JPS585130B2 - 鉛合金板状体裁断装置 - Google Patents

鉛合金板状体裁断装置

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JPS585130B2
JPS585130B2 JP6636979A JP6636979A JPS585130B2 JP S585130 B2 JPS585130 B2 JP S585130B2 JP 6636979 A JP6636979 A JP 6636979A JP 6636979 A JP6636979 A JP 6636979A JP S585130 B2 JPS585130 B2 JP S585130B2
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JP
Japan
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blade
groove
cutting
lead alloy
movable
Prior art date
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Expired
Application number
JP6636979A
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English (en)
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JPS55157419A (en
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坂田有三
森井知
森本佳成
鈴木俊二
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Resonac Corp
Original Assignee
Shin Kobe Electric Machinery Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、鉛或は鉛合金からなる板状体の裁断装置の改
良に関する。
従来、例えば、鉛蓄電池用格子体は、溶融鉛或は鉛合金
を適当な金型に注入して鋳造され、同化後金型から取出
して不要部分を裁断除去することにより製造される。
裁断は、可動刃と固定刃との剪断作用により行なわれる
が、鋳造直後の軟かい鉛合金格子体、例えば、カルシウ
ム合金、低アンチモン合金、ストロンチウム合金等から
なる格子体は、裁断部に所謂かえりを生じ固定刃に付着
する欠点がある。
即ち、第１図イ乃至ハに示すように、可動刃１は、該可
動刃１と固定刃２により格子体３を裁断した後も若干降
下するので、可動刃１と接触している格子体３の裁断面
は可動刃１と固定刃２との間隙に引き込まれ下向きのか
えり４が発生する。
かえり４は、可動刃１が上昇した後も固定刃２に付着し
たままとなるので裁断後の格子体３は良好に除去されず
、順次送られてくる格子体を連続裁断するときには、格
子体の二重裁断や、裁断不良を生じる。
上記の欠点を解決するために、固定刃とその取付は台と
の間に間隙を設け、該間隙から圧縮空気を吹き出させて
付着している格子体を除去することも提案されているが
、格子体が十分風圧を受けるような形状でない限り効果
はない。
本発明は、可動刃と固定刃により裁断した格子体等被裁
断板状体を固定刃から容易に離脱させることを目的とし
、この目的を達成するために、可動刃の内側に刃幅方向
の溝部を形成した。
溝の下縁は、可動刃の最下点において固定刃の上面より
下になるようにし、これにより、裁断完了後可動刃が若
干降下しても可動刃の上昇工程では、裁断により発生し
た下向きのかえりを溝部の下縁に引っ掛けて、固定刃に
付着した格子体を容易に離脱させることができる。
本発明の一実施例を第２図、第３図により説明する。
可動刃５，５′は取付台６に固着され、例えば、格子体
鋳造機の原動機からチェーンなどにより動力伝達を受け
たフライホール７、クランク８の作用によりガイドピン
９に沿って上下運動する。
固定力２，２′は鋳造機フレームに設置した取付台１０
に固着されている。
取付台６にはスプリング１１を介して押え板１２が取り
付けられ、紋押え板１２は、取付台１０に裁置した格子
体３を裁断直前から完了まで一定圧力で押圧固定する構
造となっている。
第３図における左側より送り込まれた格子体３はストッ
パー１３により所定の裁断位置で停止する。
可動刃５，５′の内側には刃幅方向に深さ１ｍｍ、幅１
０ｍｍの溝１４を形成してあり、該溝１４の下縁は、可
動刃５，５′が最下点にあるとき格子体３に発生したか
えり４より下に位置するよう調整されている。
従って、第４図イ乃至ハに示すように、裁断時に発生し
たがえり４が、可動刃５の上昇工程で溝１４の下縁に引
っ掛かり、容易に格子体３を固定刃２から離脱すること
ができる。
そして、可動刃５，５′が最下点にあるときでも、溝１
４の上縁が固定刃２の上面より上にあるように調整して
おけば、可動刃５，５′が再度格子体３の裁断面に接触
してかえり４を固定刃２に圧着させることはない。
可動刃５，５′の内側に形成する溝１４の断面形状は、
第５図に示すよう種々設定できるが、格子体裁断面に発
生したがえり４を引っ掛は易いよう溝１４の下縁は鋭利
にしておくとよい。
また可動刃５，５′は傾斜させて取付けられることを考
慮し、第６図に示すように溝１４の下縁は可動刃５，５
′と平行に、上縁は固定刃２，２′と平行に形成しても
よいし、第７図に示すように上縁、下縁共可動刃５．５
′と平行なるよう形成してもよい。
上述のように本発明装置を使用することにより、固定刃
に付着した被裁断物を円滑に離脱することができ、連続
裁断中に発生する裁断不良事故は皆無となり、稼動率を
向上できる点、極めて工業的価値の大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第１図は従来の裁断工程を示す断面図、第２図は本発明
の一実施例を示す正面図、第３図は第２図のＡ−Ａ’線
に沿う断面図、第４図は本発明装置による裁断工程を示
す断面図、第５図は本発明に使用する可動刃の溝形状を
示す側面図、第６図および第７図は本発明に使用する可
動刃の溝形状を示す正面図である。 ２．２′は固定刃、５，５′は可動刃、１４は溝。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 １ 可動刃と固定刃からなり、可動刃の内側には刃幅方
    向に溝を形成すると共に溝の下縁が可動刃の最下点にお
    いて固定刃の上面より下になるように構成した鉛合金板
    状体裁断装置。 ２ 溝の上縁が可動刃の最下点において固定刃の上面よ
    り上になるように構成した実用新案登録請求の範囲第１
    項記載の鉛合金板状体裁断装置。
JP6636979A 1979-05-29 1979-05-29 鉛合金板状体裁断装置 Expired JPS585130B2 (ja)

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JPS55157419A JPS55157419A (en) 1980-12-08
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JP2773828B2 (ja) * 1992-03-26 1998-07-09 富士写真フイルム株式会社 積重金属板の断裁刃
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JP6688816B2 (ja) * 2018-02-06 2020-04-28 太平電業株式会社 鉛板の切断方法および装置
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