JPS5851860Y2 - 圧力鍋 - Google Patents

圧力鍋

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Publication number
JPS5851860Y2
JPS5851860Y2 JP6360379U JP6360379U JPS5851860Y2 JP S5851860 Y2 JPS5851860 Y2 JP S5851860Y2 JP 6360379 U JP6360379 U JP 6360379U JP 6360379 U JP6360379 U JP 6360379U JP S5851860 Y2 JPS5851860 Y2 JP S5851860Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
filter
pressure cooker
valve
pot body
Prior art date
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Expired
Application number
JP6360379U
Other languages
English (en)
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JPS55163922U (ja
Inventor
章一郎 増山
Original Assignee
昭和マツタカ株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 昭和マツタカ株式会社 filed Critical 昭和マツタカ株式会社
Priority to JP6360379U priority Critical patent/JPS5851860Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、圧力鍋に関する。
従来、圧力調節弁および安全弁等を備えた蓋の下側に目
詰り防止フィルターを配置した圧力鍋はすでに知られて
いる(実公昭51−443号公報参照)。
しかしながら、この従来の圧力鍋はいわゆる外蓋式であ
り、蓋の中央部に固定された圧力調節弁の下端に、フィ
ルターがこれとは別体の止金具によって取り付けられて
いた。
したがってたとえばフィルターを蓋より取り外して洗浄
するさいには、フィルターと止金具とが別々にダるため
、小さい止金具が他の食器等の下に隠れて紛失し易いと
いう問題があった。
いうまでもなく、圧力鍋は、とくに一般家庭において使
用される場合が多いため、圧力鍋の通常の使用状態にお
いてこれがあまり小さい構成部品に分解されると、それ
だけ圧力鍋の取扱いが面倒になり、好ましくないもので
ある。
また従来の圧力鍋では、止金具の摘み部分がフィルター
の下面より下方に大きく突出しているため、蓋を開閉す
るときや蓋を流し台の上などに置くさいに、止金具がじ
ゃまになる場合があり、圧力鍋の取扱いが面倒であると
いう問題があった。
この考案は、上記の問題を解決した内蓋式の圧力鍋を提
供することを目的としている。
この考案を、以下図面に示す実施例について説明する。
図面において、圧力鍋は、楕円形開口部2を有する頂壁
1aを備えた鍋本体1と、これの開口部20周縁下面に
バッキング5を介して密接せしめられる横断面U形の段
状周縁4を有する楕円形蓋3とを備え、蓋3に圧力調節
弁22、安全弁23あるいは補助安全弁24等の弁が取
り付けられている。
補助安全弁24は、弁本体の孔にビスマス等が詰められ
たものである。
そして蓋3の裏面に多数の蒸気通過孔26を有するフィ
ルター25が弁22,23,24すべてを下から覆うよ
うに被せられ、フィルター25の中央部に上方に突出し
た断面時 形の膨出部32が設けられ、膨出部32の
頂壁33に袋ナツト28がその大部分を膨出部32の内
側に突出した状態に結合され、このフィルター25と結
合した袋ナツト28が上記ねじ棒8の下端部にねじ被せ
られることにより、フィルター25が蓋3に固定されて
いる。
またフィルター25には放射状の補強リブ27が一体成
形により設けられている。
フィルター25の周縁部には立上がり壁31が設けられ
、この立上がり壁31の上級部が全周にわたった蓋3の
裏面に当接せしめられている。
蓋3の中央にはねじ棒8が直立状に設けられている。
このねじ棒8は、その下端寄りの部分に鍔11が一体に
設けられるとともに、鍔11より上側に角ねじを有する
上側ねじ部8aが形成されかつ同下側に三角ねじを有す
る下側ねじ部8bが形成されているものである。
そして蓋3の中央にあけられた貫通孔6と、蓋3の上面
中央にのせられたゆるいV字状板ばね10の中央にあけ
られた貫通孔21とにねじ棒8の下側ねじ8bが上から
挿通されて、蓋3の下側においてこのねじ部8bにナツ
トγがパツキン29と座金30を介してねじ止められる
ことにより、ねじ棒8が蓋3に直立状に固定され、同時
にばね10の中央部がねじ棒8の鍔11によって上から
押え止められている。
そしてねじ棒8の下側ねじ部8bにはフィルタ−25中
央部の袋ナツト28がねじ被せられている。
またねじ棒8の上側ねじ部8aには、中央にあけられた
貫通孔13にこのねじ部8aが挿通されることにより帯
状体12が上下動自在に取り付けられ、またこの帯状体
12より上側においてねじ部8aにつまみ19の雌ねじ
部20がねじ合わせられている。
なお、帯状体12はゆるいV字状板ばね10の両端に受
は止められており、っまみ19を回転することにより、
速やかに帯状体12と蓋3との間隔があけられるように
なっている。
また鍋本体1の両側には把手14,14が取り付けられ
ている。
これらの把手14.14は、鍋本体1の側壁にリベット
により固定せられた取付金具15.15と、この取付金
具is、isにビスにより取り付けられた合成樹脂製の
把持部16゜16とによって構成されており、各取付金
具15゜15の上面に帯状体端部受止め部17.17が
設けられている。
受止め部17,17は鍋本体1の頂壁1a上面より所要
高さだけ上方に突出するとともに、それらの縁部に平面
よりみて内側に開放したコ字形の脱出防止用曲縁18が
それぞれ設けられている。
そして帯状体12の両端部12a。12aはそれぞれ曲
縁1B、18に嵌め込まれるようにして受止め部17,
17上に載置されており、これによって帯状体12は鍋
本体1の水平回転不可能に掛は渡されている。
上記圧力鍋において、鍋本体1に蓋3を施すには、まず
つまみ19を摘んで楕円形蓋3を持ち上げ、鍋本体1の
上方においてその長径側を鍋本体1の楕円形開口部2の
短径側に向ける。
このさい帯状体12の長さ方向は開口部2の長径側に向
いている。
このような両者の位置関係において、蓋3の長径側の一
端を開口部2の短径側の一方より鍋本体1内に、同地端
が開口部2の短径側の他方を通過するまで差し込む。
蓋3の全体が開口部2を通過し、鍋本体1内にはいると
、蓋3と、これと一体の帯状体12とを90’回転する
このときつまみ19には帯状体12を介してばね10の
力が働いているので、つまみ19は遊動しない。
帯状体12が90°回転することにより、その両端部1
2a、12aがそれぞれ受止め部17,170上方に位
置する。
つぎに帯状体12の両端部12a。12aを受止め部1
7,17上に載置し、この状態でつまみ19を回転させ
て、ばね10の力に抗してねじ締めろ。
なおこのとき、帯状体12の両端部12at12aはそ
れぞれ受止め部17,17両側の曲縁18,18により
水平方向の移動が阻止せられるので、つまみ19を回し
ても帯状体12は回転しない。
そしてつまみ19の回転によって蓋3は次第に引き上げ
られ、ついにはその周縁4がバッキング5を介して頂壁
1a内側の開口部周縁に密接せしめられ、圧力鍋の内部
が気密状態に保たれる。
そしてこの状態で圧力鍋内の米粒と水等の内容物を加熱
すると、水の沸騰によって米粒等の固形内容物が圧力鍋
の内部において飛散するが、蓋3の裏面にはフィルター
25が被せ止められていて、しかもその周縁の立上がり
壁31の上級部が全周にわたって蓋3の裏面に当接せし
められているので、これらの固形内容物は蓋3の裏面に
直接付着するようなことは全くない。
したがって蓋3に取り付けられている圧力調節弁22、
安全弁23および補助安全弁24などの弁の弁孔が米粒
等の固形内容物によって詰るようなことが全くなく、蒸
気のみがフィルター25の細孔26を通過するので、こ
れらの弁が正しく作動することができ、したがって圧力
鍋の内部を所定の圧力に保持することができろ。
また逆に、調理後蓋3を開く場合には、鍋本体1内の圧
力を抜き、ついでつまみ19を逆回転させるが、このと
ぎ鍋本体1内には蒸気圧が大気圧よりも若干高く残って
いるため、蓋3は鍋本体1の頂壁1aの裏面に密着した
ままであり、自然放冷によりあるいは圧力調節弁250
作用によって鍋本体1の内圧が大気圧と同じになったと
きに蓋3が鍋本体1内に下がるものである。
その後は上記と逆の順序で操作することにより蓋3を鍋
本体1の開口部2より取り出せばよい。
この考案による圧力鍋は、上述のように、蓋3の裏面に
多数の蒸気通過孔26を有するフィルター25が弁22
,23,24すべてを下から覆うように被せられ、フィ
ルター25の中央部に上方に突出した断面路 形の膨
出部32が設げられ、膨出部32の頂壁33に袋ナツト
28がその大部分を膨出部32の内側に突出した状態に
結合され、このフィルター25と結合した袋ナツト28
が上記ねじ棒8の下端部にねじ被せられることにより、
フィルター25が蓋3に固定されているもので、圧力鍋
の米粒等の固形内容物が、蓋3に取り付けられた弁22
,23,24の弁孔に詰るようなことがないのは勿論で
あり、蓋3よりフィルター25を取り外すときは、これ
の中央部の膨出部32内に指を入れて袋ナツト28をゆ
るむ方向にねじ回せば、袋ナツト28とフィルター25
とを一緒に外すことができるものである。
そしてこのようにフィルター25と袋ナツト28とが一
体に結合されているから、フィルター25を洗浄するさ
い、袋ナツト28を紛失するようなおそれが全(なく、
したがってフィルター25の取付けおよび取外し作業を
非常に簡単にかつ便利に行なうことができる。
またフィルター25には袋ナツト28がその大部′分を
膨出部32の内側に突出した状態に結合されているから
、袋ナツト28はフィルター25の下面よりほとんど突
出しておらず、したがって調理において蓋3を開閉する
ときや蓋3を流し台の上などに置くさいにも袋ナツト2
8がじゃまにならず、圧力鍋の取扱いが容易であるとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図は一郁破
截斜視図、第2図は一部破裁側面図である。 1・・・・・・鍋本体、1a・・・・・・頂壁、2・・
・・・・開口部、3・・・・・・蓋、4・・・・・・周
縁、5・・・・・・バッキング、22・・・・・・圧力
調節弁、23・・・・・・安全弁、24・・・・・・補
助安全弁、25・・・・・・フィルター 26・・・・
・・蒸気通過用細孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 楕円形開口部2を有する頂壁1aを備えた鍋本体1と、
    開口部2の周縁下面にバッキング5を介して密接せしめ
    られる周縁4を有する楕円形蓋3を備え、蓋3に圧力調
    節弁22、安全弁23あるいは補助安全弁24等の弁が
    取り付けられ、蓋3の中央部に摘み等取付は用ねじ棒8
    が立上がり状に設けられた圧力鍋において、蓋3の裏面
    に多数の蒸気通過孔26を有するフィルター25が弁2
    2.23,24すべてを下から覆うように被せられ、フ
    ィルター25の中央部に上方に突出した断面時 形の
    膨出部32が設けられ、膨出部32の頂壁33に袋ナツ
    ト28がその大部分を膨出部32の内側に突出した状態
    に結合され、このフィルター25と結合した袋ナツト2
    8が上記ねじ棒8の下端部にねじ被せられることにより
    、フィルター25が蓋3((固定されている圧力鍋。
JP6360379U 1979-05-11 1979-05-11 圧力鍋 Expired JPS5851860Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP6360379U JPS5851860Y2 (ja) 1979-05-11 1979-05-11 圧力鍋

Applications Claiming Priority (1)

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JP6360379U JPS5851860Y2 (ja) 1979-05-11 1979-05-11 圧力鍋

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Publication Number Publication Date
JPS55163922U JPS55163922U (ja) 1980-11-25
JPS5851860Y2 true JPS5851860Y2 (ja) 1983-11-26

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ID=29297640

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6360379U Expired JPS5851860Y2 (ja) 1979-05-11 1979-05-11 圧力鍋

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Families Citing this family (8)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6332653Y2 (ja) * 1980-02-29 1988-08-31
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KR20030060720A (ko) * 2002-01-09 2003-07-16 김정호 통조림식 진공 솥
KR200459672Y1 (ko) 2009-05-20 2012-04-06 유재형 안전 압력 밥솥

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JPS55163922U (ja) 1980-11-25

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