JP2514649B2 - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JP2514649B2
JP2514649B2 JP3177287A JP3177287A JP2514649B2 JP 2514649 B2 JP2514649 B2 JP 2514649B2 JP 3177287 A JP3177287 A JP 3177287A JP 3177287 A JP3177287 A JP 3177287A JP 2514649 B2 JP2514649 B2 JP 2514649B2
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discharge lamp
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transistor
lamp
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太志 岡本
明則 平松
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、調光機能を有するインバータ式の放電灯点
灯装置に関するものである。
[背景技術] 従来、調光機能を有するインバータ式の放電灯点灯装
置としては、第5図に示すように、直流電源Eを入力と
し、チョークコイルL1、コンデンサC1,C2および放電灯L
Aよりなる直列共振回路を負荷とする自励発振式インバ
ータ回路にて放電灯LAを高周波点灯するようにしたもの
があり、上記インバータ回路は、ダイオードD1,D2と、
主スイッチング素子たるトランジスタQ1,Q2と、駆動ト
ランスT1と、抵抗R2、コンデンサC2および双方向性2端
子スイッチング素子(ダイアック)Zよりなる起動回路
とで形成されている。また、トランジスタQ1,Q2のベー
スには、駆動トランスT1によって得られた帰還信号が加
えられている。さらに、トランジスタQ1,Q2の帰還入力
端であるベース、エミッタ間には、副スイッチング素子
たるトランジスタQ3が接続され、このトランジスタQ3
オン、オフ制御は、1次巻線n1が放電灯LAに直列接続さ
れランプ電流を検出するカレントトランスT2の2次巻線
n2出力により調光スイッチSW1を介して行なわれるよう
になっている。ここに、調光用スイッチSW1がオンされ
た調光時におけるトランジスタQ3のオン制御信号は、ト
ランジスタQ2がオンしているときに得られるようにカレ
ントトランスT2の巻線方向が設定されている。そのた
め、調光時においてはトランジスタQ3のオンによってト
ランジスタQ2のオン期間がトランジスタQ1のオン期間に
比べて強制的に短く設定される。これをデジタル的に示
すと、第6図に示すようになる。同図(a)は調光用ス
イッチSW1がオフされている全点灯時におけるトランジ
スタQ1,Q2のオン期間を示しており、両トランジスタQ1,
Q2のオン期間は同一となっている。したがって、直流カ
ット用のコンデンサC1を介して放電灯LAに流れるランプ
電流は、正負波形が対称な電流となる。
一方、同図(b)は調光用スイッチSW1がオンされて
いる調光時におけるトランジスタQ1,Q2のオン期間を示
しており、トランジスタQ2のオン期間が強制的に短縮さ
れている。このように、両トランジスタQ1,Q2のオン期
間をアンバランスにするとともに、直流成分をコンデン
サC1によってカットして得られる交流電圧を放電灯LAに
印加した場合には、放電灯LAに流れるランプ電流は、第
6図(a)に示す全点灯時(トランジスタQ1,Q2のオン
期間が同一に設定されている場合)よりもアンバランス
分だけ少なくなり、放電灯LAに正負波形が非対称な電流
が流れて調光点灯されることになる。
ところで、このインバータ回路の制御回路Aはタイマ
ー回路などを用いて形成される一般的な回路となってお
り、直流電源Eが印加されると、一定時間だけ予熱制御
用のスイッチSW2をオンにして放電灯LAを先行予熱して
点灯させるように制御するとともに、調光用スイッチSW
1のオン、オフ制御も行うようになっている。ここに、
上記従来例の制御回路Aの回路電源は、直流電源Eを抵
抗R1,R6にて分圧して得るようになっていたが、このよ
うな従来例にあっては、直流電源Eと回路電源の電圧差
が大きい場合には、抵抗R1での電圧降下を大きくする必
要があり、抵抗R1の電圧降下による電力損失が大きくな
って回路効率が悪くなるととともに、発熱が大きくなっ
て信頼性が低下するという問題があった。
[発明の目的] 本発明は上記の点に鑑みて為されたものであり、その
目的とするところは、電力損失を少なくして回路効率を
良くし、しかも、発熱による信頼性の低下を防止するこ
とができる放電灯点灯装置を提供することにある。
[発明の開示] (構成) 本発明は、チョークコイル、コンデンサおよび放電灯
よりなる直列共振回路を負荷とする自励発振式インバー
タ回路を構成する少なくとも一方の主スイッチング素子
の帰還入力端に副スイッチング素子を並列に接続し、該
副スイッチング素子の制御端に調光用スイッチを介して
ランプ電流検出信号を適宜帰還せしめ、調光用スイッチ
のオン時に副スイッチング素子をオンさせることにより
主スイッチング素子のオン期間を強制的に短縮して放電
灯を調光点灯させるようにした放電灯点灯装置におい
て、放電灯のランプ電流を検出するカレントトランス出
力の一方向の誘起電圧で上記副スイッチング素子をオン
させて放電灯を調光点灯させるとともに、他方向の誘起
電圧を平滑してインバータ回路の制御回路に給電する回
路電源を得るようにし、電力損失を少なくして回路効率
を良くし、しかも、発熱による信頼性の低下を防止する
ことができるようにしたものである。
(実施例) 第1図は本発明一実施例を示すもので、チョークコイ
ルL1、コンデンサC1,C2および放電灯LAよりなる直列共
振回路を負荷とする自励発振式インバータ回路を構成
し、少なくとも一方の主スイッチング素子たるトランジ
スタQ2の帰還入力端に副スイッチング素子たるトランジ
スタQ3を並列に接続し、このトランジスタQ3の制御端に
調光用スイッチSW1を介してランプ電流検出信号を適宜
帰還せしめ、調光用スイッチSW1のオン時にトランジス
タQ3をオンさせることによりトランジスタQ2のオン期間
を強制的に短縮して放電灯LAを調光点灯させるようにし
た従来例と同様の放電灯点灯装置において、放電灯LAの
ランプ電流Ilaを検出するカレントトランスT2出力の一
方向の誘起電圧で上記トランジスタQ3をオン制御すると
ともに、他方向の誘起電圧を平滑してインバータ回路の
制御回路Aに給電する回路電源を得るようにしたもので
ある。実施例にあっては、カレントトランスT2の2次巻
線n2出力をダイオードD3,D5にて整流し、平滑用コンデ
ンサC0により平滑することにより回路電源VDCを得ると
ともに、2次巻線n2出力をダイオードD4で整流してトラ
ンジスタQ3の制御電圧Vcを得るようになっている。な
お、カレントトランスT2の出力側回路を除いた他の回路
構成および動作は第5図従来例と全く同一であるので説
明を省略する。
以下、実施例の要部動作について第2図を用いて説明
する。いま、放電灯LAに流れるランプ電流Ilaを検出す
るカレントトランスT2の2次巻線n2に誘起される電圧の
極性が、図示極性の場合には、2次巻線n2→ダイオード
D3→コンデンサC0→ダイオードD5→2次巻線n2を介して
ループ電流aが流れるようになっており、コンデンサC0
にて平滑された直流平滑電圧が制御回路Aに回路電源V
DCとして供給される。したがって、直流電源Eを抵抗
R1,R6で分圧して回路電源を得ていた従来例のように抵
抗R1による電圧降下による電力損失が発生せず、回路効
率が良くなるとともに、発熱による信頼性の低下も防止
できることになる。
一方、カレントトランスT2の2次巻線n2に誘起される
電圧が図示極性と逆極性の場合には、2次巻線n2→トラ
ンジスタQ3のベース抵抗R0→調光用スイッチSW1→トラ
ンジスタQ3のベース、エミッタ→ダイオードD4→2次巻
線n2を介してループ電流bが流れるようになっており、
調光用スイッチSW1がオンされることによって制御電圧V
cがトランジスタQ3のベース、エミッタに印加され、ト
ランジスタQ3がオンしてトランジスタQ2のオン期間が強
制的に短縮される。したがって、トランジスタQ1,Q2
オン期間がアンバランスになって前述した従来例と同様
に放電灯LAが調光点灯されるようになっている。第3図
は各部の動作波形を示すもので、同図(a)は平滑用コ
ンデンサC0の両端電圧よりなる回路電源VDC、同図
(b)は放電灯LAに流れるランプ電流Ila、同図(c)
が調光制御用のトランジスタQ3のベース、エミッタ間に
印加される制御電圧Vcである。ここに、実施例では、ト
ランジスタQ3のベース、エミッタ間にはランプ電流Ila
に同期したほぼ矩形波状の制御電圧Vcが印加されるよう
になっており、トランジスタQ3のスイッチング損失が少
なくなって、回路効率がより良くなることになる。な
お、制御電圧Vcとしてランプ電流Ilaの検出出力である
正弦波電圧をそのまま用いた場合には、トランジスタQ3
のオン、オフが緩慢になってスイッチング損失が大きく
なってしまい、回路効率が悪くなることになる。
ところで、上述の実施例では、ハーフブリッジ形のイ
ンバータ回路を用いた例を示しているが、シングルエン
ド形、プッシュプル形などの他の方式のインバータ回路
を用いた場合にあっても、本発明の構成が適用できるこ
とは言うまでもない。また、実施例では、カレントトラ
ンスT2の2次巻線n2出力をダイオードD3,D5で整流する
とともにコンデンサ0で平滑して得られる直流平滑電圧
をインバータ回路の制御回路Aの回路電源VDCとして使
用しているが、この直流平滑電圧をランプ電流Ilaの平
均値として制御回路Aに取り込み、制御回路Aにてこの
直流平滑電圧と基準電圧とを比較し、平均ランプ電流を
一定化するような制御を行うようにしても良い。
ところで、第4図は上記実施例にダイオードD6を付加
してカレントトランスT2の2次巻線n2出力を全波整流し
て制御回路Aの回路電源VDCを得るようにした放電灯点
灯装置を示すものである。このような構成のものにあっ
ては、カレントトランスT2の2次巻線n2出力が図示極性
になっている場合において、2次巻線n2→トランジスタ
Q3のベース抵抗R0→調光用スイッチSW1→トランジスタQ
3のベース、エミッタ→ダイオードD4→2次巻線n2を介
して流れるループ電流cと、2次巻線n2→ダイオードD6
→コンデンサC0→ダイオードD4→2次巻線n2を介して流
れるループ電流dとが発生し、ダイオードD6が存在する
ことにより、ループ電流dによってループ電流cが影響
を受けることになって、トランジスタQ3をオン制御する
ための必要十分な制御電流が得られなくなってしまう
上、トランジスタQ3のベースに印加される制御電圧Vcに
ひずみが生じてしまうという問題が発生する。なお、必
要十分な制御電流を得るためにカレントトランスT2の2
次巻線n2の巻線数を多くすることが考えられるが、カレ
ントトランスT2が大型化してしまい放電灯点灯装置の小
型化、低コスト化が行えなくなってしまうという問題が
発生する。
したがって、第4図の放電灯点灯装置は、第1図実施
例よりも回路構成が複雑(ダイオードD6を付加)になっ
ているにも拘わらず、上述の問題点を有しており、第1
図実施例のほうが優れた回路構成であると言える。
[発明の効果] 本発明は上述のように、チョークコイル、コンデンサ
および放電灯よりなる直列共振回路を負荷とする自励発
振式インバータ回路を構成する少なくとも一方の主スイ
ッチング素子の帰還入力端に副スイッチング素子を並列
に接続し、該副スイッチング素子の制御端に調光用スイ
ッチを介してランプ電流検出信号を適宜帰還せしめ、調
光用スイッチのオン時に副スイッチング素子をオンさせ
ることにより主スイッチング素子のオン期間を強制的に
短縮して放電灯を調光点灯させるようにした放電灯点灯
装置において、放電灯のランプ電流を検出するカレント
トランス出力の一方向の誘起電圧で上記副スイッチング
素子をオンさせて放電灯を調光点灯させるとともに、他
方向の誘起電圧を平滑してインバータ回路の制御回路に
給電する回路電源を得るようにしたので、直流電源を抵
抗で分圧して回路電源を得ていた従来例に比べて電力損
失を少なくすることができ、回路効率を良くできるとと
もに、発熱を少なくして信頼性の低下を防止することが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の回路図、第2図は同上の要部
構成および動作を示す回路図、第3図は同上の動作説明
図、第4図は応用例の要部構成および動作を示す回路
図、第5図は従来例の回路図、第6図は同上の動作説明
図である。 L1はチョークコイル、C1,C2はコンデンサ、LAは放電
灯、Q2は主スイッチング素子たるトランジスタ、Q3は副
スイッチング素子たるトランジスタ、SW1は調光用スイ
ッチ、T2はカレントトランスである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】チョークコイル、コンデンサおよび放電灯
    よりなる直列共振回路を負荷とする自励発振式インバー
    タ回路を構成する少なくとも一方の主スイッチング素子
    の帰還入力端に副スイッチング素子を並列に接続し、該
    副スイッチング素子の制御端に調光用スイッチを介して
    ランプ電流検出信号を適宜帰還せしめ、調光用スイッチ
    のオン時に副スイッチング素子をオンさせることにより
    主スイッチング素子のオン期間を強制的に短縮して放電
    灯を調光点灯させるようにした放電灯点灯装置におい
    て、放電灯のランプ電流を検出するカレントトランス出
    力の一方向の誘起電圧で上記副スイッチング素子をオン
    させて放電灯を調光点灯させるとともに、他方向の誘起
    電圧を平滑してインバータ回路の制御回路に給電する回
    路電源を得るようにしたことを特徴とする放電灯点灯装
    置。
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