JPS5852482A - 金属表面の多色着色法 - Google Patents
金属表面の多色着色法Info
- Publication number
- JPS5852482A JPS5852482A JP14908881A JP14908881A JPS5852482A JP S5852482 A JPS5852482 A JP S5852482A JP 14908881 A JP14908881 A JP 14908881A JP 14908881 A JP14908881 A JP 14908881A JP S5852482 A JPS5852482 A JP S5852482A
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- Japan
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- alkoxide
- plate
- metallic surface
- soln
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は金属表面に青、賃金色等の種々の色を着色させ
る方法に関する。更に詳しくは、金属表面1(ZrO2
の薄膜を形成させ、その膜厚を制御するCとにより種々
の色を着色させる方法に関する。
る方法に関する。更に詳しくは、金属表面1(ZrO2
の薄膜を形成させ、その膜厚を制御するCとにより種々
の色を着色させる方法に関する。
従来、金属表面を着色する方法には種々な方法が知られ
ている。例えば、(1)強酸化性の高温溶液中で酸化皮
膜を形成する方法、(2)直接酸化法、(3)塗装法、
(4)はうろう法、(5)めっき法、(6)蒸着法等が
ある。
ている。例えば、(1)強酸化性の高温溶液中で酸化皮
膜を形成する方法、(2)直接酸化法、(3)塗装法、
(4)はうろう法、(5)めっき法、(6)蒸着法等が
ある。
本発明の方法は前記の方法に属しない、金属表面に特に
Zrアルコキシド溶液を使用して、該化合物を200℃
以上に加熱して加水分解、脱水縮合反応を起させ、 Z
rの酸化膜を形成させる方法である。
Zrアルコキシド溶液を使用して、該化合物を200℃
以上に加熱して加水分解、脱水縮合反応を起させ、 Z
rの酸化膜を形成させる方法である。
申化ジルコニアは金属酸化物の中で化学的に非常に安定
した酸化物であや、他の金属酸化物例えば5in2.ム
120. 、 TiO2等よりも耐アルカリ性であり、
耐化学性も優れている。
した酸化物であや、他の金属酸化物例えば5in2.ム
120. 、 TiO2等よりも耐アルカリ性であり、
耐化学性も優れている。
本発明者はさきに、耐アルカリ性の優れたガラスを得べ
く研究の結果、金属アルコキシラドの化学重合によって
ZrO2を含んだガラス、すなわち、1勾β、 −Aj
、O,−ZrO2組成のガラスを作ることに戚(鴫し、
この場合ZrO,の含有量が増すと耐アル、p、11性
が増大することが分った。
く研究の結果、金属アルコキシラドの化学重合によって
ZrO2を含んだガラス、すなわち、1勾β、 −Aj
、O,−ZrO2組成のガラスを作ることに戚(鴫し、
この場合ZrO,の含有量が増すと耐アル、p、11性
が増大することが分った。
このような利点を有するZrO2の特性を有する膜の利
用について研究中のところ、金属表面にZrアルコキシ
ド溶液を付着させ、これを200℃以上に加熱スると、
Zr−アルコキシラドは加水分解、脱水縮合してZrO
2皮膜が形成され、その皮膜の厚さの変化によって種々
な色に着色することを見出した。この知見に基埴て本発
明を完成した。
用について研究中のところ、金属表面にZrアルコキシ
ド溶液を付着させ、これを200℃以上に加熱スると、
Zr−アルコキシラドは加水分解、脱水縮合してZrO
2皮膜が形成され、その皮膜の厚さの変化によって種々
な色に着色することを見出した。この知見に基埴て本発
明を完成した。
本発明における金属板としては、白金、金、銀等の貴金
属、鉄、アル、ミニウム、ニッケル、ステ」ス、ジュラ
ルミン、銅、青銅、しんちゅう等ex等、また、金属に
メッキしたもの等の板がすべて使用し得られる。
属、鉄、アル、ミニウム、ニッケル、ステ」ス、ジュラ
ルミン、銅、青銅、しんちゅう等ex等、また、金属に
メッキしたもの等の板がすべて使用し得られる。
Zrアルコキシドとしては、Zrグロボキシド。
Zrブトキシド等があげられる。Zrアルコキシド溶液
としては、Zrアルコキシドのメチルアルコール、エチ
ルアルコール、フチルアルコール、フロビルアルコール
等の有機溶液が使用される。溶液とZrアルコキシドの
割合は、重量比で、1:/〜コOO:l″1での範囲が
多色発色させるのに好ましい。
としては、Zrアルコキシドのメチルアルコール、エチ
ルアルコール、フチルアルコール、フロビルアルコール
等の有機溶液が使用される。溶液とZrアルコキシドの
割合は、重量比で、1:/〜コOO:l″1での範囲が
多色発色させるのに好ましい。
Zrアルコキシド溶液を清浄化された金属表面に塗布法
、スプレー法、浸漬法等により、一定の厚さに付着させ
、大気中に2〜3分以上放置し、Zrアルコキシド溶液
を大気中の水分との反応で加水分解させる。その後20
0℃以上で、金属の融点以下の温度で加熱すると、脱水
縮合して金属表面上にZrO2膜が形成される。加熱雰
囲気は、大気中または酸化雰囲気が好ましい。還元雰囲
気の場合は、 Zrアルコキシドの炭素の一部がZrO
2膜中に残存し良好な単色の色が得難い。加熱温度が一
00℃より低いと、形成されたZrO2膜は化学的に弱
く、耐アルカリ性も弱いので、200℃以上に加熱する
ことが必要である。加熱時間はj分〜1時間でよい。加
熱処理後、冷却ま念は放冷すると、Zrアルコキシド溶
液の濃度の濃い場合には表面に白色の薄膜層が形成され
るが、これをスボ/ジ等を用いて洗い落すと例えば黄金
色等の単色が現われ函。
、スプレー法、浸漬法等により、一定の厚さに付着させ
、大気中に2〜3分以上放置し、Zrアルコキシド溶液
を大気中の水分との反応で加水分解させる。その後20
0℃以上で、金属の融点以下の温度で加熱すると、脱水
縮合して金属表面上にZrO2膜が形成される。加熱雰
囲気は、大気中または酸化雰囲気が好ましい。還元雰囲
気の場合は、 Zrアルコキシドの炭素の一部がZrO
2膜中に残存し良好な単色の色が得難い。加熱温度が一
00℃より低いと、形成されたZrO2膜は化学的に弱
く、耐アルカリ性も弱いので、200℃以上に加熱する
ことが必要である。加熱時間はj分〜1時間でよい。加
熱処理後、冷却ま念は放冷すると、Zrアルコキシド溶
液の濃度の濃い場合には表面に白色の薄膜層が形成され
るが、これをスボ/ジ等を用いて洗い落すと例えば黄金
色等の単色が現われ函。
ZrO2膜の厚さの制御は、得られたZrO2膜上に1
1!虻Zrアルコキシド溶液を付着し、加熱処理を繰9
返したり、あるいはZrアルコキシド溶液の濃度を変え
ることにより行うことができる。こ71 Kより着色の
程度および色を変化させることができる。
1!虻Zrアルコキシド溶液を付着し、加熱処理を繰9
返したり、あるいはZrアルコキシド溶液の濃度を変え
ることにより行うことができる。こ71 Kより着色の
程度および色を変化させることができる。
本発明の着色法によると、従来の真空蒸着法における高
価な装置を必要とし、かつ一度に小面積しか膜を形成し
得ない欠点を解消し得られ、また従来法における電解浴
法における如き大きな設備。
価な装置を必要とし、かつ一度に小面積しか膜を形成し
得ない欠点を解消し得られ、また従来法における電解浴
法における如き大きな設備。
方法の煩雑さもなく、極めて簡単に着色し得られ、しか
もZrO□膜による着色であるため、耐腐食性、耐、*
純性の優れた着色が得られ、且つ強固に金属置部に結着
したものとなる等の優れた効果を奏し得られる。
もZrO□膜による着色であるため、耐腐食性、耐、*
純性の優れた着色が得られ、且つ強固に金属置部に結着
したものとなる等の優れた効果を奏し得られる。
実施例を
白金板の表面をア七トン、エタノール岬でよく洗い1次
いでZrグロボキシド1重量部(以下部は重量部を表わ
す〕とエタノール5部との混合溶液中に浸漬、引き上げ
て大気中で乾燥した。これをlAg1℃の電気炉中にj
分間式れた後取り出した。
いでZrグロボキシド1重量部(以下部は重量部を表わ
す〕とエタノール5部との混合溶液中に浸漬、引き上げ
て大気中で乾燥した。これをlAg1℃の電気炉中にj
分間式れた後取り出した。
表゛棚に付着してい□る白色物質を除去すると薄い青M
単色に着色したものが得られた。
単色に着色したものが得られた。
この着色物を前記のZrプロポキシド溶液中に浸漬し、
以後前記同様に処理すると、黄金色に着色したものが得
られた。これらの色はroo”cに再加熱しても安定で
あった。
以後前記同様に処理すると、黄金色に着色したものが得
られた。これらの色はroo”cに再加熱しても安定で
あった。
実施例2 ′
ステンレス板の表面をアルコールでよく洗い、次いでZ
rブトキシド1部とエタノール5部との混合溶液中に浸
漬し、以後実施例1と同様KM理すると、薄い黄金色の
着色のものが得られた。
rブトキシド1部とエタノール5部との混合溶液中に浸
漬し、以後実施例1と同様KM理すると、薄い黄金色の
着色のものが得られた。
混合溶液をZrブトキシド1部とエタノール30部との
混合溶液に代え、前記と同様に処理したところ、単色の
青色のものが得られた。
混合溶液に代え、前記と同様に処理したところ、単色の
青色のものが得られた。
これらの形成膜は金属表面に密着してお秒、繰り返しの
曲げによって本剥離せず安定であった。
曲げによって本剥離せず安定であった。
また有機性のたわしで擦っても色は落ちず、また100
℃に加熱しても安定であり、耐アルカリ性、耐薬品性も
優れたものであった。
℃に加熱しても安定であり、耐アルカリ性、耐薬品性も
優れたものであった。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 金属表面にZrアルコキシド溶液を付着させた後、20
0℃以上に加熱してZrアルコキシドを加水分解。 脱水縮合反応を起させてZr酸化物を金属表面に形成さ
せることを特徴とする金属表面の多色着色法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14908881A JPS5948865B2 (ja) | 1981-09-21 | 1981-09-21 | 金属表面の多色着色法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14908881A JPS5948865B2 (ja) | 1981-09-21 | 1981-09-21 | 金属表面の多色着色法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5852482A true JPS5852482A (ja) | 1983-03-28 |
JPS5948865B2 JPS5948865B2 (ja) | 1984-11-29 |
Family
ID=15467431
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14908881A Expired JPS5948865B2 (ja) | 1981-09-21 | 1981-09-21 | 金属表面の多色着色法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5948865B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62182279A (ja) * | 1986-02-05 | 1987-08-10 | Futaki Itsuo | 無機質被膜の形成方法とそのための溶液 |
JP2011108848A (ja) * | 2009-11-17 | 2011-06-02 | Ube Nitto Kasei Co Ltd | 絶縁性機能膜付き金属箔、フレキシブル金属張り積層板、電子部品実装モジュールおよびその製造方法 |
-
1981
- 1981-09-21 JP JP14908881A patent/JPS5948865B2/ja not_active Expired
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62182279A (ja) * | 1986-02-05 | 1987-08-10 | Futaki Itsuo | 無機質被膜の形成方法とそのための溶液 |
JPH0555600B2 (ja) * | 1986-02-05 | 1993-08-17 | Suzuki Yasuo | |
JP2011108848A (ja) * | 2009-11-17 | 2011-06-02 | Ube Nitto Kasei Co Ltd | 絶縁性機能膜付き金属箔、フレキシブル金属張り積層板、電子部品実装モジュールおよびその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5948865B2 (ja) | 1984-11-29 |
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