JPH0357019Y2 - - Google Patents

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JPH0357019Y2
JPH0357019Y2 JP1984151992U JP15199284U JPH0357019Y2 JP H0357019 Y2 JPH0357019 Y2 JP H0357019Y2 JP 1984151992 U JP1984151992 U JP 1984151992U JP 15199284 U JP15199284 U JP 15199284U JP H0357019 Y2 JPH0357019 Y2 JP H0357019Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の分野〕 本考案は回路部品を気密に封入するために用い
られる気密端子に関するものである。
〔考案の背景〕
従来、気密端子、たとえば一体型リード線を封
着した気密端子は第1図および第2図に示すよう
に、方形板状などのベース1およびこのベース1
の周縁に立設した絶縁材よりなる周壁2より構成
される気密端子本体3の前記周壁2上部に上枠4
を載置接着するとともに、前記絶縁材周壁2の所
定部分に気密端子本体3の内外に挿通する直線状
のリード5を封着してなるものである。
前記リード5の気密端子本体3の内側部分、す
なわちリードインナー部50は、前記周壁2の一
部をなし、気密端子本体3の内側に張り出した絶
縁材支持部20内に埋設されているとともに、リ
ード上面および先端面は前記支持部20より露出
するよう封着されている。
このような気密端子は、前記リードインナー部
50を回路部品6とボンデイングなどにより電気
的に接続するとともに(第2図参照)、カバー7
を被せ、前記回路部品7を気密端子内に気密に封
入するようになつている。
このように回路部品を気密に封入した気密パツ
ケージは、第2図における破線によつて示したよ
うに、リード5をクランク状に折曲し、リードア
ウター部51を半田などで回路基板(図示せず)
に接着することにより接続される。この場合、回
路部品7が封入された気密パツケージは回路基板
と離間するように、すなわち気密端子のベース1
が回路基板と接触しないように接続されなければ
ならない。これはベース1自体が電気導通路にな
つているからである。
しかしながら、前述のような気密端子により封
入された回路部品を電気機器などに用いる場合、
回路部品は回路基板と離間して立設されていると
ともに、リードアウター部51が左右方向に張り
出しているため、回路部品それ自体の占有する容
積よりも著しく大きな容積を占有する結果となつ
ていた。
このような容積の占有は電気機器などを小型化
する上で、また数多くの回路部品を使用する複雑
な構成の電気機器などにとつて極めて不利であつ
た。
さらに、前記リード5は回路部品封入後、クラ
ンク状に折曲されるため、この折曲時に絶縁材に
亀裂などを生じる虞があつた。
〔考案の概要〕
従来の回路部品を気密に封入する気密端子の占
める占有容積に比して、小さい占有容積しか必要
としない気密端子、さらにリードを封着する絶縁
材に亀裂を生じないような気密端子を提供するこ
とを目的とするものである。
したがつて本考案による気密端子は、ベースの
周縁に絶縁材よりなる周壁を立設して気密端子本
体とした前記絶縁材周壁に前記気密端子本体の内
外に露出するようにリードを封着した気密端子に
おいて、前記リードは少なくとも一部が相互に平
行に伸長するリードインナー部とリードアウター
部、さらにこのリードインナー部およびリードア
ウター部を接続するリード接続部を備え、前記リ
ードインナー部が気密端子本体内に突出し、かつ
リード接続部が前記ベース裏面と同一水準面ある
いは前記水準面より若干突出し、かつ絶縁材によ
り封着されるように、さらに前記リードが前記ベ
ースと接触しないように前記周壁に封着されてい
る共に、前記リードアウター部あるいは前記リー
ドアウター部の少なくとも一部は気密端子本体外
周より突出しないように切断されていることを特
徴とするものである。
〔考案の具体的説明〕
本考案の一実施例を図面に基づき説明する。
第3図は本考案の一実施例の斜視図、第4図は
この実施例の断面図であるが、この第3図および
第4図より明らかなように、方形板状のベース1
の周縁部には絶縁材よりなる周壁2が立設されて
気密端子本体3を形成するとともに、この周壁2
の上面には周壁2の強度を確保するために、上枠
4が載置接着されている。
この実施例においては、第3図および第4図よ
り明らかなように、前記周壁2に封着されるリー
ド5は相互に平行なリードインナー部50とリー
ドアウター部51を有し、このリードインナー部
50とリードアウター部51を接続するためのリ
ード接続部52が前記アウター部51およびイン
ナー部50にそれぞれ垂直に連結している。すな
わち、前記リード5は断面クランク状に形成され
ており、前記リードインナー部50は周壁2より
気密端子本体3内に張り出した支持部20にその
上面および先端部が露出するように埋設されてい
る。
さらに、リードアウター部51は、このリード
アウター部51の底面がベース1の裏面と同一水
準面あるいは僅かに突出するように、周壁2に封
着されており、加えてこのリードアウター部51
は気密端子本体3の外方向に伸長している。前記
リードアウター部51とリードインナー部50を
連結するリード接続部52は周壁2と同一面にな
るように絶縁材よりなる周壁2に埋設されてお
り、その一面が周壁2より露出するようになつて
いる。
また前記ベース1はリード5と接触しないよう
に従来に比較して小寸法になつているとともに、
その裏面には絶縁材が塗布されており、この気密
端子を回路基板に接続した時、ベース1の裏面が
回路基板と接触した場合にあつても両者が絶縁さ
れるようになつている。前記リード接続部52が
ベース1の裏面より若干突出している場合にあつ
ては、このリード接続部52の突出部がベース1
と回路基板を離間せしめるために、前記ベース1
裏面に必ずしも絶縁材を塗布する必要はないが、
この場合においても、従来と異なり回路基板とベ
ース1との間の離間距離は小さいので、安全を見
込んで絶縁材を塗布して置くのが好ましい。
前述のような気密端子は、回路部品を気密端子
本体3内に配置し、ボンデイングなどにより電気
的にリード5に接続したのち、従来と同様にカバ
ー7を被せ、接着して前記回路部品を気密に封入
するものである。しかしながら、この気密端子に
おいては、回路基板に接続するに際しては、回路
部品封入後、リードアウター部51を、第4図の
矢印に示すように切断し、リード接続部52の露
出面と下の回路基板を半田などにより接着するこ
とにより接続することができる。このため、従来
に比して回路部品を気密に封入して気密パツケー
ジの占有容積は著しく減少するという利点があ
る。
第5図は本考案による気密端子の第2の実施例
の断面図であるが、この第5図より明らかなよう
に、この実施例においては断面クランク状のリー
ド5のリード接続部52が周壁2内に完全に埋没
するように封着されている。したがつて、ベース
1の裏面と同一水準面あるいは若干突出した面を
外方向に伸長するリードアウター部51の一部5
10は周壁2の底部を構成するとともに外部に露
出することになるので、この部分510により回
路基板と接続する。この場合、リードアウター部
51は前記部分510を残して、第5図の矢印部
分より切断される。
第6図は本考案による第3の実施例の断面図で
あり、この実施例においては前述の実施例とこと
なり、リード5は相互に平行なリードインナー部
50とリードアウター部51とが、傾斜したリー
ド接続部52により接続された構成を有してい
る。すなわち、断面Z字状のリード5が封着され
ている。
このリード5のリードインナー部50は気密端
子本体3の外郭面まで伸長するとともに、このリ
ードインナー部50に接続するリード接続部52
はベース1の裏面と同一水準面あるいは若干突出
した面まで傾斜して下降し、これに連結するリー
ドアウター部51が前記水準面あるいは前記水準
面より若干突出した面にそつて外方向に伸長して
いる。このような気密端子を回路基板に接続する
に際しては、リードアウター部51を切断除去し
て接続する(第6図矢印参照)。この場合、前記
リード5がZ字状であるので、リードアウター部
51を切断すると、リード接続部52の外側に空
隙520が形成される。したがつて、この空隙5
20を半田溜りにすることができ、この空隙に半
田を埋めることにより、回路部品を封入した気密
パツケージは良好な強度で回路基板に接続される
ことになる。
第7図は本考案による気密端子のリード5は断
面帽子状に形成されている。すなわちリードアウ
ター部51はクランク状に形成されており、リー
ドアウター部51のリードインナー部50と平行
の部分510およびこの平行部分510に垂直に
連結する垂直部分511において気密端子外に露
出し、二箇所の接続部分を有する気密端子を得る
ことができる。この気密端子にあつては、前記垂
直部分に直角に接続する部分512を切断し、回
路基板に接続する。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案による気密端子に
よれば、リードをクランク状、Z状あるいは帽子
状にし、これを周壁にリードの少なくとも一面が
露出するようにしたため、リードが外方向に張り
出すことなく、回路基板に接続可能になり、また
従来の気密端子ほど回路基板に離間して接続する
必要がなくなるという利点がある。したがつて、
本考案による気密端子で気密に封入された回路部
品が占有する容積は著しく減少するという利点を
生じる。また、回路部品封入後、リードを折曲す
る必要がないので、絶縁材に亀裂などを生じる虞
が著しく減少する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の気密端子の斜視図、第2図は前
記気密端子の断面図、第3図は本考案による気密
端子の一実施例の斜視図、第4図は前記実施例の
封着部の断面図、第5図は本考案による気密端子
の他の実施例の封着部の断面図、第6図は本考案
による第3の実施例の封着部の断面図、第7図は
本考案による第4の実施例の封着部の断面図であ
る。 1……ベース、2……周壁、3……気密端子本
体、5……リード、50……リードインナー部、
51……リードアウター部、52……リード接続
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベースの周縁に絶縁材よりなる周壁を立設して
    気密端子本体とした前記絶縁材周壁に前記気密端
    子本体の内外に露出するようにリードを封着した
    気密端子において、前記リードは少なくとも一部
    が相互に平行に伸長するリードインナー部とリー
    ドアウター部、さらにこのリードインナー部およ
    びリードアウター部を接続するリード接続部を備
    え、前記リードインナー部が気密端子本体内に突
    出し、かつリード接続部が前記ベース裏面と同一
    水準面あるいは前記水準面より若干突出し、かつ
    絶縁材により封着されるように、さらに前記リー
    ドが前記ベースと接触しないように前記周壁に封
    着されていると共に、前記リードアウター部ある
    いは前記リードアウター部の少なくとも一部は気
    密端子本体外周より突出しないように切断されて
    いることを特徴とする気密端子。
JP1984151992U 1984-10-08 1984-10-08 Expired JPH0357019Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1984151992U JPH0357019Y2 (ja) 1984-10-08 1984-10-08

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JP1984151992U JPH0357019Y2 (ja) 1984-10-08 1984-10-08

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Publication Number Publication Date
JPS6166870U JPS6166870U (ja) 1986-05-08
JPH0357019Y2 true JPH0357019Y2 (ja) 1991-12-25

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ID=30710083

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4828830A (ja) * 1971-08-16 1973-04-17

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JPS54175543U (ja) * 1978-05-31 1979-12-11
JPS6021889Y2 (ja) * 1981-05-13 1985-06-29 株式会社フジ電科 気密封入容器のベ−ス構造

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JPS4828830A (ja) * 1971-08-16 1973-04-17

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JPS6166870U (ja) 1986-05-08

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