JPS5910580Y2 - ロ−ドセルの構造 - Google Patents
ロ−ドセルの構造Info
- Publication number
- JPS5910580Y2 JPS5910580Y2 JP1977116916U JP11691677U JPS5910580Y2 JP S5910580 Y2 JPS5910580 Y2 JP S5910580Y2 JP 1977116916 U JP1977116916 U JP 1977116916U JP 11691677 U JP11691677 U JP 11691677U JP S5910580 Y2 JPS5910580 Y2 JP S5910580Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- load
- load receiver
- resistance wire
- receiver
- wire strain
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Measurement Of Force In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は荷重受体に貼付した抵抗線歪素子の電気抵抗の
変化により重量を検出するロードセルの構造の改良に関
する。
変化により重量を検出するロードセルの構造の改良に関
する。
従米、荷重受体に抵抗線歪素子を貼着し、被計量物の荷
重を上記荷重受体に作用させた際の抵抗線歪素子の電気
抵抗の変化によって、被計量物の重量を検出するように
したロードセルが使用されている。
重を上記荷重受体に作用させた際の抵抗線歪素子の電気
抵抗の変化によって、被計量物の重量を検出するように
したロードセルが使用されている。
しかるに、上記ロードセルは被計量物を荷重計の受台の
中央部に正しく乗せた場合は一般に正確な計量が可能で
あるが、受台の端部にあるいは重心の片寄った被計量物
を乗せたときは、ロードセルの抵抗線歪素子に通常の歪
応力以外に、荷重受体を捩る応力が合戊され計量値が不
正確になる現象があった。
中央部に正しく乗せた場合は一般に正確な計量が可能で
あるが、受台の端部にあるいは重心の片寄った被計量物
を乗せたときは、ロードセルの抵抗線歪素子に通常の歪
応力以外に、荷重受体を捩る応力が合戊され計量値が不
正確になる現象があった。
本考案は上述の事情に鑑み、簡単な構或によって上述し
た欠点を克服できるようにしたロードセルを提供するこ
とを目的とするものである。
た欠点を克服できるようにしたロードセルを提供するこ
とを目的とするものである。
以下、図面に基いて本考案の実施例を説明する。
図中11は平行四辺形状に形或された荷重受体で、これ
の上部および下部に形戊された補助片11a,11 C
中心に測定片11 bを配して上下対称形となるように
金属ブロックなどを切削加工して得た一体の加工品であ
り、さらに上記測定片11 bの幅を両補助片11 a
, 11 Cより両側より均一にしてせまく形或すると
ともに、測定片1l bの両側の厚みを薄く形威し、測
定片11 bの薄肉部の両側に抵抗線歪素子12〜15
を貼着してロードセル10が構或されている。
の上部および下部に形戊された補助片11a,11 C
中心に測定片11 bを配して上下対称形となるように
金属ブロックなどを切削加工して得た一体の加工品であ
り、さらに上記測定片11 bの幅を両補助片11 a
, 11 Cより両側より均一にしてせまく形或すると
ともに、測定片1l bの両側の厚みを薄く形威し、測
定片11 bの薄肉部の両側に抵抗線歪素子12〜15
を貼着してロードセル10が構或されている。
また上記荷重受体11の一側を基台1に片持ちされ、他
側の自由端に取付金具3を介して秤量皿2を固定する。
側の自由端に取付金具3を介して秤量皿2を固定する。
なお上記抵抗線歪素子12〜15やその抵抗値の変化を
電圧として取り出す電気回路(ホイートスリンブリッジ
回路等)およびその測定器(デジタル電圧計等)等の構
或、作用については公知のものであり、本考案に直接関
係ないので以下説明を省略する。
電圧として取り出す電気回路(ホイートスリンブリッジ
回路等)およびその測定器(デジタル電圧計等)等の構
或、作用については公知のものであり、本考案に直接関
係ないので以下説明を省略する。
上記のようにして構或されたロードセルの作動を説明す
ると、秤量皿2に荷重を加えると、後述するようにこの
荷重の重量に対応して荷重受体11の両補助片11 a
,11 Cおよび測定片1l bが確実に変形し、測定
片1l bに貼着された抵抗線歪素子12〜15の電気
抵抗値が荷重量に比例して変化を示し、これを換算して
重量を測定することができる。
ると、秤量皿2に荷重を加えると、後述するようにこの
荷重の重量に対応して荷重受体11の両補助片11 a
,11 Cおよび測定片1l bが確実に変形し、測定
片1l bに貼着された抵抗線歪素子12〜15の電気
抵抗値が荷重量に比例して変化を示し、これを換算して
重量を測定することができる。
即ち、荷重を秤量皿2に載せた場合には第3図に示すよ
うに、荷重受体11の開放端に垂直方向の力が下方に作
用するが、荷重受体11は平行四辺形状に形或され、そ
の中間に測定片1l bが一体に形威されているので、
両補助片11 a, 11 Cが等量の変形をして、荷
重受体11の両側部が平行にずれる。
うに、荷重受体11の開放端に垂直方向の力が下方に作
用するが、荷重受体11は平行四辺形状に形或され、そ
の中間に測定片1l bが一体に形威されているので、
両補助片11 a, 11 Cが等量の変形をして、荷
重受体11の両側部が平行にずれる。
このため皿2部は傾斜したりすることもなく、垂直に下
動し、測定片11 bに貼着された抵抗線歪素子12〜
15が正常に作動し、確実に測定できる。
動し、測定片11 bに貼着された抵抗線歪素子12〜
15が正常に作動し、確実に測定できる。
また、秤量皿2の側端部の片寄った位置に荷重を載せる
と、荷重受体11には上下方向の力の他に捩る力が作用
する。
と、荷重受体11には上下方向の力の他に捩る力が作用
する。
このため、荷重受体11が若干捩られるが、本考案にお
いては荷重受体11の測定片1l bを垂直方向および
幅方向の中心に形戒しているので、第3図左右方向、す
なわち荷重受体11の長さ方向に荷重が片寄っても、両
補助片11 a,11 Cの曲げ変形が等量となり影響
を受けることがない。
いては荷重受体11の測定片1l bを垂直方向および
幅方向の中心に形戒しているので、第3図左右方向、す
なわち荷重受体11の長さ方向に荷重が片寄っても、両
補助片11 a,11 Cの曲げ変形が等量となり影響
を受けることがない。
また、荷重受体11の長さと直交する水平方向に荷重が
ずれた場合(第2図に鎖線で示す受台2の図示上下端部
にずれた場合)は、上下の両補助片11 a, 11
Cが相反する方向に曲がり、この曲がりにともなって伸
びる現象が生ずるが、その捩れの中心に位置している測
定片12は捩れによる伸びが発生しない。
ずれた場合(第2図に鎖線で示す受台2の図示上下端部
にずれた場合)は、上下の両補助片11 a, 11
Cが相反する方向に曲がり、この曲がりにともなって伸
びる現象が生ずるが、その捩れの中心に位置している測
定片12は捩れによる伸びが発生しない。
このように捩れによる伸びが最も少ない位置に形或され
た測定片1l bに抵抗線歪素子12〜15が貼着して
いるので、抵抗線歪素子12〜15は捩れによる影響を
ほとんど受けることはない。
た測定片1l bに抵抗線歪素子12〜15が貼着して
いるので、抵抗線歪素子12〜15は捩れによる影響を
ほとんど受けることはない。
従って荷重受体11が捩れた際にこれの影響を抵抗線歪
素子12〜15が受けることも少ないとともに、垂直荷
重に対しては荷重受体11が確実に作動し、抵抗線歪素
子12〜15は正常に作動し確実に計量ができる。
素子12〜15が受けることも少ないとともに、垂直荷
重に対しては荷重受体11が確実に作動し、抵抗線歪素
子12〜15は正常に作動し確実に計量ができる。
本考案は以上詳述したように、平行四辺形状に形威され
た荷重受体の上部および下部の両補助片の中間に測定片
を形或し、この測定片に抵抗線歪素子を貼着し、かつ荷
重受体の一側端を固定し、他側の開放端側に秤量部を設
けたので、秤量皿の側端部の片寄った位置に荷重を載せ
たために、荷重受体に捩れ力が作用しても、抵抗線歪素
子が捩れによる影響を受けることも少ないので、捩れに
よる計量誤差を少なくできるとともに、垂直方向の荷重
に対しては荷重受体が確実に作動し、常に正確に計量が
できる。
た荷重受体の上部および下部の両補助片の中間に測定片
を形或し、この測定片に抵抗線歪素子を貼着し、かつ荷
重受体の一側端を固定し、他側の開放端側に秤量部を設
けたので、秤量皿の側端部の片寄った位置に荷重を載せ
たために、荷重受体に捩れ力が作用しても、抵抗線歪素
子が捩れによる影響を受けることも少ないので、捩れに
よる計量誤差を少なくできるとともに、垂直方向の荷重
に対しては荷重受体が確実に作動し、常に正確に計量が
できる。
また、平行四辺形状の荷重受体は一つの金属ブロックな
どから切り出すことにより、補助片および測定片などか
らなる構或部分がすべて同一材料によって構威されるた
め、各部分の物理的性質が同一であることに基づいて、
温度の変化、荷重の変化が安定した特性を示し精度を向
上させることができ、構造が簡単で容易かつ安価に製造
することができるなどの効果を奏する。
どから切り出すことにより、補助片および測定片などか
らなる構或部分がすべて同一材料によって構威されるた
め、各部分の物理的性質が同一であることに基づいて、
温度の変化、荷重の変化が安定した特性を示し精度を向
上させることができ、構造が簡単で容易かつ安価に製造
することができるなどの効果を奏する。
第1図は本考案の一実施例を示す縦断側面図、第2図は
第1図のII − II線に沿う断面図、第3図は計量
状態を示す縦断側面図である。 1・・・・・・基台、2・・・・・・受台、3・・・・
・・取付金具、10・・・・・・ロードセル、11・・
・・・・荷重受体、11 a, 11 C・・・・・・
補助片、11 b・・・・・・測定片、12, 13,
14, 15・・・・・・抵抗線歪素子。
第1図のII − II線に沿う断面図、第3図は計量
状態を示す縦断側面図である。 1・・・・・・基台、2・・・・・・受台、3・・・・
・・取付金具、10・・・・・・ロードセル、11・・
・・・・荷重受体、11 a, 11 C・・・・・・
補助片、11 b・・・・・・測定片、12, 13,
14, 15・・・・・・抵抗線歪素子。
Claims (1)
- 荷重受体に抵抗線歪素子を貼着し、被計量物の荷重を上
記荷重受体に作用させた際の上記抵抗線歪素子の電気抵
抗の変化によって被計量物の重量を検出するようにした
ロードセルにおいて、上記荷重受体を平行四辺形状に形
或するとともに、これの上部および下部の両補助片の中
間に、これと平行に離間して両側部を荷重受体の両側端
に連結した測定片を一体に形戊し、この測定片に抵抗線
歪素子を貼設し、かつ上記荷重受体の一側端を基台に固
定し、荷重受体の他側の開放端側に秤量部を設け、荷重
受体が、一つの金属ブロックがら切削加工することによ
り上下に対称な形状の一体加工品であることを特徴とす
るロードセルの構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977116916U JPS5910580Y2 (ja) | 1977-08-31 | 1977-08-31 | ロ−ドセルの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977116916U JPS5910580Y2 (ja) | 1977-08-31 | 1977-08-31 | ロ−ドセルの構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5442574U JPS5442574U (ja) | 1979-03-22 |
JPS5910580Y2 true JPS5910580Y2 (ja) | 1984-04-03 |
Family
ID=29069882
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977116916U Expired JPS5910580Y2 (ja) | 1977-08-31 | 1977-08-31 | ロ−ドセルの構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5910580Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51115861A (en) * | 1974-12-30 | 1976-10-12 | Gse Inc | Equal moment weighing machine with floating beam |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5341434Y2 (ja) * | 1972-05-24 | 1978-10-05 |
-
1977
- 1977-08-31 JP JP1977116916U patent/JPS5910580Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51115861A (en) * | 1974-12-30 | 1976-10-12 | Gse Inc | Equal moment weighing machine with floating beam |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5442574U (ja) | 1979-03-22 |
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