JPS5851604B2 - ロ−ドセル式荷重計の調整方法 - Google Patents

ロ−ドセル式荷重計の調整方法

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JPS5851604B2
JPS5851604B2 JP4852378A JP4852378A JPS5851604B2 JP S5851604 B2 JPS5851604 B2 JP S5851604B2 JP 4852378 A JP4852378 A JP 4852378A JP 4852378 A JP4852378 A JP 4852378A JP S5851604 B2 JPS5851604 B2 JP S5851604B2
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JP
Japan
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load
load cell
weight
weighing pan
corner
Prior art date
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Expired
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JP4852378A
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English (en)
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JPS54140565A (en
Inventor
博 田中
義信 西村
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Teraoka Seiko Co Ltd
Original Assignee
Teraoka Seiko Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5851604B2 publication Critical patent/JPS5851604B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は荷重受体に貼着した抵抗線歪素子あるいは水
晶振動子等よりなる検出素子の電気特性の変化により重
量を検出するようにしたロードセル式荷重計において、
秤量皿に作用する偏荷重による重量表示を調整するよう
にしたロードセル式荷重計の調整方法に関するものであ
る。
従来から、弾性体よりなる荷重受体にストレーンゲージ
等の検出素子を貼着し・この荷重受体の一端部を支持部
材に支持させるとともに、荷重受体の可動端部に秤量皿
を取付け、この秤量皿に被計量物を載せた際の荷重受体
の歪みに対応して上記検出素子が歪むので、この歪みに
よる電気特性の変化を検出してこれを重量に変換するこ
とにより、被計量物の重量を計測するようにしたロード
セル式荷重計が実用化されており、この種の荷重計は構
成が比較的簡単な上に高精度が得られ、しかも、電気信
号で出力するので、電気的なデジタル表示枠等にそのま
ま利用できるなどの利点を有している。
また、上述したように、検出素子の歪みを電気信号で出
力するので、複数枚の検出素子を使用すると、電気信号
の出力も大きくなるので、最近は荷重受体の異なる個所
に複数枚の検出素子を貼着したものが多く使用されてい
る。
また、荷重計の場合、必ずしも被計量物を秤量皿の中心
部にばかり載せるとは限らず、たまには秤量皿の隅部の
片寄った個所に被計量物をのせる場合があるが、このよ
うな偏荷重の場合でも正確に重量を計測できるようにし
なければならない。
しかるに、ロードセル式荷重計の場合は弾性体よりなる
荷重受体の加工精度、複数枚の検出素子の材質およびη
ロエ精度、各検出素子の貼着位置および貼着状態、接着
剤の厚みおよび性質等の各種の条件が計測精度に大きく
影響し、理想としては製造時に上記各条件が製作要件を
すべて満たしていることが望ましいが、これらすべての
条件を充分に満たした状態で初めから製造することは困
難である。
そして、上記各条件の一部でもずれている場合には各検
出素子に作用する応力がアンバランスニなるので、特に
秤量皿の各隅部に片寄って作用する荷重に対して、重量
表示にずれが生じ、正確に計測することは困難である。
このため、上記のような場合にはそれぞれの偏荷重に対
する重量表示が一致するように調整してやる必要がある
が、従来、上記調整を有効に行う方法は見当らなかった
この発明は上記事情を改善するためtこなされたもので
、その目的とするところは、偏荷重に対する重量表示の
調整が確実かつ能率的にできるようにしたロードセル式
荷重計の調整方法を提供しようとするものである。
以下、この発明を図面に示す実施例により説明する。
図中1はロードセル式荷重計で、この荷重計1自体は従
来から公知のものであるが、順次説明する。
上記荷重計1の荷重受体2は第3図に示すように、所定
の厚みで長方形状に形成され、その中央部に長方形状の
中空部3が形成されているとともに、中空部3の上、下
面4の両側部を円弧凹状面5に切削し、この凹状面5に
対応する荷重受体2の上、下面6の4ケ所にストレーン
ゲージよりなる検出素子7を貼着し、また、検出素子7
の貼着部の厚み(上、下面6と円弧凹状面5との距離)
は所定の寸法に高精度で仕上げられている。
また、上記4枚の検出素子7をブリッジ回路形式に電気
的に接続して、4枚の検出素子7より電気信号が合計さ
れて出力されるようになっている。
上記荷重受体2の両側面8の距離を所定の寸法に仕上げ
、一方の側面8を基板9上に固定されたL字形の支持部
材10の垂直部に固定して支持させるとともに、上記荷
重受体2の可動端側の側面8に皿取付部材11の下部を
固定し、この皿取付部材11の上部に平板状の秤量皿1
2の下面中央部を固定する。
そして、秤量皿12上に被計量物を載せると、これの重
量が荷重受体2の可動端側に作用するので、荷重受体2
の検出素子7貼着部分の4ケ所が応力を受けて歪む(上
側後部と下側前後の部分には引張り応力が作用し、上側
前部と下側後部が部分には圧縮応力が作用する)ので、
この部分に貼着されている4枚の検出素子7もそれぞれ
歪み。
この歪み量tζ対応して電気信号を出力し、また、4枚
の検出素子7はブリッヂ回路形式に接続されているので
、4枚の検出素子7よりの電気信号が合計され、拡大さ
れて出力され、この電気信号の出力量を重量に変換して
表示することにより、上記被計量物の重量を計測するも
のである。
次に、この発明の要旨である調整について説明する。
即ち、製作時に荷重受体2、検出素子7の加工寸法や材
質、あるいは検出素子7の貼着位置等が理想条件と一致
しなかったため、偏荷重に対する重量表示にずれが生じ
た場合には正確な計測ができないので調整する必要があ
るが、その方法を順次説明する。
まず、秤量皿12の片寄った部分である各隅部、A、B
、C,Dの各部に荷重を順次作用させ、各A、B、C,
D部における偏荷重表示値を検出する。
なお、正確な荷重の重量(例えばI Ooog)に対し
て重量表示が多かった場合には十とし1重量表示が少な
かった場合には−とし1例えばA、B、Cの各部力月g
だけ多かった場合にはI 000g+1 g=] 00
] gと重量表示されるので、+1表示とし、D部の
みがIgだけ少なかった場合にはIooog−1g=9
99gと表示されるので一1表示となる。
このことは−I表示となったD部分に対応する荷重受体
2のイ部分の歪み量が他の部分に対して結果的に少なか
ったためである。
このため、荷重受体2のイ部分をけずり取ることにより
、このイ部分の歪み量を増η口させると、D部分の重量
表示が大きくなって−から十に変り、このようfこして
、偏荷重表示値に対応して荷重受体2の所定の部分をけ
ずり取ることにより、各A、B、C,Dの青石値を一致
させる迄調整する。
そして、各A、B、C。Dの各部分の表示値が一致した
ら、全体のバランスがとれたことになるので、一致した
表示値に対応して、重量変換回路を調整すると、偏荷重
に対するi[+J誤差がなくなるので、正確に計測でき
る。
なお、調整方法としては上記実施例に限らず。
例えばA、Bの2個所が一表示になった場合にはこれに
対応する荷重受体2の部分をけずり取って、最終的に各
隅部における偏荷重表示値を一致させて調整すればよい
し、また、検出する各隅部の位置も適宜選定することが
できること勿論である。
この発明は以上詳述したように、組立後の秤量皿の片寄
った各隅部に荷重を作用させて各隅部における偏荷重表
示値を検出し、これら各隅部の偏荷重表示値に対応して
荷重受体の所定の部分をけずり取ることにより各隅部の
偏荷重表示値を一致させて偏荷重による重量表示を調整
するようにしたものである。
従って、各隅部の偏荷重表示値に対応して荷重受体の一
部分をけずり取るだけで調整できるので、偏荷重に対す
る調整が非常に確実かつ能率的にできるとともに1分解
したりすることもなく1組立てたままで作業ができるの
で、調整作業も容易かつ迅速にでき乙などの優れた効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を説明するロードセル式荷
重計の斜視図、第2図は同荷重計の側面図、第3図は同
荷重計の荷重受体の斜視図である。 1・・・・・・ロードセル式荷重計、2・・・・・・荷
重受体、7・・・・・・検出素子、9・・・・・・基板
、10・・・・・・支持部材、11・・・・・・皿取付
部材、12・・・・・・秤量皿、A、 B、 C。 D・・・・・・秤量皿の各隅部、イ・・・・・・荷重受
体のけずり取る部分。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 荷重受体に複数枚の検出素子を貼着し、この荷重受
    体の一端部を支持部材に支持させるとともに、荷重受体
    の可動端部に秤量皿を取付け、この秤量皿に被計量物を
    載せた際の上記各検出素子の電気特性の変化を重量に変
    換して上記被計量物の重量を検出するようにしたロード
    セル式荷重計において1組立後の秤量皿の各隅部に荷重
    を作用させて各隅部における偏荷重表示値を検出し、こ
    れら各隅部の偏荷重表示値に対応して上記荷重受体の所
    定の部分をけずり取ることにより各隅部の偏荷重表示値
    を一致させて調整するようにしたことを特徴とするロー
    ドセル式荷重計の調整方法〇
JP4852378A 1978-04-24 1978-04-24 ロ−ドセル式荷重計の調整方法 Expired JPS5851604B2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS54140565A JPS54140565A (en) 1979-10-31
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