JPS5851886B2 - 多段加熱・冷却式フリ−ズバルブ - Google Patents

多段加熱・冷却式フリ−ズバルブ

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JPS5851886B2
JPS5851886B2 JP55107325A JP10732580A JPS5851886B2 JP S5851886 B2 JPS5851886 B2 JP S5851886B2 JP 55107325 A JP55107325 A JP 55107325A JP 10732580 A JP10732580 A JP 10732580A JP S5851886 B2 JPS5851886 B2 JP S5851886B2
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Japan
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glass
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heating
freeze valve
cooling
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Doryokuro Kakunenryo Kaihatsu Jigyodan
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Doryokuro Kakunenryo Kaihatsu Jigyodan
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    • C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B5/00—Melting in furnaces; Furnaces so far as specially adapted for glass manufacture
    • C03B5/005—Melting in furnaces; Furnaces so far as specially adapted for glass manufacture of glass-forming waste materials
    • C—CHEMISTRY; METALLURGY
    • C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B5/00—Melting in furnaces; Furnaces so far as specially adapted for glass manufacture
    • C03B5/16—Special features of the melting process; Auxiliary means specially adapted for glass-melting furnaces
    • C03B5/26—Outlets, e.g. drains, siphons; Overflows, e.g. for supplying the float tank, tweels
    • C—CHEMISTRY; METALLURGY
    • C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B7/00—Distributors for the molten glass; Means for taking-off charges of molten glass; Producing the gob, e.g. controlling the gob shape, weight or delivery tact
    • C03B7/08—Feeder spouts, e.g. gob feeders
    • C03B7/088—Outlets, e.g. orifice rings
    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00—Fluid handling
    • Y10T137/0318—Processes
    • Y10T137/0391—Affecting flow by the addition of material or energy

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、特に限定されるものではないが、例えば放射
性廃棄物のガラス固化、結晶化ガラス固化、合成岩石固
化処理等の際、溶融炉からの溶融物抜出しノズル部に設
置され、溶融物自身の固化によって閉栓するフリーズバ
ルブに関するものである。
放射性廃棄物の固化処理法の一つにガラス固化法がある
。
これは、放射性廃棄物にフラックスを加えて加熱し、ガ
ラス化する方法である。
放射性廃棄物をガラス中に閉じ込めるためのガラス溶融
炉からガラスを別の容器に流し込むためには、ガラス抜
き出しノズル部に何等かのガラスの流出・停止機構が必
要である。
この機構としては、フリーズバルブと呼ばれる装置があ
る。
従来のフリーズバルブは、ガラス溶融炉本体の底部に取
りつけた金属側ノズルを、１段で加熱あるいは冷却する
ことによってガラスを流出あるいは停止させるものであ
る。
つまり、ノズル内の固まったガラスを高温で溶融するこ
とによってガ′ラス自身の栓を開け、逆に冷却すること
によってガラスを固化させ、それで栓をするというもの
で、フリーズバルブの名称はこの機能を表現している。
ところで放射性廃棄物をガラス中に封じ込めるためのガ
ラス溶融炉は、その周辺の放射能強度が高いので、安全
のためにコンクリートなどで放射線の遮蔽を施した部屋
に設置し、遠隔で運転・保守を行う必要がある。
従って、炉に取付けるべきフリーズバルブは、構造が簡
単で操作も容易であり、故障がなくて寿命が長いことが
必要であるが、それと同時に、対象とする物質が高温（
通常１０００−１２００℃、最高約１３５０’Ｃ）で、
しかも高放射能のガラスであるから、その流出と停止と
が確実で信頼性が高くなければならない。
しかるに、従来のフリーズバルブだと、特に停止の際、
ノズルの冷却が進むと急速にガラスの粘性が高くなり、
ついには受器からノズル先端まで長く糸を引いた状態の
まま固まるという事態が生じてしまう。
この様な状態となると、残留歪のためにガラスが破裂し
て破片が散らばり放射能汚染を拡大させる危険性が生じ
るほか、溶融ガラスの受器を炉の下部から移動して蓋を
する場合にも受器から突き出ている細いガラスが折れて
散らばったり、蓋を溶接して密封する際に欠陥を生じさ
せる危険性があった。
従ってガラスが長く糸を引いた状態で固まるどとを避け
ることが必要であるが、従来は何ら特別な工夫がなされ
ていなかった。
また、長く糸を引いた状態でガラスを折った場合、ノズ
ルの先端部分には必ず固化したガラスが多量に付着して
残るので、ノズルを加熱してガラスの流出を開始させる
時に、これが流れを妨害して鉛直方向から曲げてしまい
、ノズルの直下中心位置に配置する受器からガラスが逸
れて外に漏れたり、あるいはノズルと受器の間に設置す
る保護用フードの内壁面にガラスが付着するという問題
も有していた。
従って、このような問題が無く、しかも確実にガラスの
流出・停止を行えるようなフリーズバルブの開発が強く
望まれているのが現状である。
本発明は、上記のような従来技術の実情に鑑みなされた
もので、その目的は、構造が簡単で遠隔操作が容易であ
り、また故障がなくて寿命が長く、しかもガラスの長い
糸引きや多量の残留を生じさせないで確実にガラスを溶
融炉から流出あるいは停止させることのできるフリーズ
バルブを提供することである。
かかる目的を達成するため、本発明によれば、ガラス溶
融炉の底部に設置したノズルの周辺に、２段もしくはそ
れ以上の互いに独立に制御可能なノズル用加熱・冷却源
を、またノズル下端近傍に高圧ガスの噴出口を設けるよ
う構成されている。
以下、図面に基づき本発明について詳述する。
第１図は本発明の一実施例を示す説明図である。
ガラス溶融炉底部１を貫通して耐熱・耐ガラス用金属材
料からなるガラス抜き出しノズル２が設けられる。
ガラス溶融炉底部１の下側のガラス抜き出しノズル２の
周辺部に凹欠部を設け、そこに第１の高周波コイル３ａ
を収容してコイル固定材４で固定すると共に、断熱材５
を介してガラス抜き出しノズル２の下部周辺に第２の高
周波コイル３ｂをコイル固定材４にて固定し、かつガラ
ス抜き出しノズル２の下端に高圧ガスの噴出口６が設け
られる。
第１、第２の高周波コイル３ａ 、 ３ｂは中空パイプ
でできており、その内部に冷却水が流通可能となってい
る。
これらは独立に制御可能であって、加熱や冷却が行われ
る。
第２図、第３図は本発明の他の実施例を示す説明図であ
る。
第１図の実施例と対応する部材には同一符号を付し、そ
れらについての詳細な説明は省略する。
これら第２図、第３図の実施例では、ガラス溶融炉底部
１の下柄より下方に突出するガラス抜き出しノズル２に
第１及び第２の高周波コイル３ａ、３ｂが巻装されてい
る。
また、第３図の実施例では、高圧ガス噴出口６は、ガラ
ス抜き出しノズル２の下端近傍周辺に多数開口する構造
となっている。
本発明に係るフリーズバルブの操作手順について述べれ
ば次の如くである。
まず、ガラス溶融炉からガラスを抜き出す場合には、第
１および第２の高周波コイル３ａ 、３ｂに高周波電流
を通電し、ガラス抜き出しノズル２を誘導加熱し、なか
のガラスを溶融して流出させる。
なお、この場合にも、高周波コイル３ａ 、３ｂには冷
却水を流して、コイル自身の温度上昇を防ぐ必要がある
。
次に、ガラスの流出を停止させる場合には、上側の第１
の高周波コイル３ａには高周波電流の通電を停止し、冷
却水の流通のみを続行して冷却する一方、下段側の第２
の高周波コイル３ｂへは高周波電流を通電し続け、加熱
状態を維持させる。
この操作によって、ガラスはノズル２内上段で冷却固化
するのでその流出は止まり、ノズル下段では残っている
ガラスがそのまま流出することになる。
最後に、ガラスが細く糸を引くことを防止するため、ノ
ズル先端周辺の高圧ガス噴出口６から空気や窒素などの
高圧ガスを噴出させてガラスを吹き切ると同時に、ノズ
ル２の先端部分を急速に冷却する。
なお、このとき、ノズル下段の第２の高周波コイル３ｂ
への通電を停止し、加熱を停止することは言うまでもな
い。
このような操作によって、ノズル先端にガラスを残さず
、しかも長く糸を引かせることなくガラスの流出を停止
させることが可能である。
本発明を実施するにあたって最も肝要なことは、第一に
、ノズル先端を十分に加熱できるように、下段側の加熱
源の配置・形状に留意することである。
もし、ノズル先端の加熱が不十分な場合には、先端部の
温度が低くなり、長く糸を引くおそれも生じてくる。
第二に、ノズルの上段部分の冷却能力を十分とるよう配
慮することである。
つまり、ノズル下段の加熱中に熱伝導により上段部分の
ガラスの溶融を防止することも重要である。
前記各実施例で介装されている断熱材５は、ノズル上段
部と下段部との熱的セパレートをより良好にする機能を
果たす。
以上、本発明の好ましい実施例について、その構成と操
作手順について詳述したが、本発明はかかる構成のみに
限定されるものではない。
ノズルの材料や加熱あるいは冷却方法に特別の制限は無
いが、前記実施例のように、ノズルに耐熱・耐ガラス用
金属材料を用いて高周波による誘導加熱を行う加熱方式
が、寿命、操作性、構造の単純さの観点からして好まし
い。
また、この場合、高周波コイル中に冷却水を流す必要が
あり、加熱を停止したときこれをそのままノズルの冷却
に利用できることもあって、最も好ましい構成と言える
。
加熱・冷却源の段数は、２段以上であればよいが、段数
が増加するとそれだけ複雑化するし、またそれによって
機能が著しく増加することは期待できないので、前記実
施例のように２段構造とするのが最も良い。
本発明は、上記のように構成したフリー・ズバルブであ
るから、機械的あるいは電気的な可動部分が全くなく、
また通常の十分実績のある耐放射線性、耐熱性材料が使
用できるので、摩耗、疲労、放射線損傷あるいは熱的損
傷などによる故障、劣化、性能低下等の発生する可能性
が非常に少なく、長期間安定に使用でき、しかも機構が
、ノズルの加熱、冷却、および高圧ガスの噴出だけで極
めて簡単なので、遠隔操作が容易であり、また構造が簡
単なので非常に小型化することができる等の効果がある
。
更に、本発明のフリーズバルブを用いれば、ガラスの流
出にあたっては、多段でノズルを加熱するので、短時間
のうちに流出を開始させることができるし、また停止に
あたっては、ノズル上段を冷却してガラスを固化停止さ
せる一方、ノズル下段を十分に加熱するのでノズル先端
に多量のガラスが残留することはないし、しかもノズル
先端部に高圧ガスを噴出させてガラスを吹き切ると同時
に急速に冷却させるのでガラスが長く糸を引いて固まる
こともないなど、数々のすぐれた効果を奏しうるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明に係るフリーズバルブの一実施例を示す
説明図、第２図、第３図はそれぞれ本発明の他の実施例
を示す説明図である。 １・・・・・・ガラス溶融炉底部、２・・・・・・ガラ
ス抜き出しノズル、３ａ、３ｂ・・・・・・高周波コイ
ル、４・・・・・・コイル固定材、５・・・・・・断熱
材、６・・・・・・高圧ガス噴出口。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 １ ガラス溶融炉のガラス抜き出しノズル部に設けられ
    るフリーズバルブであって、該バルブは、加熱及び冷却
    手段を備えた温度制御部と高圧ガスを吹き出すガス噴出
    口とからなり、前記温度制御部は断熱材を挾んで上下方
    向に複数段に設けられ、それらが独立して制御可能とな
    っていると共に、前記ガス噴出口は前記ノズルの先端部
    に該ノズルの中心に向けて高圧ガスを噴出するように設
    けられていることを特徴とする多段加熱・冷却式フリー
    ズバルブ。 ２ 加熱手段が高周波による誘導加熱であり、冷却手段
    が高周波用コイルに流される冷却水である特許請求の範
    囲第１項記載の多段加熱・冷却式フリーズバルブ。
JP55107325A 1980-08-05 1980-08-05 多段加熱・冷却式フリ−ズバルブ Expired JPS5851886B2 (ja)

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