JPH0419995Y2 - - Google Patents

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JPH0419995Y2
JPH0419995Y2 JP12323084U JP12323084U JPH0419995Y2 JP H0419995 Y2 JPH0419995 Y2 JP H0419995Y2 JP 12323084 U JP12323084 U JP 12323084U JP 12323084 U JP12323084 U JP 12323084U JP H0419995 Y2 JPH0419995 Y2 JP H0419995Y2
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smoothing capacitor
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Description

【考案の詳細な説明】
〔技術分野〕 本考案は、商用電源を入力として低周波リツプ
ルの少ないほぼ一定した高周波電圧を出力する電
源装置に関するものである。 〔背景技術〕 従来、この種の電源装置は、第4図のように、
商用電源1をダイオードブリツジより成る整流回
路2で全波整流し、整流回路2から出力される脈
流電圧を平滑コンデンサC0にて平滑した直流電
圧をスイツチ素子としてのトランジスタQ1,Q2
発振トランスT1、起動抵抗R1,R2、抵抗R3
R4、帰還ダイオードD1,D2、安定素子Lおよび
コンデンサC1,C2で形成されるインバータ回路
3の電源入力端に印加してインバータ回路3を動
作させ、負荷4にほぼ一定の高周波電圧を供給す
るようにしていた。ここで、インバータ回路3は
ハーフブリツジ形構成としたもので、n3,n4はト
ランジスタQ1,Q2をオン、オフ駆動する帰還巻
線であり、安定素子Lは負荷4に例えば放電灯等
を使用した場合の限流素子である。このものにあ
つては、平滑コンデンサC0を用いて直流電圧を
得るようにしているため、入力力率が悪くなると
いう欠点がある。更に、他の従来例として、第5
図のように、チヨツパー回路5を設けたものがあ
る。チヨツパー回路5は、ダイオードD3、チヨ
ークコイルL0、スイツチ動作するトランジスタ
Q3および無安定マルチバイブレータ等のスイツ
チ制御回路6により形成されている。このものに
あつては、チヨークコイルL0は小形になるが回
路構成が複雑になり高価になるという欠点がある
上、負荷4がなく、平滑コンデンサC0の放電電
流がない場合にトランジスタQ3がオン、オフを
繰返し続けると、トランジスタQ3がオンしてチ
ヨークコイルL0に蓄積されたエネルギは、トラ
ンジスタQ3がオフすると平滑コンデンサC0に放
出するので平滑コンデンサC0の電圧が異常に昇
圧し、インバータ回路3を構成するトランジスタ
Q1,Q2等を破壊する欠点を有する。 この点を詳細に説明する。まず、トランジスタ
Q3がオンとなり、チヨークコイルL0に蓄積され
るエネルギ量Wは、 W=1/2L01I2 ……(1) で表わされる。ここで、L01はチヨークコイルL0
のインダクタンス、IはトランジスタQ3がオフ
になる直前のチヨークコイルL0に流れていた電
流である。次に、トランジスタQ3がオフされる
と、ダイオードD3を通つて平滑コンデンサC0
充電されると同時にインバータ回路3に電流を供
給する。トランジスタQ3がオンしてそのオン時
間をt1とすると、オフする直前にトランジスタQ3
に流れていた電流Iは、 I=V1/L01t1 ……(2) で表わされる。ここで、V1は入力電圧である。
(2)式を(1)式に代入すると、チヨークコイルL0
蓄積されるエネルギ量Wは、 W=1/2L01(V1/L01t12 =1/2 V21/L01t2 1 となり、このエネルギ量WをトランジスタQ3
オフしている期間に平滑コンデンサC0に移す。
平滑コンデンサC0の容量をC、エネルギ移転後
の端子電圧をVとすると、 1/2CV2=1/2・V21/L01t2 1 となり、 となる。したがつて、トランジスタQ3のオフ時
間をt2とすると、(t1+t2)時間での平滑コンデン
サC0の端子電圧は、
〔考案の目的〕
本考案の目的とするところは、入力力率を悪く
することなくほぼ一定の高周波電圧を出力でき、
しかも無負荷時に出力電圧が異常に昇圧すること
がなく、回路構成が簡単で安価な電源装置を提供
することにある。 〔考案の開示〕 実施例 第1図において、1は商用電源で、インダクタ
ンスLF,コンデンサCFより成るフイルター回路
7を介して整流回路2の入力端に接続し、整流回
路の出力端よりチヨークコイルL0を介してイン
バータ回路3の一端aに接続する。インバータ回
路3は平滑コンデンサC0の両端に接続され、ト
ランジスタQ1,Q2、帰還ダイオードD1,D2、コ
ンデンサC1,C2、発振トランスT1等でハーフブ
リツジ構成され、端子aはトランジスタQ1,Q2
の接続点である。トランジスタQ1,Q2の接続点
とコンデンサC1,C2の接続点との間に発振トラ
ンスT1の一次巻線n1を接続し、二次巻線n2に例
えば放電灯などの負荷4を接続する。CTは負荷
4に流れる電流を検出するカレントトランスで、
出力は制御回路8の端子c,c′に入力する。制御
回路8は第2図のように、発振回路9、分周回路
10および駆動回路11により構成する。発振回
路9のIC1は汎用のタイマーIC555を使用したもの
である。分周回路10は発振回路9の出力信号を
分周し、交互に繰返す2つの信号を得るための回
路であり、IC2は例えばモトローラ社製
MC14013B(DUAL TYPED FLIP−FLOP)で
あり、IC3〜IC6はモトローラ社製MC14081B
(ANDGATE)で構成される。駆動回路11は
分周回路10の信号の増幅と絶縁をし、インバー
タ回路3のトランジスタQ1,Q2に信号を供給す
る。端子d,eより抵抗R5を介して電源を供給
する。 動 作 制御回路8によつてトランジスタQ2がオンす
ると、整流回路2からチヨークコイルL0に電磁
エネルギを蓄積する電流が流れるとともに平滑コ
ンデンサC0の電圧をコンデンサC1,C2で分圧し、
トランジスタQ2がオンすることによつてコンデ
ンサC2の電圧を発振トランスT1の一次巻線n1
印加し、負荷4に電圧を供給する。ここで、負荷
4に流れる電流の発振トランスT1の巻数比に相
当する電流がトランジスタQ2に流れる。したが
つて、トランジスタQ2には商用電源1からチヨ
ークコイルL0に電磁エネルギを蓄積するための
電流と負荷4に供給する電流との合成した電流が
流れる。次に、トランジスタQ2がオフした直後
にはトランジスタQ1がオフしている期間が設定
されてあり、この期間では、トランジスタQ2
オフした後にチヨークコイルL0に蓄積された電
磁エネルギは帰還ダイオードD1、平滑コンデン
サC0、整流回路2を通して放出され、平滑コン
デンサC0を充電する。トランジスタQ1がオンす
ると、トランジスタQ2がオンした場合と同時に
平滑コンデンサC0の電圧をコンデンサC1,C2
分圧した電圧を発振トランスT1の一次巻線n1
印加し、負荷4に電圧を供給する。このようにし
てトランジスタQ1,Q2のスイツチング周波数の
交流電圧が負荷4に供給される。 負荷4に電流が流れると、カレントトランス
CTに出力信号が誘起され、発振回路9のトラン
ジスタQ4がオンする。トランジスタQ4がオンす
ると、分圧抵抗R8,R9によつて決まる電圧がIC1
に印加されて所定の周波数で動作する。ここで、
負荷4が無負荷になるとカレントトランスCTの
出力信号がなく、トランジスタQ4がオフし、分
圧抵抗R7,R8,R9によつてIC1に印加される電圧
は負荷4がある場合に比べて低くなり、IC1の発
振周波数は高くなる。即ち、カレントトランス
CTと発振回路9とによつて負荷4がある場合に
は発振周波数が低く、負荷4がない場合には発振
周波数が高くなるようにできる。このように、カ
レントトランスCTはインバータ回路3の出力電
流に基づいて負荷4の有無を検出する負荷検出手
段として機能し、トランジスタQ4は負荷4が接
続されていないときに制御回路8によるトランジ
スタQ2のオン、オフの周波数を負荷4が接続さ
れているときよりも高く設定するスイツチング周
波数切換手段として機能するのである。したがつ
て、負荷4がなく平滑コンデンサC0の放電電流
がない場合にトランジスタQ1,Q2のオン、オフ
の繰返し周波数が高くなるので、トランジスタ
Q2がオンしてチヨークコイルL0に蓄積されるエ
ネルギは小さくなる。あるいは、トランジスタ
Q2の動作周波数が高くなるため、チヨークコイ
ルL0のインピーダンスが高くなり、チヨークコ
イルL0に流れる電流が小さくなる。トランジス
タQ2がオフするとチヨークコイルL0に蓄積され
たエネルギは平滑コンデンサC0に放出されるが、
チヨークコイルL0に蓄積されるエネルギが小さ
いので、放出されるエネルギも小さくなり、平滑
コンデンサC0は異常に昇圧することがなく、イ
ンバータ回路3を構成するトランジスタQ1,Q2
を破壊することがない。負荷4として放電灯を用
いる場合には、スイツチング周波数が高く、高周
波電圧の場合に放電灯の発光効率の向上、安定素
子の小形化、省電力化等の点より効果が大きく、
又、チヨークコイルL0、トランジスタQ2、帰還
ダイオードD1および平滑コンデンサC0によつて
昇圧形チヨツパー平滑回路12が形成され、チヨ
ークコイルを小形、軽量にできる上、この昇圧形
チヨツパー平滑回路12はインバータ回路3のト
ランジスタQ2、帰還ダイオードD1を共用してい
るので、回路構成を簡単にできる。 第3図は本考案の他の実施例で、チヨークコイ
ルL0、トランジスタQ2、帰還ダイオードD1、平
滑コンデンサC0およびダイオードD5によつて降
圧形チヨツパー平滑回路13を形成したもので、
この場合もインバータ回路3のトランジスタQ2
帰還ダイオードD1を共用して回路構成を簡単に
できる上、第1図の実施例と同様の作用効果が得
られる。 〔考案の効果〕 上述のように本考案は、負荷が接続されない場
合の周波数を負荷が接続されている場合の周波数
より高く設定したから、無負荷時に出力電圧が異
常に昇圧するのを防止できる上、入力力率を悪く
することなくほぼ一定の高周波電圧を出力でき、
しかも回路構成が簡単で安価にできるという効果
を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の回路図、第2図は
同上の制御回路の回路図、第3図は本考案の他の
実施例の回路図、第4図および第5図は従来の電
源装置の回路図である。 1……商用電源、2……整流回路、3……イン
バータ回路、4……負荷、L0……チヨークコイ
ル、Q1,Q2……スイツチ素子としてのトランジ
スタ、C0……平滑コンデンサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 交流電源を整流する整流回路と、平滑コンデン
    サの両端に直列接続されるインバータ回路の構成
    要素である第1、第2のスイツチング素子と、第
    1、第2のスイツチング素子とそれぞれ逆並列に
    接続される第1、第2のダイオードと、前記整流
    回路の出力端間に前記第2のスイツチング素子を
    介して接続されるチヨークコイルと、前記両スイ
    ツチング素子を交互にオン、オフ制御する制御回
    路とを備え、第2のスイツチング素子のオン状態
    の場合にチヨークコイルに蓄積されたエネルギー
    が、第2のスイツチング素子のオフ状態の場合に
    チヨークコイルから第1のダイオードを介して平
    滑コンデンサを充電する電源装置において、制御
    回路は前記インバータ回路の出力電流値に基づい
    て負荷の有無を検出する負荷検出手段と、前記負
    荷検出手段により負荷が接続されていないことが
    検出されると負荷が接続されているときよりも前
    記スイツチ素子をオン、オフする周波数を高く設
    定するスイツチング周波数切換手段とを備えて成
    る電源装置。
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