JPS5851496A - 白熱電球の点灯装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は白熱電球の点灯装置に関する。

白熱電球、は一般に１００Ｖあるいは２００ｖ等の商用
交流電源によって点灯されるが、近都商用交流電源より
も低い電圧で点灯されるものが多く出現している。これ
は同じ電力の白熱電球であれば低電圧で点灯される方が
大電流動作となり、低電力の白熱電球であってもフィラ
メントを形成するワイヤーを太く短かく構成することが
でき、またアーク放電の危険が無くアーク抑制のための
熱効率の悪いガスを混入する必要が無いこと等から、小
形化、長寿命化、高輝度化、高効率化が図れると共に動
作の安定をより一層期待できるからである。しかしこの
よう壜小形かつ高性能の白熱電球を実現できたにもかか
わらず従来のこの種の白熱電球の点灯は商用交流電源の
変圧器による降圧にてなされており、点灯装置全体とし
て大形化でかつ大重量にならざるを得ない欠点があった
。

この発明はこのような欠点を除去するために為されたも
ので、変圧器を省略することができ小形化かつ軽量化が
図れる白熱電球の点灯装置を提供することを目的とする
。

この発明は商用交流電源の周波数を一旦高周波に変換し
、その高周波を整流し、かつ積分することによって白熱
電球への印加電圧の平均値が商用交流電源電圧の実効値
以下になるようにし、それによって上述した目的を遂行
しようとするものである。

以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。

商用交流電源１に全波整流用ダイオードプリ、ジ２の入
力端子を接続し、そあダイオードブリッジ２の出力端子
間に平滑コンデンサ３を接続している。前記平滑コンデ
ンサ３０両端間に高周波電源を形成するインバータ装置
４の入力端子を接続している。そして前記インバータ装
置４の出力端子間に整流回路としての整流用ダイオード
５を介してコンデンサ６からなる積分回路を接続してい
る。前記コンデンサ６０両端子間には白熱電球７が岸続
されている。前記インバータ装置４はインバータトラン
ス８とＮＰＮ形のトランジスタ９とを設け、上記トラン
ス８の１次巻線８１の一端を前記平滑コンデンサ３の正
極側出力端子に接続するとともに他端を上記トランジス
タ９のコレクタに接続している。

前記トランス８０ベース巻線８Ｓの一端をコンデンサ１
０を介して前記トランジスタ９のペースに接続するとと
もに他端を前記平滑コンデンサ３の負極側出力端子に接
続している。前記トランジスタ９のペースを抵抗１１を
介して前記平滑コンデンサ３の正極側出力端子に接続し
、・かつ、前記トランス８の１次巻ｌ５ｔｔＸにコンデ
ンサ１２を並列に接続している。前記インバータトラン
ス８の２次巻線８２はインバ−タ装置４の出力端子とし
ている。前記白熱電球２への印加電圧は、その印加電圧
の平均値が前記商用交流電源電圧の実効値以下となり、
かつ上記白熱電球１のフィラメント電流が０．６アンペ
ア以上となるようにインバータ装置４及びコンデンサー
の回路定数を設定している。

このような構成の本発明実施例においては電源１が投入
されると電源交流がダイオードブリッジ２で全波整流さ
れ、さらに平滑コンデンサ１で平滑され脈流又は直流と
なってインバータ装置４に入力される。これによりイン
バータ装ｆｊｌ１４が発振動作を開始し、インバータト
ランス８の２次巻線８２に第２図中ａで示すような高周
波が出力される。この高周波はダーイオード５で半波整
流され、さらにコンデンサ６で積分されて第一２図中す
で示すよう表高周波の平均化された電圧波形となり白熱
電球１に印加される。

そしてこの印加電圧は商用交流電源１の電圧の実効値以
下になっている。また白熱電球１のフィラメントに拡０
．’６アンペア以上の電流が流れ゛る。したがって白熱
電球１としてフィラメントを形成するワイヤーを太くか
つ短かくすることがｆき、電球の小形化が図れ゛る。ま
たアーク放電の危険が無いので、アーク抑制のためのガ
スを混入する必要がなく、シかもフィラメント電流を０
．６アンペア以上にしているので長寿命化、高輝度化、
高効率化が図れる。また電圧降下用変圧器を設ける必要
が無いので装置全体の′軽量化及び小形化を図る′こと
ができる。さらに白熱電球７への供給電流が直流となっ
ているので電波障害が発生する虞れはない。

次にこの発明の他の実施例を図面を参照して説明する。

なお、前記実施例において同−物分には同一符号を付し
て詳細な説明は省略する。

これは第３図に示すように高周波電源として出カドラン
ス１３、ＮＰＮ形トランジスタ１４及びトランジスタ駆
動回路１５からな・る高周波発振器１６を設け、平滑コ
ンデン・す３の両端間に上記トランジスタ１−４を介し
て上記出カドランス１３の１次巻線１３１を接続すると
ともに、上記トランジスタ駆動回路１５を直接に接続し
、この駆動回路１５への入力端子をコンデンサ６０両端
間に接続するとともにその出力端子を上′記トランジス
タ１４０ベースに接続したものである。

このものにおいてはトランジスタ駆動回路１５によって
トランジスタ１４が白熱電球１への印加電圧が一定にな
るように駆動される。したがりて白熱電球１への印加電
圧を一定に安定化させることができ、例えば白熱電球を
複数点灯１せる場合に各電球を安定点灯させることがで
きる。この実施例においても前記実施例と同様の効果が
得られるの祉勿論である。

なお、本発明のものは変圧器を使用することが無いので
軽量化、小形化が図れ、例えば電球の口金部に一体的に
組込むことも可能である。

以上詳述したようにこの発明によれば商用交流電源の電
源周波数を高周波電源によって高周波に変換し、その高
周波を整流回路で整流するとともにさらに積分回路で積
分して白熱電球に印加するようにし、その印加電圧の平
均値が商用交流電源電圧の実効値以下になるようにして
いるので、白熱電球の小形化、長寿命化、高輝度化、高
効率化を図ることができるとともに装置全体の軽量化及
び小形化を図ることができる白熱電球の点灯装置を提供
できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す回路図、第２図は同
実施例における各部の出力波形図、第３図はこの発明の
他の実施例を示す回路図である。 １・・・商用文ｆＩｆ、を源、４・・・インバータ装置
、５・・・ダイオード、６・・・コンデンサ、２・・・
白熱電球。 第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 商用交流電源と、この電源周波数を高周波に変換する高
   周波電源と、この高周波電源に整流回路を介して接続さ
   れた積分回路と、この積分回路の出力端子間に接続され
   た白熱電球とからなり、前記白熱電球への印加電圧の平
   均値が前記商用交流電源電圧の実効値以下となるように
   設定したことを特徴とする白熱電球の点灯装置。