JPS5931130Y2 - 煮炊器用蓋のつまみ - Google Patents
煮炊器用蓋のつまみInfo
- Publication number
- JPS5931130Y2 JPS5931130Y2 JP4789682U JP4789682U JPS5931130Y2 JP S5931130 Y2 JPS5931130 Y2 JP S5931130Y2 JP 4789682 U JP4789682 U JP 4789682U JP 4789682 U JP4789682 U JP 4789682U JP S5931130 Y2 JPS5931130 Y2 JP S5931130Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hollow part
- lid
- knob
- mounting screw
- ventilation passage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Cookers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
考案の技術分野
本考案は、煮炊器用蓋のつまみに係り、鍋、やかん等の
蓋の蒸気抜きの構成に関する。
蓋の蒸気抜きの構成に関する。
考案の技術的背景とその問題点
従来の鍋、やかん等の蓋にはつまみを取付ける取付孔と
蒸気抜き孔とが別々に形成されていたが、蒸気抜き孔が
開口したままではほこり等が侵入するおそれがあり、ま
た、蒸気抜き孔の開口度を調節するためにバルブを取付
けるような場合は蓋につまみの他にバルブ装置が突出し
て蓋の構造を複雑化しかつ外観を害なう等の欠点があっ
た。
蒸気抜き孔とが別々に形成されていたが、蒸気抜き孔が
開口したままではほこり等が侵入するおそれがあり、ま
た、蒸気抜き孔の開口度を調節するためにバルブを取付
けるような場合は蓋につまみの他にバルブ装置が突出し
て蓋の構造を複雑化しかつ外観を害なう等の欠点があっ
た。
さらに、ガラス蓋の場合は取付孔の他に蒸気抜き孔を形
成することは蓋の強度を低下させることになり、また、
蒸気抜き孔を開口させないでガラス蓋を鍋ややかんから
ずらして蒸気抜きをした場合はガスの炎でガラスが局部
的に過熱されて損傷するおそれがある。
成することは蓋の強度を低下させることになり、また、
蒸気抜き孔を開口させないでガラス蓋を鍋ややかんから
ずらして蒸気抜きをした場合はガスの炎でガラスが局部
的に過熱されて損傷するおそれがある。
考案の目的
本考案は、上述の問題点に鑑み、蓋体の取付孔に取付け
られる取付ねしに軸方向の通気路を貫通させ、この取付
ねしに雌ねじ部が取付けられ、前記通気路と連通ずる中
空部を有するつまみ体の一側に排気口を開口させ、蒸気
を取付ねじの通気路よりつまみ体の中空部を経てこの一
側より排気させ、蒸気抜き孔を別に開口させる必要がな
いようにし、さらに、つまみ体の中空部の上面を着脱自
在のキャップ体で構成し、キャップ体を外して中空部を
洗浄できるようにしたものである。
られる取付ねしに軸方向の通気路を貫通させ、この取付
ねしに雌ねじ部が取付けられ、前記通気路と連通ずる中
空部を有するつまみ体の一側に排気口を開口させ、蒸気
を取付ねじの通気路よりつまみ体の中空部を経てこの一
側より排気させ、蒸気抜き孔を別に開口させる必要がな
いようにし、さらに、つまみ体の中空部の上面を着脱自
在のキャップ体で構成し、キャップ体を外して中空部を
洗浄できるようにしたものである。
考案の概要
本考案は、蓋体に開口した取付孔より上方に突出し軸方
向に通気路を貫通させた取付ねじと、この取付ねしに雌
ねじ部を螺着させ前記通気路に連通ずる中空部とこの中
空部の一側に開口させた排気口を有し上部に前記中空部
の上面を構成する着脱自在のキャップ体を嵌着したつま
み体とよりなり、取付ねじの通気路よりつまみ体の中空
部を経て排気口より蒸気を排出させ、さらに、キャップ
体を外して中空部内を露出し得るようにしたものである
。
向に通気路を貫通させた取付ねじと、この取付ねしに雌
ねじ部を螺着させ前記通気路に連通ずる中空部とこの中
空部の一側に開口させた排気口を有し上部に前記中空部
の上面を構成する着脱自在のキャップ体を嵌着したつま
み体とよりなり、取付ねじの通気路よりつまみ体の中空
部を経て排気口より蒸気を排出させ、さらに、キャップ
体を外して中空部内を露出し得るようにしたものである
。
考案の実施例
本考案の一実施例を添附図面第１図、第２図について説
明する。
明する。
１はガラス製の蓋体で、中心に取付孔２が開口され、蓋
体１の上面には前記取付孔２と同径の通孔３を有する座
板４が当着されている。
体１の上面には前記取付孔２と同径の通孔３を有する座
板４が当着されている。
５は金属または合成樹脂製の取付ねしで、軸方向に通気
路６が貫通形成され、下端にフランジ部７が形成され、
外周に螺糸部８が形成されている。
路６が貫通形成され、下端にフランジ部７が形成され、
外周に螺糸部８が形成されている。
取付ねじ５は前記取付孔２と通孔３を貫通して蓋体１の
上方に突出させ、フランジ部７が蓋体１の裏面に係合さ
れている。
上方に突出させ、フランジ部７が蓋体１の裏面に係合さ
れている。
９は断熱材よりなるつまみ体で、中空部１０を有し、こ
の中空部１０より下方に一体に突出された雌ねじ部１１
が螺糸部１２で前記取付ねじ５に螺着され、雌ねじ部１
１の下端開口縁が前記座板４上に圧着されている。
の中空部１０より下方に一体に突出された雌ねじ部１１
が螺糸部１２で前記取付ねじ５に螺着され、雌ねじ部１
１の下端開口縁が前記座板４上に圧着されている。
さらに、中空部１０の一側は扁平状に側方に延長されて
排気路１３が形成され、この排気路１３の端面に広く開
口した排気口１４が形成されている。
排気路１３が形成され、この排気路１３の端面に広く開
口した排気口１４が形成されている。
また、つまみ体９の中空部１０と排気路１３の上面は全
面的に一体に開口され、この開口面に着脱自在のキャッ
プ体１５が嵌着され、つまみ体９の上面開口縁に形成さ
れた係合段部１６にキャップ体１５の下端係合縁１７が
係合されるようになっている。
面的に一体に開口され、この開口面に着脱自在のキャッ
プ体１５が嵌着され、つまみ体９の上面開口縁に形成さ
れた係合段部１６にキャップ体１５の下端係合縁１７が
係合されるようになっている。
次に上述の実施例の作用を説明する。
つまみ体９を取付ける場合は取付ねじ５を蓋体１の取付
孔２より上方に突出させ、この取付ねじ５につまみ体９
の雌ねじ部１１を螺着して取付ねじ５のフランジ部７と
つまみ体９の雌ねじ部１１の下端とで蓋体１と座板４を
挟持する。
孔２より上方に突出させ、この取付ねじ５につまみ体９
の雌ねじ部１１を螺着して取付ねじ５のフランジ部７と
つまみ体９の雌ねじ部１１の下端とで蓋体１と座板４を
挟持する。
蒸気は取付ねじ５の通気路６よりつまみ体９の中空部１
０を経て一側の排気口１４より排気される。
０を経て一側の排気口１４より排気される。
このとき排気口１４が中空部１０の一側に広く開口して
いるため熱気が中空部１０に滞留することなく、つまみ
体９の過熱が防止される。
いるため熱気が中空部１０に滞留することなく、つまみ
体９の過熱が防止される。
また、つまみ体９よりキャップ体１５を脱出させると、
中空部１０が排気路１３とともに全面的に開放されるか
ら、煮こぼれその他で汚れた中空部１０を洗浄すること
ができる。
中空部１０が排気路１３とともに全面的に開放されるか
ら、煮こぼれその他で汚れた中空部１０を洗浄すること
ができる。
次に第３図、第４図は他の実施例を示し、夫々排気口１
４の開口度を前述の実施例よりも狭く形成したものであ
る。
４の開口度を前述の実施例よりも狭く形成したものであ
る。
考案の効果
本考案によれば、蓋体に開口した取付孔より軸方向に通
気路を貫通した取付ねじを突出させ、この取付ねしに前
記通気路と連通ずる中空部を有するつまみ体の雌ねじ部
を螺着させ、前記中空部の一側に排気口を開口させたか
ら、蒸気は取付ねじの通気路よりつまみ体の中空部を経
て一側の排気口より排出されるため、蓋体に蒸気抜き孔
を別に開口させる必要がなく、製作工程を少なくするこ
とができ、かつ蓋体がガラス製の場合は取付孔の他の蒸
気抜き孔を開口させることによる強度の低下を防ぐこと
ができる。
気路を貫通した取付ねじを突出させ、この取付ねしに前
記通気路と連通ずる中空部を有するつまみ体の雌ねじ部
を螺着させ、前記中空部の一側に排気口を開口させたか
ら、蒸気は取付ねじの通気路よりつまみ体の中空部を経
て一側の排気口より排出されるため、蓋体に蒸気抜き孔
を別に開口させる必要がなく、製作工程を少なくするこ
とができ、かつ蓋体がガラス製の場合は取付孔の他の蒸
気抜き孔を開口させることによる強度の低下を防ぐこと
ができる。
また、つまみ体の中空部の上面には着脱自在のキャップ
体を嵌着したから、煮こぼれ等によって中空部が汚損し
た場合はキャップ体を外して中空部の上面を開口させ、
容易に洗浄することができる。
体を嵌着したから、煮こぼれ等によって中空部が汚損し
た場合はキャップ体を外して中空部の上面を開口させ、
容易に洗浄することができる。
第１図は本考案の一実施例を示すつまみの縦断正面図、
第２図は同上斜視図、第３図、第４図は夫々同上化の実
施例を示す斜視図である。 １・・・・・・蓋体、２・・・・・・取付孔、５・・・
・・・取付ねし、６・・・・・・通気路、９・・・・・
・つまみ体、１０・・・・・・中空部、１１・・・・・
・雌ねじ部、１４・・・・・・排気口、１５・・・・・
・キャップ体。
第２図は同上斜視図、第３図、第４図は夫々同上化の実
施例を示す斜視図である。 １・・・・・・蓋体、２・・・・・・取付孔、５・・・
・・・取付ねし、６・・・・・・通気路、９・・・・・
・つまみ体、１０・・・・・・中空部、１１・・・・・
・雌ねじ部、１４・・・・・・排気口、１５・・・・・
・キャップ体。
Claims (1)
- 蓋体に開口した取付孔より上方に突出し軸方向に通気路
を貫通させた取付ねじと、この取付ねしに雌ねじ部を螺
着させ前記通気路に連通ずる中空部とこの中空部の一側
に開口させた排気口を有し上部に前記中空部の上面を構
成する着脱自在のキャップ体を嵌着したつまみ体とより
なることを特徴とする煮炊器用蓋のつまみ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4789682U JPS5931130Y2 (ja) | 1982-04-02 | 1982-04-02 | 煮炊器用蓋のつまみ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4789682U JPS5931130Y2 (ja) | 1982-04-02 | 1982-04-02 | 煮炊器用蓋のつまみ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58152223U JPS58152223U (ja) | 1983-10-12 |
| JPS5931130Y2 true JPS5931130Y2 (ja) | 1984-09-04 |
Family
ID=30058839
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4789682U Expired JPS5931130Y2 (ja) | 1982-04-02 | 1982-04-02 | 煮炊器用蓋のつまみ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5931130Y2 (ja) |
-
1982
- 1982-04-02 JP JP4789682U patent/JPS5931130Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58152223U (ja) | 1983-10-12 |
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