JPH0686542A - 電源装置、放電灯点灯装置及び照明器具 - Google Patents

電源装置、放電灯点灯装置及び照明器具

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JPH0686542A
JPH0686542A JP4231985A JP23198592A JPH0686542A JP H0686542 A JPH0686542 A JP H0686542A JP 4231985 A JP4231985 A JP 4231985A JP 23198592 A JP23198592 A JP 23198592A JP H0686542 A JPH0686542 A JP H0686542A
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JP
Japan
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voltage
circuit
discharge lamp
power supply
inductor
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JP4231985A
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English (en)
Inventor
Fuminori Nakaya
文則 仲矢
Kiyoteru Kosa
清輝 甲佐
Kazutoshi Mita
一敏 三田
Shinya Shirata
信弥 白田
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成で安定した駆動電圧を制御回路に
供給することができる電源装置、放電灯点灯装置及び照
明器具を提供することを目的としている。 【構成】 昇圧型チョッパ回路4のインダクタ21に設
けた補助巻線31で発生する電圧を、倍電圧整流回路3
6で整流、平滑して直流に変換し、この直流電圧を駆動
電圧として制御回路8,9に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、商用電源電圧を直流電
圧に変換する昇圧型チョッパ回路を備えた電源装置と、
この電源装置を用いた放電灯を点灯させる放電灯点灯装
置及びこの放電灯点灯装置を用いた照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、放電灯を点灯させるためには点
灯装置が必要である。第3図は、高周波電圧を用いた放
電灯点灯回路の一従来例を示すものであり、商用電源1
01から与えられる50〜60[Hz],100〜20
0[V]等の交流電圧は、高周波雑音低減回路102を
介して整流回路103で全波整流され、平滑回路104
で平滑化された後、インバータ回路105に供給され
る。
【0003】そして、インバータ回路105で直流電圧
を高周波電圧に変換することにより、出力トランス10
6の一次巻線106a側に高周波電圧が発生するので、
二次巻線106a側には昇圧された高周波電圧が発生
し、放電灯107が点灯する。
【0004】上記した放電灯点灯装置においては、平滑
回路104、インバータ回路105をそれぞれ駆動制御
する制御回路108,109を動作させるために直流電
源が接続されている。
【0005】このため、図3に示した従来の放電灯点灯
装置では、例えば高周波雑音低減回路102の入力側か
ら商用電源電圧をトランス110を介して降圧し、ダイ
オード111と平滑コンデンサ112で整流平滑して直
流電圧を得、得られた直流電圧を制御回路108,10
9に駆動電圧として供給していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の放電灯点灯装置では、商用電源電圧をトランス
110を介して12V程度の直流電圧に降圧して制御回
路108,109の駆動電圧を得ているので、大型のト
ランスが必要となり、放電灯点灯装置が大型化し、しか
も重量が増加するという問題があった。
【0007】また、平滑回路104の出力を抵抗分圧し
て駆動電圧を得ることも考えられるが、この場合は、分
圧抵抗による電力損失が増大してしまう問題がある。
【0008】本発明は上記した課題を解決する目的でな
され、平滑回路やインバータ回路の制御回路に従来のよ
うに大型のトランス等を用いることなく、しかも、電力
損失を軽減して安定した直流の駆動電圧を供給すること
ができる電源装置、放電灯点灯装置及び照明器具を提供
しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために請求項1記載の本発明では、商用電源電圧を全波
整流する整流回路と、電力蓄積用のインダクタ、スイッ
チング装置および平滑用のコンデンサを有し前記整流回
路で全波整流された直流電圧を平滑化直流電圧にする昇
圧型チョッパ回路と、該昇圧型チョッパ回路で得られた
直流電圧を供給される負荷装置と、前記昇圧型チョッパ
回路を定出力化駆動制御する制御回路とを具備し、前記
昇圧型チョッパ回路の前記インダクタに補助巻線を設
け、前記補助巻線で発生する前記インダクタの発生電圧
に比例した電圧を倍電圧整流し、この倍電圧整流電圧
を、前記制御回路に駆動電圧として供給することを特徴
としている。
【0010】また、請求項2記載の本発明では、商用電
源電圧を全波整流する整流回路と、電力蓄積用のインダ
クタ、スイッチング装置および平滑用のコンデンサを有
し前記整流回路で全波整流された直流電圧を平滑化直流
電圧にする昇圧型チョッパ回路と、該昇圧型チョッパ回
路で平滑された直流電圧を高周波電圧に変換するインバ
ータ回路と、前記昇圧型チョッパ回路、インバータ回路
をそれぞれ駆動制御する制御回路とを有し、前記インバ
ータ回路で得られた前記高周波電圧を放電灯に供給して
点灯させる放電灯点灯装置において、前記昇圧型チョッ
パ回路の前記インダクタに補助巻線を設け、前記補助巻
線で発生する前記インダクタの発生電圧に比例した電圧
を倍電圧整流し、この倍電圧整流電圧を、前記昇圧型チ
ョッパ回路及び/又はインバータ回路の前記制御回路に
駆動電圧として供給する電源装置を備えたことを特徴と
している。
【0011】また、請求項3記載の本発明では、放電灯
と、この放電灯を点灯する請求項2の放電灯点灯装置
と、前記放電灯点灯装置および前記放電灯が取付けられ
る照明器具本体とを備えたことを特徴としている。
【0012】
【作用】請求項1,2,3記載の本発明によれば、昇圧
型チョッパ回路のインダクタに設けた補助巻線で発生す
るインダクタの発生電圧に比例した電圧を倍電圧整流
し、この倍電圧整流電圧を制御回路の駆動電源とするこ
とにより、安定した電圧が得られ、かつ、リップルの小
さい直流電圧が得られる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
【0014】図1は、本発明に係る電源装置を用いた放
電灯点灯装置を示す回路構成図である。この図に示すよ
うに、この放電灯点灯装置は、商用電源(例えば周波
数:50Hz、電圧:100V)1と、商用電源1から
供給される商用電源電圧の高周波雑音成分を低減する高
周波雑音低減回路2と、この商用電源電圧を全波整流す
る整流回路3と、整流後の脈動電圧を整流平滑して直流
電圧にする昇圧型チョッパ回路(以下、チョッパ回路と
いう)4と、この直流電圧を高周波交流電圧に変換する
インバータ回路5と、この高周波交流電圧を昇圧して放
電灯7を点灯させる変圧器6と、チョッパ回路4、イン
バータ回路5をそれぞれ駆動制御する制御回路8,9
と、制御回路8,9に駆動電圧を供給する電源装置30
を有している。
【0015】チョッパ回路4は、整流回路3から入力さ
れる脈動電圧を、スイッチイング装置である例えばFE
T20でON,OFFし、ON時に電力蓄積用のインダ
クタ21に蓄積した電力をOFF時に平滑用のコンデン
サCに供給する。
【0016】上記したチョッパ回路4の動作は、制御回
路8によって出力一定化制御される。この出力一定化制
御はどのような手段によってもよいが、例えば周知のよ
うに、抵抗R等により平滑コンデンサCの両端電圧を検
出し、この検出電圧が一定化するようにFET20をP
WM制御するものであってもよい。
【0017】インバータ回路5は、どのようなものでも
よい。本実施例では、直列に接続されたFET22,2
3と、直列に接続されたコンデンサ24,25とが並列
に接続され、この両端はチョッパ回路4から入力される
直流電圧のプラス側、及びマイナス側に接続されてい
る。また、FET22,23の中点と各コンデンサ2
4,25の中点は、コイル26とコンデンサ27とで構
成される共振回路を介して接続されており、コンデンサ
27と並列に変圧器6の一次巻線6a側が接続され、放
電灯7側に二次巻線6bが接続されている。
【0018】そして、インバータ回路5は制御回路9の
制御下でFET22,23が高速で交互にON,OFF
動作するので、コイル26とコンデンサ27で構成され
る共振回路には高周波の交流電圧が流れる。これによっ
て、変圧器6の一次巻線6aに高周波電圧が発生するの
で、二次巻線6bには昇圧された高周波電圧が発生し、
放電灯7が点灯する。制御回路9は、放電灯7に印加す
る電圧を適宜調整するために、外部信号、帰還信号等に
よりスイッチング素子(本実施例ではFET22,2
3)のON,OFF周波数、オンデューティを可変のも
のを可とする。
【0019】制御回路8,9に駆動電圧を供給する電源
装置30は、チョッパ回路4のインダクタ21に設けた
補助巻線31と、コンデンサ32,35、ダイオード3
3,34で構成される倍電圧整流回路36を有してい
る。
【0020】そして、補助巻線31で発生する交流電圧
を倍電圧整流回路36で整流、平滑して12V程度の直
流電圧に変換し、制御回路8,9の駆動電圧として供給
される。本発明において補助巻線31は、インダクタ2
1にタップを設けてインダクタ21の一部を利用するも
のであってもよい。
【0021】チョッパ回路4の昇圧用のインダクタ21
に設けた補助巻線31で発生する電圧は、チョッパ回路
4の出力電圧に比例し、チョッパ回路4は一定化制御さ
れているので、安定した駆動電圧が得られ、また、制御
回路8,9のUVLO(Under Voltage
Lock Out)をチョッパ回路4の出力電圧に応じ
て動作させることができる。
【0022】また、補助巻線31で発生する電圧を倍電
圧整流して振幅に応じた電圧(peakto peak)を得てい
るので、リップルが小さくそれだけ倍電圧整流回路36
のコンデンサ32,35の容量を小さくできる。これに
対して半波整流することも考えられるが、この場合はリ
ップルが大きくそれだけ容量の大きいコンデンサが必要
となる。
【0023】尚、前記実施例では、電源装置30から得
られる駆動電圧を、チョッパ回路4とインバータ回路5
の各制御回路8,9に供給したが、どちらか一方だけに
供給する構成でもよい。もとより、負荷装置としては、
前記したインバータ回路および放電灯以外のものであっ
てもよい。
【0024】図2は、上記した放電灯点灯装置を用いた
照明装置を示す概略断面図である。この図に示すよう
に、この照明装置は、照明器具本体40内に図1に示し
た構成から成る放電灯点灯装置50を収納して、照明器
具本体40の表面に2つの放電灯7が取付けられてい
る。この照明装置も上記した放電灯点灯装置50を備え
ているので、安定した駆動電圧をチョッパ回路4、イン
バータ回路5の各制御回路8,9に供給することができ
る。
【0025】
【発明の効果】以上、実施例に基づいて具体的に説明し
たように請求項1,2,3記載の本発明によれば、チョ
ッパ回路のインダクタに設けた補助巻線で発生する電圧
から制御回路の駆動電圧を得ることにより、簡単な構成
で安定した駆動電圧を制御回路に供給することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電源装置を用いた放電灯点灯装置
を示す回路構成図である。
【図2】本発明に係る放電灯点灯装置を用いた照明装置
を示す概略断面図である。
【図3】従来の放電灯点灯装置を示す概略構成図であ
る。
【符号の説明】
1 商用電源 3 整流回路 4 チョッパ回路 5 インバータ回路 6 変圧器 7 放電灯 8,9 制御回路 21 インダクタ 30 電源装置 31 補助巻線 36 倍電圧整流回路 40 照明器具本体 50 放電灯点灯装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白田 信弥 東京都港区三田一丁目4番28号 東芝ライ テック株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用電源電圧を全波整流する整流回路
    と、電力蓄積用のインダクタ、スイッチング装置および
    平滑用のコンデンサを有し前記整流回路で全波整流され
    た直流電圧を平滑化直流電圧にする昇圧型チョッパ回路
    と、該昇圧型チョッパ回路で得られた直流電圧を供給さ
    れる負荷装置と、前記昇圧型チョッパ回路を定出力化駆
    動制御する制御回路とを具備し、 前記昇圧型チョッパ回路の前記インダクタに補助巻線を
    設け、前記補助巻線で発生する前記インダクタの発生電
    圧に比例した電圧を倍電圧整流し、この倍電圧整流電圧
    を、前記制御回路に駆動電圧として供給することを特徴
    とする電源装置。
  2. 【請求項2】 商用電源電圧を全波整流する整流回路
    と、電力蓄積用のインダクタ、スイッチング装置および
    平滑用のコンデンサを有し前記整流回路で全波整流され
    た直流電圧を平滑化直流電圧にする昇圧型チョッパ回路
    と、該昇圧型チョッパ回路で平滑された直流電圧を高周
    波電圧に変換するインバータ回路と、前記昇圧型チョッ
    パ回路、インバータ回路をそれぞれ駆動制御する制御回
    路とを有し、前記インバータ回路で得られた前記高周波
    電圧を放電灯に供給して点灯させる放電灯点灯装置にお
    いて、 前記昇圧型チョッパ回路の前記インダクタに補助巻線を
    設け、前記補助巻線で発生する前記インダクタの発生電
    圧に比例した電圧を倍電圧整流し、この倍電圧整流電圧
    を、前記昇圧型チョッパ回路及び/又はインバータ回路
    の前記制御回路に駆動電圧として供給する電源装置を備
    えたことを特徴とする放電灯点灯装置。
  3. 【請求項3】 放電灯と、この放電灯を点灯する請求項
    2の放電灯点灯装置と、 前記放電灯点灯装置および前記放電灯が取付けられる照
    明器具本体とを備えたことを特徴とする照明器具。
JP4231985A 1992-08-31 1992-08-31 電源装置、放電灯点灯装置及び照明器具 Pending JPH0686542A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011055574A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Kyocera Mita Corp 電源回路
JP2017175892A (ja) * 2016-03-25 2017-09-28 東芝ライテック株式会社 電源装置及びこの電源装置を備えた照明装置
EP3487055A1 (de) * 2017-11-20 2019-05-22 OSRAM GmbH Hilfsspannungsversorgung

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011055574A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Kyocera Mita Corp 電源回路
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