JPS5852436A - プレス加工性および時効性の優れた冷延鋼板の製造方法 - Google Patents

プレス加工性および時効性の優れた冷延鋼板の製造方法

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JPS5852436A
JPS5852436A JP56148323A JP14832381A JPS5852436A JP S5852436 A JPS5852436 A JP S5852436A JP 56148323 A JP56148323 A JP 56148323A JP 14832381 A JP14832381 A JP 14832381A JP S5852436 A JPS5852436 A JP S5852436A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 不発明拡鋼板の化学成分と連続焼鈍時のヒートすイタル
の条件を特定して、プレス加工性およ′び時効性に優れ
た冷延鋼板を製造する方法KIQ′するものである。
冷延鋼板は自動軍の?デーや家真、事務器、電気製品に
’Aたるまで広範囲の用途をもち、我々の生活環境の中
に密接なつながシをもっている・この冷延鋼板は近代的
な設備をもった製鉄所で製造されたのち、そのほとんど
がプレス金製を用iたプレス加工によって複雑な立体形
状に成形されて使われて偽る。このため苛酷なプレス加
工に耐えぬくたJ6に冷延鋼板には、立体形状をもつプ
レス金型の中に破断することなく流入する性質(絞ル性
)と、プレス金型に引き込まれる際に板厚が減少しK<
<破断しなり性質(張り出し性)とを含むプレス加工性
が厳しく要求される。
更に製造後の時間経過にしたがってこのような性質が劣
化しにくい時効性の良好な性質も併せて必要であり−特
に降伏点伸びの再出現によるストし、チャーストレイン
と呼ばれるプレス製品表面の美観を損ねる歪模様を厳し
く防止しなければならなり。
従来、この要請を満足させるためKll造工程日数が1
0日間以上もかかる箱焼鈍を採用して冷延鋼板を製造し
て−たが、近年、連続焼鈍によって冷延鋼板の製造が盛
んにおこなわれるようにな〉、従来の箱焼鈍に比較して
僅か10分間11度で効果の&い焼鈍がなされ、しかも
コイル全長にわたって均一な材質をもつ冷延鋼板が製造
されてるよう罠なってきた。
しかしながら、従来の連続焼鈍によって製造された鋼板
では箱焼鈍付差みの加工性が得られず時効性に関しては
箱焼鈍材よシもはるかに劣るものであった・ そこで本発明者らは加工性と時効性とを両立させた冷延
鋼板を安価に製造することを試み九・従来からチタン、
ニオツ等高価な元素を添加して加工性や時効性を改善す
る方法もあるが、ζO方法は真空脱ガス等の処理を併せ
ておこなう必要があるために製造コストが更に高くなる
。また熱延捲取温度を高めることが一部おこなわれて−
たが、この場合であっても加工性や時効性が箱焼鈍材に
くらべると著しく劣るものであった。ま九連続焼鈍工程
によって製造された冷延鋼板は製造後の室温放電で時間
の経過とともに張夛出し性の劣化や降伏点伸びの再出現
によってストレッチャーストレインの発生をみる場合が
多かった。これは鋼板中に固溶炭素が箱焼鈍材にくらべ
て多量に残留して−ることく起因するものと思われる。
この固溶炭素を低減するため、連続焼鈍工程中に300
〜450℃程度の過時効処理を採用する方法がおこなわ
れて−たが、連続焼鈍工程中の限られた時間、例えば数
分間の過時効処理時間内で効果的にしかも箱焼鈍付差み
に固溶炭素を低減することはきわめて困難であった。焼
鈍温度から過時効温度まで連続して冷却する方法を採用
したシまた焼鈍温度から過時効温度以下まで一度過冷却
したのち、過時効温度まで再加熱する方式を採用するケ
ースもあったが連続して冷却する前者のタイプは固溶炭
素が結晶粒界に析出するので絞〕性や張シ出し性の良好
な冷延鋼板が製造できゐ反面、固溶炭素が残留し1%A
、それゆえ時効性KIjl!jJ)、箱焼鈍付差みの時
効性を確保することができなかった・ また過冷却して再加熱するタイプでは過冷却によって炭
素析出のための駆動力が予め与えられるので固溶炭素の
低減化はむしろ前者の場合よ)も速やかにおこなわれる
が結晶粒内に析出炭化物が微aK分散するため張夛出し
性が劣化する傾向くあり九〇 均熱後の鋼板K例えばムAN 、 Mng 、 BN等
の析出物が存在すると固溶炭素はこれらを核として析出
が進行するので固溶炭素の低減が速やかKおζなわれる
ようになるが、一般に連続焼鈍用の素材は高温捲取〕処
理をおこなった熱延鋼板として与えられるため、これら
人α等の析出粒子は粗大化して疎に分散してしまうから
固溶炭素の析出核として有利に作用させることもできな
かった。
また軟質化するために化学成分を調整したや、高温焼鈍
を採用して結晶粒を大きく成長させることは固溶炭素の
結晶粒界までの拡散距離を増大させるため、固溶炭素の
低減化の観点からはむしろ好ましb状態で杜なかった。
本発明者らはプレス加工性と時効性に及ぼす化学成分お
よび連続焼鈍時のと−トサイクルにつbて詳細な研究を
おζなった結果、張シ出し性の飛躍的向上が鋼中のリン
含量の低減によって達成てきること、またこれと組み合
わせて連続焼鈍工程の過時効処理を制御することによっ
て延性に無害なように炭化物を分散させてかつ固溶宍素
の析出核として作用させるととKよりて箱焼鈍材と同等
もしくはそれ以上のプレス加工性と時効性をもった冷延
鋼板を製造することができた・ すなわち、この発明の要旨とするところは、炭素二〇、
1参以下、i:/ガン=0.5憾以下、リン=0.01
嗟以下、アルミニウム:0.08%以下、窒素:o、o
os*以下、必要に応じてホウ素:o、 o o 54
以下、残部鉄および不可避的不純物元素からなる鋼を連
続鋳造でスラグとし、連続熱間圧延する際、仕上温度を
ム8点以上、捲取温度を600〜750℃にして、その
後冷間圧延し、次いで連続焼鈍するKあたp焼鈍時の加
熱温度を680〜850℃として冷却時にム1点以下よ
1450〜350℃までの温度範囲を30C/−・C以
上の冷却速度で冷却し、この冷却刺違温度で1〜3分間
保持したのち、再び冷却し300〜200℃の温度範囲
で1分間以上保持し、室温まで冷却することを特徴とす
るプレス加工性および時効性の優れ九冷延鋼板の連続焼
鈍方法にある。
次に本発明の化学成分および連続焼鈍時のと一トサイク
ルの限定理由を述べる。
炭素は冷延鋼板の機械的性質を大きく支配する元素であ
ることは知られてお〕、炭素の低減によって張シ出し性
や深絞)性が向上する。しかし、0.1係を超える炭素
を含有す曇と人1点以上の焼鈍をおこなう場合に冷却過
程でΔ−ライト相が多量に生成し降伏点の上昇中張)出
し性の劣化が顕著に生じるようになるので炭素含量は0
.0111以下とした。tた、高度の絞夛加工性、張)
出し加工性が要求される場合、炭素含有量は0.021
G以下が好ましbが時効後における降伏点伸びを最小限
(例えば0.21以下)とした込場合にはむしろ0.0
2〜0.0411とするのが好ましい。
マンがンもパーライト生成を助長する元素であるばか力
でなく、固溶して強化する能力をもってお、90.51
G以上添加すると降伏点や抗張力が上昇するのでマンが
ン含有量の上限を0.51とLl。
リンは本発明の構成要件のうち重要な本ので1リン含有
量を0.010%以下に低減することによりて引張シ試
験で評価した伸びの値が著しく向上するのでリン含有量
を0.0101以下に限定した。
リン含有量(至)と1.O優脚質圧延して100cX6
0分間の人工時効した鋼板の伸び(4)との関係は第2
図に示すようにリンをo、oxo嗟以下とすることによ
って伸びが著しく向上する。
なお第2図に用−たベース成分は炭素: 0.022〜
0.032*、マyがン: 0.19〜0.239&、
アルi ニラA : 0.026〜0.030%、窒素
:0.019〜0、0341で連続焼鈍時のヒートサイ
クルハ第1図の(ホ)を採用したものである。均熱保持
を8s。
℃X60s@a、冷却速度α: 70 ℃/ 161m
 * T1 :400℃m tl : 3m1n# T
2 : 300℃、t、 : 3m1mとしたものであ
る。
また、りン含有量は少なり11よいがs FeO十〇a
Oを不活性がスとともに溶銑中に吹き込むこと等による
脱りン技術が進歩してシル、安価で容1に得もれるリン
含量としてo、oos幅以下を好ましb値とする。
アル2ニウム祉脱酸剤として用い、O,OS*を越える
と再結晶開始温度が高tシ焼鈍彼の結晶粒が細粒とな〕
降伏点や硬度が上昇するので上限を規制した。
鋼中窒素は固溶状態で存在すると時効婢が劣化しプレス
加工性が悪くなるのでアルミニウムで固定する必要があ
る。本発明法で採用して−る600℃以上の捲取温度で
効塞的KAtNを形成させるためKは窒素含有量がo、
 o o、 s憾以下でなければ固溶窒素が残留し1い
ので0.005優を窒素の上限と定める。
ホウ素の窒素に対する含有比室を1.0以上として窒素
をホウ素に固着させるために0.0051以下のホウ素
が必要である。
アルミニウム、窒素含有量は通常の製鋼工程で得られる
量でよ−がアルミニウム:0.02〜0.041!、窒
素:0.0020係が好ましい、必要に応じて添加する
ホウ素は固溶状態で存在するとかえって絞)加工性を、
劣化させるのでホウ素の窒素に対する割合を0.5〜1
.0とすることが好ましい。
熱間圧延に際して人1点以上に仕上温度を確保しながら
スラブの加熱温度を1100℃程度と低くすることは加
工性を向上させるために有効である。
本発明における熱延仕上温度を人6点以上としたのは、
人5点未満では熱延板の板厚方向に結晶粒が不均一に成
長し冷延焼鈍後もこの痕跡が残留しプレス加工時の肌荒
れを誘発するばかりでなく、張シ出し性も低下するので
これ等を防止する丸めである。そのvk600〜750
℃の温度範囲で捲取ることが必要となるが、これは鋼中
の固溶炭素を熱延板の結晶粒界に凝集させることに加え
てAαを粗大に析出させることによって連続焼鈍後O結
晶粒を大きく成長させ、張シ出し性を向上させるために
必要である。鋼中のリン含量を低減し良場合は炭素の凝
集が容易におこなわれるようKなるが、捲取温度が60
0℃よりも低い温度では炭素の凝集が充分でないので下
限を600℃とした。捲取温度を−高くする程、鋼板の
絞)性、張)出し性がともに向上するが750℃を超え
ると、その後熱延コイルを冷却していく過程で酸化スケ
ールが多量に生成し、酸洗等の脱スケールに長時間を要
することから好ましくないので捲取11度の上限を75
0℃とした。
ついで冷間圧延後プレス加工性の向上に好ましい十分大
きな結晶粒を得るためには、まず680℃以上の高温に
加熱、均熱保持しなければならず、一方850℃を超え
る噛―制榊では変態によシ(111)面が減少し深絞)
加工性が劣化すること、および冷却の過程で張シ出し加
工性に有害な/譬−ライト相が生成するので、それぞれ
下限を680℃、上限を850℃と定めた。加熱均熱保
持後に人1点以下の温度からの冷却過程は時効性に最も
有害な固溶炭素を効寛良く低減して箱焼鈍付差みの固溶
炭素を得る喪めK特に重要な要件である。
本発明にお込てA1点以下を30℃/I・C以上で冷却
する事、またこの冷却到達温度を450〜350℃の範
囲とする理由拡、轡に張シ出し加工性に無害なように結
晶粒内に数2クロン間隔でセメンタイトを分散析出させ
る丸めである。この数値限定理由は冷却速度が30℃/
sea未満では冷却到達温度を450〜350℃として
も結晶粒界にセメンタイトが優先的に析出するばかシで
結晶粒内にセメンタイトが生成しないからである。した
がって冷却速度を30℃/s@e以上とする必要がある
冷却到達温度を450℃以下としたのは、450℃超で
は、この温度において固溶する炭素量が20〜30 p
pmと多量であ夛、また冷却速度をいくら大きくしても
結晶粒内にセメンタイトを形成させることができないか
らである。tた冷却到達温度の下限を350℃としたの
は、350℃よりも低い温度領域とすると冷却速度をい
くら選定しても微細なセメンタイトが分散し、張り出し
加工性を劣化させるからである。また450〜350℃
の冷却到達温度範囲において1分間以上保持しなければ
結晶粒内にセメンタイトが生じないこと、3分間以上保
持しても炭化物の分散変化が実質上飽和してしまうので
上限を3分、下限を1分と定めた。ひきつづいて300
〜200℃の温度で最終的な固溶炭素の析出処理をおこ
なうが、前処理として分散を制御したセメンタイトを析
出核として有効に利用することによって固溶炭素の析出
を促進させるものであって、一段目の冷却到達温度より
も低い温度でなければならない。また、300℃を超え
る高温度では炭素の固溶限界そのものが大きいため、ま
た200℃よりも低い温度では炭素の拡散速度が著しく
小さくなるので効率的な固溶炭素の低減がおこなえない
ので上限を300℃、下限を200℃としてこの保持時
間を1分以上とした。
以上のように加熱、均熱後の冷却処理の条件は基本的に
は通常の連続焼鈍工程にあてはめても加工性の優れた鋼
板の製造のために有利であるが本発明の特徴は隼に過時
効処理Kかかわるだけでなく、リン含有量を低減した鋼
を用−ることと組み合わせてその効果を顕現化した点く
ある。
すなわち、鋼中のリン含有量を低減させると、連続焼鈍
の過程で再結晶が急速に進行し結晶粒の成長が速やかに
シと表われること・また・成長し九結晶粒が均一な粒径
分布をもつために加工性のうち%に張り出し性に優れる
ようKなる。
本発明はこのように出発鋼の化学成分を限定するのみK
とどまらず特定の熱延条件および特定の連続焼鈍条件を
組み合わせ採用することにより従来の箱焼鈍によるアル
ミニウムキルド鋼板と同等あるいはそれ以上の加工性を
得ることができるも   ゛のである。
特に本発明法は鋼中のリン含有量を低減させているので
、連続焼鈍の過程で再結晶が急速に進行し結晶粒の成長
が速やかにおこなわれること、また、成長し次結晶粒が
均一な結晶粒径分布をもつために加工性のうち特に張シ
出し性が優れるようになったものである。
本発明法に用いる連続焼鈍炉は電清、焼鈍、調質圧延1
糧を順次配置した冷延鋼板専用の連続焼鈍設備であって
もよく、また耐食性を要求される冷延鋼板の製造のため
にアル<ニウム、亜鉛、錫等の低融点金属・合金を付着
させる設備を含んだ連続焼鈍設備に本発明法を応用して
もよい。
均熱後の冷却をがス及び水の噴流でおこなっても良いが
、水冷ロールを用いておこなうこと娘鋼板表面に酸化被
膜が形成されな込こと、tた冷却速度や冷却到達温度を
安定して制御するためIK−も好ましい。
人1点以下の冷却速度は本発明範囲の冷却到達温度を採
用する限シ30℃/s@a以上であればは埋効果が飽和
するが炭素含有量にしたがって30〜b る・ 本発明法KL7’jがって過時効処理を終えた鋼板は固
溶炭素が低く、延性も極めて良好であるから時効後の降
伏点伸びを完全に消滅させ良い場合に娘若干の延性劣化
を許容してもあえて調質圧延本を通常よシも高めて3%
以下の範囲とすることも好ましい。
実施例 溶銑処理または溶鋼処理で成分調整をおこなった第1表
に示す転炉鋼を連続鋳造で220■厚さのスラブとして
均熱温度:1259℃、仕上温度;930℃(A、点が
890℃)、捲取温度:600〜700℃の熱間圧延を
おこ′&い3.5■厚さの20 ton熱延コイルとし
て、酸洗し冷間圧延して0.8■厚さの冷間圧延板とし
た。つぎに第1図に示す連続焼鈍サイクル(1) 、 
(ID 、 @にしたがって熱処理をおこなった。第1
図において、A1点以下の冷却速度をα(C/I@0)
、α℃/setにおける冷却到達温度をT、(ト)、そ
の保持時間をt、(min)とし、さらに二段目の過時
効処理温度をT2(6)、その保持時間をt 2 (m
 1 n )としてその数値を82表に示す。
なお均熱温度からA1点までの冷却速度は30℃な・C
と一定とし、一段目から二段目の過時効処理温度までは
約lO℃/lCで冷却した。最終段の冷却は200℃以
下の温度範囲を水冷却した。
各ヒートサイクルにしたがって熱処理された鋼板K 1
.6・畳の調質圧延をほどこしてJIB 5号引張試片
を用すた引張試験をおこなった。tた、lOO■φの円
径ビードを有した液圧lぐルデ試験をおこなって破断が
開始するまでの成形高さを評価した。
表よp明らかなように本発明法で製造される冷延鋼板は
プレス加工性に優れかつ時効後の降伏点が箱焼鈍並みと
なシ実用上有利に非時効化されたことが明らかである。
第3表は第1表に示した成分鋼を第2表に示す熱処理条
件で処理した冷延鋼板の機械的性質を示すものである。
製品記号の0.[F]、0は本発明鋼である0本発明鋼
はIs3表の結果から明らかなように伸びおよびパルプ
成形高さが著しく良好であフ、シかも降伏点伸びの値が
o、i*以下でありて実質的に非時効性である。製品番
号、■は冷却速度に)が小さく本発明外であシ■は冷却
到達温度が高過ぎる場合、Cは二段目の過時効温度が低
過ぎる場合の例である。いずれも伸びの値が低く、せい
ぜl、−=401糧度であるうえ、降伏点伸びの値も0
.8嘔以上を示して時効性の観点からも良好な材質が得
られなかっ九・0.[F]のように化学成分と連続焼鈍
時の冷却方法が本発明に従う場合はきわめて良好な材質
であることがわかる。特に降伏点伸びの値が時効後にお
りて40.1 v1以下であシ爽質上非時効材が得られ
た。またパルプ成形高さも従来の箱焼鈍アル建ニウムキ
ルド鋼以上の値であった・[F]は溶銑、溶鋼処理をお
こなわないためリン含有量が多い場合であシ、本発明法
に従って冷却したに4拘らず材質レベルが低く、降伏点
伸びも発生した。■はホウ素を添加した本発明法である
6本発明熱延捲取温度範囲の下限値であるところの60
0℃としても加工性の優れ九冷延鋼板が得られた。■は
リン含有量を低減処理した場合であシ、また捲取温度を
本発明範囲内の上限値近くであるところの700℃とし
たものであるが、焼鈍工程に従来の方法すなわち、第1
図に示すところ00法を採用したものである。また■も
従来おこなわれてい友連続焼鈍サイクル00法を採用し
たものであるが込ずれも伸びやバルー成形高さが劣る。
さらに付記すれば本発明法にしたがうて製造される鋼板
の固溶炭素量を内部摩擦法で評価すると3.0ppm以
下となる。このことは冷延鋼板として重要視される時効
性がきわめて優れていることを裏づけるものである。
なお冷却到達温度で1〜3分間保持する際に焼鈍炉の熱
エネルギーの供給事情て例えばバーナーを停止させた空
だきゾーンを通過させて、温度が一時的に降下する場合
でも450〜350℃の範囲内であれば、あえて保持温
度を一定圧制御しなくともその効果は保持温度を一定と
した場合と何ら変わるところはなかつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明法および比較法にしたがった熱処理パタ
ーンを示す図、第2図は本発明法によって製造された冷
延鋼板の伸びとリン含有量との関係を示す図である。 第7図 一時期ど 第2回 P wt% (x/θ−り 手続補正書(自発) 昭和56年11月26日 特許庁長官 島 1)春 樹膜 1、 事件の表示 昭和56年特許願第148323号 2、 発明の名称 プレス加工性および時効性の優れた冷延鋼板の製造方法 3、 補正をする者 事件との関係 特許出願人 東京都千代田区大手町二丁目6番3号 (665)新日本製鐵株式會社 代表者  武  1)   豊 4、代理人〒100 東京都千代田区丸の内二丁目4番1号 5、 補正命令の日付 昭和  年  月   日6、
 補正の対象 (1)明細書2頁19行「劣化しにくい時効性の良好な
性質」を「劣化しにくい、時効性の良好な特性」に補正
する。 (2)同3頁8行「効果」を「効率」に補正する。 (3)同3頁10行「製造されてる」を「製造される」
に補正する。 (4)同4頁16行「困難であった。」の次に「例えば
」を挿入する。 (5)同7頁19行「o、o1囁」を「0.1%」に補
正する。 手続補正書 (自発) 昭和57年7J]22日 特許庁長官若杉和夫殿 1、 事件の表示 昭和56年特許願第148323号 2、 発明の名称 プレス加工性および時効性の優れた冷延鋼板の製造方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 東京都千代田区大手町二丁[16番3号(665)新[
1木製域株式會旺 代表者 武  1)   豊 4、代理人〒100 東京都千代111区丸の内二丁ト14番1号6、 補正
の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 7、 補正の内容 (1)明細書8頁19〜20行[窒素:0.019〜0
.034≦」を「窒素:0.0019〜0−0034≦
」に補正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 炭素二0.1−以下、マンガン”oss以下、リン:0
    .01チ以下、アルマニラム:0.08嚢以下、窒素:
    o、oos−以下、必要に応じてホウ素二0.005優
    以下、残部鉄および不可避的不純物元素゛からなる鋼を
    連続鋳造でスラブとし、連続熱間圧延する際、仕上温度
    をA1点以上、捲取温度を600〜750℃にして、そ
    の後冷間圧延し、次いで連続焼鈍するKあ九〕焼鈍時の
    加熱温度を680〜850℃として冷却時KA、点以下
    よ)450〜350℃までの温度範囲を30℃/■C以
    上の冷却速度で冷却し、この冷却到達温度で1〜3分間
    保持したのち、再び冷却し300〜200℃の温度範囲
    で1分間以上保持し、室温壕で冷却することを特徴とす
    るプレス加工性および時効性の優れた冷延鋼板の連続焼
    鈍方法。
JP56148323A 1981-09-19 1981-09-19 プレス加工性および時効性の優れた冷延鋼板の製造方法 Granted JPS5852436A (ja)

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