JPS5851593B2 - カ−ドを用いた施錠解除方法 - Google Patents

カ−ドを用いた施錠解除方法

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JPS5851593B2
JPS5851593B2 JP2531679A JP2531679A JPS5851593B2 JP S5851593 B2 JPS5851593 B2 JP S5851593B2 JP 2531679 A JP2531679 A JP 2531679A JP 2531679 A JP2531679 A JP 2531679A JP S5851593 B2 JPS5851593 B2 JP S5851593B2
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宏 江頭
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、カードを用いた施錠解除方法に関し、とく
に、ホテルのように施錠の必要な部屋が多数あうかつ解
錠する人が頻繁に変わる場合に好適に適用されるカード
を用いた施錠解除方法に関する。
たとえばホテルには施錠の必要な部屋が多数ある。
このような各部屋のドアには通常、タンブラ−錠のよう
な鍵で開閉する機械的な錠が取付けられている。
鍵で開閉する錠だと1部屋の使用にあたって利用者に鍵
を手渡し使用後には鍵を受取る必要があるので、鍵の管
理に多くの手間を必要とする。
また、鍵を紛失した場合には、拾得者に対する防犯対策
上、錠そのものを交換する必要があり、時間と費用とを
費やす。
そこで、錠を電気的な信号によシ解錠する自動施錠装置
とし、ドアにカード・リーグと、秘密番号を記憶する記
憶装置と、演算処理装置とを設け。
秘密番号が記録されたカードにより施錠を解除するもの
が案出されている。
この装置は、カード・リーダによシカードから読取った
秘密番号と記憶装置に記憶されている秘密番号とを比較
し、両番号が一致した場合に解錠する。
そして、同一部屋の利用者が変わるたびに新たな秘密番
号が記録されたカードを利用者に手渡す。
秘密番号の変更は多数の部屋を集中的に制御している中
央制御装置において行なわれ、変更された新たな秘密番
号が中央制御装置から該当する部屋の記憶装置にその都
度伝送される。
ところでこの施錠解除方法によると部屋の利用者が変わ
るときに秘密番号が変更されるから1部屋の次回の利用
者がいなければ上記記憶装置に記憶されている秘密番号
は前回の利用者のカードと同一番号の11に保たれてい
る。
ホテルなどでは部屋が1〜2あるいは数日空室になるこ
とがしばしばあるから、このような場合には、前回の利
用者は次回の利用者が部屋を使用開始する1でその部屋
を料金を支払わずに使用することが可能となってし1う
この発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、予
定された滞在期間だけカードによる部屋の解錠が可能で
あって、上記の滞在期間が経過したのち新たなカードが
発行されない限9、同一カードを用いて同一部屋の施錠
を解除することができない、カードを用いた施錠解除方
法を提供するものである。
以下、この発明を、ホテルにある多数の部屋のドアの施
錠解除に適用した場合の例について説明する。
第1図はこの発明の方法にむいて用いられ、ホテルの各
部屋のドアごとに設けられた錠装置の外観を示している
錠装置30はドア38にねじそ、の他適当な固定手段に
よシ取付けられている。
錠装置30は、ドアを閉じたときに自動的に本締めボル
ト31が突出して施錠し、後述するように解錠用ソレノ
イド48(第3図参照)に通電することによって本締め
ボルト31が退入して解錠する自動施錠装置(図示時)
と、カード通過溝33が形成され、カード30(または
52)を手で持って通過溝33内を走査する形式の手動
式カード・リーダ32と、後述する記憶装置45、演算
処理装置44(いずれも第3図参照)などの電気回路と
、電源とを含んでいる。
カード・リーダ32にはカード50の挿入を検出するカ
ード検出器(図示時)が設けられておジ、この検出器の
検出信号によって上記電源のスイッチがオンとなり上記
電気回路が作動する。
また1錠装置30には、ドア38の外側から見える箇所
に解錠されたことを表示する表示灯34.鍵を用いた機
械的な作動によシ本締めボルト31を進退させる補助機
構(図示時)などが備えられている。
この補助機構には鍵穴35およびサムターン36などが
含1れている。
サムターン36ば、ドア38の内側から本締めボルト3
1を進退させて手動で施錠、解錠するものである。
補助機構は、主要には上記自動施錠装置および上記電気
回路などが故障したときに使用されるが1通常の使用時
にあ・いてもドア38の内側から解錠する場合にはサム
ターン36(またはドア38の握り玉(図示時))が用
いられる。
錠装置30による施錠を解除するカードには。
この例では2種類ある。
その1はホテルの利用者に手渡されるもので、利用者が
部屋の使用を開始するにあたって、たとえばホテルのチ
ェック・インのときに発行される。
この利用者用カードを用いると、予定滞在期間に限って
使用する部屋の施錠のみを解除することができる。
他の1つはホテルのメイドが使用するものである。
メイドはメイド用カードを用いて、1日に1回者部屋を
掃除するために各部屋の施錠を解除する。
第2図に示すように、利用者用カード50には磁気スト
ライプ51が設けられており、この磁気ストライプ51
が設けられており、この磁気ストライプ51には少なく
とも、ホテル・コードCAo1部屋番号CA1のコード
、利用者用秘密番号CA2のコードおよび滞在日数C人
、のコードが一定の配列で磁気記録されている。
ホテル・コードCAoはホテルを特定するものであう1
部屋番号CA□はホテルの各部屋を特定する番号である
から、これらのコードは同一ホテルの同一部屋について
は利用者ごとに変更されることはない。
利用者用秘密番号CA2は、同一部屋の同一錠装置30
について、利用者が変わるたびにすなわち利用者カード
50の発行ごとに一定の規則にLまたがって変更される
一定の規則とは、発行される利用者用カードの秘密番号
が基準となる番号から必然的に導き出される関係をいい
、たとえば演算式によって表わされる関係を含む。
基準となる番号としては、前回発行された利用者用カー
ドの秘密番号や部屋番号などが挙げられる。
このことにより、今回発行された利用者用カードの秘密
番号と前回発行された利用者用カードの秘密番号との間
には一定の関係が保たれる。
この例では、今回発行された利用者用カードの秘密番号
から前回発行された利用者用カードの秘密番号を差引い
た値が常に正の一定値となるようにしている。
すなわち、今回発行する利用者用カードの秘密番号CA
、”を、前回発行した利用者用カードの秘密番号0人2
゜と正の一定値Bとを用いて、 の関係を満足するように定めている。
この一定値Bは各部屋ごとに異なる値としてもよいし、
全部屋とも同一値としてもよい。
また、最初の秘密番号は部屋番号と関連する数値でも、
全く無関係な数値でもよい。
滞在日数とは利用者が予定している滞在日数をいう。
このような利用者用カード50ば、ホテルのフロント等
に設置されている中央制御装置で発行される。
メイド用カード52にも筐た磁気ストライプ53が設け
られておシ、この磁気ストライプ53にホテル・コード
CAoおよびメイド用秘密番号CA2が磁気記録されて
いる。
メイド用秘密番号CA2はそのメイド固有の秘密番号で
あって、メイドが複数人いる場合にはそれぞれのメイド
に別個の秘密番号が割り当てられている。
これらの各コードCAo、CA2は、利用者用カード5
0の同コードCAOs CA2にそれぞれ対応する位置
に記録されている。
第3図を参照して、カード・リーダ32によって読取ら
れたホテル・コード、部屋番号、秘密番号および滞在日
数は、バッファ・レジスタ40,4142.43(BR
o、BR1sBR2,BR,)にそれぞれ一時的に記憶
される。
演算処理装置44は。後述する施錠解除処理および秘密
番号更新処理を実行するものであって、演算回路、その
実行プログラムを格納した記憶装置ROMおよびレジス
タなどから構成されている。
演算処理装置44としてはマイクロプロセッサを用いる
ことが好ましい。
記憶装置RAM、45は、ホテル・コードを記憶スるエ
リヤM。
、部屋番号を記憶するエリヤM1゜利用者用秘密番号を
記憶するエリヤM20、メイド用秘密番号を記憶するエ
リヤM22.滞在日数を記憶するエリヤM3および上記
の差となる一定値Bを記憶するエリヤM4 を有してい
る。
エリヤM。。M11M201M2□、 M3s M、の
記憶内容をそれぞれMAo、M人、、MA2.MB2.
MA、、Bで表わす。
エリヤM2、の記憶内容MA2は、その部屋を使用する
利用者が変わるごとに、後述するように演算処理装置4
4によって変更される。
エリヤM22の記憶内容MB2はその部屋の掃除を指当
するメイドの秘密番号である。
エリヤM8には、その部屋を利用者が最初に使用すると
きに、利用者用カード50の滞在日数CA、の読取りデ
ータが書込1れる。
エリヤM。
、 M、 、 M、の各内容MAojMA1sBはあら
かじめ定められて記憶されている。
演算処理装置44から解錠指令が出力されると、許可信
号記憶回路46から解錠許可信号が発生し、駆動回路4
7によって解錠用ソレノイド48が付勢される。
次に第4図を参照して第3図に示す電気回路、主要には
演算処理装置44の動作を説明する。
上述のように、利用者用カード50!たはメイド用カー
ド52がカード・リーダ32に挿入されると。
電源スィッチがオンとなって電気回路の動作がスタート
する。
カード50または52の走査にともないカード50また
ば52に記録されているホテル・コード、部屋番号、秘
密番号および滞在日数をカード・リーダ32で読取シ、
読取ったホテル・コードCAo、部屋番号CA1、秘密
番号CA2むよヒ滞在日数CA3をバッファ・レジスタ
40,41゜42および43にそれぞれセットする(ス
テップ1.2,3.4)。
つぎに、記憶装置45のエリヤM。
からその記憶内容MAoを読出しレジスタ40にセット
されているホテル・コードCAoと比較して一致するか
どうかを検査する(ステップ5)。
一致すればステップ6に進む。
一致しなければ、カード・リーダ32に挿入されたカー
ドは正規のカードではないから、解錠することなくすべ
ての処理を終了する。
ステップ6では、記憶装置45のエリヤM0からその記
憶内容MA、を読出し、レジスタ41にセットされてい
る部屋番号CA1と比較して一致するかどうかを検査す
る。
メイド用カード52には部屋番号CA1は記録されてい
ないから、ステップ6の検査で一致した場合には利用要
用カード50が使用されているのであり、しかもその利
用者用カード50ばその部屋の施錠解除のために発行さ
れたものであるから、利用者による施錠解除処理をさら
にすすめるためにステップ7に進む。
ステップ6で一致しない場合であってもメイド用カード
52が用いられている可能性があるからステップ13に
移る。
ステップ7では記憶装置45のエリヤM2□からその記
憶内容MA2を読出し、レジスタ42にセットされてい
る利用者の秘密番号CA2 と比較して一致するかどう
かを検査する。
一致すればステツオ°2に移って、エリヤM3の記憶内
容MA3′tなわち残りの滞在日数が正の数であるかど
うかを検査し、正の数であれば解除指令を出力する(ス
テップ15)。
エリヤM3の記憶内容MA3が正の数でない場合すなわ
ちOであれば、もはやその部屋の使用を許す必要がない
から解錠しない。
エリヤM21の記憶内容MA2とカード50から読取っ
た秘密番号CA2とが一致しない場合には、その部屋の
利用者が変って、前回の利用者のカードに記録されてい
た秘密番号と異なる秘密番号が記録されたカードが今回
の利用者に手渡された可能性があるから、ステップ8に
進む。
ステップ8では、レジスタ42にセットされている秘密
番号CA2からエリヤ、M2□の内容MA2を差引きそ
の差Aを算出する。
そして、記憶装置45のエリヤM4からその内容Bを読
出して、ステップ8で算出した値Aとこの一定値Bとが
一致するかどうかを検査する(ステップ9)。
ステップ9では値Aの正負も検査する。
値AとBとの絶対値が等しくかつ値人が正であれば、あ
らかじめ第(1)式で定めた新たな秘密番号が利用者用
カード50に記録されていたことになる。
つ1す、正当な部屋の利用者が新たに発行された利用者
用カードを最初に使用して施錠を解除する場合であるか
ら、この利用者による以降の解錠のためにレジスタ42
のセットされている利用者の秘密番号CA2を記憶装置
45のエリヤM2、に記憶する(ステップ10)。
このステップ10の処理によりエリヤM2、の内容は、
前回発行した利用者用カードに記録されている秘密番号
から今回発行した利用者用カードに記録されている秘密
番号に更新されたことになる。
ステップ10の処理終了後ステップ11に移ってレジス
タ43にセットされている滞在日数CA3を記憶装置4
5のエリヤM3に記憶し、このエリヤM3に記憶した内
容MA3(滞在日数CA3)が正の数であるかどうかを
検査して(ステップ12)、正の数であれば解錠指令を
出力する(ステップ15)。
滞在日数CA3がOであれば施錠を解除しないのはいう
1でもない。
ステップ9において、ステップ8で算出した値Aがエリ
ヤM4の内容Bと正負符号を含めて等しくない場合には
、正当な部屋の利用者でない者が解錠しようとしている
場合に相当するから、解錠することなくすべての処理を
終了する。
ステップ9でNOとなる場合としては、その部屋の前回
以前の利用者、またはその利用者が使っていたカードの
拾得者が施錠を解こうとするような場合が考えられる。
このように、部屋の利用者が変って記憶装置45のエリ
ヤM2、の内容が一旦更新されると、もはや前回の利用
者はその使っていた部屋の施錠を解くことは不可能とな
る。
ステップ6でNOの場合には、ステップ13に移ッてレ
ジスタ42にセットされている秘密番号CA2と記憶装
置45のエリヤM22に記憶されている内容MB2とを
比較し、一致するかどうかを検査する。
一致すればメイドが解錠しようとしている場合であるか
ら、ステップ14に進む。
一致しなければ、その部屋の正当な利用者でもなく(ス
テップ6)、メイドでもないから(ステップ13)、解
錠しない。
ステップ13でNOとなる場合としては、そのホテルの
利用者が部屋を1ちがえた場合などが考えられる。
さて、ステップ14では。記憶装置45のエリヤM3か
らその記憶内容MA3を読出して、この内容MA3から
1を差引き、減算結果を再びエリヤM3に記憶する。
そして、ステップ15に進んで解錠指令を出力する。
メイドは、1日に1同各部屋を掃除するためにその部屋
の施錠を解除する。
ステップ13でメイドによる部屋の解錠であると判断し
た場合には、ステップ14に進んで記憶装置45のエリ
ヤM3の記憶内容MA3から−1している。
部屋の使用開始にあたってエリヤM3には、利用者用カ
ード50から読取った滞在日数CA3が記憶される(ス
テップ11)。
したがって、エリヤM3の内容MA3はその利用者の残
りの滞在日数を表わしている。
この残9の滞在日数は、1日が経過するごとにメイドが
その部屋の施錠を解除するときに1つだけ減算される。
そして、利用者による施錠解除の場合には、解除指令の
出力に先だちエリヤMの内容MA3が0に3 なっていないかどうかを検査しておシ(ステップ12)
、残りの滞在日数がOの場合すなわち予定した滞在期間
が経過したのちには施錠は解除されない。
多数の部屋に対して複数人のメイドがいる場合には、各
メイドが掃除を担当する部屋をあらかじめ定めておき、
各部屋の施錠は担当するメイドによってのみ解除しうる
ようにしておく。
また、担当するメイドが変ったり、メイド用カードを紛
失した場合などに備えて、メイド用カードの場合にもス
テップ8〜10と同じような秘密番号更新処理を実行で
きるようにしておくことが好ましい。
上記の例では1部屋番号CA1によって利用者用カード
かメイド用カードかを識別しているが、カードの磁気ス
トライプに利用者がメイドかを区別するための識別コー
ドCDを記録しておいてもよい。
この場合には、記憶装置45に利用者を示すコードMD
1およびメイドを示すコードMD2をあらかじめ記憶し
ておく。
そして、第5図に示すように、ホテル・コードCAoの
検査をしたのち(ステップ5)、カードから読取った識
別コードCDと記憶装置45に記憶させておいた利用者
コードMD、とを比較しくステップ21)、 一致すれ
ばステップ6に移って部屋番号C人、の検査を実行する
ステップ21でNOの場合には、ステップ22に進んで
識別コードCDとメイド・コードMD2とを比較し、一
致すればステップ13に進む。
ステップ22でNOであれば施錠解除しない。
上記の例では、1日に1回メイドが掃除をするために部
屋の施錠を解除するときに滞在日数を1日ずつ減じてい
ることが、もちろん計時装置を用いて滞在日数の減算を
行なうことでもできる。
この場合には、第3図に鎖線で示すように計時装置49
を備え、この計時装置49の出力によって記憶装置45
のエリヤM3の記憶内容MA3を減じていく。
たとえば、計時装置49が1日分の時間を計時したとき
に演算処理装置44に割込み信号を送り、ステップ14
と同じような処理を実行する。
利用者用カード50による施錠解除処理は、第4図のフ
ロー・チャートからメイド用カードに対する処理を除い
たものとなう、第6図に示されている。
第4図の各処理と同一処理には同一符号を付しである。
ホテル・コードCAoを部屋番号CA1に含1せれば、
ステップ1はステップ2に、ステップ5はステップ6に
含1れるであろう。
上記の例では、利用者の滞在期間を1日を単位としてい
るが、1時間を単位として計時し、所定数の単位時間、
たとえば6時間、12時間ごとに記憶装置の滞在期間に
関する記憶内容を減するようにすることもできる。
また、上記の例においては、前回発行された利用者用カ
ードの秘密番号と今回発行された利用者用カードの秘密
番号との関係を、その差が一定となるように定めている
が、加算、減算、乗算、除算釦よびこれらの組合せによ
る適当な演算式を用いた演算によって上記両秘密番号の
一定の関係を多種多様に創り出すことができるのは言う
1でもない。
また、自動施錠装置において本締めボルト31は解錠用
ソレノイド48に通電したときに退入する構成であるが
、モータを用いて本締めボルトを進退させるような自動
施錠装置に対してもこの発明を適用することが可能であ
るし、さらに、手動式カード・リーダ32に代えて、カ
ードを挿入すると自動的に般送してカードに記録されて
いる情報を読取る形式のカード・リーグを用いてもよい
以上のようにこの発明によるカードを用いた施錠解除方
法によれば、予定された滞在期間だけカードを用いた部
屋の施錠解除が可能であって、上記滞在期間を経過した
場合には新たなカードが発行されない限I)、同一カー
ドを用いて同一部屋の施錠を解除することができない。
したがって、予定の滞在期間が経過したのちにその部屋
の次の利用者がなく空室であっても、前回の利用者がそ
の部屋を料金を支払わずに使用するという事態を未然に
防止することができる。
また中央制御装置によ、るカードの発行時にカードの秘
密番号を一定の規則にしたがって変更しており、各錠装
置において秘密番号の変更が上記の一定の規則にしたが
うものであるかどうかを検査しているので、変更後の秘
密番号を中央制御装置から錠装置に伝送することなく、
錠装置で読取った秘密番号が正規のカードに記録されて
いたものであるがどうかを判断できる。
したがって、中央制御装置と各部屋の錠装置とをケーブ
ルで接続する必要がなく、きわめて安価に設備しうると
いう利点がある。
この発明は、このように、中央制御装置と各部屋の錠装
置との間に何らのデータ伝送手段が無い場合に、とくに
好適に用いられる。
しかしながら、中央制御装置と各部屋の錠装置とがケー
ブルで接続され、変更された新たな秘密番号が中央制御
装置から各部屋の記憶装置に伝送される方式の施錠解除
方法にも適用されるのは言う1でもない。
【図面の簡単な説明】
第1a図は錠装置をドアとの関連にち・いて示す表面か
らみた斜視図、第1b図は錠装置を裏面からみた斜視図
、第2図は利用者用カードおよびメイド用カードならび
にそれらに記録されたカード情報を示す図、第3図は錠
装置に内臓された電気回路を示すブロック図、第4図は
この発明の方法にしたがう上記電気回路の動作を示すフ
ロー・チャート、第5図および第6図はこの発明の方法
の他の実施態様における上記電気回路の動作を示すフロ
ー・チャートである。 30・・・・・・錠装置、32・・・・・・カード・リ
ーグ、44・・・・・・演算処理装置、45・・・・・
・記憶装置、48・・・・・・解錠用ソレノイド、50
,52・・・・・・カード、CA2・・・・・・カード
に記録されている秘密番号、MA2・・・・・・記憶装
置に記憶されている秘密番号、CA3・・・・・・カー
ドに記録されている滞在日数、MA3・・・・・・記憶
装置に記憶されている滞在日数。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電気的な信号によシ解錠する自動施錠装置に適用さ
    れ、あらかじめ所定の秘密番号が記録されたカードを用
    い、このカードの情報を読取り所定の検査をして上記自
    動施錠装置による施錠を解除する方法であって、カード
    の情報を読取るカー1%’+jリーグと、秘密番号およ
    び滞在期間を記憶する記憶装置と、施錠解除処理を実行
    する演算処理装置とを備え、同一の上記自動施錠装置に
    対する秘密番号をカードの発行ごとに一定の規則にした
    がって変更することにより今回発行されたカードの秘密
    番号が前回発行されたカードの秘密番号と一定の関係を
    保つようにするとともに、カード発行時にカードに滞在
    期間を記録し、カードに記録されている秘密番号および
    滞在期間を上記カード・リーグで読取り、この読取った
    秘密番号と上記記憶装置に記憶されてしる秘密番号とを
    上記演算処理装置により検査し、上記検査の結果、上記
    両秘密番号が一致するかまたは上記の一定の関係にあシ
    かつ上記記憶装置に記憶されている滞在期間が所。 定数以上の場合に施錠を解除し、上記両秘密番号が上記
    の一定の関係にある場合にはさらに上記読取った秘密番
    号を上記記憶装置に記憶することにより上記記憶装置の
    秘密番号を更新しかつ上記カード・リーグにより読取っ
    た滞在期間を上記記憶装置に記憶し、単位期間が経過す
    るごとに上記記憶装置に記憶されている滞在期間を単位
    期間で1だけ減じる、カードを用いた施錠解除方法。 2 上記滞在期間が滞在日数であり1強制解錠用秘密番
    号が記録された上記カードとは別の強制解錠用カードを
    用い、1日に1回定期的に上記自動施錠装置を解錠する
    ことを含む方法であって、上記記憶装置に上記強制解錠
    用秘密番号をあらかじめ記憶しておき、上記カード・リ
    ーグによって読取った秘密番号が上記記憶装置に記憶さ
    れている強制解錠用秘密番号と一致した場合に、施錠を
    解除し、かつ上記記憶装置に記憶されている滞在日数を
    1つだけ減する。 特許請求の範囲第1項記載のカードを用いた施錠解除方
    法。
JP2531679A 1979-03-05 1979-03-05 カ−ドを用いた施錠解除方法 Expired JPS5851593B2 (ja)

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SE8301957D0 (sv) * 1983-04-08 1983-04-08 Wso Cpu System Ab Lassystem
JPH067395B2 (ja) * 1984-11-05 1994-01-26 オムロン株式会社 カ−ド発行機
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