JPH0511680Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0511680Y2 JPH0511680Y2 JP1982021769U JP2176982U JPH0511680Y2 JP H0511680 Y2 JPH0511680 Y2 JP H0511680Y2 JP 1982021769 U JP1982021769 U JP 1982021769U JP 2176982 U JP2176982 U JP 2176982U JP H0511680 Y2 JPH0511680 Y2 JP H0511680Y2
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- JP
- Japan
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- full
- current
- oscillation
- wave rectifier
- circuit
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 7
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 16
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
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- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
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Landscapes
- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
- Stand-By Power Supply Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は放電灯の点灯装置に関する。
本考案の目的は、インバータの出力で点灯され
る複数個の放電灯のうち、その一部または全部が
インバータの不良以外の原因で点灯しない場合、
または、一部の放電灯を点灯回路より一時的に撤
去した場合などに生ずる、インバータの負荷の変
動に際して、インバータが自動的に適正な出力を
保つて発振を持続する、放電灯の点灯装置を提供
することにある。
る複数個の放電灯のうち、その一部または全部が
インバータの不良以外の原因で点灯しない場合、
または、一部の放電灯を点灯回路より一時的に撤
去した場合などに生ずる、インバータの負荷の変
動に際して、インバータが自動的に適正な出力を
保つて発振を持続する、放電灯の点灯装置を提供
することにある。
以下に本考案の実施例を図に基づいて説明す
る。同図は、トランジスタ・インバータの発振ト
ランスを、3灯の放電灯のそれぞれに対応して分
割構成した3灯点灯用装置の回路図を示してい
る。図において、商用電源1よりの交流は全波整
流回路6で全波整流されトランジスタ11,12
のコレクタ電流を供給すると同時に、発振始動用
抵抗9を通じて発振回路始動初期における上記ト
ランジスタ11,12のベース電流を供給する。
一方、交流電源1と上記全波整流回路6の間には
変流器5の1次側巻線が介挿接続されており、そ
の2次出力は、全波整流器7で全波整流され、コ
ンデンサ10で平滑化された上、この直流出力も
また、上記トランジスタ11,12のベース回路
に接続され、これからもベース電流が供給される
ようになつている。なお、発振トランス17,1
7a,17bはそれぞれ放電灯21,21a,2
1bに対応して分割構成されたインバータの発振
トランスで、各発振トランスの1次側巻線のうち
巻線15,16,15a,16a,15b,16
bはコンデンサ13と共に発振回路のタンク回路
を、巻線14はトランジスタ11,12のベース
に接続されて、フイードバツク回路を構成してい
る。また、2次側の巻線19,20,19a,2
0a,19b,20bは各放電灯のフイラメント
加熱用巻線、巻線18,18a,18bは各放電
灯の放電電圧を供給する巻線である。
る。同図は、トランジスタ・インバータの発振ト
ランスを、3灯の放電灯のそれぞれに対応して分
割構成した3灯点灯用装置の回路図を示してい
る。図において、商用電源1よりの交流は全波整
流回路6で全波整流されトランジスタ11,12
のコレクタ電流を供給すると同時に、発振始動用
抵抗9を通じて発振回路始動初期における上記ト
ランジスタ11,12のベース電流を供給する。
一方、交流電源1と上記全波整流回路6の間には
変流器5の1次側巻線が介挿接続されており、そ
の2次出力は、全波整流器7で全波整流され、コ
ンデンサ10で平滑化された上、この直流出力も
また、上記トランジスタ11,12のベース回路
に接続され、これからもベース電流が供給される
ようになつている。なお、発振トランス17,1
7a,17bはそれぞれ放電灯21,21a,2
1bに対応して分割構成されたインバータの発振
トランスで、各発振トランスの1次側巻線のうち
巻線15,16,15a,16a,15b,16
bはコンデンサ13と共に発振回路のタンク回路
を、巻線14はトランジスタ11,12のベース
に接続されて、フイードバツク回路を構成してい
る。また、2次側の巻線19,20,19a,2
0a,19b,20bは各放電灯のフイラメント
加熱用巻線、巻線18,18a,18bは各放電
灯の放電電圧を供給する巻線である。
今、電源スイツチ2を投入すると、初め全波整
流回路6を経て正極回路に接続された発振始動用
抵抗9より発振トランジスタ11,12いづれか
のベース回路に電流が流れるが、電流が微弱であ
るため、コレクタ,エミツタ間にも微弱電流しか
流れない。このコレクタ電流により、発振トラン
ス17,17a,17bの1次巻線15,16,
15a,16a,15b,16b、2次主巻線1
8,18a,18b、フイラメント加熱巻線1
9,20,19a,20a,19b,20bにも
電圧が誘起される。同時に、発振トランジスタ1
1,12のベース間に接続されたフイードバツク
巻線14にも電圧が誘起され、導通していた方の
発振トランジスタ(例えば11)は不導通に、不
導通の発振トランス(例えば12)は導通する方
向に帰還がかかる。
流回路6を経て正極回路に接続された発振始動用
抵抗9より発振トランジスタ11,12いづれか
のベース回路に電流が流れるが、電流が微弱であ
るため、コレクタ,エミツタ間にも微弱電流しか
流れない。このコレクタ電流により、発振トラン
ス17,17a,17bの1次巻線15,16,
15a,16a,15b,16b、2次主巻線1
8,18a,18b、フイラメント加熱巻線1
9,20,19a,20a,19b,20bにも
電圧が誘起される。同時に、発振トランジスタ1
1,12のベース間に接続されたフイードバツク
巻線14にも電圧が誘起され、導通していた方の
発振トランジスタ(例えば11)は不導通に、不
導通の発振トランス(例えば12)は導通する方
向に帰還がかかる。
このようにして2石の発振トランジスタ11,
12は交互に動作するので、発振トランス17,
17a,17bはコンデンサ13とともに並列共
振回路を構成し、微弱ながら高周波電圧を発生す
るようになる。一方、変流器5の1次側にはこの
発振レベルに対応する正負対称波形の入力電流が
流れ、2次側にもその巻数比に応じた電流が流れ
始める。この変流器5に流れる電流は前述のよう
に正負対称形であるから、偏磁によりコアの異常
発熱と云つた不都合は生じない。この電流は全波
整流器7により全波整流され、平滑コンデンサ1
0により更に平滑化され、発振トランジスタ1
1,12の各ベースに供給されるので、コレク
タ,エミツタ間には初期状態より大きなコレクタ
電流が流れるようになる。従つて変流器5の1次
側には更に大きな入力電流が流れるようになる。
このような手順を順次繰返しながら、発振トラン
ス17,17a,17bは急速に定常発振状態に
達する。そして2次主巻線18,18a,18b
に接続された各放電灯21,21a,21bも点
灯するに至る。
12は交互に動作するので、発振トランス17,
17a,17bはコンデンサ13とともに並列共
振回路を構成し、微弱ながら高周波電圧を発生す
るようになる。一方、変流器5の1次側にはこの
発振レベルに対応する正負対称波形の入力電流が
流れ、2次側にもその巻数比に応じた電流が流れ
始める。この変流器5に流れる電流は前述のよう
に正負対称形であるから、偏磁によりコアの異常
発熱と云つた不都合は生じない。この電流は全波
整流器7により全波整流され、平滑コンデンサ1
0により更に平滑化され、発振トランジスタ1
1,12の各ベースに供給されるので、コレク
タ,エミツタ間には初期状態より大きなコレクタ
電流が流れるようになる。従つて変流器5の1次
側には更に大きな入力電流が流れるようになる。
このような手順を順次繰返しながら、発振トラン
ス17,17a,17bは急速に定常発振状態に
達する。そして2次主巻線18,18a,18b
に接続された各放電灯21,21a,21bも点
灯するに至る。
以上において、上記の発振始動用抵抗9は、電
源投入後、上記両トランジスタ11,12に、発
振を開始するに足るだけの僅かなベース電流を供
給するためのものであり、定常状態における両ト
ランジスタ11,12のベース電流は、殆んど、
上記変流器5の出力から、全波整流器7を通じて
供給されている。従つて、仮に上記複数個の放電
灯のいづれか、例えば放電灯21aが、劣化等の
原因により放電を停止した場合、あるいは、その
放電灯を回路より取りはずした場合、上記両トラ
ンジスタのコレクタ電流は減少するが、これは取
りも直さず、整流回路6へ供給されている交流電
源1からの電流の減少をもたらす。従つて上記変
流器5の2次巻線から全波整流器7を経て供給さ
れるベース電流も減少し、発振回路の負荷の変動
に対して発振強度も、常に適正なレベルに自動的
に制御される。上述の自動制御機能は、上記複数
個の放電灯21,21a,21bのいづれの放電
灯に係る場合にも、また、同時に2灯以上の放電
灯に係る場合にも発揮されることは勿論である。
源投入後、上記両トランジスタ11,12に、発
振を開始するに足るだけの僅かなベース電流を供
給するためのものであり、定常状態における両ト
ランジスタ11,12のベース電流は、殆んど、
上記変流器5の出力から、全波整流器7を通じて
供給されている。従つて、仮に上記複数個の放電
灯のいづれか、例えば放電灯21aが、劣化等の
原因により放電を停止した場合、あるいは、その
放電灯を回路より取りはずした場合、上記両トラ
ンジスタのコレクタ電流は減少するが、これは取
りも直さず、整流回路6へ供給されている交流電
源1からの電流の減少をもたらす。従つて上記変
流器5の2次巻線から全波整流器7を経て供給さ
れるベース電流も減少し、発振回路の負荷の変動
に対して発振強度も、常に適正なレベルに自動的
に制御される。上述の自動制御機能は、上記複数
個の放電灯21,21a,21bのいづれの放電
灯に係る場合にも、また、同時に2灯以上の放電
灯に係る場合にも発揮されることは勿論である。
以上のように、本考案によれば、複数個の放電
灯のうち、その一部または全部が、インバータの
発振回路の不良以外の原因で点灯しない場合、ま
たは、一部または全部の放電灯を取りはずした場
合でも、負荷の変動により直ちにベース電流が自
動的に制御され、適正なベース電流によつて常に
安定した発振を維持することができる。このよう
に本考案によるベース電流制御効果は極めて顕著
である。
灯のうち、その一部または全部が、インバータの
発振回路の不良以外の原因で点灯しない場合、ま
たは、一部または全部の放電灯を取りはずした場
合でも、負荷の変動により直ちにベース電流が自
動的に制御され、適正なベース電流によつて常に
安定した発振を維持することができる。このよう
に本考案によるベース電流制御効果は極めて顕著
である。
図面は本考案の実施例の回路図である。
1……商用交流電源、2……電源スイツチ、5
……変流器、6……全波整流回路、7……全波整
流器、9……発振始動用抵抗、10……平滑用コ
ンデンサ、11,12……トランジスタ、13…
…コンデンサ、14……発振回路のフイードバツ
ク巻線、15,16,15a,16a,15b,
16b……各発振トランス1次側巻線、17,1
7a,17b……発振トランス、18,18a,
18b……放電灯点灯用高圧巻線、19,20,
19a,20a,19b,20b……フイラメン
ト加熱用巻線、21,21a,21b……放電
灯。
……変流器、6……全波整流回路、7……全波整
流器、9……発振始動用抵抗、10……平滑用コ
ンデンサ、11,12……トランジスタ、13…
…コンデンサ、14……発振回路のフイードバツ
ク巻線、15,16,15a,16a,15b,
16b……各発振トランス1次側巻線、17,1
7a,17b……発振トランス、18,18a,
18b……放電灯点灯用高圧巻線、19,20,
19a,20a,19b,20b……フイラメン
ト加熱用巻線、21,21a,21b……放電
灯。
Claims (1)
- 商用電源を全波整流回路で全波整流した直流が
定電流インダクタを介して供給されることにより
インバータが駆動され、このインバータの発振出
力により複数個の放電灯を点灯する装置におい
て、上記インバータの発振回路を構成するトラン
ジスタのベースバイアス電流供給手段が、前記全
波整流回路の正極側を発振始動用抵抗を介して上
記トランジスタのベースに接続した第1のベース
バイアス電流供給回路と、上記商用電源と上記全
波整流回路との間に1次側が介挿接続された変流
器、この変流器の2次側出力を全波整流する全波
整流器およびこの全波整流器の出力脈流を平滑し
て上器トランジスタのベースに供給するコンデン
サからなる第2のベースバイアス電流供給回路と
から構成されていることを特徴とする放電灯の点
灯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2176982U JPS58123600U (ja) | 1982-02-17 | 1982-02-17 | 放電灯の点灯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2176982U JPS58123600U (ja) | 1982-02-17 | 1982-02-17 | 放電灯の点灯装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58123600U JPS58123600U (ja) | 1983-08-23 |
JPH0511680Y2 true JPH0511680Y2 (ja) | 1993-03-23 |
Family
ID=30033886
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2176982U Granted JPS58123600U (ja) | 1982-02-17 | 1982-02-17 | 放電灯の点灯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58123600U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5313570A (en) * | 1976-07-23 | 1978-02-07 | Toshiba Electric Equip | Discharge lamp starting device |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56141399U (ja) * | 1980-03-26 | 1981-10-26 |
-
1982
- 1982-02-17 JP JP2176982U patent/JPS58123600U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5313570A (en) * | 1976-07-23 | 1978-02-07 | Toshiba Electric Equip | Discharge lamp starting device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58123600U (ja) | 1983-08-23 |
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