JPS5851264B2 - 熱定着ロ−ラ− - Google Patents
熱定着ロ−ラ−Info
- Publication number
- JPS5851264B2 JPS5851264B2 JP3629080A JP3629080A JPS5851264B2 JP S5851264 B2 JPS5851264 B2 JP S5851264B2 JP 3629080 A JP3629080 A JP 3629080A JP 3629080 A JP3629080 A JP 3629080A JP S5851264 B2 JPS5851264 B2 JP S5851264B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat fixing
- fixing roller
- wear
- atmosphere
- oxygen concentration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/20—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
- G03G15/2003—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
- G03G15/2014—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
- G03G15/2053—Structural details of heat elements, e.g. structure of roller or belt, eddy current, induction heating
- G03G15/2057—Structural details of heat elements, e.g. structure of roller or belt, eddy current, induction heating relating to the chemical composition of the heat element and layers thereof
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は耐摩耗性の優れた含ふっ素樹脂膜を被覆した金
属製熱定着ローラーに関する。
属製熱定着ローラーに関する。
含ふっ素樹脂膜にて被覆した金属製熱定着ローラーが複
写機、コンピューター、ファクシミリ−などに多く用い
られているのは含ふっ素樹脂膜の表面が非粘着性、耐熱
性、すべり性、耐食性に富み、しかも金属製熱定着ロー
ラーへの接着性を向上させる被覆方法が用いられ、また
含ふっ素樹脂膜の表面の硬さも適当しているからである
。
写機、コンピューター、ファクシミリ−などに多く用い
られているのは含ふっ素樹脂膜の表面が非粘着性、耐熱
性、すべり性、耐食性に富み、しかも金属製熱定着ロー
ラーへの接着性を向上させる被覆方法が用いられ、また
含ふっ素樹脂膜の表面の硬さも適当しているからである
。
しかるに複写機、コンピューター、ファクシミリ−など
に使用するときには熱や圧力の加わった状態でローラー
表面から紙又はフィルムを分離するために、分離づめ、
表面温度検出部、クリーニングフェルト、ブレード、さ
らには紙、フィルムなどによりローラー表面は摩擦や引
き割きを受けるとともに熱や圧力の変化による割れ目が
生じて摩耗する。
に使用するときには熱や圧力の加わった状態でローラー
表面から紙又はフィルムを分離するために、分離づめ、
表面温度検出部、クリーニングフェルト、ブレード、さ
らには紙、フィルムなどによりローラー表面は摩擦や引
き割きを受けるとともに熱や圧力の変化による割れ目が
生じて摩耗する。
この摩耗状態によってはトナーがローラー表面に付着し
、蓄積してオフセット現象を発生し、定着不能となる欠
点があった。
、蓄積してオフセット現象を発生し、定着不能となる欠
点があった。
本発明は以上のことを考慮して、各種の方法で被覆した
含ふっ素樹脂膜を焼付固定するときに酸素濃度が大気中
より低いふん囲気で焼付することにより摩耗量の少ない
、すなわち耐摩耗性のよい熱定着ローラーを提供するも
のである。
含ふっ素樹脂膜を焼付固定するときに酸素濃度が大気中
より低いふん囲気で焼付することにより摩耗量の少ない
、すなわち耐摩耗性のよい熱定着ローラーを提供するも
のである。
含ふっ素樹脂としては四ふつ化エチレン樹脂(以下PT
FEと称する)、パーフロロアルコキシ樹脂(以下PF
Aと称する)、四ふつ化エチレンー六ぶつ化プロピレン
共重合体樹脂(以下FEPと称する)などが良く用いら
れる。
FEと称する)、パーフロロアルコキシ樹脂(以下PF
Aと称する)、四ふつ化エチレンー六ぶつ化プロピレン
共重合体樹脂(以下FEPと称する)などが良く用いら
れる。
またPFAとFEPはプライマーを必要としないで接着
性が良く、更に熱硬化性樹脂を混合して得られるPFA
と熱硬化性樹脂、FEPと熱硬化性樹脂、PFAとFE
Pと熱硬化性樹脂との混合樹脂にて被覆した金属製熱定
着ローラーは耐摩耗性に富む樹脂膜を有するが、更に大
気中の酸素濃度より低い酸素濃度のふん囲気中で焼き付
けることを特徴とした熱定着ローラーである。
性が良く、更に熱硬化性樹脂を混合して得られるPFA
と熱硬化性樹脂、FEPと熱硬化性樹脂、PFAとFE
Pと熱硬化性樹脂との混合樹脂にて被覆した金属製熱定
着ローラーは耐摩耗性に富む樹脂膜を有するが、更に大
気中の酸素濃度より低い酸素濃度のふん囲気中で焼き付
けることを特徴とした熱定着ローラーである。
なおこのとき酸素濃度は3%以下が好ましく酸素濃度の
低いふん囲気は電気炉、還元炎などで得られる。
低いふん囲気は電気炉、還元炎などで得られる。
図は焼付ふん囲気の酸素濃度と耐摩耗性の関係を銘木松
原式摩耗試験法により、横軸に酸素濃度幅、縦軸に摩耗
係数10 (i/ky・扉)をとり、無給油状態でス
ラスト摩耗係数を下記条件にて測定した。
原式摩耗試験法により、横軸に酸素濃度幅、縦軸に摩耗
係数10 (i/ky・扉)をとり、無給油状態でス
ラスト摩耗係数を下記条件にて測定した。
試験片は40mm×40mm×2mmのアルミ板の表面
をトリクロールエチレン脱脂をして、この表面に電圧3
5KV静電塗付で、PFA。
をトリクロールエチレン脱脂をして、この表面に電圧3
5KV静電塗付で、PFA。
PTFE、FEPを塗付したもので、負荷=5kg/a
1すべり速度= 30 m/rnin、相手材はステン
レスのSUS 304の表面を500豐研摩紙仕上げを
したものを使用した。
1すべり速度= 30 m/rnin、相手材はステン
レスのSUS 304の表面を500豐研摩紙仕上げを
したものを使用した。
図から、焼付ふん囲気の酸素濃度が低い程、摩耗係数が
小さくなり、耐摩耗性が向上していることを実証してい
る。
小さくなり、耐摩耗性が向上していることを実証してい
る。
次に実施例について説明する。
実施例
直径39間、長さ330間、厚さ3田A5056アルミ
ニウム合金製熱定着ローラーをトリクロールエチレン脱
脂した後、PFA粉末(平均粒径20μ扉)を35KV
の電圧で静電塗付した上で、酸素濃度1饅の電気炉内で
、350℃にて30分間焼付けをした。
ニウム合金製熱定着ローラーをトリクロールエチレン脱
脂した後、PFA粉末(平均粒径20μ扉)を35KV
の電圧で静電塗付した上で、酸素濃度1饅の電気炉内で
、350℃にて30分間焼付けをした。
炉外放冷後、PFA被覆層の表面荒さを0.48に研摩
し、30μ扉の厚さの樹脂層を形成した。
し、30μ扉の厚さの樹脂層を形成した。
本ローラーをコピーテストした結果40万コピー後の摩
耗量が約1.8μmであり、大気中で焼付けをしたロー
ラーよりも4倍の寿命となった。
耗量が約1.8μmであり、大気中で焼付けをしたロー
ラーよりも4倍の寿命となった。
以上説明したように、本発明は酸素濃度が大気中より低
いふん囲気内で焼付することにより、表面に含ふっ素樹
脂膜を被覆した複写機用金属製熱定着ローラーの摩耗量
を減少し、耐摩耗性のよい熱定着ローラーを提供するこ
とを特徴とする。
いふん囲気内で焼付することにより、表面に含ふっ素樹
脂膜を被覆した複写機用金属製熱定着ローラーの摩耗量
を減少し、耐摩耗性のよい熱定着ローラーを提供するこ
とを特徴とする。
図は酸素濃度多が減少するにともない摩耗係数IQ−1
0(d/kg・m)が減少することを示す。 図の中の記号−〇−はPFA、−Δ−はPTFE。 −×−はFEPを塗付した場合である。
0(d/kg・m)が減少することを示す。 図の中の記号−〇−はPFA、−Δ−はPTFE。 −×−はFEPを塗付した場合である。
Claims (1)
- 1 表面に含ふっ素樹脂膜を被覆して、低酸素濃度ふん
囲気中で焼成したことを特徴とする耐摩耗性複写機用金
属製熱定着ローラー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3629080A JPS5851264B2 (ja) | 1980-03-24 | 1980-03-24 | 熱定着ロ−ラ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3629080A JPS5851264B2 (ja) | 1980-03-24 | 1980-03-24 | 熱定着ロ−ラ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56133770A JPS56133770A (en) | 1981-10-20 |
JPS5851264B2 true JPS5851264B2 (ja) | 1983-11-15 |
Family
ID=12465661
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3629080A Expired JPS5851264B2 (ja) | 1980-03-24 | 1980-03-24 | 熱定着ロ−ラ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5851264B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60224055A (ja) * | 1984-04-20 | 1985-11-08 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 酸素センサ−の検出基板 |
JPS613049A (ja) * | 1984-06-16 | 1986-01-09 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 酸素センサ−の検出基板 |
JPS61186847A (ja) * | 1985-02-09 | 1986-08-20 | ドレーゲルヴエルク・アクチエンゲゼルシヤフト | 複数個のセンサ素子を有するガスセンサ |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4567349A (en) * | 1982-11-15 | 1986-01-28 | Xerox Corporation | Heat and pressure fuser apparatus |
JPS60172170U (ja) * | 1984-04-21 | 1985-11-14 | 株式会社 荒井製作所 | 定着用加熱ロ−ラ− |
JPH0827572B2 (ja) * | 1986-05-30 | 1996-03-21 | ミノルタ株式会社 | 熱ロ−ラ定着装置 |
JPS639255U (ja) * | 1986-07-04 | 1988-01-21 | ||
JP2718738B2 (ja) * | 1988-02-02 | 1998-02-25 | 群馬アルミニウム 株式会社 | 印刷機用被覆ロール |
-
1980
- 1980-03-24 JP JP3629080A patent/JPS5851264B2/ja not_active Expired
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60224055A (ja) * | 1984-04-20 | 1985-11-08 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 酸素センサ−の検出基板 |
JPS613049A (ja) * | 1984-06-16 | 1986-01-09 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 酸素センサ−の検出基板 |
JPS61186847A (ja) * | 1985-02-09 | 1986-08-20 | ドレーゲルヴエルク・アクチエンゲゼルシヤフト | 複数個のセンサ素子を有するガスセンサ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56133770A (en) | 1981-10-20 |
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