JPH0514479Y2 - - Google Patents

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JPH0514479Y2
JPH0514479Y2 JP1983053914U JP5391483U JPH0514479Y2 JP H0514479 Y2 JPH0514479 Y2 JP H0514479Y2 JP 1983053914 U JP1983053914 U JP 1983053914U JP 5391483 U JP5391483 U JP 5391483U JP H0514479 Y2 JPH0514479 Y2 JP H0514479Y2
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JP
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rectifier circuit
discharge lamp
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rectified
circuit
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JP1983053914U
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JPS59165699U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は調光用放電灯点灯装置に関するもので
ある。
交流電源により位相制御素子、整流回路を介し
てインバータ回路を作動させ、放電灯を高周波で
調光点灯できるようにした放電灯点灯装置は、従
来より公知である。この種の点灯装置では、整流
回路の直流側にコンデンサを接続し、整流出力を
平滑してインバータ回路に供給するようにしたも
のがあるが、これでは始動性は良くなるが、点灯
時の力率が大きく低下する欠点があつた。
本考案は、このような問題点に鑑み、放電灯の
始動性を良好にすると同時に、力率を改善できる
点灯装置を提供するものであつて、その特徴とす
る処は、交流電圧1とインバータ回路6との間
に、調光用位相制御素子2と、その位相制御出力
を整流する第1整流回路4とを備え、放電灯13
を調光点灯できるようにした調光用放電灯点灯装
置において、調光用位相制御素子2の位相制御出
力を整流して前記第1整流回路4の整流電圧と略
同等以上の整流電圧を得る第2整流回路14を設
け、第2整流回路14の整流出力を平滑してイン
バータ回路6に供給する平滑コンデンサ16を設
け、第2整流回路14の交流側に、放電灯13に
点灯時に第2整流回路14への電流を制限して第
2整流回路14の整流出力を大きく低下させるべ
く、インピーダンス素子15を接続した点にあ
る。
以下、図示の実施例について本考案を詳述する
と、第1図において、1は交流電源、2は調光用
位相制御素子で、その位相制御部3には調光操作
素子が設けられる。4は位相制御出力を全波整流
する第1整流回路で、ダイオードブリツジから成
る。5はチヨーク、6はインバータ回路で、2個
のトランジスタ7,8、発振トランス9、その1
次巻線10との間で共振回路を構成する共振コン
デンサ11等から成り、発振トランス9の2次巻
線12には放電灯13が接続されている。14は
位相制御素子2の位相制御出力を全波整流する第
2の整流回路で、この第2整流回路14の交流側
の一方はインピーダンス素子15を介して位相制
御素子2に接続されている。16は平滑コンデン
サで、第2整流回路14の整流出力を平滑するも
のであつて、その平滑出力をインバータ回路6に
供給するように順方向のダイオード17,18を
介して接続される。
上記構成において、放電灯13の始動に際して
交流電源1を投入すると、位相制御部3で設定さ
れた導通角で位相制御素子2が動作し、第2図a
に示す如くその導通角の位相制御出力1が発生
する。そして、第1整流回路4の出力端に位相制
御出力1を全波整流した整流出力が発生すると
共に、インピーダンス素子15を介して第2整流
回路14の出力端にも整流出力2が発生し、そ
の整流出力で平滑コンデンサ16を充電する。放
電灯13の始動時にはインピーダンス素子15に
はほとんど電流が流れないため、インピーダンス
素子15による電圧降下は非常に小さい。従つ
て、第2整流回路14の整流出力2は、第1整
流回路4の整流出力に対してインピーダンス素子
15相当分低い程度で略同等の波高値を持つてい
るので、第1整流回路4の整流出力の体止期間に
はダイオード17,18を介して平滑コンデンサ
16が放電し、A−A′間には第2図bに示す如
く略一定した電圧が発生し、この電圧がインバー
タ回路6に印加する。従つて、インバータ回路6
の発振トランス9の2次巻線12には第2図cの
ような高周波電圧が発生し、これが放電灯13に
印加するので、放電灯13が容易に始動する。即
ち、放電灯13には第2図cの高周波電圧が連続
的に加わり、放電をし始めた時にも高電圧を保つ
ているので、途中で体止区間或いは低電圧区間が
ある場合に比較して、放電灯13の始動性が著し
く向上する。
放電灯13が点灯し交流の点灯電流が流れる
と、第2整流回路14にはインピーダンス素子1
5が接続されており、放電灯13の点灯時にはこ
のインピーダンス素子15に比較的大きな電流が
流れるため、インピーダンス素子15による電圧
降下が大になり、第2整流回路14の整流出力は
大きく低下する。従つて、A−A′間の電圧及び
インバータ回路6の出力電圧は、第3図a及びb
に示すようになる。この時には、専ら第1整流回
路4を介してインバータ回路6に電力が供給され
ており、平滑コンデンサ16を有する第2整流回
路14からの供給が小であるため、平滑コンデン
サ16による力率の低下は問題とならず、高力率
での点灯が維持できる。
インピーダンス素子15はコイルその他、何を
使用しても良いが、第4図はコンデンサ19を使
用したものを例示する。この時には、平滑コンデ
ンサ16の他、このコンデンサ19の容量によつ
ても放電灯13の点灯時におけるA−A′間電圧
〔第3図a〕の各部分の高さが決まり、従つて、
このコンデンサ19の値を変えることによつて調
光することも可能である。
第5図は第2整流回路14の入力側に昇圧トラ
ンス20を介装したものを示す。このように昇圧
トランス20を介装し、これによつて交流電源1
の1.5〜2倍程度に昇圧すれば、A−A′間電圧の
レベルが更に上昇するため、放電灯13の始動性
は更に良好になる。
以上実施例に詳述したように本考案によれば、
調光用位相制御素子2の位相制御出力を整流して
前記第1整流回路4の整流電圧と略同等以上の整
流電圧を得る第2整流回路14を設け、第2整流
回路14の整流出力を平滑してインバータ回路6
に供給する平滑コンデンサ16を設け、第2整流
回路14の交流側に、放電灯13の点灯時に第2
整流回路14への電流を制限して第2整流回路1
4の整流出力を大きく低下させるべく、インピー
ダンス素子15を接続したので、放電灯の始動時
にはインピーダンス素子15にはほとんど電流が
流れないため、該インピーダンス素子15による
電圧降下は非常に小さく、第2整流回路14の整
流出力2は、第1整流回路4の整流出力と略同
等以上の波高値を持つているから、第1整流回路
4の整流出力の休止期間には平滑コンデンサ16
が充電し、インバータ回路6には休止期間のない
略一定した電圧が印加する。従つて、始動時には
放電灯13に高周波電圧が連続的に加わり、放電
灯13の始動性が著しく向上する。
しかも、放電灯13の点灯時にはインピーダン
ス素子15に比較的大きな電流が流れるため、イ
ンピーダンス素子15による電圧降下が大にな
り、従つて、放電灯13の点灯時にはインピーダ
ンス素子15によつて第2整流回路14側を制限
し、ほとんど第1整流回路4側からのみインバー
タ回路6に電力を供給でき、放電灯13を高力率
で点灯させることが可能である。
従つて、換言すれば、放電灯13の始動には、
点灯時に影響の少ない第2整流回路14側の整流
電圧を、第1整流回路4の整流電圧と略同等以上
に十分大きく確保できるので、放電灯13の始動
性能がそれだけ向上し、始動性の向上と力率の改
善とを同時に達成し得るのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す回路図、第2
図及び第3図は波形図、第4図及び第5図は他の
実施例を示す回路図である。 1……交流電源、2……位相制御素子、4……
第1整流回路、6……インバータ回路、13……
放電灯、14……第2整流回路、15……インピ
ーダンス素子、16……平滑コンデンサ、20…
…昇圧トランス。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 交流電圧1とインバータ回路6との間に、調光
    用位相制御素子2と、その位相制御出力を整流す
    る第1整流回路4とを備え、放電灯13を調光点
    灯できるようにした調光用放電灯点灯装置におい
    て、 調光用位相制御素子2の位相制御出力を整流し
    て前記第1整流回路4の整流電圧と略同等以上の
    整流電圧を得る第2整流回路14を設け、第2整
    流回路14の整流出力を平滑してインバータ回路
    6に供給する平滑コンデンサ16を設け、第2整
    流回路14の交流側に、放電灯13の点灯時に第
    2整流回路14への電流を制限して第2整流回路
    14の整流出力を大きく低下させるべく、インピ
    ーダンス素子15を接続したことを特徴とする調
    光用放電灯点灯装置。
JP5391483U 1983-04-09 1983-04-09 調光用放電灯点灯装置 Granted JPS59165699U (ja)

Priority Applications (1)

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JP5391483U JPS59165699U (ja) 1983-04-09 1983-04-09 調光用放電灯点灯装置

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JP5391483U JPS59165699U (ja) 1983-04-09 1983-04-09 調光用放電灯点灯装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59165699U JPS59165699U (ja) 1984-11-06
JPH0514479Y2 true JPH0514479Y2 (ja) 1993-04-16

Family

ID=30184266

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JP5391483U Granted JPS59165699U (ja) 1983-04-09 1983-04-09 調光用放電灯点灯装置

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JP (1) JPS59165699U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5650093A (en) * 1979-09-28 1981-05-07 Toshiba Electric Equip Device for firing discharge lamp

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5650093A (en) * 1979-09-28 1981-05-07 Toshiba Electric Equip Device for firing discharge lamp

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JPS59165699U (ja) 1984-11-06

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