッチシリンダ(43)(44)に供給する第2油圧ポ
ンプ(52)の油圧を減圧させ、サイドクラッチ(2
6)(27)の動力継続圧力を減圧させ、旋回内径側の
走行クローラ(2)駆動力を低減させるもので、左右走
行クローラ(2)(2)の駆動力を継断する左右サイド
クラッチ(26)(27)を備える移動農機の操向装置
において、左右サイドクラッチ(26)(27)入作動
用の油圧力を倒し角に比例して低くするサイドクラッチ
レバー(40)を設け、左右サイドクラッチ(26)
(27)継続油圧力をサイドクラッチレバー(40)操
作量に比例して減圧させ、旋回時に旋回内径側の走行ク
ローラ(2)にもサイドクラッチレバー(40)操作に
より調節自在な駆動力を与えて任意の旋回半径での緩旋
回を行えるように構成している。
【0010】また、前記手動バルブ(41)(42)を
介してブレーキシリンダ(47)(48)に供給する第
1油圧ポンプ(51)の油圧力を変化させるブレーキ用
可変リリーフバルブ(57)を備え、該バルブ(57)
の背圧バネをサイドクラッチレバー(40)に連結さ
せ、サイドクラッチレバー(40)の倒し角に比例させ
てリリーフバルブ(57)の背圧を高くし、レバー(4
0)操作によって手動バルブ(41)(42)を切換え
てブレーキシリンダ(47)(48)を作動させたと
き、レバー(40)倒し角に比例させてブレーキ(3
5)(36)制動力が無段階に大きくなるもので、サイ
ドクラッチレバー(40)操作により、サイドクラッチ
(26)(27)の動力継続力を無段階に小さくするリ
リーフバルブ(53)(54)動作と、ブレーキ(3
5)(36)の制動力を無段階に大きくするリリーフバ
ルブ(57)動作を同時に行わせ、旋回内径側の走行ク
ローラ(2)の駆動力を小さくし乍ら制動力を大きく
し、前記クローラ(2)の駆動力が最小のときに制動力
が最大になるように構成している。
【0011】さらに、図5及び図6は本発明の実施例を
示すもので、図5に示す如く、ブレーキバルブ(49)
(50)にクラッチバルブ(45)(46)を連動連結
させ、また電磁切換型バルブ(41)(42)のブレー
キシリンダ(47)(48)作動油圧をパイロット油圧
としてクラッチバルブ(45)(46)を切換え、ブレ
ーキシリンダ(47)(48)入動作とクラッチシリン
ダ(43)(44)切動作が常に連動して行われると共
に、左右操向ソレノイド(58)(59)を電磁切換
ルブ(41)(42)に備え、またサイドクラッチレ
バー(40)の傾倒によってオンになる左右操向スイッ
チ(60)(61)を設け、各スイッチ(60)(6
1)によって各ソレノイド(58)(59)を励磁さ
せ、各手動バルブ(41)(42)を切換えるように構
成している。
【0012】また、図6に示す如く、パルス信号による
パルス駆動または連続信号による連続駆動によって左右
操向ソレノイド(58)(59)を作動させるコントロ
ーラ(62)を備え、パルス駆動と連続駆動の切換を行
うパルス入切スイッチ(63)と、前記コントローラ
(62)から各ソレノイド(58)(59)に出力させ
るパルス信号のデューティ比を変化させるデューティ比
変更ボリューム(64)と、前記操向スイッチ(60)
(61)を、コントローラ(62)に接続させると共
に、前記ボリューム(64)をサイドクラッチレバー
(40)に連結させ、サイドクラッチレバー(40)の
倒し角に比例して前記ボリューム(62)により設定す
るパルス信号のデューティ比を大きくし、操向ソレノイ
ド(58)(59)のパルス信号によるオン時間を前記
レバー(40)倒し角に比例して長くし、旋回内径側の
走行クローラ(2)速度を低速側に無段階に変化させ、
最大で旋回内径側の走行クローラ(2)を停止させるも
ので、左右走行クローラ(2)(2)の駆動力を継断す
る左右サイドクラッチ(26)(27)を備える移動農
機の操向装置において、左右サイドクラッチ(26)
(27)切断動作用のパルス信号のデューティ比を倒し
角に比例して大きくするサイドクラッチレバー(40)
を設け、サイドクラッチレバー(40)を倒すだけでパ
ルス信号のデューティ比が変化してサイドクラッチ(2
6)(27)切断動作が制御され、サイドクラッチレバ
ー(26)(27)倒し角に比例して倒した側の走行ク
ローラ(2)速度を停止まで無段階に低速に変化させる
ように構成している。
【0013】上記から明らかなように、エンジン(1
6)の駆動力を伝達させる主変速用油圧無段変速機(2
2)と、刈取部(8)に駆動力を出力させるPTO変速
用出力ギヤ機構(23)と、走行副変速ギヤ機構(2
5)と、油圧切換多板型左右サイドクラッチ(26)
(27)とを設け、左右サイドクラッチ(26)(2
7)を介して左右走行クローラ(2)を駆動するコンバ
インにおいて、1本のサイドクラッチレバー(40)に
よって切換える旋回用左右の電磁切換型バルブ(4
1)(42)と、左右サイドクラッチ(26)(27)
を切作動させる左右クラッチバルブ(45)(46)
と、左右ブレーキ(35)(36)を入作動させる左右
ブレーキバルブ(49)(50)を設け、サイドクラッ
チレバー(40)の倒し角に比例してデューティ比を変
化させるパルス信号をコントローラ(62)から出力さ
せてサイドクラッチ(26)(27)の動力継続圧力を
減圧させ、旋回内径側の走行クローラ(2)駆動力を低
減させると共に、前記電磁切換型バルブ(41)(4
2)を介してブレーキシリンダ(47)(48)に供給
する油圧力を変化させるブレーキ用可変バルブ(57)
を設け、レバー(40)倒し角に比例させてブレーキ
(35)(36)制動力を無段階に大きくする。そし
て、サイドクラッチレバー(40)の倒し角に比例して
サイドクラッチ(26)(27)切断動作用パルス信号
のデューティ比を変化させ、パルス信号によるサイドク
ラッチ(26)(27)切断時間を前記レバー(40)
倒し角に比例して長くし、旋回内径側の走行クローラ
(2)速度を低速側に無段階に変化させ、最大で旋回内
径側の走行クローラ(2)を停止させ、レバー(40)
の倒し角に比例して旋回内径側の走行クローラ(2)駆
動力を低減させる動作を簡単な油圧回路で行わせる。ま
た、レバー(40)倒し角に比例させてブレーキ(3
5)(36)制動力を無段階に大きくする動作を簡単な
油圧回路で行わせる。従って、1本のサイドクラッチレ
バー(40)によって切換える旋回用左右の電磁切換
バルブ(41)(42)と、左右サイドクラッチ(2
6)(27)を切作動させる左右クラッチバルブ(4
5)(46)と、左右ブレーキ(35)(36)を入作
動させる左右ブレーキバルブ(49)(50)を設ける
だけの基本構造を活用し、従来のように、油圧回路また
は制御回路またはミッションケース(20)のギヤ構造
を複雑にすることなく、左右走行クローラ(2)の旋回
性能の向上並びに運転操作性の向上などを図る。
【0014】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、エンジン(16)の駆動力を伝達させる主変速用油
圧無段変速機(22)と、刈取部(8)に駆動力を出力
させるPTO変速用出力ギヤ機構(23)と、走行副変
速ギヤ機構(25)と、油圧切換多板型左右サイドクラ
ッチ(26)(27)とを設け、左右サイドクラッチ
(26)(27)を介して左右走行クローラ(2)を駆
動するコンバインにおいて、1本のサイドクラッチレバ
ー(40)によって切換える旋回用左右の電磁切換型
バルブ(41)(42)と、左右サイドクラッチ(2
6)(27)を切作動させる左右クラッチバルブ(4
5)(46)と、左右ブレーキ(35)(36)を入作
動させる左右ブレーキバルブ(49)(50)を設け、
サイドクラッチレバー(40)の倒し角に比例してデュ
ーティ比を変化させるパルス信号をコントローラ(6
2)から出力させてサイドクラッチ(26)(27)の
動力継続圧力を減圧させ、旋回内径側の走行クローラ
(2)駆動力を低減させると共に、前記電磁切換型バル
ブ(41)(42)を介してブレーキシリンダ(47)
(48)に供給する油圧力を変化させるブレーキ用可変
バルブ(57)を設け、レバー(40)倒し角に比例さ
せてブレーキ(35)(36)制動力を無段階に大きく
するもので、サイドクラッチレバー(40)の倒し角に
比例してサイドクラッチ(26)(27)切断動作用パ
ルス信号のデューティ比を変化させ、パルス信号による
サイドクラッチ(26)(27)切断時間を前記レバー
(40)倒し角に比例して長くし、旋回内径側の走行ク
ローラ(2)速度を低速側に無段階に変化させ、最大で
旋回内径側の走行クローラ(2)を停止させることがで
きるから、レバー(40)の倒し角に比例して旋回内径
側の走行クローラ(2)駆動力を低減させる動作を簡単
な油圧回路で行わせることができる。また、レバー(4
0)倒し角に比例させてブレーキ(35)(36)制動
力を無段階に大きくする動作を簡単な油圧回路で行わせ
ることができる。従って、1本のサイドクラッチレバー
(40)によって切換える旋回用左右の電磁切換型
動バルブ(41)(42)と、左右サイドクラッチ(2
6)(27)を切作動させる左右クラッチバルブ(4
5)(46)と、左右ブレーキ(35)(36)を入作
動させる左右ブレーキバルブ(49)(50)を設ける
だけの基本構造を活用し、従来のように、油圧回路また
は制御回路またはミッションケース(20)のギヤ構造
を複雑にすることなく、左右走行クローラ(2)の旋回
性能の向上並びに運転操作性の向上などを容易に図るこ
とができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】参考例を示す操向油圧回路図。
【図2】コンバインの側面図。
【図3】コンバインの平面図。
【図4】ミッションケースの駆動系を示す説明図。
【図5】本発明の実施例を示す油圧回路図。
【図6】図5の操向電気回路図。
【符号の説明】
(2) クローラ (8) 刈取部 (16) エンジン (22) 無段変速機 (23) 出力ギヤ機構 (25) 副変速ギヤ機構 (26)(27) サイドクラッチ (35)(36) ブレーキ (40) サイドクラッチレバー (41)(42) 電磁切換型バルブ (43)(44) クラッチシリンダ (45)(46) クラッチバルブ (47)(48) ブレーキシリンダ (49)(50) ブレーキバルブ (51) 第1油圧ポンプ (52) 第2油圧ポンプ (53)(54) バルブ (57) 可変バルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 11/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン(16)の駆動力を伝達させる
    主変速用油圧無段変速機(22)と、刈取部(8)に駆
    動力を出力させるPTO変速用出力ギヤ機構(23)
    と、走行副変速ギヤ機構(25)と、油圧切換多板型左
    右サイドクラッチ(26)(27)とを設け、左右サイ
    ドクラッチ(26)(27)を介して左右走行クローラ
    (2)を駆動するコンバインにおいて、1本のサイドク
    ラッチレバー(40)によって切換える旋回用左右
    電磁切換型バルブ(41)(42)と、左右サイドクラ
    ッチ(26)(27)を切作動させる左右クラッチバル
    ブ(45)(46)と、左右ブレーキ(35)(36)
    を入作動させる左右ブレーキバルブ(49)(50)を
    設け、サイドクラッチレバー(40)の倒し角に比例し
    てデューティ比を変化させるパルス信号をコントローラ
    (62)から出力させてサイドクラッチ(26)(2
    7)の動力継続圧力を減圧させ、旋回内径側の走行クロ
    ーラ(2)駆動力を低減させると共に、前記電磁切換型
    バルブ(41)(42)を介してブレーキシリンダ(4
    7)(48)に供給する油圧力を変化させるブレーキ用
    可変バルブ(57)を設け、レバー(40)倒し角に比
    例させてブレーキ(35)(36)制動力を無段階に大
    きくすることを特徴とするコンバイン。
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