JPS5852718Y2 - 気密封入容器 - Google Patents

気密封入容器

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JPS5852718Y2
JPS5852718Y2 JP15213380U JP15213380U JPS5852718Y2 JP S5852718 Y2 JPS5852718 Y2 JP S5852718Y2 JP 15213380 U JP15213380 U JP 15213380U JP 15213380 U JP15213380 U JP 15213380U JP S5852718 Y2 JPS5852718 Y2 JP S5852718Y2
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JP
Japan
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lead wire
container
airtight
section
shaped cross
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JP15213380U
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English (en)
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JPS5775780U (ja
Inventor
忠義 安藤
Original Assignee
株式会社 フジ電科
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は水晶発振子、水晶共振子、水晶濾波器、光セ
ンサーおよびハイブリッド回路等の素子を内部に収容す
る金属製器体で装甲される形式の気密封入容器に係り、
詳しくはプリント基板に取付ける場合に必要に応じて縦
型又は横型に取付けることができる縦横取付兼用型の気
密封入容器に関する。
この種の気密封入容器では、従来、リード線をプリント
基板に半田付することにより取付けていたが、容器内部
に収容した素子がこわれた場合あるいは交換の必要が生
じた場合には、半田を溶かして容器をプリント基板から
取外さなければならないため、その修理、点検に手間ど
るという欠点があった。
本考案の気密封入容器は、従来の欠点を解消するもので
、プリント基板への着脱が簡単に行うことができ、修理
、点検等の場合に取外し交換に便利な気密封入容器を提
供することを目的とする。
この考案の気密封入容器は、環状溝を有する環状の逆U
字断面形状の中空折曲部あるいは該逆U字断面の外側に
更に環状溝を有するU字断面を連設した形状の中空折曲
部を形威した器体の該中空折曲部を横断してリード線を
配設するとともに該リード線を前記環状溝に配設する絶
縁材で封着し、前記器体の上部と下部にそれぞれ蓋体と
底体を配設して該器体の内側に気密室を形威し、該気密
室内に前記リード線の内側端部と接続して素子を封入す
るようにしたいわゆる縦横取付兼用型の気密封入容器に
於て、器体の外側壁あるいは折曲側辺わら突出したリー
ド線の外側端部にプリント基板等に取付けたソケットと
接触係合する接触子を設けたことを特徴とする。
以下、本考案を実施例に基づいて説明する。
第1図乃至第3図は、本考案の実施例の縦横取付兼用型
の気密封入容器の平面図および断面図である。
図に於いて、1は金属板をプレス塑性加工法により逆U
字断面の中空折曲部2を平面からみて方形の環状に形成
した器体であって、中空折曲部2を形成する内側壁3と
底壁4と外側壁5との内側に環状溝6が形成され、内側
壁3および外側壁5にはリード線9を緩通するための穴
7,8があけられている。
この穴7.8はリード線数に応じた数とするものである
9は前記穴7,8に緩通して相対する中空折曲部2を横
断して配設したリード線であって、断面円形、角形ある
いは平板状のものを使用する。
これらのリード線は少なくとも中空折曲部2の相対する
面にそれぞれ1本以上設けられるが、その数は適宜に選
ぶことができる。
9Cはリード線9の外側端部9bに設けた1)−ド線9
と同様に導電性金属材からなる半球状の接触子であって
、後記するようにプリント基板圭のソケットと係合して
容器を保持するとともに回路との電気接続を行うもので
、リード線9と別個に形成してリード線9の外側端部9
bに固着したり、あるいはリード線9の外側端部9bを
加工して接触子9Cを一体形成してもよい。
この接触子9Cは第3図に示すように、リード線9の径
より大きな直径に形成し、環状溝6に充填した絶縁材1
0の一部を穴8から流出させて接触子9Cの内側を固定
して接触子9Cを固定するとともに接触子9Cと器体1
との間の絶縁を確保している。
10は溶融して前記環状溝6内を埋めリード線9を封着
するガラス又はセラミックあるいは樹脂等の絶縁材、1
1は前記中空折曲部2の開口側の内側壁3の端縁に電気
スポットあるいは金属又は有機接着剤で接合部分を密に
して固着した金属製あるいはガラス製の底体、また12
は底体11に対向して中空折曲部2の底壁4に電気スポ
ットあるいは金属又は有機接着剤で接合部分を密にして
固着した金属製、ガラス製、セラミック製あるいは樹脂
板製の蓋体で、中空折曲部2と底体11と蓋体12との
間に形成される気密室13にはリード線9内側端部9a
と接続して水晶発振子又は光センサー等の素子14を封
入する。
そして例えば、この容器を光センサー用の気密封入容器
として使用する場合には前記底体11゜蓋体12のうち
少なくとも一方を全体又は部分的に透明ガラス材にして
容器内の光センサーが受光できるようにし、またこの容
器を水晶発振子、水晶共振子等の受光を必要としない素
子用として使用する場合には、通常は底体11および蓋
体12を金属製とするものである。
但し、このとき底体11および蓋体12の一方又は両方
の全体又はその一部分にガラス材を使用することもある
そして上記のように構成する気密封入容器をプリント基
板16のソケットに装着するには(第2図)容器の対向
するリード線9,9の接触子9C99Cをソケットの相
対する接触板17 a 、17 bに係合することによ
り行うものである。
第1図乃至第3図の気密封入容器は、器体1の中空折曲
部2を逆U字断面に形成したものを記載しているが、こ
れを更に構造堅固に構成したものが第4図の気密封入容
器である。
この容器では第1図乃至第3図の気密封入容器とは器体
の中空折曲部の形状が異なるものである。
すなわち、器体1の外側壁5の端縁に外側壁5を略垂直
にして折曲辺5aを連設し、更にこの折曲辺5aと略垂
直にして折曲側辺5bを連設することにより逆U字断面
の外側にU字断面が連続した形状の中空折曲部2′を形
成したのである。
リード線9は、中空折曲部2′の内側壁3および外側壁
5の穴7,8に重ねて折曲側片5bにあけた穴8aをも
緩通させて器体1の外部へ引出し、絶縁材10は中空新
曲部2′のU字断面部分に形成される環状溝6a内も埋
めるようにして環状溝6および環状溝6a内でリード線
9を封着するものである。
上記のように構成する気密封入容器に於ても、第1図乃
至第3図の容器と同様にリード線9を中空折曲部2′の
相対する面から引き出し、リード線9の外側端部9bに
接触子9Cを設けるものである。
次に、第6図は上記容器に於けるアースリードの構成を
示すものである。
この種の容器では器体あるいは蓋体・底体(ただし金属
の場合)からアースをとっているが、第6図は上記容器
のそれぞれ器体の外側壁5又は折曲側辺5bにアースリ
ード20を溶接又は半田付等によって固着するとともに
その先端に接触子20 aを設け、前記リード線9とと
もにプリント基板のソケットに装着しようとするもので
ある。
この場合のソケットの構造は当然リード線9とアースリ
ード20を同時に係合できるようなものを使用すること
になる。
第7図、第8図は、さらにアースリードの固定強度を大
きくした構成を示すものである。
すなわち、前記容器に於いて、それぞれアナスリード2
0を器体の内側壁3に固着して外側壁5.折曲側辺5b
にあけた穴21.22に緩通するとともに環状溝6,6
aに配設する絶縁材10で封着するものである。
これらのアースリードは、第1図乃至第5図の容器に於
いてリード線9が設けられる器体1の相対する側面のう
ち一方に設けるか、あるいは器体1の一側面にリード線
9を設け、これと対向する側面にアースリード20を設
える。
またリード線9だけ第1図乃至第5図の如く構成してア
ースリード20は第6図乃至第8図の構成をとらず別途
設けることもできる。
以上述べたように、本考案の気密封入容器は、リード線
の外側端部に接触子を設け、この接触子をプリント基板
に設けたソケットに接触係合して装着するようにしたの
で、着脱を簡単に行うことができ、修理、点検時に於け
る取外し交換に便利で実用上の効果が極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の気密封入容器の平面図、第2
図は同上縦断側面図、第3図は同上部分拡大断面図、第
4図は本考案の他側の気密封入容器の縦断側面図、第5
図は同上部分拡大断面図、第6図乃至第8図はアースリ
ード部分の部分拡大断面図を示す。 1・・・・・・器体、2,2′・・・・・・折曲部、5
・・・・・・外側壁、5b・・・・・・折曲側辺、6,
6a・・・・・・環状溝、9・・・・・・リード線、9
b・・・・・・リード線の外側端部、9C・・・・・・
接触子、10・・・・・・絶縁材、11・・・・・・底
体、12・・・・・・蓋体、13・・・・・・気密室、
14・・・・・・素子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 環状溝6を有する環状の逆U字断面形状の中空新曲部2
    あるいは該逆U字断面の外側に更に環状溝6aを有する
    U字断面を埋設した形状の中空折曲部2′を形成した器
    体1の該中空折曲部2,2′を横断してリード線9を配
    設するとともに、該リード線9を前記環状溝6,6aを
    配設する絶縁材10で封着し、前記器体1の上部と下部
    にそれぞれ蓋体12と底体11を配設して該器体1の内
    側に気密室13を形成し、該気密室13内に前記リード
    線9の内側端部9aと接続して素子14を封入するよう
    にした気密封入容器に於て、器体1の外側壁5あるいは
    折曲側辺5bから突出したリード線9の外側端部9bに
    プリント基板等に取付けたソケットと接触係合する接触
    子9Cを設けたことを特徴とする気密封入容器。
JP15213380U 1980-10-27 1980-10-27 気密封入容器 Expired JPS5852718Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15213380U JPS5852718Y2 (ja) 1980-10-27 1980-10-27 気密封入容器

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JP15213380U JPS5852718Y2 (ja) 1980-10-27 1980-10-27 気密封入容器

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Publication Number Publication Date
JPS5775780U JPS5775780U (ja) 1982-05-11
JPS5852718Y2 true JPS5852718Y2 (ja) 1983-12-01

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ID=29511438

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JP15213380U Expired JPS5852718Y2 (ja) 1980-10-27 1980-10-27 気密封入容器

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JP2000091767A (ja) * 1998-09-10 2000-03-31 Toshiba Corp 半導体素子

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